サレ夫が愛した女性たちの追憶

しらかわからし

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第2章

46話 結婚式場見学 三、四回目も義母と一緒に付き添い

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当日の朝、私は真凛に「頼むから、もう決めてくれ。これ以上だったら俺は付き合えないからさ」と言った。

「うん。分かったよ、今日は二か所行くから、それで決めるから」と真凛。

義母と駅前で待ち合わせして三か所目に行き小さな結婚式場だった。

 ※

結婚式場見学の四か所目に行くと、私たちが見学した中では初めての独立型のチャペルでここに決めたようで仮予約をした。

真凛は義母に「ここに決めたいんだけど」と言うと、義母も「ここでいいんじゃないの」と言って二人は幸せそうな顔をしていた。

これだったら私は必要がないんじゃないかと思った。

土曜で式も入っていたので支配人が接客し説明してくれたのが良かったようで、説得力があった。

一、親族の会食の料理について

簡単なコースなら一時間でも可能でと言われていたが、「簡単なコース」の説明では、会食をするのはホテル内のレストランで、通常のコースに比べて一皿の量を増やして皿の数を減らすと思うとのことだった。

二、メニュー表について

一~二ヶ月前にメニューを決めると、原稿を貰えるとの事で、それを元に自分たちで作ればいいとのこと。

メニュー表がないと、何を食べているのか分からないからだ。

三、招待状について

手作りしても値段は変わらないらしく、キットを売っているので、自分で作られてもいいかもしれませんと言った。

私のホテルでもあるのでそのサンプルを利用しようと思った。

四、招待客のホテルへの宿泊費

ホテルが経営しているので、通常よりも安くなると、説明を受けたが、なにもメモしてなくて、金額がわからなかったので、真凛が訊くと、ツインが通常二万円のところ、約一万二千円になり、ツインルームのシングルだと八千円とのことで朝食は千五百円だった。

私と真凛と両親は自宅からなので、泊まる予定はないが、私の家族や親戚は東京から来るので泊まる事になると思うが、別に近いので日帰りでもいいが、父は弟たちの結婚式でも調子に乗って深酒をしていたので泊まると思った。

予約は早めにとのこと。

五、ヘアセット、ヘアチェンジなどなど

新郎のヘアセット、ヘアメイクというのが、オプションの料金表にのっていたので、頼むものなのかどうか聞いていた。

「頼む人は、ヘアセットは半分より少なく、ヘアメイクは百人に一人くらい」とのことだったので却下だった。

「先生はセットするほど髪の毛がないもんねぇ!」と真凛がふざけて言うと、「真凛!まったく!」と怖い顔で窘めていた義母だった。

優しくて、真凛よりもグラマーだし、私との情交では現役なので、義母が優しいので許した。

そんなことをニヤニヤしながら考えていると、真凛が「先生!」と呼んだ。

私は「何?」ととっさに返事すると、真凛は「何をニヤニヤしているのよ、気持ち悪いよ」と。

女性は結婚をすると、性格が変わって強くなるのかもしれないと私は思っていた。

今まで私に見せていない真凛の悪い性格を表に出すようになってきたと思えるからだ。

真凛の方は、挙式後にドレスを脱ぎ、その時に髪を元に戻すのと、別の髪型にする時のことについて訊いていた。

元に戻す方は無料で、時間は五分くらいで別の髪型にする場合は、一万五千円だった。

六、チャペルのキャンドルについて

バージンロードの両端のベンチに、通常はキャンドルを灯すと説明されたのが無料との事だった。雨の日は、フラワーシャワーを庭でできないからチャペル内で行う。

七、ブーケ

プランには造花のブーケとブートニアが含まれていた。

トス用ブーケは生花なので有料。

それがどんなものなのか、写真がないか真凛が訊いていた。

ブーケの写真は見せてもらったがトス用ブーケはなかった。

八、ドレスと小物

この後の事は義母と詰めて貰った。

 ※

私この後に康子先生のアトリエに行きたくて、外で電話しました。

引き出物のマグカップ制作の為のデザイン画は既に出来上がり、既に制作に入っていて乾燥させている状態でしたので、この時間が勿体なかったからだ。

幸いにもまだ他の予約が入っていなかったので、我々の挙式の日にちは決まっていたので予約し契約した。という訳で、いよいよ、結婚式に向けて真凛は本格始動した。

これで私の役目は終わり、真凛と義母は実家に行き、私は康子先生のアトリエに行った。

つづく
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