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姫君と若君
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永禄2年。
戦乱の世が始まってから90年もの月日が過ぎた。
この魂胆とした世界に、私は薩摩《さつま》の地を治める伊藤家の当主、伊藤 盛隆《もりたか》の長女として産まれた。
そう、私は戦国大名のお姫様だ。
戦国時代の姫とは決して優雅なものではない。
花嫁修業である礼法や書道や茶道、さらには歌学や芸事にいたるまで多岐にわたる教養に励み、嫁ぎ先にその免状を持参するのが当たり前だった。
それらは全てお家のため。
時には人質として嫁がされ、実家に有利な情報を得るための秘密の庶務もこなさなくてはならない……
戦国のお姫様は、賢くなくては生きていけないのだ。
「た────────っ!!」
かくいう私も、日々厳しい鍛錬に励んでいた。
「こら小平太《こへいた》!逃げるなっ!!」
大声を張り上げながら小平太の、その太った腹に木刀を突き刺した。
小平太はヴゥっと呻き声を上げながら二三歩後退りをすると、膝から崩れ落ちるようにして果てた。
「討ち取ったあ!次、銀二《ぎんじ》!!」
「嫌ですよもう!勘弁して下さいよ阿古《あこ》姫様!!」
……うん?想像してたのと違うって?
花嫁修業に武芸は入らないんじゃないかだって?
いやいや、戦国時代では女性でも城主不在となったお城を守るために必要なことだったの。
非力な女性が扱う武具は、普通なら薙刀《なぎなた》だ。
だから私みたいに剣術を習ったり馬にまたがって槍まで振り回しちゃうような姫は稀《まれ》だったんだけどね。
まあ、ね……自分でもちょっぴり風変わりな姫かもしれないなあとは思うけれど、なにせこんなご時世だから………
「世の中のせいにしないで下さい!阿古姫様のその破茶滅茶さは生まれもった性格ですからね。せ・い・か・く!」
「ちょっと銀次!勝手に人の思考の中に入って来ないでちょうだい!」
だって机に座って乳母《うば》の長尾《ながお》の話を聞いてるのって性にあわないっていうか、はっきり言ってつまんないんだもん。
今日も長尾の目を盗んで抜け出し、父の家臣の息子である幼なじみの二人との武芸に明け暮れていた。
「そうだ銀次。父の部屋からこっそり刀を持ってきたんだけど、試してもいい?」
「なに言ってんですか!死にますって!!」
「なによケチんぼ。イイわよね~あんたは戦《いくさ》で思う存分暴れ回ってるんだから。」
「俺だって刀で切りつけ合うような合戦なんてやったことないですからね?」
刀というものはしっかりとした刀筋《はすじ》で振り切ると、ヒュッという独特の音が出るらしい。
どうしたらそんなに上手く振れるのだろうと前後左右にブンブン振り回していたら、長細くて黒い影が宙を舞った。
「───────あっ。」
私も銀次ものびていたはずの小平太も、目が点になった。
なぜなら地面には、ザックリと切り落とされた私の髪の毛の束が転がっていたからだ。
「おなっ、おなごの髪があ?!かような短さになるとはなんたることっ!!いつもいつも口が酸っぱくなるほど姫様には申しておるのに聞く耳を持たぬからこのような事になるのじゃぁあ!!」
腰まであった髪が肩までにスパッと切れてしまった。それを見た長尾の小言が止まらない、止まらない……
これは参ったぞ……この怒りはちょっとやそっとじゃおさまりそうにない。
髪なんてほっといてもいくらでも伸びてくるんだから、こんなにやかましく怒鳴らなくてもよくない?
