サレ夫が愛した女性たちの追憶

しらかわからし

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第5章

5話-2 勤務11日目 朝食のカウンターの準備と朝食スタート

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いつも長期保存の牛乳とジュース類が置かれている台の下を見ると殆ど入っていたので、今日は補充をしなかった。

ホールのスタッフに挨拶をしてその後、洗い場に行くと、今日は鈴木と高田だった。

いつも居る目黒が居なかったので、「今日、目黒さんはお休み?」と訊くと鈴木が、「何か用事があるからって言っていたわよ」と。

「そうなんだ」

「気になるの?」

「そりゃぁ、気になるよ」

「目黒さん、巨乳だもんね」

「うん、あの巨乳は魅力的だからね」

「私、巨乳じゃないけど私だったら揉ませてあげるよ」とふざけて言った鈴木。

「俺に揉まれたらコレが欲しくなるけど良いのかな?」と言いながら下半身を指さした。

「欲しくなったらどうしましょう?」

「朝から俺たちは何の話をしているんだろうね」

「何よ、自分だけいい子になって!」と鈴木が膨れた。

その後は調理場に行き挨拶をした。

「おはようございます!」

全員で「おはようございます!」と声を揃えて言った。

(マーベラス!)と心の中で私。

その一部始終をまた愛美が見ていた。

朝食がスタートすると愛美は副社長とは違って良く動いた。

副社長はレジの所に居て殆ど動かなかったから同じ家族でも社長に似たんだと思った。

私は(それにしても愛美の旦那はまだ来ないのは何で?)と思っていた。

今日は土曜日の朝なので外国人のお客様が半数の約五十名で日本人が約五十名の半々だった。

これで何かの間違いがあってインバウンドが入って来ない事にでもなったら、この会社だけではなく観光業や飲食業も大変だろうなと思っていた。

二号館は低料金でやっているので正にインバウンド相手で客室がもっと多かった。

今日の朝食も何の問題もなく終了し、朝食の片付けを終えて賄いを取ると、愛美と一緒だった。

「食事をしながらミーティングをしましょう」と私。

「英国風のティールームだそうです」と愛美。

「アフタヌーンティーですね」

「はい、そんな感じみたいです」

つづく
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