サレ夫が愛した女性たちの追憶

しらかわからし

文字の大きさ
122 / 291
第3章

1話-1 前妻の母親(義母)から呼ばれて

しおりを挟む
元々、群れる事が嫌いな私はバーで、一人で物思いに耽って飲みたくなる時もある。

飲んでいた時に、前妻の義母から電話を貰い、週末だったのでそのまま実家に行った。

義父が居る時でも良く誘われて行く事があったから何の問題もなかった。

以前の義父からは、まさか義母と私の大学生時代からの付き合いがあるなどと思ってもいなかったのか、安全パイだと思われていたのか、「自分が居ない時でもお母さん(義母)から誘われた時は遊びに来てやってくれないか」と言われていたからだ。

義祖母の入浴が未だだと言ったので、入浴介助をして上げて、その後、私もついでに汗を流して、また義母と酒を飲んだ。

最近の義父はかなり認知症状も緩和され体調も良くなって、会社にも出るようになり、今日は出張で地方に行ったとのことだった。

私は義母に入浴を促すと既に入ったと言った。

何やら私の結婚相手で良い人が見付かったからと見合いの話しで、親戚の女性との事だった。

親戚と結婚すれば私はまたこの家と関係を持つ事になるから、そうしてくれると有難いと言われた。

「その事だけであれば私は、何も親戚と結婚しなくても、お義父さんとお義母さんと真凛が嫌でなければいつでも遊びに来ますから」と言った。

しかし義母は、「ミキ君が他の女性と結婚をしたら、そちらの親御さんに大事にされるし、そうしたらこの家には来なくなるのは分かっているから」と言った。

「こんなに大事にしてもらっているのですから、そんな事は絶対にないですよ」と答えたが、義母は聞き入れてくれなかった。

写真を見せてもらったが、それほど気立てが良い訳でもなく、「この人だったら、お義母さんの方が遥かに美人じゃないですか?」と言うと、義母は飲んだ所為か顔を赤らめていた。

私は真凛よりも女性としては義母の方が上で、だからこそ、今まで義母と関係を持ってきて、別れることを考えなかったのだ。

体の相性も良いし、真凛と結婚していた時にもいつも陰日向なく私の味方をしてくれていたからだ。

義母は私に酒を進めていたので、この頃の私は酒には自信があったので、そのまま飲み進めていて義母にも注いていた。

義母は急に泣き出した。

私は何が起こったのか分からなかったのですが、「お義母さん、急にどうしたの?」と訊くと、義父が浮気をしていて、今日も帰って来ないので寂しくて私を呼んだと言った。

それは昔からで義父の病気で今更、始まったことでもないのは義母が一番知っている筈だった。

つづく
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

真面目な女性教師が眼鏡を掛けて誘惑してきた

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
仲良くしていた女性達が俺にだけ見せてくれた最も可愛い瞬間のほっこり実話です

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

危険な残業

詩織
恋愛
いつも残業の多い奈津美。そこにある人が現れいつもの残業でなくなる

処理中です...