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一章:冒険の始まり
十五話:おっさん…?は新たな人生を歩み始める
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俺はさっそく習得した自然操作スキルで家を作り始めた。
家はツリーハウスにするつもりだ。
自然操作で高さ80メートル程の巨木を生やし、幹の辺りで家を作り始める。
「なぁなぁ、そう言えば思ったんだけど俺若くなってないか?」
俺は疑問に思った事を次々シルフに聞いた。
シルフによると若返っているのはハイヒューマンに進化したからだそうだ。
ハイヒューマンはヒューマンの上位種族。
寿命はエルフ以上に生きられるそうだ。
ハイヒューマンは全盛期がかなり長く、寿命の10分の9は若い姿で変わらないという。
次にシルフは風の大精霊なのに何故【自然操作】の様なスキルが使えなかったのかと聞くとシルフはあくまで【風】の精霊な為、自然魔法使えないという。
森の管理などは風で天候を変えて、環境を整えていたらしい。つまりシルフは自然魔法は使えず、天候操作は風を使って変えていたので天空魔法に似ているだけで【天空魔法】自体は使えないらしい。
そして俺は状態異常無効のスキルを持っている筈なのに何故あの矢が効いたのかと聞くと【煉獄の呪矢】は呪いであって毒ではない。状態異常無効スキルは直接的に体に異常をきたす毒などを無効するスキル。しかし呪いは直接体に異常をきたしているわけではないので意味がなかったのだ。
そんな事を話していると家が完成した。
力が上がったからか、物凄い速さで家を建てる事が出来た。
「うん、いい感じじゃん!」
出来たのはは30m×20mぐらいの大きさのツリーハウスだ。
家まではジャンプでも登れるがそれではツリーハウスっぽくないのでハシゴを付けた。
みんな一度はツリーハウスに住んで見たくなるだろう。
これは男のロマンと言っていいのかわからないが、俺の夢ではあった。
『ちょっと大き過ぎだと思うの…』
そう言われたが、中に色々置きたいし、大きくても別に困らない為そのまま住むことになった。家具なども工作スキルでちゃっちゃと作っていく。
「終わった~…夢のツリーハウス完成!」
『いい家なの!私もここに住みたいの!』
「おぅ!勿論いいぞ」
そう言うとシルフは俺に手を差し伸べてきた。
「…?」
俺はシルフが何をしたいのか疑問に思っていると…
『私と契約して欲しいの!』
と言ってきた。
どうやら精霊は自分が付いていきたい相手と契約するのだそう。
俺はシルフの手を握るとシルフが契約の詠唱らしき言葉を唱え、契約をした
「なんか、こうやって握手してると初めて会った時を思い出すな」
『そうなの…つい最近の事なのに懐かしく感じるの』
あれ?シルフさんや…見た目が変わってませんかね…?
いや絶対変わってるよね!?
「な、なぁシルフ?なんか少し成長したか?」
『うん!契約を交わした時に貴方の膨大な魔力が私に流れ込んで来たお陰で、成長できたの』
な、なるほどね…精霊は魔力によって成長するのかな…?
