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青褪めたブライアンの肩に手を乗せ、薄っすらと笑みを浮かべるレオナルド・オズバーン公爵。
レオナルドは王太子の正妃アデラの父親、つまりブライアンの祖父だ。
身体が大きく若い頃は騎士でもあったレオナルドは片手で易々とブライアンの動きを抑えていた。
「オズバーン卿…貴方は知っていたんですね?」
「…何の事だね?」
不敵に笑うレオナルドをレオンは睨みつける。
「兄上の目が見えない事も、兄上が…」
「ブライアンが?」
「兄上が、父上の…王太子の子ではない事も」
レオンがそう言うと、ブライアンがそっと目を閉じた。
「ははははは。そうとも。儂は最初から知っていたとも。ああ、ただ誤解しないでくれ。ブライアンは儂が知っていた事を、ついさっきまでは知らなかったんだ」
楽し気に高笑いするレオナルド。レオンは低い声で言う。
「母に毒を飲ませ、マルティナの乗る馬車を事故に遭わせたのも、貴方ですか?卿」
「そうだ。レオン殿下が馬車に乗っていてくれれば、もっと良かったんだがね」
レオンは「やはり…」と呟く。
ブライアンは強く目を閉じたままだ。
「婚約者が一緒に乗っていたのは運が悪かった。ただ、レオン殿下には自分が害されるより、婚約者が害される方が効果があるようなら、儂にとっては怪我の功名だがな」
「…私たちを殺そうとしたんですか?」
レオナルドは、レオンの言葉にニヤリと笑う。
「死ぬか、死なないか、紙一重だ。三人共生き残ろうと、三人共死のうと、儂はどちらでも良かった。ああ、ただキッシンジャーの若いのが『死なない程度で』と言っておったな。だから死なない公算の方が大きかったか」
「キッシンジャー侯爵が…」
「ブライアンを王太子にしたい思惑が一致した儂らが手を組むのは想定していたろう?」
「ええ。それを防ごうとキッシンジャー侯爵令嬢と兄上の婚約を解消したのですがね。それが個人的な恨みになったと言う事ですか?」
「ふっ。そうだ。レオン殿下もブライアンも、まだまだ若い。人の心の機敏への読みが浅いな」
「…そうですね。それは我々の未熟な部分でしょう」
笑いながら言うレオナルドの言葉に、レオンは自分の拳をぎゅっと握った。
「卿の望みは、兄上を王太子に…王位に就かせる事なのですか?」
「御祖父様、私は王太子となる事を望んではおりません」
ブライアンがレオナルドの方を向いて言うと
「ブライアンは黙って儂の言うようにしておれば良いのだ」
肩に置いた手に力をいれてギリギリと握る。
「…っ」
「アデラを王太子妃にした時から、その子を王位に就けるのが儂の希望であった」
「何故ですか?」
「儂の曽祖父は当時の王の弟だ。儂にも王位継承権があるのを知っているか?」
「はい」
「曽祖父は、兄に何か起きた時の予備でしかない自分の立場を憂いて、兄王を妬んで鬱々とした生涯を過ごしたと、我が家の記録に残っている」
「……」
「曽祖父の子は男子が一人、その子も男子が一人。そしてその子には男子が二人生まれた。…儂が弟だ」
レオナルドは口角を上げる。
「所詮、貴族の次男など、長男の予備に過ぎないと思い知らされながら育った。親からの扱い、使用人からの扱いが違う。明らかに兄より軽んじられている。なのに、兄に何かあった時のため、自由に生きる事も許されない。爵位が継げない儂は騎士となった。だが兄の予備である儂は前線に出る事を止められた。儂のためではない、兄の予備がいなくなっては困るからだ!」
レオンも「弟」だ。ブライアンとの差を感じる事は当然あったが、正妃と側妃という母の立場の違いもあり、それは当然だと思っている。
「そして、兄が死んだ」
「それは…」
「ああ。誤解のない様言っておくが、兄の死に儂は関わってはおらんぞ。病死だ。ただ、兄の死期が近付くにつれ、親や使用人の態度が変わった。そして兄の死後、公爵位を継ぐ者は儂しかいない。…最高の気分だった」
レオナルドは恍惚の表情を浮かべる。
「だから、儂は自分の娘を王太子妃にし、孫を王位に就ける事で曽祖父の鬱屈を晴らそうと思った。あの最高の気分を曽祖父に捧げようと」
