左和水火の敗北

みなみあまね

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後朝にその名を知る

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   朝起きた時、本木先生は隣にいなかった。ベッドの上には私一人。サイドテーブルの時計を見る。午前八時ちょっと過ぎ。部屋のカーテンからこぼれる太陽の光が、今日も晴れだと知らせてくれる。
   私は初めての時のように、泣いたりはしていないけれど、クッタクタのヘッロヘロだったし、とにかく全身が軋んで痛かった。

   本木先生は昨日、2回果てた。
   私は昨日、何回果てたか覚えていない。

   私は昨日、何も出来なかったし、させてもらえなかった。
   本木先生は昨日、私の身体中にキスを落とし、あらゆるところを舐めた。

   舐めた!

   ありえないところを、本木先生は舐めたのだ。 きっと、あれはあの時の仕返しなんだわ。だって言ったじゃない、そういった職業の人とか、長く付き合っている恋人ならいざ知らずって。
   私はまるでボロ雑巾のようだ。
   ふむ、それはさすがに本木先生に悪いか。
   いや、よくよく考えたら、初めても二回目も、何か勝手に始まっていたような気がする。初めてがあんなのだったから、二回目は『初めてモドキ』ぐらい優しくしてもらえると思っていたけど、何だろう、この『身体目当て』感は。大体、偶然に会ったその日に、また身体を求めてくるなんて、もうそれしかないような気がしてきた。
    『彼氏』でもないし、特別仲の良い先生生徒ってわけでもないし、私たちには何もない。これで、明日、学校が始まったら元通りになって、また会わなくなるのかもしれない。
   いろいろ終わった後に、いろいろ思い出して、とにかくイタタマレナイ。
   タオルケットを掴んで頭から被る。
   恥ずかしいのと哀しいのとごちゃ混ぜの気分。
   本木先生は、どういうつもりで私を抱いたんだろう?私の事が好きだと言ったけど、どのぐらい好きなのかしら?いつまで好きでいてくれるの?私のどこが好きなの?
   なんて、計れもしないことを考えている自分に唖然として、深くため息を吐く。
「トゥラヴイズトゥサッファー、トゥアボイドサッファリングワンマストノットラヴ」
  ウディ・アレンの有名な言葉の一節を呟く。そうね、何だか苦しいわ。
「バット、ゼンワンサッファーズフロームノットラヴィング。おはよう、佐和」

   ああ、もう!こういう時は聞いてない振りをしてよ!寝た振りもできないじゃない!

   ギシリとベッドが鳴って、少し沈む。本木先生はベッドサイドに座り、タオルケットからこぼれていた私の髪を弄び始めた。
「佐和、起きるのは辛い?」
   辛いというか何というか、いろいろ無茶し過ぎじゃないでしょうか。私は立ち上がれないくらい、身体が重いの!それもこれも誰のせいなんでしょうね!
   タオルケットを巻き込んで芋虫のように丸まる。今、この無防備な身体をさらけ出すわけにはいかない。
   タオルケットの繭にくるまって無言でいると、本木先生はその繭ごと私を抱き締めた。
「身体が大丈夫そうなら、朝ご飯を食べよう。その前に、シャワーを浴びておいで」
   何よ、昨日はあんなに嫌がったくせに。言われなくても、身体中ベトベトなんだからお風呂は入りますよ。入らせていただきます。
「・・・おはようございます。お風呂、入るから、私の服、返してください」
「わかった。洗濯機の上に置いておく」
「・・・今、ここに持ってきてください。そこまで着ていく服がないんです」
「どうして服を着るんだ?身体、ベタベタだろう?シャワーを先に浴びたほうがいい」
   ベタベタにしたのは貴方でしょ!とにかく、そこまで裸で移動なんてできないの!
   また、無言に戻る。しばらくそのままでいると、本木先生は私を抱き締めたままため息を吐いた。
「わかった。このままバスルームにご案内しよう」
「え?わっ!」
   本木先生はそう言って、芋虫の私をそのまま抱きかかえた。タオルケットの繭が、私の身体からはらはらとめくれていく。慌てて両手で剥がれた繭を手繰り寄せる。
「ぎゃー!!嘘っ!変態!」
「こら、あまり騒ぐな。近所迷惑な上に通報されたらどうするんだ」
「通報されてもいい案件だと思います!」
   恥ずかしさも忘れて、すぐ近くの本木先生の顔を睨む。おのれ、乙女のハジライを何だと思ってるのよ!
「改めて、おはよう。佐和」
「・・・おはようございます。今日もご機嫌麗しゅうございますわね」
「・・・おかしいな、きちんとしたベッドで君を抱いたのに、返事が以前と変わらない。何がそんなに気に食わないんだろう?」
「あら?ご期待に添えず申し訳ありません。私が嫌いなら、別の子を探せば?」
「あのね・・・昨日はご満足いただけなかったのかな?」
   そういう事じゃないの!セックスに満足したとか、そういう事じゃなくて、何か他に足りないものってないかしらね!それとも、わかってて言わないのかしら?だとしたら、私って貴方にとってはセックスが満足できたかどうかを確かめるだけの存在でいいということなの?
   そこまで考えて、私はまた唖然とする。
   つい最近、修学旅行のあの時まで、私はそれと同じ事を考えていた。馬鹿ね、『欲望の塊』なんて、あるわけないのに。
「・・・先生は、私が『満足でした』って言えば満足?」
「・・・引っかかる言い方だね。君が不満なのはそこじゃないんだろう?」
   すごい自信だこと。セックスは問題なかったと来たか。まあ、そうだけど。
 「不満というか、その・・・私と先生って何もないでしょう?」 
「は?」
「何て言ったらいいのかしら・・・私たち、学校で仲の良い先生生徒だったわけでもないし『彼氏』『彼女』でもないし・・・あ、セフレ?とか・・・かなあ。とにかく、私は先生との関係性に名前を与えたいと考えているというか・・・」

