戦らん浪まんス♡
永禄2年、戦乱の世。
私は戦国大名のお姫様として産まれた。
およそ姫らしいことは苦手で、毎日のように木刀を振り回しては馬に乗って野山を駆け回っていた私は、陰では野猿姫などと呼ばれていた。
そんなある日、腰抜けな弟と無理やり入れ代わって戦場へと向かうこととなった。
誰よりも武功を上げる自信のあった私は敵の大将に飛びつき、首を掻っ切ろうとしたのだが……
そこにいたのは、息を呑むほどに美しい敵国の若君だった。
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