【創作BLオメガバース】優しくしないで

万里

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 久しぶりの再会は、あまりにも突然だった。

 インターホンが鳴ったとき、壮士はリビングで娘の晴音にミルクを飲ませていた。 母親が「はいはい」と玄関に向かう。 
「……あの、朝永くんは……」
 聞き覚えのある声が、玄関から漏れてきた。
 壮士の指が止まる。 振り返ると、そこに立っていたのは――少し痩せたようにも見えるけれど、間違いなく、晴臣だった。
「……え……?」
 声が震えた。
「久しぶり……」
 晴臣の視線は、壮士ではなく―― 壮士の腕の中でミルクを飲んでいる、晴音に注がれていた。
 壮士は咄嗟に、晴音を抱き寄せて顔を隠した。 けれど、もう遅い。
「おまえ……っ! なんでここにいるんだよ?!」
 心臓がバクバクと鳴る。 手のひらが汗ばんで、呼吸が浅くなる。
 母親は何も言わず、晴臣をソファに座らせて、緑茶を出した。
 その仕草に、壮士は悟った。母親は、晴音の父親が晴臣だと――もう気づいている。
 壮士は唇を噛んだ。
 晴臣の視線が、晴音から壮士へと移る。 何かを言いたげな目。 問い詰めるでもなく、責めるでもなく――ただ、静かに見つめていた。
 壮士は、晴音をそっと抱きしめながら、視線を逸らした。
(……なんで…。どうしてここに…)

 1歳になった晴音の髪は、晴臣に似て柔らかくて、 瞳は、晴臣と同じ色をしていた。
 隠しきれるはずがなかった。
 壮士は、震える手で晴音の背を撫でながら、 胸の奥に押し込んできた感情が、静かに溢れ出すのを感じていた。
「朝永、その子は……?」
 晴臣の声が、静かに響く。壮士の背筋が凍る。逃げたい。 今すぐここから、晴臣の視線から、過去から――逃げ出してしまいたい。
「俺の、子どもか……?」
 その言葉に、壮士の心臓が跳ねた。
「違う……! この子は……雅人の……!」
 声が震える。 喉が詰まって、言葉がうまく出てこない。 晴臣の顔が見られない。 一体、どんな表情をしているんだろうか。 怒ってる? 傷ついてる? それとも――
 腕の中では、晴音がミルクを飲みながら、いつの間にか眠っていた。 小さな寝息が、壮士の胸にじんわりと響く。
 部屋には、長い沈黙が流れていた。
 晴臣は、出された緑茶に手を伸ばすこともなく、ただ視線を落としていた。
 そして、ぽつりと口を開いた。
「……朝永と同じ高校だった、陸上部の人を探して、人づてに連絡を取ったんだ」
 その言葉に、壮士の指先がぴくりと反応する。
「雅人って名前を聞いたら、『あいつなら今、海外にいる』って言われた。番もいないそうだ」
 静かに、けれど確かに告げられたその言葉が、壮士の胸を突いた。
「……え……」
 声が漏れる。壮士は、晴音を抱きしめる腕に力を込めた。
「……なあ、どういうことだ?」
 晴臣の低い声が、静かに部屋に落ちる。
(……バレた)
 壮士は唇を噛んだ。
(どうして、今さら、こんなとこまで……、来たんだよ……)
(ああ……そうか、……責めるために、きたのか…)
 考えてみれば当然だ。 ウソをつかれて、自分の知らないところで子どもが生まれていたなんて、世間的に見れば裏切りに近い。 晴臣が怒っていても、責めてきても、何も言い返せない。
 壮士は、晴音をそっと寝かせながら、震える声で言った。
「……ウソついて悪かったよ。でも、お前には絶対に迷惑かけないようにするから……この子だけは、育てさせてくれ……」
 それが、壮士の精一杯だった。
 けれど――
「嫌だ……」
 その一言が、鋭く胸に突き刺さった。
「え……?」
 思わず顔を上げた瞬間、晴臣が一歩、近づいてきた。そして、壮士の肩を掴む。
 懐かしい匂いがした。 あの頃、何度も抱きしめられたときの、あたたかくて安心する匂い。
 晴臣は、苦しそうな顔をしていた。 眉を寄せ、唇を震わせながら、壮士を見つめていた。
「どうして、俺に……何も言ってくれなかったんだ……」
 その声は、怒りではなかった。 悲しみと、悔しさと、どうしようもない愛しさが滲んでいた。
 壮士は、言葉を失った。
(……だって、お前の未来を、オレが壊すのが怖かったから)
 言い訳が、喉の奥で詰まる。
 晴臣の手の温もりが、肩からじんわりと伝わってくる。
(でも、本当は――)
 壮士は、目を伏せたまま、絞り出すように言葉を吐いた。
「そんなの……お前に迷惑かけるからに決まってんだろうが……。男のΩが、確実に産める保証もねえ……自分の命の保証すらないって言われて……。育てられるかもわからねえ…。お前、就職とか決まってたのに、俺が傍にいたら、お前の人生メチャクチャにするかもしれないって……。実際、つわりもめちゃくちゃ酷かったし、ずっと入院してたし……産んでもあっちこっち痛いし……やっと体調も戻ってきたとこだよ……。 結果、ちゃんと産めたからよかったけど、いつ死んでもおかしくなかったんだよ……」
 言い終わるか否かという瞬間だった。
 晴臣が、壮士を抱きしめた。
 強くもなく、弱くもなく―― ただ、確かにそこにいると伝えるような、優しい抱擁だった。
「一緒にいられなくて、悪かった……」
 その言葉に、壮士は目を見開いた。
「は……?」
 晴臣は、苦しそうな顔で、壮士の肩に額を寄せた。
「……あのとき、無理やりにでも連絡を取って、すぐに会いに来ればよかった。 好きな人の名前を出されても、諦めるんじゃなかった……!」
 壮士は、何も言えなかった。
 晴臣の腕の中で、ただ震えていた。
(……なんで、そんなふうに言ってくれるんだよ)
(俺は、お前の未来を守りたかっただけなのに)
(でも、ほんとは――)
 会いたかった。 触れてほしかった。 一緒にいてほしかった。
 晴臣の温もりが、壮士の心の奥に染み込んでいく。
 その瞬間、壮士は初めて―― 自分がどれほど晴臣を求めていたかを、痛いほど思い知った。

