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はじまり③
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「僕の可愛いお嫁さんに戻るまで、しーちゃんのこと、躾直してあげる」
折人の人並み以上にでかいものが、根元まで一気に突き込まれた。
俺はまだオメガに変化しきっていなかったが、それでも番のアルファの匂いに反応して尻穴は僅かに湿っていた。
真上から叩き込まれるように俺は何度も犯された。
「おぇっ……折人っ……この体勢きついって」
「黙れよ白恒(しらつね)。悪さをしたオメガを躾けるのは、番のアルファの役目だ」
同じアルファであったはずなのに、俺は折人の覇気に負けて体が硬直した。
「うぅ……んっ……だめ……」
「白恒、中がどんどん濡れてきてる」
「こすられると、気持ち良くなっちゃうから……早く抜いて……」
時間が経つにつれて体はどんどんオメガ化していく。
俺の穴も、ただの排泄器官から男を気持ち良くさせるための性器へ変化していった。
「こんな感じまくってちゃ、躾にならないじゃないか!」
眉をひそめた折人は、ただでさえ激しかった突き上げをさらに乱暴なものにして俺の中をぐちゃぐちゃにかき混ぜた。
「僕のものになれよ、白恒……しーちゃん。絶対幸せにしてやるからさ」
俺からすれば、今この状況が人生で一番不幸な出来事なんだが。
そう思っても、どこか必死な顔で俺を犯す幼馴染に少し同情してきた。
「んっ……なあ折人、お前、俺のことずっと好きだったの?」
「好き……、生まれた時からずっと好きだった。番になるならしーちゃん以外ありえないってずっと思ってた」
「ふーん」
でもバース検査で俺も折人もアルファだった。
その時の彼の気持ちを考えると、俺まで胸が締め付けられるように感じた。
「しーちゃんは、僕のこと好き?」
「俺は……」
大嫌いだ、と言おうとして口をつぐんだ。
その言葉を思い浮かべた時、なぜだか胸の奥にちくりとした痛みが走ったのだ。
俺はこいつに対してもしかして、万に一つだけでも好意を持ってしまっているのだろうか。
「俺は、お前のこと……好きなんて言うわけねーだろうが! 変態レイプ野郎!」
大声で言い返した俺に、折人は泣きそうな顔で笑った。
「そんな無駄な意地貼ってる余裕なんて、全部無くしてあげる。ほら、ここ気持ちいいでしょ?」
「あぁんっ……やっ……折人ぉ……!」
折人の肉棒が角度を変えて、俺の前立腺をゴリゴリと削った。
俺はあまりの快楽に、体の腰に足を回してねだるようね尻を押し付けた。
肉穴の奥からはオメガの愛液がじわじわと湧き出て、二人の交接する場所をはしたない音が出るほど濡らす。
「すごっ……気持ちいいっ……アルファのおちんぽで……イっちゃうぅう!」
俺はぎゅっと目をつぶって高みへ登る快楽に身を任せた。
体は激しく痙攣し、ふにゃふにゃの陰茎からは勢いのない白濁液が滴っている。
「僕もイキそう……しーちゃん、しーちゃん! 愛してるよ」
そう言って折人は何度か腰を深く突き入れると、最後に俺の中で激しく肉棒を震わせた。
昨日あれだけ中出ししたとは思えないほどの精液が俺の中に注ぎ込まれた。
「愛してる、しーちゃん」
どこか幼い顔をして両手で抱きついてくるアルファの体を、俺はそっと抱き返した。
「中に出してんじゃねーぞ、ばか折人」
俺と折人はその夜、朝まで繋がったまま眠りについた。
折人の人並み以上にでかいものが、根元まで一気に突き込まれた。
俺はまだオメガに変化しきっていなかったが、それでも番のアルファの匂いに反応して尻穴は僅かに湿っていた。
真上から叩き込まれるように俺は何度も犯された。
「おぇっ……折人っ……この体勢きついって」
「黙れよ白恒(しらつね)。悪さをしたオメガを躾けるのは、番のアルファの役目だ」
同じアルファであったはずなのに、俺は折人の覇気に負けて体が硬直した。
「うぅ……んっ……だめ……」
「白恒、中がどんどん濡れてきてる」
「こすられると、気持ち良くなっちゃうから……早く抜いて……」
時間が経つにつれて体はどんどんオメガ化していく。
俺の穴も、ただの排泄器官から男を気持ち良くさせるための性器へ変化していった。
「こんな感じまくってちゃ、躾にならないじゃないか!」
眉をひそめた折人は、ただでさえ激しかった突き上げをさらに乱暴なものにして俺の中をぐちゃぐちゃにかき混ぜた。
「僕のものになれよ、白恒……しーちゃん。絶対幸せにしてやるからさ」
俺からすれば、今この状況が人生で一番不幸な出来事なんだが。
そう思っても、どこか必死な顔で俺を犯す幼馴染に少し同情してきた。
「んっ……なあ折人、お前、俺のことずっと好きだったの?」
「好き……、生まれた時からずっと好きだった。番になるならしーちゃん以外ありえないってずっと思ってた」
「ふーん」
でもバース検査で俺も折人もアルファだった。
その時の彼の気持ちを考えると、俺まで胸が締め付けられるように感じた。
「しーちゃんは、僕のこと好き?」
「俺は……」
大嫌いだ、と言おうとして口をつぐんだ。
その言葉を思い浮かべた時、なぜだか胸の奥にちくりとした痛みが走ったのだ。
俺はこいつに対してもしかして、万に一つだけでも好意を持ってしまっているのだろうか。
「俺は、お前のこと……好きなんて言うわけねーだろうが! 変態レイプ野郎!」
大声で言い返した俺に、折人は泣きそうな顔で笑った。
「そんな無駄な意地貼ってる余裕なんて、全部無くしてあげる。ほら、ここ気持ちいいでしょ?」
「あぁんっ……やっ……折人ぉ……!」
折人の肉棒が角度を変えて、俺の前立腺をゴリゴリと削った。
俺はあまりの快楽に、体の腰に足を回してねだるようね尻を押し付けた。
肉穴の奥からはオメガの愛液がじわじわと湧き出て、二人の交接する場所をはしたない音が出るほど濡らす。
「すごっ……気持ちいいっ……アルファのおちんぽで……イっちゃうぅう!」
俺はぎゅっと目をつぶって高みへ登る快楽に身を任せた。
体は激しく痙攣し、ふにゃふにゃの陰茎からは勢いのない白濁液が滴っている。
「僕もイキそう……しーちゃん、しーちゃん! 愛してるよ」
そう言って折人は何度か腰を深く突き入れると、最後に俺の中で激しく肉棒を震わせた。
昨日あれだけ中出ししたとは思えないほどの精液が俺の中に注ぎ込まれた。
「愛してる、しーちゃん」
どこか幼い顔をして両手で抱きついてくるアルファの体を、俺はそっと抱き返した。
「中に出してんじゃねーぞ、ばか折人」
俺と折人はその夜、朝まで繋がったまま眠りについた。
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