『そういえば契約までしたのににお兄ちゃんの名前をまだ知らないの…』
そりゃ昨日までお兄ちゃんって呼ばれてたし、あれ?なんか今思い出したら急に恥ずかしく…
「あ、あぁ…俺は翔平。田中翔平だ」
『タナカショーヘイ?、変な名前なの。長いからショーって呼ぶの』
そういやグラムのおっさんも俺の名前が変とか言ってなかったっけ…
この際、ハイヒューマンになったから新しい俺としてショーと名乗る事にしよう。
そう心に決め俺は新たな人生を歩見始めた。
===========================================================
どうだったでしょうか~?前回の疑問は解決したかな?まだ疑問が残ってる場合は感想で書いてくれると助かります(*´∀`*)さてさて成長したシルフと若返ったショー!これからどうなるんでしょうかね~?最終回っぽいけど一章が終わっただけで、まだまだ続きますよ~?(笑)
家はツリーハウスにするつもりだ。
自然操作で高さ80メートル程の巨木を生やし、幹の辺りで家を作り始める。
「なぁなぁ、そう言えば思ったんだけど俺若くなってないか?」
俺は疑問に思った事を次々シルフに聞いた。
シルフによると若返っているのはハイヒューマンに進化したからだそうだ。
ハイヒューマンはヒューマンの上位種族。
寿命はエルフ以上に生きられるそうだ。
ハイヒューマンは全盛期がかなり長く、寿命の10分の9は若い姿で変わらないという。
次にシルフは風の大精霊なのに何故【自然操作】の様なスキルが使えなかったのかと聞くとシルフはあくまで【風】の精霊な為、自然魔法使えないという。
森の管理などは風で天候を変えて、環境を整えていたらしい。つまりシルフは自然魔法は使えず、天候操作は風を使って変えていたので天空魔法に似ているだけで【天空魔法】自体は使えないらしい。
そして俺は状態異常無効のスキルを持っている筈なのに何故あの矢が効いたのかと聞くと【煉獄の呪矢】は呪いであって毒ではない。状態異常無効スキルは直接的に体に異常をきたす毒などを無効するスキル。しかし呪いは直接体に異常をきたしているわけではないので意味がなかったのだ。
そんな事を話していると家が完成した。
力が上がったからか、物凄い速さで家を建てる事が出来た。
「うん、いい感じじゃん!」
出来たのはは30m×20mぐらいの大きさのツリーハウスだ。
家まではジャンプでも登れるがそれではツリーハウスっぽくないのでハシゴを付けた。
みんな一度はツリーハウスに住んで見たくなるだろう。
これは男のロマンと言っていいのかわからないが、俺の夢ではあった。
『ちょっと大き過ぎだと思うの…』
そう言われたが、中に色々置きたいし、大きくても別に困らない為そのまま住むことになった。家具なども工作スキルでちゃっちゃと作っていく。
「終わった~…夢のツリーハウス完成!」
『いい家なの!私もここに住みたいの!』
「おぅ!勿論いいぞ」
そう言うとシルフは俺に手を差し伸べてきた。
「…?」
俺はシルフが何をしたいのか疑問に思っていると…
『私と契約して欲しいの!』
と言ってきた。
どうやら精霊は自分が付いていきたい相手と契約するのだそう。
俺はシルフの手を握るとシルフが契約の詠唱らしき言葉を唱え、契約をした
「なんか、こうやって握手してると初めて会った時を思い出すな」
『そうなの…つい最近の事なのに懐かしく感じるの』
あれ?シルフさんや…見た目が変わってませんかね…?
いや絶対変わってるよね!?
「な、なぁシルフ?なんか少し成長したか?」
『うん!契約を交わした時に貴方の膨大な魔力が私に流れ込んで来たお陰で、成長できたの』
な、なるほどね…精霊は魔力によって成長するのかな…?
『そういえば契約までしたのににお兄ちゃんの名前をまだ知らないの…』
そりゃ昨日までお兄ちゃんって呼ばれてたし、あれ?なんか今思い出したら急に恥ずかしく…
「あ、あぁ…俺は翔平。田中翔平だ」
『タナカショーヘイ?、変な名前なの。長いからショーって呼ぶの』
そういやグラムのおっさんも俺の名前が変とか言ってなかったっけ…
この際、ハイヒューマンになったから新しい俺としてショーと名乗る事にしよう。
そう心に決め俺は新たな人生を歩見始めた。
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どうだったでしょうか~?前回の疑問は解決したかな?まだ疑問が残ってる場合は感想で書いてくれると助かります(*´∀`*)さてさて成長したシルフと若返ったショー!これからどうなるんでしょうかね~?最終回っぽいけど一章が終わっただけで、まだまだ続きますよ~?(笑)
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