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副反応観察記録
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1度目のワクチン接種で完全に油断していた。
1度目は筋肉の痛みしか症状がなかった。
「2度目の方が症状が重い」とは聞いていたが、「1度目があれなら余裕だな」と油断したのが悪かった。
ワクチン接種から12時間後、腕の痛み以外には特に何もなく、いつも通り風呂に入ることにした。
今思えばこの風呂が悪かったかもしれない。
注射した日には運動したり風呂に入らない方がよいというのは小学生でも知ってる。
寝入ろうとすると、急に寒気が来た。
「ああ、これか」と思いながら今までの行動を反省する。
意識がもうろうとする経験は2度目だった。
1度目は、20歳の時に初めてインフルエンザになった時だ。
そのせいで同窓会に行けなかったのを今でも恨んでいる。
それはさておき、ここに主な症状、対処法を記録する。
【主な症状】
1.寒気
いくら布団をかぶっても震えが止まらない。
1、2時間経過で収まったが、そのあとは意識がもうろうとし、疲労感が全身を襲った。
2.発熱、疲労感、倦怠感
しばらく寒気が続いた後は、発熱、疲労感、倦怠感を感じた。
もちろん、寝ることができない。
3.鈍い頭痛、感覚過敏
起きた時には7時になっていた。
7時間も闘病していたのだ。
ワクチンだから闘病と言っていいのか分からないが。
起きると、じんじんとした鈍い頭痛が襲ってきた。
さらに、感覚過敏が起き、少し眩しく感じたり、音に敏感になったりした。
熱を測ると38.5℃だった。
【対処】
そもそも病気への対処は、2種類ある。
原因療法と対症療法だ。
原因療法は、病気の原因となる病原菌を断つことで、病気を治すという方法。
例えば、抗生物質によって菌を殺すなどだ。
対症療法は、病気によって引き起こされる症状に対処するという方法。
例えば、風邪の原因となるウイルスは種類が多すぎて抗生物質では対処できない。
そこで、熱が出たら熱を冷ます、といった症状に対しての対策が行われる。
以下、自分が行ったことを記録する。
1.冷やす
そもそも、風邪をひいたときになぜ熱が出るのかお分かりだろうか?
熱にはウイルスを退治する役割がある。
熱によって細胞が活性化するのか、それとも直接熱で退治するのか自分は知らないが、熱を出す、ということは病原菌と闘っていることを表す。
しかし、熱を出し過ぎると脳がダメージを受ける。
それを防ぐため、体を冷やす必要がある。
首、脇、股間など太い血管が通っている場所を冷やすと効率よく体を冷やすことができる。
僕は保冷剤を首に置いた。
2.水分補給
病気になると気を付けなければならないのが水分補給だ。
僕はトイレで立ち上がるたび、水を飲むようにしている。
これには「if-thenルール」というものが関わっている。
「if-thenルール」とは、「~したら○○する」というルールのことだ。
様々な心理実験により、これで悪い癖が治ったり、新しい癖を作ったりと、習慣化に関する大きな成果を上げていることがわかっている。
例えば、ダイエットのためトイレに入る前にスクワットを1回する、などだ。
できるだけ簡単なことにし、続けることが大事だ。
慣れてきたら回数を増やしていく。
自分はこれを水分補給に利用した。
立ち上がるたびに水分補給すれば忘れることもない。
もちろん、立ち上がらなくても補給することはある。
清涼飲料水は糖分が入っているので水、塩水をお勧めする。
3.妄想
正直、これを一番にオススメしたい。
寝るのに集中できないので色んな妄想をした。
小説のネタだったり、くだらないアイデアが湧いたりする。
人間は、集中することとリラックスすることは同時にはできない。
物を覚えたり、パフォーマンスが上がるのは集中している時だが、頭の中で整理したり、アイデアが湧き出てくるのは、ボーっとしたり、リラックスしているときだ。
だから、ボーっとしている時はアイデアを出すようにしている。
また、病原菌を退治する妄想もする。
車に乗っているときに外にニンジャを走らせる妄想は誰でも経験があるだろう。
同じように、病気になった時は病原菌を退治する妄想をする。
がん治療で、がんを退治するイメージをすると免疫が活性する、という話もあるくらいだ。
どのくらい効果があるのかは分からないが、人間の思い込みの力は馬鹿にはできない。
