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晴臣は、それから何度も連絡をくれた。
壮士が突然実家に戻ってから、頻繁に着信やメッセージが入る。
『元気か?』
『就職は決まったか?』
『ヒートは大丈夫なのか?』
その声は、いつも通りで、優しくて、心配そうで―― 壮士の胸を、容赦なく締め付けた。
そして、壮士は覚悟を決めた。
スマホを握りしめて、深く息を吐く。
「よお」
『朝永、元気にしているか?体調は大丈夫なのか?』
晴臣の声が耳に届いた瞬間、壮士の喉が詰まった。
(……ああ、やっぱり、声だけで苦しくなる)
それでも、言わなきゃいけなかった。
「今まで、ありがとな。もう、大丈夫だから……」
『え……?何がだ?』
「……雅人が……番にしてくれるって」
『は……?雅人って…』
「うん、俺がずっと好きだった人」
『……それは…』
「だから、もう俺のヒートの世話なんか、しなくていいから」
『ちょ、ちょっと待て……!』
「悪いけど、もう連絡とか、してこないで……」
『おい……っ!!』
「じゃあ……」
壮士は通話を切った。指先が無意識に震えていた。
電話でよかった。 顔を合わせていたら、こんなウソ、絶対につけなかった。 いや、喋れなかった。
スマホを伏せて、壮士はその場に膝を抱えた。スマホが鳴っている。きっと晴臣が電話をかけているのだろう。
壮士の目から、ポタポタと涙が零れる。
上手く息ができない。 胸が痛い。 喉が焼けるように苦しい。
(あいつが傍にいないのは、寂しい)
(会いたい…)
(好きだ)
何度も心の中で叫んだ。
やっとのことでスマホが鳴りやみ、壮士は晴臣の番号をブロックした。
(――もう十分だ)
晴臣の子どもがいるから。きっと、この子のために生きていける。 大事に育てるから。
晴臣がいなくても、大丈夫。
そう言い聞かせながら、壮士は涙を拭った。
でも、心の奥では知っていた。
――本当は、大丈夫なんかじゃない。
それでも、晴臣の未来を守るために。 この命を守るために。 壮士は、ひとりで歩き出すしかなかった。
*
子どもを産むとは、こんなにも―― しんどいものだとは、知らなかった。
晴臣と離れてから、壮士の身体は急激に変化した。
つわりが酷く、食べ物の匂いだけで吐き気が込み上げる。 何を口にしても受け付けず、体重はみるみるうちに落ちていった。 気づけば、5キロも痩せていた。
さすがに脱水症状で、病院に行った。 そのまま入院。 そして、切迫早産の診断。
妊娠期間のほとんどを、壮士は病室で過ごすことになった。
毎日、点滴。 ベッドの上で、身体を動かすこともろくにできない。
することと言えば、長期連載のマンガを読むか、スマホでゲームをするか、テレビを見るか―― そんな退屈な日々の繰り返し。
大好きな唐揚げもまともに食えない。 常にイライラする。 頭は痛いし、お腹は重いし、やりたいことは全部我慢だった。
(……世の中の母親って、こんなに大変だったんだな)
壮士は、初めて本気でそう思った。
自分の身体が、自分のものじゃないみたいで。 感情も、思考も、全部が揺れていて。 それでも、お腹の中の命だけは、確かにそこにいた。
ある日、母親が見舞いに来た。
壮士は、ベッドの上でぽつりと呟いた。
「……産んでくれて、ありがとな……」
柄にもなく、そんな言葉が口をついて出た。
母親は、少し驚いたように目を丸くして―― それから、ふわりと笑った。
「何言ってんの。あんたが生まれてきてくれて、こっちこそありがとうよ」
その言葉に、壮士は思わず涙が滲んだ。
(……俺も、そう言えるようになれるかな)
晴臣の顔が、ふと頭をよぎる。晴臣がここにいたら、きっと隣で笑ってくれていた。
「唐揚げ食えないとか、人生の危機だな」
