最年少捜査官は、恋の解き方を知らない。

サクサク

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学園編入編

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「・・・・また、神罰が・・・。」

“神罰”?その言葉に私は眉間に皺を寄せた。
神罰なんて明らかにこの状況は他殺だ。神罰などではないと言える。
それともこの生徒が神の教えとやらに背くような事でもしていたのだろうか・・・・?


『・・・・ィア、もう、ソフィア!!また考え込んでただろう?それよりも僕らさっきから見られてるんだけど。』
『おおかた、警察が来るまでに事情でも聞いておきたいんじゃないの?』
「教室のものは触ったか?」

ほらきた。
警察に電話をかけていた教師が聞いてきた。

「私は入り口から動いてませんけど。」
「僕もです。それにこういうのは警察の仕事じゃないのですか?学院で調査するのでしょうか?」

素直に疑問を口にするが返答はない。
何か怪しい。疑っても仕方が無いので私達は近くにいた別の教師に、警察が来るまでカフェテリアにいるから、警察が来たら校内放送でも構わないから読んでくれと伝えるとディと共に少し離れていた場所にいた龍と一緒にカフェテリアに向かった。
高等部内にあるカフェテリアで飲み物を買うとそれに口をつける。

「大丈夫?龍」

ぼーっとしている龍を下から見上げる。

「フィーは平気なのか?その、ああいうのを見て。」
「私は平気。龍は?しっかり見ちゃったの?」
「う、いや、しっかりは見ていない。ただ血溜まりは見た。」
「じゃあ、ちょっと血の気が引いちゃったんだね。」

立ち上がり、龍の頬に手を添える。
そんな私の様子を隣からディは見ているが、無表情で特に何も言って来ない。
こーわっ。あとで小言が来そうだな。なんて思いながらも龍への心配はやめない。
私もディもあの程度の現場は慣れている。
向こうではもっと悲惨な現場にも立ち会うことがある。
経験があるから平気なだけであって、龍の反応は正しいと思える。

「さて、呼び出しはかかっていないけど教室に戻ってみましょうかね。龍はどうする?」
「俺も付いていく。」
「そう?無理しないでね?」

学院内を案内していた時と同様に私を真ん中にして教室へと戻った。

「ちょうど呼びに行こうと思っていた所ですよ。」

と、神父先生に言われた。
教室を覗くと残っていたのは、神父先生と電話をかけた先生の2人だけだった。
龍は教室の外で待っていると言い、私とディだけが中へと入って行った。
神父様の隣には年若い刑事さんがいた。
背の高い方が北村刑事、七三分けしている方が相田刑事というらしい。
警察手帳を見せてもらい簡単に挨拶をする。
そして、遺体発見までの状況を初めから詳しく説明した。
途中いくつか質問をされたが、問題なく終了した。
これから2人の上司である警部がこちらに合流するらしいので、それまで隣の教室で待っていてほしいと言われたので、現在私と龍とディの3人は実験があった教室の隣の部屋で椅子に座って待機をしている。
状況などの報告は自分たちがするから大丈夫だと言われた。
何が大丈夫なのだろうか?結局同じ話をする事になると思うのだけれど・・・・?
しかしこの相田刑事はソワソワしていて落ち着きがない。
今日、この現場が初めての現場なのだろうか?
新人ですって主張しているのか、はたまた上司抜きで先に現場に来ることが初めてなのかとりあえず、現場に慣れてないなぁ、が私の素直な感想だ。
そんなことを考えていると、廊下にヒールの高い音が響いた。
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