   でないと、また会えなくなりそうだから。
   私が不満というか、不安なのはそこなの。

   本木先生の顔が見る見るうちに不機嫌になっていく。おかしいな、そんなに変な事言ったかしら。
「僕は君が好きだと、かなり端的にはっきり告白したつもりでいたけれど、そんなに伝わりにくい表現かな?疑問形の君よりかマシだと思うけど、どうだろう?」
「マシってどういうことよ!?私だって同じって言いました!」
「それじゃあ、君は恋人でもない男に抱かれるような性癖の持ち主なのか?」
「持ってません!でも、恋人でもない女の子を抱く性癖の人はいるでしょう?」
「なるほど・・・何というか、君は本当に、向こう見ずかと思えば深く考え過ぎたり、なかなか変わった思考の持ち主だね」
「失礼ね!いたって普通です!だってーーー」
「わかった。君の言い分はわかった」
   そう言って、本木先生は抱きかかえていた私を再びベッドに下ろし、座らせた。そのまま床に跪き、私の手を取った。そして大きく息を吸う。私もつられて息を吸う。

「佐和ーーーさわみずかさん、僕の恋人になっていただけますか?」

   フルネームで呼ばれて、とっさに声が出ない。いや、そういう事じゃなくて。
   
   ああ、これが恋か。

   今まで言葉に出来なかった感情に、やっと追いつく。

   なんだ、これが恋ね。

   跪く本木先生の真剣な顔を見つめながら、私は言った。
「先生の下の名前って、何て言うのかしら?」

   本木先生は、今度は大きく息を吐いた。


   本木先生の作った朝食は、結構まともなものだった。ベビーリーフのサラダにマヨたまトースト、そしてとても香りの良いコーヒー。よし、次からも朝食は本木先生担当にしよう。なにせ、私はクッタクタのヘッロヘロになるんだから、これぐらいは特典よね。
「わあ、美味しいそう!いただきます」
「・・・どうぞ、召し上がれ」
   本木先生はまだ不機嫌そうだ。変なところですぐに拗ねるんだから。
「もう!さっき、ちゃんと謝ったでしょう?」
「別に怒ってないよ。ただ呆れてるだけだ」
「一緒でしょ?そんなに名前をフルネームで知らなかったことが気に食わないの?だって、私たち、自己紹介もしてなかったんだから」
「僕は知ってたよ」
「学校の先生なんだから、当然でしょ?私は生徒。先生の名前なんて、余程のことがない限り、フルネームで覚えているわけないじゃない」
「・・・余程のことがあったじゃないか。大体、僕はさっきの返事も聞いていない」
「先生が拗ねちゃうからでしょ?はいはい、わかりました」
   しょうがないなあ。食べかけのトーストをお皿に置き、大きく息を吸う。
「もときけいすけさん、私と恋人になっていただけますか?」
   本木先生はフォークに刺したベビーリーフをお行儀悪くパラパラと落としながら目を丸くした。
「・・・まさか、問いかけを問いかけで返されるとはね。僕の問いかけには答えてくれないつもりかな?」
「どちらでも一緒でしょう?はい、けいすけさん、お返事は?」
「・・・僕で良ければ、ぜひお願いします」
「はい、私もぜひよろしくお願いします」
   本木先生は、今度はベビーリーフをフォークで弄び始めた。しばらく不機嫌は治らないようだ。どっちが先に告白して、どっちがその返事を受けたかなんて、些細なことじゃないかしら?
「何を拗ねているのかわからないけど、私は別に恋人じゃなくてもいいの。ただ、先生にまた会える理由と権利が欲しいだけ」
「・・・全く、君は何というか、どういう考え方をしているんだろう?」
「普通の考え方です。だって、会う理由がないなんて、そっちのほうが悲劇じゃない?」
「・・・会う理由があれば、君はセフレでもいいわけだ?」
「ええ。先生が会ってくれるなら何でも。イズイットワロング?」
「イエス、ワロング。大体、想いを交わし合った者同士がセフレなんて、ナンセンスだろう?」
「そう?なら、『彼氏』であって、恋人であって、セフレであれば、問題ないかしら?」
「あのね・・・僕らの関係性にどうしてもセフレは入れたい項目なのかな?」
「どうしてもってわけじゃないけれど、先生に会えるものは、どれでも全て入れておきたいの」

