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オーガさん、魔力溜まりを作る
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「ぷはーっ!効くぜー!」
グランツの大好物は蜂蜜入りカウボーイ。牛乳とウィスキーを混ぜ合わせたカクテル、カウボーイに蜂蜜を入れたものだ。
グランツはわざとスコッチウィスキーをベースにしている。銘柄は勿論グランツだ。
「バーボンだと甘すぎる」と言うのだが、蜂蜜をいれては元も子もなさそうな気がする。
「さーて、やりますかぁ」
先ずは死体の処理からだ。かといって火葬してしまうと意味がない。しっかり餓鬼や死鬼を集める道具として有効活用する。
グランツは単独行動の為、制圧した村や町に付きっ切り。という訳にはいかない。そのため人間の死体を有効活用し死鬼や餓鬼、ゾンビなどの魔物を住み着かせなければならない。
しかし、土地を制圧したとしても魔力が濃くなければ強い魔物は産まれない。産まれなければ人間に奪還される可能性も高まる為、結局の所グランツのやり方が一番手っ取り早い方法だ。
こうして魔力の高いスポットを次々作ることで、後発の開拓者達が仕事しやすい環境になるのだ。
「とりあえず死体は二つに千切って周囲にばらまくか」
死体の掃除は集まってきた死鬼や餓鬼がしてくれるのだが、死体の損傷が激しい物や、グランツがしているように上下、左右真っ二つ。の死体はゾンビとして再生しない。ただの撒き餌に使用するようだ。
「ゾンビは知能がないから開拓者として使えないからなぁ」
例外として、黒魔術師や死霊術師が使役しているゾンビやスケルトン。ゾンビが多大な魔力を吸い進化したウォーキングデッドなどは術者の命令を聞く事ができる為、開拓地に送ったとしても問題なく開拓者として使える。
「もっと魔力が濃ければ魔王領のように転移門が設置できるんだがなぁ」
ブツブツと呟きながらぶつぶつ死体を千切っては撒いていくグランツ。既に辺りは一面血の海になっていた。
まだ死臭より新鮮な血の匂いが勝っているが、これらの死体が腐り、臓物が虫や獣に食い破られ始める頃には周囲は腐臭と死臭のダブルパンチで人が近寄れない悪臭を放つ。
血や臓物の汁は土へ吸収され、その土地の草木や川、地面は汚染し魔力を帯びるようになる。
やがてその土地は魔力結晶が産出されるようになり、魔力が固形化することで半永久的にその土地が魔力溜まりになる。
魔王領に至っては地面の「土」と呼ばれるものは全て魔力結晶の砂や魔力土となっている。魔王領の水、鉱石、鉱物、生物、石油。あらゆるものには高濃度の魔力がつまっている。
例えば、子供が水切りに使う手頃な石、あれを魔王領から人間領へ持ち込んだ場合、山の山頂に置けばその山は魔峰と呼ばれるようになるだろう。
「早く魔力結晶が産出されるようになれば、それを使って転移門が作れるんだがなぁ。死体が少ないか?」
グランツが殺った分だけでは15~20年たってようやく小石程度の魔力結晶が生成されるかどうかだろう。
それを期待するくらいならば、魔力のスポットを増やして廻る方が何倍もマシである。
「さて、次はお待ちかねの……って、なんだこの穴?」
グランツが街を一周するかしないかの所に、地下へ続いていると思われる通路があった。
「まさか……な」
グランツは恐る恐るその通路へと入っていった。
グランツの大好物は蜂蜜入りカウボーイ。牛乳とウィスキーを混ぜ合わせたカクテル、カウボーイに蜂蜜を入れたものだ。
グランツはわざとスコッチウィスキーをベースにしている。銘柄は勿論グランツだ。
「バーボンだと甘すぎる」と言うのだが、蜂蜜をいれては元も子もなさそうな気がする。
「さーて、やりますかぁ」
先ずは死体の処理からだ。かといって火葬してしまうと意味がない。しっかり餓鬼や死鬼を集める道具として有効活用する。
グランツは単独行動の為、制圧した村や町に付きっ切り。という訳にはいかない。そのため人間の死体を有効活用し死鬼や餓鬼、ゾンビなどの魔物を住み着かせなければならない。
しかし、土地を制圧したとしても魔力が濃くなければ強い魔物は産まれない。産まれなければ人間に奪還される可能性も高まる為、結局の所グランツのやり方が一番手っ取り早い方法だ。
こうして魔力の高いスポットを次々作ることで、後発の開拓者達が仕事しやすい環境になるのだ。
「とりあえず死体は二つに千切って周囲にばらまくか」
死体の掃除は集まってきた死鬼や餓鬼がしてくれるのだが、死体の損傷が激しい物や、グランツがしているように上下、左右真っ二つ。の死体はゾンビとして再生しない。ただの撒き餌に使用するようだ。
「ゾンビは知能がないから開拓者として使えないからなぁ」
例外として、黒魔術師や死霊術師が使役しているゾンビやスケルトン。ゾンビが多大な魔力を吸い進化したウォーキングデッドなどは術者の命令を聞く事ができる為、開拓地に送ったとしても問題なく開拓者として使える。
「もっと魔力が濃ければ魔王領のように転移門が設置できるんだがなぁ」
ブツブツと呟きながらぶつぶつ死体を千切っては撒いていくグランツ。既に辺りは一面血の海になっていた。
まだ死臭より新鮮な血の匂いが勝っているが、これらの死体が腐り、臓物が虫や獣に食い破られ始める頃には周囲は腐臭と死臭のダブルパンチで人が近寄れない悪臭を放つ。
血や臓物の汁は土へ吸収され、その土地の草木や川、地面は汚染し魔力を帯びるようになる。
やがてその土地は魔力結晶が産出されるようになり、魔力が固形化することで半永久的にその土地が魔力溜まりになる。
魔王領に至っては地面の「土」と呼ばれるものは全て魔力結晶の砂や魔力土となっている。魔王領の水、鉱石、鉱物、生物、石油。あらゆるものには高濃度の魔力がつまっている。
例えば、子供が水切りに使う手頃な石、あれを魔王領から人間領へ持ち込んだ場合、山の山頂に置けばその山は魔峰と呼ばれるようになるだろう。
「早く魔力結晶が産出されるようになれば、それを使って転移門が作れるんだがなぁ。死体が少ないか?」
グランツが殺った分だけでは15~20年たってようやく小石程度の魔力結晶が生成されるかどうかだろう。
それを期待するくらいならば、魔力のスポットを増やして廻る方が何倍もマシである。
「さて、次はお待ちかねの……って、なんだこの穴?」
グランツが街を一周するかしないかの所に、地下へ続いていると思われる通路があった。
「まさか……な」
グランツは恐る恐るその通路へと入っていった。
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