とか言って、くだらない冗談を飛ばしてくれたかもしれない。
でも、今はもういない。
それでも―― この命を守るために。 この命に「生まれてくれてありがとう」と言うために。
壮士は、今日も点滴を受けながら、静かにお腹を撫でた。
*
実家に戻った壮士を、家族は静かに迎え入れた。
最初の数日は、何も聞かれなかった。 けれど、やがて母親がぽつりと切り出した。
「……父親は、誰なの?」
その声は、責めるようなものではなかった。 ただ、心配と戸惑いが滲んでいた。
壮士は、何も言わなかった。 首を横に振るだけで、口を閉ざした。
何度か聞かれた。 壮士の父親も、妹も、遠回しに探ろうとした。 けれど、壮士が頑として口を割らないとわかると、それ以降は誰も何も言わなくなった。
そして、ある夜。 母親は泣いた。
「……おろしなさい。あなたと、その子のために…!」
その言葉は、壮士の胸に深く刺さった。
母親は、壮士の将来を思っていた。 子どもの将来を思っていた。 壮士がどれだけ苦しむか、どれだけ孤独になるか―― それを考えて、泣きながら言ったのだ。
壮士は、黙って聞いていた。 でも、最後にははっきりと言った。
「母さん、ごめん。でも、この子だけは絶対に、産む」
それは、揺るぎない決意だった。
これは、最初で最後のチャンスかもしれない。 自分の中に宿った命を、どうしても守りたい。
晴臣のことは言わなかった。
母親は、しばらく黙っていた。 そして、涙を拭いて、そっと壮士の手を握った。
「……わかった。応援する」
その言葉に、壮士は初めて、少しだけ泣いた。
家族は、何も言わずに支えてくれた。 病院への付き添いも、食事の準備も、気遣いも―― 壮士が言わなくても、そっと寄り添ってくれた。
(……本当に、優しい家族だ)
壮士は、ベッドの上で膨らんできたお腹に手を添えながら、静かに思った。
この命を守るために。 この家族に、ちゃんと「ありがとう」と言えるように。
*
辛いことも、苦しいことも―― 壮士は、ただ子どもが無事に生まれてくれることだけを願って、耐え続けた。
つわり、入院、切迫早産。 身体は思うように動かず、心も何度も折れそうになった。 それでも、幸い、赤ん坊は順調に育っていた。 医師にも「よく頑張ってますね」と言われるたびに、壮士は少しだけ安心した。
そして――予定日より少し早く、帝王切開での出産が決まった。
手術室の眩しいライトの下、壮士は麻酔でぼんやりとした意識の中、ただ静かに待っていた。
そして、聞こえた。赤ん坊の泣き声と、助産師の「かわいい女の子ですよ」という言葉。
その声に、壮士の胸がぎゅっと締め付けられた。
助産師がそっと赤ん坊を見せてくれる。 最初は目を閉じていた。 小さな手、小さな口、柔らかそうな頬。
そして――目を開けた。
ぱっちりとした瞳が、まっすぐにこちらを見た。
(……あいつに、似てるな)
その瞬間、壮士の目に涙が溢れた。
晴臣の面影が、こんなにも小さな命に宿っている。 声も出せず、ただ見つめることしかできなかった。
子どもには「晴音(はるね)」と名付けた。
“晴”は、晴臣の名前から。
小さな手を握ると、指先がぴくりと動いた。 まだ目もよく見えていないはずなのに、壮士の顔をじっと見ているような気がした。
「晴音……」
声に出して呼ぶと、胸の奥がじんわりと熱くなる。
この子は、自分のすべてだ。 晴臣との証であり、壮士が守るべき命。
壮士は晴音の頬にそっと触れた。
晴音は、静かに眠っていた。 小さな寝息が、壮士の世界を優しく満たしていく。
(……幸せだ)
そう思いながらも、心の奥では晴臣の顔が浮かんでいた。
もし晴臣がここにいたら、どんな顔をするだろう。 晴音を見て、どんな言葉をかけるだろう。
(あいつがいなくても…)
ちゃんと晴音を育てる。それでも、心のどこかで寂しさは拭えなかった。