   だって、もうあんな寂しくて辛い二ヶ月間は過ごしたくないもの。

   本木先生は、美味しくなさそうにトーストをかじる。美味しいのにね。
「何だろう、ものすごく可愛い事を言われている気もするけれども、何だか僕の事をほとんど信用していないような気もする。気のせいかな?」
   気のせいじゃない?ただ、必死なだけよ。どれだけ想いを伝えても、どれだけ夜を共にしようとも、それがどこまで続くかなんて誰にもわからないじゃない。だから、必死なの。
   私は肩をすくめて、最期の一口となったトーストを口に放り込んだ。
「信用していないわけじゃないわ。でも、いろいろ考えるの。私たち、あの事がなければお互い何も知らないまま平凡に過ごして、私は卒業して、先生にはもう会う事もなくなっていたわけでしょう?大体、先生は私の事が好きだって言うけれど、あの事がなかったら、どうやって私に告白しようとしていたのかしら?」
「普通に。昨日のように、本屋で偶然出会って、きちんと口説いて、恋人になるつもりだったよ」
   そんな都合の良い話、聞いたことないわ。なんだ、あれは偶然ってほどじゃなかったってことね。
「・・・私があの本屋さんがお気に入りなの、前から知ってたんでしょう?」
「知っていたというわけじゃないよ。僕もよく行く所で君を数回見かけたことがあっただけだよ」
「ふうん。じゃあ、先生は本来は私が卒業するまでは何も言わないつもりだったってことね?」
「・・・まあね。今のところ、どうあがいても君は生徒だからね」
「あら?その前に私たちは男と女じゃなかったかしら?」
「そうだよ。だから、出来るだけそこに余計な前提は入れたくない。君が卒業すれば、それこそ僕らには何もない。そこから始められる」
「不思議だわ。私がその前に誰かの恋人になっていたらどうするのよ?」
「どうにかするよ」
「じゃあ、私が結婚していたら?」
「それでもどうにかするよ」
「不思議だわ。そこまでするなら、別に卒業を待たなくてもよくない?」
「よくないよ。僕は、君と『生徒だから』というくだらない理由で離されたくないからね」
   可笑しな人ね。先生と生徒より、既婚者をどうこうの方がよくないと思うのだけれど。本木先生の道徳観念はどうなっているのかしらね。
   サラダも食べ終えて、少し冷めたコーヒーを口にする。酸味の強いコーヒーだ。私も酸味が効いたのが好きよ。
「私は卒業なんて待てないわ。待つ気もないし、会えないなんて嫌よ。絶対に」
   本木先生はちょっと顔を赤くして、頭をクシャクシャとかいた。可愛い人。
「・・・僕だって、もう待つ気はないよ。もう待てないし、会わないなんて有り得ない」
「じゃあ、今週末も会ってくれる?」
「もちろん、来週末だって会うよ」
「その次も?」
「その次も」
「どこまで約束してくれる?」
「君が望むなら幾らでも」
「私か先生か、どちらかが死ぬまでと言っても?」
「それは・・・困ったね」
   本木先生は苦笑しながら、コーヒーを口にした。冷めていたからか、ちょっと顔をしかめる。
   何よ、その頼りのない返事は。私がこんなに必死にお願いしているのに、それは困ってしまうのね。
   こういうのを重たい女と言うんでしょうね。
   本木先生は、オトナな関係を好みそうだし、私ほどの必死さはないのかもしれない。だから、全部をかき集めとかなきゃ不安で仕方がない。自分でも呆れているんだから、そりゃあ困るわよね。
   私も苦笑して、冷めたコーヒーの最後の一口を飲む。こんな風に終わってしまう日が来るかもしれないのだから、今だけはーーー。
「いいのよ、そんなに真面目にーーー」
「いや・・・できれば、そんな風に約束しなくて済むように、一回は君と・・・結婚したいかな」
   本木先生は熟れたトマトのような顔をして、そう言った。
   今、私の顔だって大して本木先生と変わらない状態なんでしょう。

   そうよ、だってこれが恋なんですもの。
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