サレ夫が愛した女性たちの追憶

しらかわからし

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第2章

40話-1 正式な引っ越しと入籍とお隣さんへの挨拶

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真凛の実家に引っ越し業者が来て、三十五分くらいで部屋から荷物がキレイさっぱりなくなったとの事でメンバーはベテラン風の男性が一人、慣れた感じの若い茶髪の女性が一人、慣れてない中年のお腹が膨れて汗を拭いている男性が一人の三名だった。

業者が来た時には真凛はまだ荷造りが終わってなく、段ボール一個を追加で貰ったとの事だった。

引っ越し代を本当は積み込み完了時で支払わなくてはいけないのに、真凛の手持ちが五千円しかなかったらしく私が支払った。

まだ段ボール箱に入った荷物が部屋のあちこちに散乱している状態だった。

そして真凛がどうしても四月中に入籍したいと言っていたので、既に婚姻届けは書き終えてあるので、明くる日の四月四日(月)に仕事を休んで一緒に区役所に行く事にして同時に真凛の転入届を提出するとか、色々やりたい事があるので、全てを一緒にしたいとの事だった。

「婚姻を受理しました」と言う言葉を聞いてからスタートして動きたいとの拘りがあったようで真凛は平日に入籍して全てを一日で終わらせたいと思っていた。

私はそういう事にはあまり拘りがないので、真凛の好きなようにさせていた。

引っ越しと入籍がほぼ同時なので、手続きが面倒だったと言っていた。

当初は、その方が婚姻届と転出転入届を一緒にできるし、他の手続きも氏名変更と住所変更同時にできて楽だと思っていたらしかった。

昨日の夜八時くらいに、マンションの隣へ挨拶に行った。

引っ越して来た時に私だけが挨拶をしていたが、真凛が本格的に住みはじめるので挨拶しておこうと言う事になったのだ。

うちは四階なので両隣にだけ挨拶で防音がしっかりしているので、上下の人に迷惑かける事もないので上下は省略した。

お隣さんの玄関のインターフォンを鳴らして、「すみません、隣に引っ越しをしてきた者ですが、ご挨拶に伺いました」と真凛。

しばらくして奥様が出てこられ、二人で「夜分にすいません」と言った。

真凛が「隣の四〇三号室に引っ越してきた、久留実野と申します」と挨拶をすると、奥様は「先日、ご主人からもご挨拶を頂きましたが」と。

真凛は「実はこの度、結婚しまして」

奥様「それはおめでとうございます」と言われていて真凛は照れていた。

二、三言話してから、お菓子を渡し、中身は私が買って来たサブレだった。

私が挨拶しに行った時は、余計な事は話してこなかったのだが、真凛が女性なので安心感から男の子が二人いるご家族のようだった。

「子どもが煩かったら言ってくださいね」と言われた。

つづく
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