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第4話
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僕は録画していたスマートフォンのスイッチを切り、再び押し入れの中へと戻りました。給料をもらったある日、僕は叔母にプレゼントを買い、その包みの中に、あの日の抱擁の様子をコピーしたDVDも入れて持参しました。
あらかじめ、これまでの世話になったお礼に贈り物を渡したいと電話で伝えていたので、インターホンを鳴らすと、叔母は満面の笑みを浮かべて僕を招き入れてくれました。
その日だけは、叔母はきちんとお茶まで出してくれて、僕はこう言いました。
「叔母さんには、子供の頃から大変お世話になり、心から感謝しています。本当にありがとうございました。これはささやかですが、叔母さんだけに差し上げる贈り物です。中には、叔母さんとの楽しかった日々の記録を収めたDVDも入っていますので、叔母さん一人だけで見てくださいね。」
贈り物を渡すと、叔母は、満面の笑みを浮かべて言いました。
「せっかくだから一緒に見ようよ」
「叔母さんがそれでよろしければ、ご一緒させていただきますが」
「そうしてちょうだい!」
満面の笑みを浮かべてそう言い、DVDをデッキにセットしました。スクリーンに映し出されたのは、あの日の叔母と同僚、そして僕との、秘められた抱擁のシーンでした。叔母は完全に言葉を失いながらも、映像がすべて終わるまで、それを消そうとはしませんでした。
「叔母さんのアソコは、締まりが良くてとても気持ち良かったですよ。おかげで精をたっぷり注ぐこともできましたしね。勿論、お口にも気持ち良くさせて頂いて、ありがとうございました」
叔母は全身を小刻みに震わせていました。
「この動画は、まだ残っているの……?」
「叔父さんにも後で送って差し上げましょうか?」
「お願い、何でも言うことを聞くから、それだけは止めて!」
「同僚と別れて、僕とだけ関係を持ってくれるなら、考えてもいいけど?」
「陽太とは別れるわ……」
この日を境に、叔母は僕の専属の従属的な存在となり、その柔らかな身体は僕だけの悦びの道具となったのです。
― 了 ―
あらかじめ、これまでの世話になったお礼に贈り物を渡したいと電話で伝えていたので、インターホンを鳴らすと、叔母は満面の笑みを浮かべて僕を招き入れてくれました。
その日だけは、叔母はきちんとお茶まで出してくれて、僕はこう言いました。
「叔母さんには、子供の頃から大変お世話になり、心から感謝しています。本当にありがとうございました。これはささやかですが、叔母さんだけに差し上げる贈り物です。中には、叔母さんとの楽しかった日々の記録を収めたDVDも入っていますので、叔母さん一人だけで見てくださいね。」
贈り物を渡すと、叔母は、満面の笑みを浮かべて言いました。
「せっかくだから一緒に見ようよ」
「叔母さんがそれでよろしければ、ご一緒させていただきますが」
「そうしてちょうだい!」
満面の笑みを浮かべてそう言い、DVDをデッキにセットしました。スクリーンに映し出されたのは、あの日の叔母と同僚、そして僕との、秘められた抱擁のシーンでした。叔母は完全に言葉を失いながらも、映像がすべて終わるまで、それを消そうとはしませんでした。
「叔母さんのアソコは、締まりが良くてとても気持ち良かったですよ。おかげで精をたっぷり注ぐこともできましたしね。勿論、お口にも気持ち良くさせて頂いて、ありがとうございました」
叔母は全身を小刻みに震わせていました。
「この動画は、まだ残っているの……?」
「叔父さんにも後で送って差し上げましょうか?」
「お願い、何でも言うことを聞くから、それだけは止めて!」
「同僚と別れて、僕とだけ関係を持ってくれるなら、考えてもいいけど?」
「陽太とは別れるわ……」
この日を境に、叔母は僕の専属の従属的な存在となり、その柔らかな身体は僕だけの悦びの道具となったのです。
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