以上が副反応の記録だ。
参考にするかどうかは自己責任で委ねたい。
1度目は筋肉の痛みしか症状がなかった。
「2度目の方が症状が重い」とは聞いていたが、「1度目があれなら余裕だな」と油断したのが悪かった。
ワクチン接種から12時間後、腕の痛み以外には特に何もなく、いつも通り風呂に入ることにした。
今思えばこの風呂が悪かったかもしれない。
注射した日には運動したり風呂に入らない方がよいというのは小学生でも知ってる。
寝入ろうとすると、急に寒気が来た。
「ああ、これか」と思いながら今までの行動を反省する。
意識がもうろうとする経験は2度目だった。
1度目は、20歳の時に初めてインフルエンザになった時だ。
そのせいで同窓会に行けなかったのを今でも恨んでいる。
それはさておき、ここに主な症状、対処法を記録する。
【主な症状】
1.寒気
いくら布団をかぶっても震えが止まらない。
1、2時間経過で収まったが、そのあとは意識がもうろうとし、疲労感が全身を襲った。
2.発熱、疲労感、倦怠感
しばらく寒気が続いた後は、発熱、疲労感、倦怠感を感じた。
もちろん、寝ることができない。
3.鈍い頭痛、感覚過敏
起きた時には7時になっていた。
7時間も闘病していたのだ。
ワクチンだから闘病と言っていいのか分からないが。
起きると、じんじんとした鈍い頭痛が襲ってきた。
さらに、感覚過敏が起き、少し眩しく感じたり、音に敏感になったりした。
熱を測ると38.5℃だった。
【対処】
そもそも病気への対処は、2種類ある。
原因療法と対症療法だ。
原因療法は、病気の原因となる病原菌を断つことで、病気を治すという方法。
例えば、抗生物質によって菌を殺すなどだ。
対症療法は、病気によって引き起こされる症状に対処するという方法。
例えば、風邪の原因となるウイルスは種類が多すぎて抗生物質では対処できない。
そこで、熱が出たら熱を冷ます、といった症状に対しての対策が行われる。
以下、自分が行ったことを記録する。
1.冷やす
そもそも、風邪をひいたときになぜ熱が出るのかお分かりだろうか?
熱にはウイルスを退治する役割がある。
熱によって細胞が活性化するのか、それとも直接熱で退治するのか自分は知らないが、熱を出す、ということは病原菌と闘っていることを表す。
しかし、熱を出し過ぎると脳がダメージを受ける。
それを防ぐため、体を冷やす必要がある。
首、脇、股間など太い血管が通っている場所を冷やすと効率よく体を冷やすことができる。
僕は保冷剤を首に置いた。
2.水分補給
病気になると気を付けなければならないのが水分補給だ。
僕はトイレで立ち上がるたび、水を飲むようにしている。
これには「if-thenルール」というものが関わっている。
「if-thenルール」とは、「~したら○○する」というルールのことだ。
様々な心理実験により、これで悪い癖が治ったり、新しい癖を作ったりと、習慣化に関する大きな成果を上げていることがわかっている。
例えば、ダイエットのためトイレに入る前にスクワットを1回する、などだ。
できるだけ簡単なことにし、続けることが大事だ。
慣れてきたら回数を増やしていく。
自分はこれを水分補給に利用した。
立ち上がるたびに水分補給すれば忘れることもない。
もちろん、立ち上がらなくても補給することはある。
清涼飲料水は糖分が入っているので水、塩水をお勧めする。
3.妄想
正直、これを一番にオススメしたい。
寝るのに集中できないので色んな妄想をした。
小説のネタだったり、くだらないアイデアが湧いたりする。
人間は、集中することとリラックスすることは同時にはできない。
物を覚えたり、パフォーマンスが上がるのは集中している時だが、頭の中で整理したり、アイデアが湧き出てくるのは、ボーっとしたり、リラックスしているときだ。
だから、ボーっとしている時はアイデアを出すようにしている。
また、病原菌を退治する妄想もする。
車に乗っているときに外にニンジャを走らせる妄想は誰でも経験があるだろう。
同じように、病気になった時は病原菌を退治する妄想をする。
がん治療で、がんを退治するイメージをすると免疫が活性する、という話もあるくらいだ。
どのくらい効果があるのかは分からないが、人間の思い込みの力は馬鹿にはできない。
以上が副反応の記録だ。
参考にするかどうかは自己責任で委ねたい。
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