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第六章 閃血の精霊
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しおりを挟む騒々しい駆動音は鳴り続いていた。音の発生源は煙を上げる鉄の体躯……ヌル。両手と胸の赤い玉が激しく閃光している。その背後で愉快そうに口角を歪めている男はダン。
それを見据えているのは五十万人余りの大軍。
先頭に立つ男たちの中で、眼帯をした男、アルバが叫ぶ。
「お前たち、身に宿る全ての魔力をこの一点に注ぐのだ!」
アルバ先遣隊の四人と、そして黒いローブを纏った男、ソールが大軍の先頭で濃い光の壁を形成している。
イブソルニアの救出に向かったターシャとシェミルはまだ戻って来ない。アレが放たれたらこちらは一巻の終わり。
そんな状況でマリアが唇を噛み締めた時、彼女の隣で虹色に輝く輪が出現した。
「これは……まさか」
当初ハテノチに降り立った者からすれば、脳裏に焼き付いている光景。それは神様による転移魔法。
それを見るなり、マリアは安堵の息を混じらせて言う。
「やっと来たか……!」
皆の視線がそこへ向く。現れたのは女性だ。肌を多く露出した格好の漆黒のローブ。赤い頭髪に、赤い瞳。
見覚えのない姿に、マリアの怪訝な目が向く。
「誰だ……?」
その女性は不敵な笑みをこぼした後、胸に手を当てて言う。
「私はローゼン。蘇生の精霊使いよ」
「精霊使い……? もしやカシュエドの者か?」
「ええ……っていうか、あなたマリアじゃない?」
ローゼンはマリアの顔を見るなり、彼女のことを知っているかのような口ぶり。
「む……?」
「ケミル族であるにも関わらず、大聖女と呼ばれる地位にまで上り詰めた人物……まさかこんな所にいただなんて」
マリアにとってはそんな話などどうでもよく、今はこの状況を何とかしたいのだ。そこで身元不明の精霊使いなどやってきては混乱してしまう。
「待ってくれ、その話は後で存分にしたらいい。ローゼンといったか、ここへ何をしに来た?」
「何をって……ええと、嶺二くんを蘇生させに来たんだけど」
その言葉を聞いた皆の瞳が一斉に見開く。急にそんなことを言われても、何を言っているのだと思うのが自然だ。しかしこの状況でそんなことを思うほどの余裕など無い。概ねで察するなら「嶺二が来る」。ローゼンの言葉の解釈はそれだけで事足りた。
ましてやマリアは誰よりも正確にその言葉を理解しており、震える身体は武者震いに等しい。
「全くあいつは……バカなことを考えたものだ」
防御魔法を展開しているソールは思わず振り返り、唖然としてローゼンの言葉に耳を傾けていた。
同じくローゼンを見つめているレラに、彼女の視線が向けられる。
「あなたは……もしかして帝国の?」
「あぇ? え、ええ……レラですわ」
「なるほど……嶺二くんったら、仲間に恵まれて羨ましいわね」
ところでと、マリアがローゼンに訊く。
「蘇生するということは、既に嶺二は死んでいるのだな?」
「そのはずよ。今ごろ血だらけになって倒れてるんじゃない?」
周囲が騒然とするがマリアは気にせず続けた。
「その蘇生とやらは、確実に成功するのか」
「まぁ無理でしょうね。死者の中から彼を引き当てる確率はゼロに近いわ」
「なっ……。そうか」
一瞬、狼狽するマリアだが嶺二ならそんな懸けに出ても不思議ではないと。今に浮かんできた彼に対する文句の数々をそんな思いで押さえ込んだ。マリアはすぐに冷静な面持ちで言う。
「その分母は私が知る限りの単位では言い表せないだろう。しかし確実に分子の一は存在する……こうなったら試す他ない。ローゼン、頼んだぞ」
ローゼンはチッチッチと指を振って言い返す。
「もし嶺二くんが蘇生できても、彼は私の所有物。私の考えによっては、あなた達の味方になるとは限らないけど……いいかしら?」