「そんなの、何も……」
 壮士は、俯いたまま呟いた。
「お前のせいじゃねえし……」
 これは、自分が選んだことだ。 晴臣には、関係のないことだ。
「これからはずっと一緒にいる……」
 晴臣の言葉に、壮士の胸がざわついた。
「っ……!だから、お前の隣にいていいのは俺じゃないだろ!!!!」
 声を荒げた瞬間、晴音がビクリと身体を震わせた。 そして、泣き出した。
 壮士は慌てて晴臣の腕を振りほどき、晴音をあやす。 「ごめん、ごめんな……」と何度も囁きながら、背を撫でる。 けれど、晴音の泣き声は止まらない。
 知らないうちに、壮士の目からも涙がこぼれていた。
「……なんだよ……っ!俺が、どんな覚悟で、お前から……離れたと……っ!!」
 声が震えた。 喉が焼けるように痛い。 胸の奥が、張り裂けそうだった。
 晴臣は何も言わず、壮士と晴音の両方を、ふわりと包み込むように抱きしめた。
「ああ、俺が悪かった…」
 その腕の温もりに、壮士はさらに涙をこぼした。
「違うだろ……! お前は悪くねえだろ……!」
「いいや、俺が不甲斐なかった……」
 壮士は、晴臣の胸に顔を埋めながら叫んだ。
「なんで、こんなに優しくするんだよ……?!もう優しくするな……!!」
「どうしてだ……?」
 晴臣の問いに、壮士は答えられなかった。
 嗚咽をあげて泣いていると、いつの間にか晴音は泣き止んでいた。 不思議そうに、壮士の顔を見上げている。
 その瞳は、まっすぐで、大きくて、きれいで―― 晴臣と同じだった。
 壮士は、震える声で言った。
「俺だって……本当は……会いたかった……。 寂しかった……。苦しかった……。 お前がいてくれたらって思ってた……。でも、俺じゃダメなんだって……」
 晴臣は、壮士の頬に手を添えて、まっすぐに言った。
「俺には、お前が必要だ……!」
 その言葉に、壮士の胸がまた大きく揺れた。
「っ……!でもっ……!!」
「朝永……頼む……」
 壮士は、唇を噛みながら、目を逸らした。
(……どうして、こんなにも真っ直ぐなんだよ)
(こんなふうに言われたら、もう……)
 心が、ほどけていく。
 涙が止まらない。 でも、晴臣の腕の中は、あたたかかった。
「バカじゃねーの……?」
「……ああ」
「後悔しても知らねえよ……?」
「しない」
「もう、離してやらねえよ……?」
「……ああ」
 そう言って、晴臣は壮士の頬に、そっとキスをした。

 *

 それから、晴臣は改めて壮士の両親に挨拶をした。
「壮士さんと、一緒に暮らしたいと思っています」
 そう言って、深々と頭を下げる晴臣の姿に、壮士は胸が熱くなった。
 両親は驚いていたけれど、晴臣の誠実な態度と、晴音を抱く手の優しさを見て、何も言わずに頷いてくれた。

 その後、晴臣の実家にも足を運んだ。
『Ωの男性』ということで、はじめは戸惑いの空気があった。 壮士は緊張して、晴音を抱く腕にも力が入っていた。 けれど、晴音が祖父母の前で人懐っこく笑った瞬間―― 空気がふっと和らいだ。
「かわいいなあ……」
 そう言って、晴臣の父親が晴音の手を握ったとき、壮士は少しだけ肩の力を抜いた。
(……この子が、みんなを繋いでくれるんだな)
 そう思った。