「アデラは王太子妃になる前、我が家が後援していた硝子細工職人と恋仲となった。もちろんすぐに別れさせたが、王太子妃になった後、お抱えの職人として王宮にその男を出入りさせ…生まれたのがブライアンだ。もっとも生まれるまでは王太子とその男、どちらの子かアデラにも判らなかったのだが…」
ブライアンが息を飲んでレオナルドの方を見る。自分の父親の話を初めて聞いたのだ。
レオンは息を吸って、ゆっくりと言った。
「…それでは、正妃アデラ様を病気に見せかけて殺害したのも、貴方ですか?」
青褪めたブライアンの肩に手を乗せ、薄っすらと笑みを浮かべるレオナルド・オズバーン公爵。
レオナルドは王太子の正妃アデラの父親、つまりブライアンの祖父だ。
身体が大きく若い頃は騎士でもあったレオナルドは片手で易々とブライアンの動きを抑えていた。
「オズバーン卿…貴方は知っていたんですね?」
「…何の事だね?」
不敵に笑うレオナルドをレオンは睨みつける。
「兄上の目が見えない事も、兄上が…」
「ブライアンが?」
「兄上が、父上の…王太子の子ではない事も」
レオンがそう言うと、ブライアンがそっと目を閉じた。
「ははははは。そうとも。儂は最初から知っていたとも。ああ、ただ誤解しないでくれ。ブライアンは儂が知っていた事を、ついさっきまでは知らなかったんだ」
楽し気に高笑いするレオナルド。レオンは低い声で言う。
「母に毒を飲ませ、マルティナの乗る馬車を事故に遭わせたのも、貴方ですか?卿」
「そうだ。レオン殿下が馬車に乗っていてくれれば、もっと良かったんだがね」
レオンは「やはり…」と呟く。
ブライアンは強く目を閉じたままだ。
「婚約者が一緒に乗っていたのは運が悪かった。ただ、レオン殿下には自分が害されるより、婚約者が害される方が効果があるようなら、儂にとっては怪我の功名だがな」
「…私たちを殺そうとしたんですか?」
レオナルドは、レオンの言葉にニヤリと笑う。
「死ぬか、死なないか、紙一重だ。三人共生き残ろうと、三人共死のうと、儂はどちらでも良かった。ああ、ただキッシンジャーの若いのが『死なない程度で』と言っておったな。だから死なない公算の方が大きかったか」
「キッシンジャー侯爵が…」
「ブライアンを王太子にしたい思惑が一致した儂らが手を組むのは想定していたろう?」
「ええ。それを防ごうとキッシンジャー侯爵令嬢と兄上の婚約を解消したのですがね。それが個人的な恨みになったと言う事ですか?」
「ふっ。そうだ。レオン殿下もブライアンも、まだまだ若い。人の心の機敏への読みが浅いな」
「…そうですね。それは我々の未熟な部分でしょう」
笑いながら言うレオナルドの言葉に、レオンは自分の拳をぎゅっと握った。
「卿の望みは、兄上を王太子に…王位に就かせる事なのですか?」
「御祖父様、私は王太子となる事を望んではおりません」
ブライアンがレオナルドの方を向いて言うと
「ブライアンは黙って儂の言うようにしておれば良いのだ」
肩に置いた手に力をいれてギリギリと握る。
「…っ」
「アデラを王太子妃にした時から、その子を王位に就けるのが儂の希望であった」
「何故ですか?」
「儂の曽祖父は当時の王の弟だ。儂にも王位継承権があるのを知っているか?」
「はい」
「曽祖父は、兄に何か起きた時の予備でしかない自分の立場を憂いて、兄王を妬んで鬱々とした生涯を過ごしたと、我が家の記録に残っている」
「……」
「曽祖父の子は男子が一人、その子も男子が一人。そしてその子には男子が二人生まれた。…儂が弟だ」
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「そして、兄が死んだ」
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「ああ。誤解のない様言っておくが、兄の死に儂は関わってはおらんぞ。病死だ。ただ、兄の死期が近付くにつれ、親や使用人の態度が変わった。そして兄の死後、公爵位を継ぐ者は儂しかいない。…最高の気分だった」
レオナルドは恍惚の表情を浮かべる。
「だから、儂は自分の娘を王太子妃にし、孫を王位に就ける事で曽祖父の鬱屈を晴らそうと思った。あの最高の気分を曽祖父に捧げようと」
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