マリアは悩まず答えた。
「構わん、好きにしろ」
現れた嶺二が敵であっても、どのみちこのままでは未来がない。とりあえず行動に移さなければ話にならない。ヌルの最大出力が、今にも放たれんとしているのだ。
ローゼンが不敵に笑う。
「じゃあ……始めましょうか」
直後、多数の落雷が轟いた。晴れた雷から姿を現したのは無数の動物。犬や猫といった、もはや人でもないそれらに、マリアは爪を噛んで睨みつける。
「駄目か……!」
肩を落として落胆する様子の面々とは対照的に、ローゼンは不敵な笑みを崩さない。
「まぁ、最初から上手くはいかないわよね」
再びの落雷……またもや動物の群れ。蘇生したそれらはわざわざローゼンが操ることもなく、好き勝手に走り去っていく。次の落雷では人々……その中に嶺二はいない。
苛立たしげに眉間を寄せたローゼンが「散れ」と言うと、その者たちは宛てもなく走り去っていった。
彼女は舌打ちしてヌルを見やった後、隠していた我慢を露わにしたように叫ぶ。
「ああもう……! 聞いてないわよこんな状況! 何よこれ!? 満足に時間も与えられないわけ!?」
この世界を消滅させんとする存在が、今にもそれを成そうと騒々しい駆動音を響き渡らせている。ローゼンが予想していた状況よりも遥かに場は緊迫していたのだ。
マリアは渋い顔で切なげに呟く。
「すまない……もう、いい」
「怒った……怒ったわよ私は……! あの男……ぜったい私のモノにしてやるんだから!」
「ローゼン……?」
直後、周囲に数え切れない程の落雷が降り注ぎ始める。ヌルが発する駆動音など掻き消されてしまうほどのそれらは、マリアたちの視界を眩しく照らした。
「なっ……ローゼン! 無茶をするな!」
無造作に蘇生される動物や人。それらをローゼンがいちいち操ることはなく……とにかく″分子の一″をひたすらに追い続ける。
幾度となく降ってくる雷……動物、見知らぬ人物たち。
無謀な賭けと分かっていても興味心に揺さぶられ話に乗ってここに来たローゼンだが。落雷の数が数万にも登るころ、その心中でついに後悔が現れる。
……無理だ。それは日常的に使う言葉の意味ではなく、読んで字の如く。
「ぐっ……!」
ローゼンの食いしばる歯茎から血が垂れる。未だ降り注ぎ続ける落雷は、その数に比例して彼女の身を蝕んでいるのだろう。
そんな彼女の様子を見ているマリアは冷静に言った。
「ローゼン、やめろ。お前が死ぬぞ」
「はぁ!? どのみちこのままだと死ぬでしょう!? 邪魔しないでもらえる!?」
開き切った瞳孔で叫びを上げるローゼンに、マリアはたじろいで後ずさる。
「っ……――」
瞬間、視界が一層強くちらついたと感じた時だった。雷鳴のように遅れてやってくる轟音は、今までの落雷とは比にならないほど壮絶に耳を突く音響。しかしそれを発したのはローゼンではない。
「…………」
壮絶な轟音に相応しい巨大な光の壁が迫ってきていた。
実際の所、それは壁ではなく円錐状に広がって空間を喰らう光線。ヌルの体躯より放たれた最大出力。溜まりに溜まった魔力が我先にと飛び出す光景。
「………………」
目先の空さえ覆い隠すほどの光る大波。それを目の当たりにして、狼狽の声を漏らせるほど冷静な者はいなかった。
「………………」
防御魔法を展開していたアルバ先遣隊とソールも、唖然と前方を眺めているだけ。最強の魔術師が張る魔法など、アレに比べたら点のようなもの。
……反則だ。
圧倒的を絵にしたかのような光景を前に、不覚にもそんな思いが全員の心中で一致したことだろう。
真っ白となった脳内では、その空白を埋めるかのように様々な光景が映り出ているのではないだろうか。さして思い出したことも無いような日常の風景から、思い出したくもない過去まで。
「っ……――――」
これほどまでに容赦をしないのか、明らかに充分を超えた威力は無慈悲とも思えた。ヌルの最大出力がついに目前を照らす。