 そして、ふたりは一緒に暮らすことにした。
 晴臣の職場から遠すぎず、壮士の実家にも帰りやすい場所。 交通の便がよく、静かで、子育てにも向いている街。 ふたりで何度も物件を見て回り、ようやく見つけたアパートは、陽当たりのいい角部屋だった。

 αとΩは、番関係になってからでないと籍を入れられない。 だから、まだ結婚はしていない。
 朝、晴臣が「行ってきます」と言って出勤する。 壮士は晴音を抱いて「いってらっしゃい」と見送る。 夜、ふたりで夕飯を作りながら、晴音の成長を語り合う。
 そんな日々が、ただ愛おしかった。でも、これではいけない。壮士は静かに覚悟を決めた。

「ただいま……、……え?」
 玄関を開けた晴臣の声に、壮士は振り返った。晴臣の表情が固まっている。
 壮士は、首のカラーを外していた。
 再会してからずっと、ヒートが来る気配はなかった。 産後はしばらく周期が乱れると聞いていたし、壮士自身も、もうしばらく来ないかもしれないと思っていた。
 けれど、今日。 朝から微熱と倦怠感が続いていた。 身体の奥に、じんわりとした熱がこもるような感覚―― それは、ヒートの前兆に似ていた。
 壮士は、視線を逸らしながら、そっと首元を撫でた。
 細くて、白い首。 晴臣が初めて見る光景だった。
「壮士……その、カラーは……?」
「……もうすぐ、ヒートがくると思う。番に、なるか……?」
「……え」
「どうしてもって言うなら……なってやってもいいけど……?」
 言いながら、耳の先まで赤くなっているのがわかる。 でも、その言葉の奥には、確かな覚悟があった。
 晴臣は、息を呑んだ。
「……いいのか……?」
 壮士は、少しだけ頷いた。
「晴音に、戸籍で父親がいないのはかわいそうだし……子どものためだからな……!!」
 晴臣は笑顔で、壮士と晴音をぎゅっと抱きしめた。
「ああ!番になったら、すぐに結婚しよう!」
「……は?」
「今度、指輪を買いに行こう。結婚式はいつにする?」
「結婚式なんかしねえよ! バカ……!!」
「指輪は、つけてくれるか?」
「気が向いたらな……」
 壮士の耳は、真っ赤だった。 晴音は、きゃっきゃと嬉しそうに笑っている。 その笑い声が壮士の心を満たしていく。
「なあ……」
「ん?」
 壮士は、少し不安そうに顔を上げた。
「本当に……後悔しないか……?」
 その瞳は、どこか怯えていた。 晴臣は、まっすぐに答えた。
「しない。俺は、お前と、晴音がいたら幸せだ」
「……あっそ……」
 壮士はそっぽを向いた。 
 そして、赤い顔で睨みながら言った。
「……もし、浮気なんかしたら、ぶっ飛ばすからな……!」
 その言葉に、晴臣は思わず笑う。
「ああ……わかった」
「なんで笑ってんだよ?!」
「いや、かわいいなと思って」
 そう言いながら、晴臣は壮士の頬にそっとキスをした。

 *

 その後、壮士と晴臣は無事に番になった。
 そして、婚姻届を出した。
 役所の窓口で、晴臣が「お願いします」と書類を差し出したとき、壮士は少しだけ手が震えた。 晴音を抱きながら、晴臣の隣に立つ自分が、まだ夢の中にいるようだった。

 結婚式は、もう少し晴音が大きくなってから。 身内と友人を呼んで、こぢんまりとした式を挙げることに落ち着いた。
「式なんて、恥ずかしいからやだ」と言っていた壮士も、晴臣が「みんなに紹介したい」と言うと、耳まで真っ赤にして「……考えとく」と呟いた。

 お互いの左手の薬指には、揃いの指輪が光っている。
 晴臣が選んだ、シンプルで細身のデザイン。 「派手なのはイヤだ」と言った壮士の好みに合わせて、何度も店を回って決めたものだった。
 指輪をつけるとき、壮士は少し照れながら「失くしそうだ」と言った。 晴臣は笑って、「失くしても、一緒に探せばいい」と答えた。
 その言葉に、壮士は何も言えなくなった。
(……どこまで優しいんだよ)

 今、隣には晴臣がいて、晴音がいる。
 晴音は、よちよち歩きができるようになり、最近は「ぱぱ」「まま」と言いながらふたりの後をついて回る。
 その姿を見るたびに、壮士の胸がじんわりと満たされていく。
(……ああ、なんて幸せだ)
 晴臣が、壮士の髪を撫でながら「今日もお疲れさま」と言ってくれる。 晴音が、眠る前に「ぎゅー」と言って腕を広げてくる。
 その優しさに包まれるたび、壮士は思う。
(……もう、これ以上――優しくしないで)
 これ以上優しくされたら、きっと泣いてしまう。 これ以上幸せになったら、怖くなってしまう。
 でも、そんなふうに思ってしまうほど―― 今の自分は、満たされていた。
 晴臣と、晴音と。 この小さな家族と、これからもずっと一緒に。
 壮士は、そっと指輪に触れながら、静かに目を閉じた。

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