壮士が突然実家に戻ってから、頻繁に着信やメッセージが入る。
『元気か?』
『就職は決まったか?』
『ヒートは大丈夫なのか?』
その声は、いつも通りで、優しくて、心配そうで―― 壮士の胸を、容赦なく締め付けた。
そして、壮士は覚悟を決めた。
スマホを握りしめて、深く息を吐く。
「よお」
『朝永、元気にしているか?体調は大丈夫なのか?』
晴臣の声が耳に届いた瞬間、壮士の喉が詰まった。
(……ああ、やっぱり、声だけで苦しくなる)
それでも、言わなきゃいけなかった。
「今まで、ありがとな。もう、大丈夫だから……」
『え……?何がだ?』
「……雅人が……番にしてくれるって」
『は……?雅人って…』
「うん、俺がずっと好きだった人」
『……それは…』
「だから、もう俺のヒートの世話なんか、しなくていいから」
『ちょ、ちょっと待て……!』
「悪いけど、もう連絡とか、してこないで……」
『おい……っ!!』
「じゃあ……」
壮士は通話を切った。指先が無意識に震えていた。
電話でよかった。 顔を合わせていたら、こんなウソ、絶対につけなかった。 いや、喋れなかった。
スマホを伏せて、壮士はその場に膝を抱えた。スマホが鳴っている。きっと晴臣が電話をかけているのだろう。
壮士の目から、ポタポタと涙が零れる。
上手く息ができない。 胸が痛い。 喉が焼けるように苦しい。
(あいつが傍にいないのは、寂しい)
(会いたい…)
(好きだ)
何度も心の中で叫んだ。
やっとのことでスマホが鳴りやみ、壮士は晴臣の番号をブロックした。
(――もう十分だ)
晴臣の子どもがいるから。きっと、この子のために生きていける。 大事に育てるから。
晴臣がいなくても、大丈夫。
そう言い聞かせながら、壮士は涙を拭った。
でも、心の奥では知っていた。
――本当は、大丈夫なんかじゃない。
それでも、晴臣の未来を守るために。 この命を守るために。 壮士は、ひとりで歩き出すしかなかった。
*
子どもを産むとは、こんなにも―― しんどいものだとは、知らなかった。
晴臣と離れてから、壮士の身体は急激に変化した。
つわりが酷く、食べ物の匂いだけで吐き気が込み上げる。 何を口にしても受け付けず、体重はみるみるうちに落ちていった。 気づけば、5キロも痩せていた。
さすがに脱水症状で、病院に行った。 そのまま入院。 そして、切迫早産の診断。
妊娠期間のほとんどを、壮士は病室で過ごすことになった。
毎日、点滴。 ベッドの上で、身体を動かすこともろくにできない。
することと言えば、長期連載のマンガを読むか、スマホでゲームをするか、テレビを見るか―― そんな退屈な日々の繰り返し。
大好きな唐揚げもまともに食えない。 常にイライラする。 頭は痛いし、お腹は重いし、やりたいことは全部我慢だった。
(……世の中の母親って、こんなに大変だったんだな)
壮士は、初めて本気でそう思った。
自分の身体が、自分のものじゃないみたいで。 感情も、思考も、全部が揺れていて。 それでも、お腹の中の命だけは、確かにそこにいた。
ある日、母親が見舞いに来た。
壮士は、ベッドの上でぽつりと呟いた。
「……産んでくれて、ありがとな……」
柄にもなく、そんな言葉が口をついて出た。
母親は、少し驚いたように目を丸くして―― それから、ふわりと笑った。
「何言ってんの。あんたが生まれてきてくれて、こっちこそありがとうよ」
その言葉に、壮士は思わず涙が滲んだ。
(……俺も、そう言えるようになれるかな)
晴臣の顔が、ふと頭をよぎる。晴臣がここにいたら、きっと隣で笑ってくれていた。
「唐揚げ食えないとか、人生の危機だな」
とか言って、くだらない冗談を飛ばしてくれたかもしれない。
でも、今はもういない。
それでも―― この命を守るために。 この命に「生まれてくれてありがとう」と言うために。