この騒ぎに気付いた父上が、何事かとやって来た。
「我が娘ながらなんとも豪快である。元気があるのは良いことじゃ。」
父上は私に激甘だ。十年前に亡くなった母上に瓜二つということもあるのだろう。
父上は側室を持たず、正室だった母上を溺愛していた。
それにこの地は古くから水害に悩まされ、貧しい暮らしを余儀なくされながらも隣国との戦いにも応じなければならなかった。
そんな厳しい中で生き抜いてきた父にとって、命に関わる以外の大抵のことは取るに足らなきことなのである。
「お屋形《やかた》様がそうやって甘やかすから!これでは嫁の貰い手がありませぬっ!」
「それでも良い。阿古は誰にも渡しとうない。」
長尾にギロリと睨まれた父上がウッとたじろいだ。
父上にとっても長尾は乳母であり教育係でもあったので、当主となった今でも頭が上がらないのだ。
はあ~と大きくため息をつく長尾の小言にますます熱が帯びる……
「姫様も姫様なら若君《わかぎみ》様の方もまるでか弱きおなごのようであーたらこーたら。伊藤家の行く末が心配で心配でぴーちくぱーちく。お迎えが来ても長尾は死ぬに死ねませぬ~ペチャリクチャリ……」
長尾はまだまだ死なないと思うんだけど……
私には一つ下の弟がいる。
この弟、名を吉継《よしつぐ》と言うのだが私とは正反対の性格でとんだフニャチン野郎なのだ。
周りからなんど中身が入れ替わればいいのにと言われたことか……
吉継はもう16歳だ。
次に合戦が起これば出陣することになっている。
それを恐れるがあまり、一ヶ月前から部屋から出てこなくなったのだ。
全く……せっかくあんな立派な甲冑《かっちゅう》を揃えてもらったっていうのに。
だいたい初陣《ういじん》で先頭切って戦うような無茶なことをさせられるわけないじゃない。ビビりすぎだ。
父上がお供を連れて領地の見回りにいくと言うので私もついていくことにした。
これ以上長尾のくどくどと続く話を聞いていたら耳にタコが出来る……
馬にまたがり全身に吹く風を感じると少しヒンヤリとしていた。暑かった夏も終わり、季節は次の秋へとうつろう……
田んぼにはたわわに実った稲穂が黄色く色づき始めていた。
「お屋形様見てくだされ~!今年も豊作ですじゃあ!」
「おう、見事なものじゃのお。稲刈りの際は手伝うので呼んでくれえ。」
父上の言葉に農民達はそれは頼もしいと大笑いした。
温厚で気さくな父上は重臣や家臣のみならず、領地の民からの信頼も厚かった。
時は戦乱の世だと言うのに、最近は穏やかな日々が続いている。
ずっとこうならいいのにと、願わずにはいられない……
風とともに土壌から立ち上る微かな匂いが鼻先をかすめた。
この湿気を帯びたカビくさいような独特の香りは………
「父上、明日は雨が降るわ。」
私は昔から鼻が異常に鋭くなることがあった。
それは子供の頃に隠れんぼをすると、隠れた場所やそれが誰なのかまで正確に言い当てられるほどだった。
「そうか。ならば念の為、堤《つつみ》の方も見に行かねばならぬな。」
堤とは貯水池のことである。
五年前、この地に訪れた高貴なお坊様が水害から身を守る術《すべ》があると土木技術を伝授してくれた。
山の中腹に堤防を築いて大きなため池を作り、そこに流れる幾つもの支流の水量を調節する為の水門《すいもん》なるものを、木を削って組み上げてくれたのだ。
以来、毎年鉄砲水が起こって辺り一面水浸しになっていたような豪雨にも持ちこたえることが出来るようになった。
今年も無事に稲を刈ることが出来そうだ。
一面に広がる稲穂が風に吹かれ、遥か彼方へと流れていく葉波を見るのが……
私は、大好きだった─────────……
戦乱の世が始まってから90年もの月日が過ぎた。
この魂胆とした世界に、私は薩摩《さつま》の地を治める伊藤家の当主、伊藤 盛隆《もりたか》の長女として産まれた。
そう、私は戦国大名のお姫様だ。
戦国時代の姫とは決して優雅なものではない。
花嫁修業である礼法や書道や茶道、さらには歌学や芸事にいたるまで多岐にわたる教養に励み、嫁ぎ先にその免状を持参するのが当たり前だった。
それらは全てお家のため。
時には人質として嫁がされ、実家に有利な情報を得るための秘密の庶務もこなさなくてはならない……
戦国のお姫様は、賢くなくては生きていけないのだ。
「た────────っ!!」
かくいう私も、日々厳しい鍛錬に励んでいた。
「こら小平太《こへいた》!逃げるなっ!!」
大声を張り上げながら小平太の、その太った腹に木刀を突き刺した。
小平太はヴゥっと呻き声を上げながら二三歩後退りをすると、膝から崩れ落ちるようにして果てた。
「討ち取ったあ!次、銀二《ぎんじ》!!」
「嫌ですよもう!勘弁して下さいよ阿古《あこ》姫様!!」
……うん?想像してたのと違うって?
花嫁修業に武芸は入らないんじゃないかだって?
