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目覚めと、自覚と、狙う者
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「若菜様、おはようございます。」
「皐月さまおはようございます。」
「お手伝い致しますね。」
「あら、ありがとう。じゃあ、それぞれ運んでいただけるかしら?」
「はい。」
膳を運ぼうとしたら、蒼月が姿を現し私が持っていた膳を自然に受け取るとそのまま運んでくれるようだった。
お手伝いスキルはいつも変わらないな。
としみじみ思ってしまう。
私がお手伝いをすると決まって、神将達もそれに倣ってお手伝いをする。
それは私がお手伝いをしていなくても、自然と神将達の中で当たり前になり交代でお手伝いをするようになった。
理由はよくわからないが、母さまも助かると言っていたから特に気にしたことはない。
この時代だとかなり珍しいということはなんとなく理解できるが、本人達はきっと私に全て繋がるからという考えなんだろうなと思う。
なので私は特に何も言わない。・・・言う時もあるけど。
私はそのまま若菜さまの傍でお手伝いを続けた。
「よし、お弁当も持ったし、章平さま行きましょうか!」
朝餉を食べた後、私は厨・・・台所をお借りして簡単な非常食という名のお弁当を作った。
正直現代っ子の私としては、一日中2度のご飯じゃお腹かが空く。
なので、貴重なお米ではあるが、余ったお米でおにぎりを作り持っていくことにした。
「姫さん、本当にその格好で行くのか?」
「もちろん!動きやすさが最優先です。何があっても対処は可能です。」
にこやかに答えた私に何か言いたげな表情をしたが、きっと言っても無駄であることをなんとなく悟ったのだろう。章平さまは言いたい言葉をそのまま飲み込んだ。
左京の昨日の屋敷へは、歩いて30分程。
この時代これくらいのい歩くのは普通で、ちょっとした運動にもなる。
道中昼間でも平気なのか、昨日章平さまに声をかけてきた雑鬼たちもくわわたものの目的地には少し早めに到着した。
「パッと見た感じやはり何も問題ありませんね。」
屋敷の崩れた門扉を潜り、邸宅内に入り込んだ私達は外から状況を見る。
特にモヤのようなものや、あいくいのあるものを感じたりはしない。
ただ、巧妙に隠されている可能性もあるから、しっかりと探さないといけないのだけれど・・・・。
印を結び、悪意のある存在が侵入しないように、無害な雑鬼たちも間違って入って来れないように結界を張る。
屋敷を中心に薄い膜がこの敷地全体に張られたのを確認する。
「さて、章平さま捜索開始致しましょう。派手な術を使おうと外部にはもれませんし、悪意のあるものたちも侵入できません。ここでもし対峙するとなると元々この屋敷にあった悪意となります。」
「分かった。じゃあ、別れて・・・・」
「闇雲に探すのは骨が折れます。章平さま良い機会ですので私の術を真似してみてください。術を見て盗むのも陰陽師として必要なことです。特に真言は必要あるません。探したいもの、五感を研ぎ澄ませて違和感を感じるところがないか探すのです。」
にっこりと笑みを浮かべ、章平に見えやすいように手を前に出して印を結ぶ。
そして、ふっと息を吹きかけ目をとじ自身の語感をより研ぎ澄ます。
異物がないか、異常はないか、悪意が集中している箇所はないか・・・。
一つ、二つ、三つ・・・・・・・・・、全部で六つ。
「・・・六箇所か?」
「正解です。その六箇所を線で結んで見てください。実に嫌な形をしています。」
「・・・・五芒星。」
「正解です。これは一気に叩かないとまずいですね。」
「ひぃさま、いかがなさいますか?」
背後に姿を現したのは蒼月と朱桜。
「中心を一気に叩くわ。章平さま戦闘経験は?」
「日常茶飯事。」
と、あまり喜んではいけないのだろうけれど、心強いお言葉をいただいた。
「皐月さまおはようございます。」
「お手伝い致しますね。」
「あら、ありがとう。じゃあ、それぞれ運んでいただけるかしら?」
「はい。」
膳を運ぼうとしたら、蒼月が姿を現し私が持っていた膳を自然に受け取るとそのまま運んでくれるようだった。
お手伝いスキルはいつも変わらないな。
としみじみ思ってしまう。
私がお手伝いをすると決まって、神将達もそれに倣ってお手伝いをする。
それは私がお手伝いをしていなくても、自然と神将達の中で当たり前になり交代でお手伝いをするようになった。
理由はよくわからないが、母さまも助かると言っていたから特に気にしたことはない。
この時代だとかなり珍しいということはなんとなく理解できるが、本人達はきっと私に全て繋がるからという考えなんだろうなと思う。
なので私は特に何も言わない。・・・言う時もあるけど。
私はそのまま若菜さまの傍でお手伝いを続けた。
「よし、お弁当も持ったし、章平さま行きましょうか!」
朝餉を食べた後、私は厨・・・台所をお借りして簡単な非常食という名のお弁当を作った。
正直現代っ子の私としては、一日中2度のご飯じゃお腹かが空く。
なので、貴重なお米ではあるが、余ったお米でおにぎりを作り持っていくことにした。
「姫さん、本当にその格好で行くのか?」
「もちろん!動きやすさが最優先です。何があっても対処は可能です。」
にこやかに答えた私に何か言いたげな表情をしたが、きっと言っても無駄であることをなんとなく悟ったのだろう。章平さまは言いたい言葉をそのまま飲み込んだ。
左京の昨日の屋敷へは、歩いて30分程。
この時代これくらいのい歩くのは普通で、ちょっとした運動にもなる。
道中昼間でも平気なのか、昨日章平さまに声をかけてきた雑鬼たちもくわわたものの目的地には少し早めに到着した。
「パッと見た感じやはり何も問題ありませんね。」
屋敷の崩れた門扉を潜り、邸宅内に入り込んだ私達は外から状況を見る。
特にモヤのようなものや、あいくいのあるものを感じたりはしない。
ただ、巧妙に隠されている可能性もあるから、しっかりと探さないといけないのだけれど・・・・。
印を結び、悪意のある存在が侵入しないように、無害な雑鬼たちも間違って入って来れないように結界を張る。
屋敷を中心に薄い膜がこの敷地全体に張られたのを確認する。
「さて、章平さま捜索開始致しましょう。派手な術を使おうと外部にはもれませんし、悪意のあるものたちも侵入できません。ここでもし対峙するとなると元々この屋敷にあった悪意となります。」
「分かった。じゃあ、別れて・・・・」
「闇雲に探すのは骨が折れます。章平さま良い機会ですので私の術を真似してみてください。術を見て盗むのも陰陽師として必要なことです。特に真言は必要あるません。探したいもの、五感を研ぎ澄ませて違和感を感じるところがないか探すのです。」
にっこりと笑みを浮かべ、章平に見えやすいように手を前に出して印を結ぶ。
そして、ふっと息を吹きかけ目をとじ自身の語感をより研ぎ澄ます。
異物がないか、異常はないか、悪意が集中している箇所はないか・・・。
一つ、二つ、三つ・・・・・・・・・、全部で六つ。
「・・・六箇所か?」
「正解です。その六箇所を線で結んで見てください。実に嫌な形をしています。」
「・・・・五芒星。」
「正解です。これは一気に叩かないとまずいですね。」
「ひぃさま、いかがなさいますか?」
背後に姿を現したのは蒼月と朱桜。
「中心を一気に叩くわ。章平さま戦闘経験は?」
「日常茶飯事。」
と、あまり喜んではいけないのだろうけれど、心強いお言葉をいただいた。
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