壮士は、今日も点滴を受けながら、静かにお腹を撫でた。
*
実家に戻った壮士を、家族は静かに迎え入れた。
最初の数日は、何も聞かれなかった。 けれど、やがて母親がぽつりと切り出した。
「……父親は、誰なの?」
その声は、責めるようなものではなかった。 ただ、心配と戸惑いが滲んでいた。
壮士は、何も言わなかった。 首を横に振るだけで、口を閉ざした。
何度か聞かれた。 壮士の父親も、妹も、遠回しに探ろうとした。 けれど、壮士が頑として口を割らないとわかると、それ以降は誰も何も言わなくなった。
そして、ある夜。 母親は泣いた。
「……おろしなさい。あなたと、その子のために…!」
その言葉は、壮士の胸に深く刺さった。
母親は、壮士の将来を思っていた。 子どもの将来を思っていた。 壮士がどれだけ苦しむか、どれだけ孤独になるか―― それを考えて、泣きながら言ったのだ。
壮士は、黙って聞いていた。 でも、最後にははっきりと言った。
「母さん、ごめん。でも、この子だけは絶対に、産む」
それは、揺るぎない決意だった。
これは、最初で最後のチャンスかもしれない。 自分の中に宿った命を、どうしても守りたい。
晴臣のことは言わなかった。
母親は、しばらく黙っていた。 そして、涙を拭いて、そっと壮士の手を握った。
「……わかった。応援する」
その言葉に、壮士は初めて、少しだけ泣いた。
家族は、何も言わずに支えてくれた。 病院への付き添いも、食事の準備も、気遣いも―― 壮士が言わなくても、そっと寄り添ってくれた。
(……本当に、優しい家族だ)
壮士は、ベッドの上で膨らんできたお腹に手を添えながら、静かに思った。
この命を守るために。 この家族に、ちゃんと「ありがとう」と言えるように。
*
辛いことも、苦しいことも―― 壮士は、ただ子どもが無事に生まれてくれることだけを願って、耐え続けた。
つわり、入院、切迫早産。 身体は思うように動かず、心も何度も折れそうになった。 それでも、幸い、赤ん坊は順調に育っていた。 医師にも「よく頑張ってますね」と言われるたびに、壮士は少しだけ安心した。
そして――予定日より少し早く、帝王切開での出産が決まった。
手術室の眩しいライトの下、壮士は麻酔でぼんやりとした意識の中、ただ静かに待っていた。
そして、聞こえた。赤ん坊の泣き声と、助産師の「かわいい女の子ですよ」という言葉。
その声に、壮士の胸がぎゅっと締め付けられた。
助産師がそっと赤ん坊を見せてくれる。 最初は目を閉じていた。 小さな手、小さな口、柔らかそうな頬。
そして――目を開けた。
ぱっちりとした瞳が、まっすぐにこちらを見た。
(……あいつに、似てるな)
その瞬間、壮士の目に涙が溢れた。
晴臣の面影が、こんなにも小さな命に宿っている。 声も出せず、ただ見つめることしかできなかった。
子どもには「晴音(はるね)」と名付けた。
“晴”は、晴臣の名前から。
小さな手を握ると、指先がぴくりと動いた。 まだ目もよく見えていないはずなのに、壮士の顔をじっと見ているような気がした。
「晴音……」
声に出して呼ぶと、胸の奥がじんわりと熱くなる。
この子は、自分のすべてだ。 晴臣との証であり、壮士が守るべき命。
壮士は晴音の頬にそっと触れた。
晴音は、静かに眠っていた。 小さな寝息が、壮士の世界を優しく満たしていく。
(……幸せだ)
そう思いながらも、心の奥では晴臣の顔が浮かんでいた。
もし晴臣がここにいたら、どんな顔をするだろう。 晴音を見て、どんな言葉をかけるだろう。
(あいつがいなくても…)
ちゃんと晴音を育てる。それでも、心のどこかで寂しさは拭えなかった。
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