いやいや、戦国時代では女性でも城主不在となったお城を守るために必要なことだったの。
非力な女性が扱う武具は、普通なら薙刀《なぎなた》だ。
だから私みたいに剣術を習ったり馬にまたがって槍まで振り回しちゃうような姫は稀《まれ》だったんだけどね。
まあ、ね……自分でもちょっぴり風変わりな姫かもしれないなあとは思うけれど、なにせこんなご時世だから………
「世の中のせいにしないで下さい!阿古姫様のその破茶滅茶さは生まれもった性格ですからね。せ・い・か・く!」
「ちょっと銀次!勝手に人の思考の中に入って来ないでちょうだい!」
だって机に座って乳母《うば》の長尾《ながお》の話を聞いてるのって性にあわないっていうか、はっきり言ってつまんないんだもん。
今日も長尾の目を盗んで抜け出し、父の家臣の息子である幼なじみの二人との武芸に明け暮れていた。
「そうだ銀次。父の部屋からこっそり刀を持ってきたんだけど、試してもいい?」
「なに言ってんですか!死にますって!!」
「なによケチんぼ。イイわよね~あんたは戦《いくさ》で思う存分暴れ回ってるんだから。」
「俺だって刀で切りつけ合うような合戦なんてやったことないですからね?」
刀というものはしっかりとした刀筋《はすじ》で振り切ると、ヒュッという独特の音が出るらしい。
どうしたらそんなに上手く振れるのだろうと前後左右にブンブン振り回していたら、長細くて黒い影が宙を舞った。
「───────あっ。」
私も銀次ものびていたはずの小平太も、目が点になった。
なぜなら地面には、ザックリと切り落とされた私の髪の毛の束が転がっていたからだ。
「おなっ、おなごの髪があ?!かような短さになるとはなんたることっ!!いつもいつも口が酸っぱくなるほど姫様には申しておるのに聞く耳を持たぬからこのような事になるのじゃぁあ!!」
腰まであった髪が肩までにスパッと切れてしまった。それを見た長尾の小言が止まらない、止まらない……
これは参ったぞ……この怒りはちょっとやそっとじゃおさまりそうにない。
髪なんてほっといてもいくらでも伸びてくるんだから、こんなにやかましく怒鳴らなくてもよくない?
この騒ぎに気付いた父上が、何事かとやって来た。
「我が娘ながらなんとも豪快である。元気があるのは良いことじゃ。」
父上は私に激甘だ。十年前に亡くなった母上に瓜二つということもあるのだろう。
父上は側室を持たず、正室だった母上を溺愛していた。
それにこの地は古くから水害に悩まされ、貧しい暮らしを余儀なくされながらも隣国との戦いにも応じなければならなかった。
そんな厳しい中で生き抜いてきた父にとって、命に関わる以外の大抵のことは取るに足らなきことなのである。
「お屋形《やかた》様がそうやって甘やかすから!これでは嫁の貰い手がありませぬっ!」
「それでも良い。阿古は誰にも渡しとうない。」
長尾にギロリと睨まれた父上がウッとたじろいだ。
父上にとっても長尾は乳母であり教育係でもあったので、当主となった今でも頭が上がらないのだ。
はあ~と大きくため息をつく長尾の小言にますます熱が帯びる……
「姫様も姫様なら若君《わかぎみ》様の方もまるでか弱きおなごのようであーたらこーたら。伊藤家の行く末が心配で心配でぴーちくぱーちく。お迎えが来ても長尾は死ぬに死ねませぬ~ペチャリクチャリ……」
長尾はまだまだ死なないと思うんだけど……
私には一つ下の弟がいる。
この弟、名を吉継《よしつぐ》と言うのだが私とは正反対の性格でとんだフニャチン野郎なのだ。
周りからなんど中身が入れ替わればいいのにと言われたことか……
吉継はもう16歳だ。
次に合戦が起これば出陣することになっている。
それを恐れるがあまり、一ヶ月前から部屋から出てこなくなったのだ。
全く……せっかくあんな立派な甲冑《かっちゅう》を揃えてもらったっていうのに。
だいたい初陣《ういじん》で先頭切って戦うような無茶なことをさせられるわけないじゃない。ビビりすぎだ。
父上がお供を連れて領地の見回りにいくと言うので私もついていくことにした。
これ以上長尾のくどくどと続く話を聞いていたら耳にタコが出来る……
馬にまたがり全身に吹く風を感じると少しヒンヤリとしていた。暑かった夏も終わり、季節は次の秋へとうつろう……
田んぼにはたわわに実った稲穂が黄色く色づき始めていた。
「お屋形様見てくだされ~!今年も豊作ですじゃあ!」
「おう、見事なものじゃのお。稲刈りの際は手伝うので呼んでくれえ。」
父上の言葉に農民達はそれは頼もしいと大笑いした。
温厚で気さくな父上は重臣や家臣のみならず、領地の民からの信頼も厚かった。
時は戦乱の世だと言うのに、最近は穏やかな日々が続いている。
ずっとこうならいいのにと、願わずにはいられない……
風とともに土壌から立ち上る微かな匂いが鼻先をかすめた。
この湿気を帯びたカビくさいような独特の香りは………
「父上、明日は雨が降るわ。」
私は昔から鼻が異常に鋭くなることがあった。
それは子供の頃に隠れんぼをすると、隠れた場所やそれが誰なのかまで正確に言い当てられるほどだった。
「そうか。ならば念の為、堤《つつみ》の方も見に行かねばならぬな。」
堤とは貯水池のことである。
五年前、この地に訪れた高貴なお坊様が水害から身を守る術《すべ》があると土木技術を伝授してくれた。
山の中腹に堤防を築いて大きなため池を作り、そこに流れる幾つもの支流の水量を調節する為の水門《すいもん》なるものを、木を削って組み上げてくれたのだ。
以来、毎年鉄砲水が起こって辺り一面水浸しになっていたような豪雨にも持ちこたえることが出来るようになった。
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