最年少捜査官は、恋の解き方を知らない。

サクサク

文字の大きさ
40 / 47
学園祭編

4

しおりを挟む
『ルーク、私達が呼ばれた理由は?紹介ならあとでもできたよね?』
『あぁ、それは“彼”が紹介をしてくれるよ?』
「さぁ、コートに登場した未経験カップル!その正体はルーカス選手とリアム選手の実の妹さんで、現在高等部に短期留学中のソフィア・エマ・スチュアート嬢と高等部の現皇帝陛下、百王華龍哉様だ!2人にはこれから彼らと混合チームを作り試合をしてもらいます!」
『・・・・は?』

眉間に皺を寄せて兄2人を見上げる。
私の機嫌は急降下中だ。
司会者の言葉に見にきていた人たちは各々好き勝手喋り出すし、内容がほぼ私に対してのクレームだ。
ただ、兄のバスケの試合を幼馴染と相棒と見にきてたのに、勝手に模擬試合に強制参加されるし、最悪だ。
バスケの試合をするのは構わないが状況がムカつく。

『フィー、チームわけなんだけど・・・・わぁ、ご機嫌斜め。』
『当たり前。リアもルークも私に喧嘩を売ってるってこと?』
『いや、違う、喧嘩売ってない。』

とりあえず、動くために身体をストレッチをしながら、リアの声に耳を傾ける。

『あぁ、俺とイーライとフィー。ルークとアレクと龍がチームな。』

うんと頷きそれぞれのポジションを聞けば司令塔ポイントガードのルーク、副司令塔シューティングガードのイーライとアレク、エーススモールフォワードのリア。
おい、センターとパワーフォワードはどいうした?と突っ込みたくもなる。
龍もポジション的にはポイントガードになる。
私はどのポジションも器用にこなすのでオールラウンダーだが、スモールフォワードのポジションが多い。

『フィーは下履いてる?』
『セクハラか?ディが私にこの格好させるのに対策をしてないはずないじゃない。バカなの?』
『さすが、過保護。』
『デフォです。』

この状況を考えれば、ディはリアとルークの考えをわかっていたな?
と思う。
座席で、呆れたような表情をしているけどひらひらと手を振ってくるあたり、楽しめとでも言いたいのか?

「それでは本日の第二試合、ルーカスチーム対リアムチームのお試合を開始します。両者サークル内に入ってください。」

審判の掛け声にサークル内に入ったのは両チームのリーダー、ルークとリアの2人。双子なだけあって身長差はそんなに無い。

「ティップオフ!!」

そう言った審判のてからボールが空高く放たれた。
同時に飛んだ2人はほぼ互角。ジャンプボールをするということは必然的に力勝負となる。
ボールに視線を合わせながら2人の動きを見ていると

バッチッ!!

とボールを叩く音が会場に響いた。
わずかながら勝ったのはルークで、ボールは敵チームの手に渡る。
最初にボールを持ったのはアレクだった。

『フィー、龍につけ。イーライはアレク、ルークには俺がつく。』

リアの指示により、私は龍のマークにつくことになった。
リア、この配置はなんだ?!とりあえず様子見なんだろうけども、体格的にいくなら龍の相手はイーライだし、ポジション的にはルークだよね?まじでどういう作戦なんでしょうか?リアお兄ちゃん
そんなことを内心つ思っていると、アレクが中に入っていくのが見え、反射的に龍のマークを外れアレクの前にたった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】小麦姫は熊隊長に毎日プロポーズする[スピラリニ王国3]

宇水涼麻
恋愛
ビアータに毎朝プロポーズされるアルフレードは、プロポーズされることに違和感があり戸惑っている。 しかし、そんなことも三月も続けば、戸惑いはなくとも、疑問は残る。 ビアータは本気でプロポーズしているのか? アルフレードは悩みながらも強くは拒否できないでいた。 そして、夏休みを迎える。 中世ヨーロッパ風学園ラブストーリーです。 『虐げられたご令嬢はお隣さんと幸せになる』と同時代同学園でのお話になります。 でも、ほぼ被りませんので、そちらを読んでいないことは問題ありません。 毎日午前中に更新予定です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました

星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎ 王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝―― 路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。 熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。 「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」 甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。 よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、 気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて―― しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!? 「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」 年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。 ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。

【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております

紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。 二年後にはリリスと交代しなければならない。 そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。 普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…

俺様御曹司に飼われました

馬村 はくあ
恋愛
新入社員の心海が、与えられた社宅に行くと先住民が!? 「俺に飼われてみる?」 自分の家だと言い張る先住民に出された条件は、カノジョになること。 しぶしぶ受け入れてみるけど、俺様だけど優しいそんな彼にいつしか惹かれていって……

カモフラ婚~CEOは溺愛したくてたまらない!~

伊吹美香
恋愛
ウエディングプランナーとして働く菱崎由華 結婚式当日に花嫁に逃げられた建築会社CEOの月城蒼空 幼馴染の二人が偶然再会し、花嫁に逃げられた蒼空のメンツのために、カモフラージュ婚をしてしまう二人。 割り切った結婚かと思いきや、小さいころからずっと由華のことを想っていた蒼空が、このチャンスを逃すはずがない。 思いっきり溺愛する蒼空に、由華は翻弄されまくりでパニック。 二人の結婚生活は一体どうなる?

お兄様「ねえ、イケナイ事をしよっか♡」

小野
恋愛
父が再婚して新しく出来たお兄様と『イケナイ事』をする義妹の話。

処理中です...