肌の色も窺えないほどに、眩しく照らされたローゼンの顔が苦渋に歪んだ。
「超…………大当たりィィッッ!」
瞬間、光の大波がマリアたちの眼前で、一筋の太い落雷に突かれて盛大に弾け飛んだ。無数に降り注ぐ落雷の中、一際巨大なそれが空間を揺らすほどの轟音を発している。
「っ……!」
ヌルの放った轟音など、もはや比べる候補にも上がらない。それほどに乱暴な音を伴った落雷は、天地を繋いで景色を割っている。
それが五十万の大軍を傷つけることなく、最後のひと踏ん張りと言わんばかりに周囲へ弾けた時。
唯一、迸る落雷から目を覆っていなかったローゼンは苦しげにも笑いをこぼす。
「ふふっ……なんてことかしら」
マリアやソール、先遣隊が覆っていた目を見開けば、それが知る男の背中だということは容易に分かる。
運というものが火事場で馬鹿力を発揮したと、マリアは思った。
同時に皆の心中が一致したことは明白。……″帰ってきた″と。
ソレは皆に振り返って……鼻をほじりながら言う。
「なんだお前ら? ポケ~っとした顔して」
その理由は二つ。ひとつは、神矢嶺二という男がそこに現れたから。ふたつめは、彼のすぐ後ろに鉄の体躯が迫っていたから。
彼が鼻くそを飛ばした時、その手に当たった鉄の体躯が飛ぶ。
「ん? 何だ?」
転がり飛んでいく鉄の体躯はヌル。すぐに立ち上がってこちらを見据えた。その背後にいる小太りの男性はダンで、今の光景に唖然と口を開けて見張っている。
嶺二の胸ぐらを掴んだのはマリア。安堵の息を押さえ込んで彼に言う。
「よくぞ帰ってきた。褒美をくれてやろう」
「おお、マジか」
彼の体は前方へ向けられる。
「あいつがここを荒らした元凶だ。かなり強い、すげぇ強い。やれるか、嶺二?」
言われた嶺二は自信に満ちた笑みを浮かべ、拳を突き合わせて言い返す。
「上等だ。あんなの軽く撫でりゃ終いだぜ」
期待通りの返答に満足気なマリア。次に口を開いたのはレラだ。彼女も期待を込めた笑みを浮かべて、その背中に言う。
「お帰りなさい。その服、レナに作ってもらったのですわね。……それで? 魔法はちゃんと使えるようになったのかしら?」
「使えねぇぞ?」
「は?」
レラは無理やり嶺二を振り向かせ、胸ぐらを掴んで詰め寄った。
「では、今まで一体何をしていましたの!?」
彼女の剣幕にさらされた嶺二は目を丸くしてそれをぱちくりと瞬きする。直後、思い出したように一言。
「そういえば……ノン、いるか?」
『うん。約束だから』
独り言の後にへへっ、と笑いをこぼす嶺二。レラからすれば馬鹿にしているのかと思えるような態度である。
「何を笑っていますの? 殴ってもいいかしら」
「それよりも、ターシャとシェミルはどうした? あとイブソルニアも」
嶺二があちらの世界で何をしていたのか、それについて言及しなかったマリアが答える。
「イブソルニアは一度やられた。ターシャとシェミルは彼女の救出に向かっているところだ」
「なるほどな……ってことは、とりあえず今は……」
嶺二が振り向きざまに拳を放つ。それは的確に、すぐ背後に迫っていた鉄の顔面を捉えていた。直後、押し出すようにして振り切った拳は対象を爽快に飛ばす。
「あいつをぶっ倒す! それでいいんだろ!」
「百聞は一見にしかずか。お前の力を見せてもらうとしよう」
マリアとレラは平然と話しているが、二度もヌルを殴り飛ばした嶺二を見た多くの者たちは、未だに唖然として彼を見張っている。
今度はアルバが言う。
「さすがは嶺二だ。ヌルを簡単に殴り飛ばしてしまうとはな」
「お! ルンバじゃねぇか、久しぶりだな」
「アルバだ」
次に目が合ったのはソール。嶺二は分かったと言わんばかりに頷いて。
「仇は討つぜ……この俺がよ!」
直後に、もはや安心感さえ抱かせる轟音が鳴り響く。それは地面を割ってヌルへ向かって行った。
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