長身令嬢ですが、王太子妃の選考大会の招待状が届きました。

ねーさん

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プロローグ

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 高校の最寄駅の前のビルで工事をしていた。
 私は友達たちとそのビルの下を歩いていた。
 
 鉄板が落ちて来た。

 私たちの真上へ。

 背が高くて良かった事なんて、何一つなかったな。
 球技は苦手なのに、背が高いからとバレー部に入れられた。弱小校だったのにレギュラーにもなれなくて、女子部員はみんな優しかったけど、男子部員からは「宝の持ち腐れ」「ウドの大木」と揶揄された。

 本当は身長百八十センチあったのに百七十八センチだと逆サバを読んで、身体測定ではバレないように膝を少し曲げた。
 もちろん猫背。

 女子からは「彼氏にしたい」と言われ、男子からは「こんな大女ムリ」と言われる。
 憧れた男の子は何人かいたけど、男子って小さくてかわいい女の子が好きなんだよ。だから恋愛は早々に諦めたんだ。
 でも、わかるよ。私だって、自分以外の女の子は小さくてかわいいと思うもん。

 鉄板が落ちて来た。
 そこまではわかる。けどその後の事はわからない。
 きっと私はそこで十七年の人生を終えたんだろう。

 私は他の友達より頭一つ分以上背が高かったから、衝撃を私が受ける事で、友達が助かってたら良いな、と思う。

 ただ。

 もしも生まれ変われるなら、今度は小さくて細くてかわいらしい女の子になりたい。

 ただ、そう願っていた。
 願っていたのに。

 何故、私は生まれ変わっても、また背の高い女子なんですか!?







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