【完】ナンバレス

ナナメ

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 容態が落ち着いた頃に捕虜として閉じ込められた唯翔は、手探りで部屋を抜け出した。野良の戦闘員半分と日向がいない今なら抜け出すのは容易だ。
 見えないから、という安心があるのか拘束も見張りも随分甘い。目が見えなくても気配を察することはできる。
 唯翔がいると飛翔に知られないように、と一番離れた小屋に押し込められたのも幸いした。見張りさえやり過ごせばそれで済む。

(蒼生様……)

 足裏に伝わる感覚と空気で森に入った事を感じながら、慎重に歩を進める。木々をつたい、根に足を取られて転びながら進む。しかし、帰るべき方角がわからない。

(蒼生様のとこに帰りたい……)

 あそこは嫌だ。優しさに触れるのが怖い。自分を壊される気がして、恐怖しかない。
 日向は光春の文句を聞きながら、結局熱が下がるまでは動かなかった。その間何をしてくるわけでもなく、優しく頭を撫でてくれてた。文句を言っても笑って流すばかりで、ただ優しかった。
 それは昔、蒼生がしてくれたそのままで。
 だから怖い。

「痛……っ」

 また根に躓いて転んだ拍子に懐からナイフが転がり落ちた感覚がして、辺りを手の平で探る。
 サワサワと木々がなった。

(……蒼生様、会いたいよ)

 見つけたナイフをギュッと握って歩き出す。
 蒼生は、外が怖いと泣く唯翔を無理に連れ出すことはしなかった。蒼生と竹虎以外に心を開かなくても黙って見守っていてくれた。
 数年経って、ようやく恐怖も薄れた頃初めて連れて行ってくれたのは木漏れ日が綺麗な森の中。
 森は兵士に捕まって犯された嫌な思い出しかなかったのに、それを掻き消すくらい綺麗な光景だったと思い出す。手を繋いで歩いて、色んな話をしてくれた。

(……懐かしいな)

 穏やかな日々はもう来ない。あの日、……4年前のあの日、全てを奪われたのだから。

 ※ ※ ※ ※

 蒼生に言われて隠れた暖炉の中で、唯翔はずっと耳を塞いでいた。それでも断末魔の叫びは防ぎきれなくて、怖くて怖くてギュッと身体を縮める。

(怖いよ、怖いよ、蒼生様)

 その襲撃は突然だった。真夜中聞こえた怒声に、蒼生は直ぐ様反応して唯翔を隠れさせたきり戻ってこない。
 いつもは警護についている第一隊もその日は近くで起きた暴動鎮圧に出向き、総督邸は手薄だった。いや、恐らくそちらは陽動で狙いは総督だったのだろう。
 部屋に大勢の足音が春崩れ込んできて、顔を上げ息を呑む。

『ひ……っ』

 見慣れない男達が暖炉の唯翔を見つけ、唯翔はそこから引き摺り出されてしまう。

『……や……、離して……っ』

『何だこいつ?』

『総督の息子か?』

『いや、息子は一人だって話だぞ』

『総督の稚児じゃねぇの。良く見りゃ可愛い顔してるしなぁ』

 銃口を向けられたままガタガタ震えるだけの獲物の背後に立った男が、その首に刻まれた番号に気付く。

『おい!こいつ検体だ!』

 誰かが口笛を吹いた。

『へぇ、検体は殆どすぐ死ぬって聞いてたけど、まさかこんなとこで生きてるのに会えるとはね』

『持って帰って調べてみるかぁ?』

『いや、売っぱらって金にした方が良さそうだ』

 目の前で好き勝手話す男達が、怯える唯翔の腕を引いたとき。

『ぐぁッ!!』

 誰かの叫びに全員が振り返る。

『その薄汚い手を離せ』

 全身血にまみれた蒼生が血刀をぶら下げて立っていた。

『息子だ!殺せ!!』

 また誰かが叫んで銃声が響き渡る。唯翔は耳を塞いでしゃがみこんだ。

(やだ、怖い怖い怖い……っ)

 次に目を開けた時、そこに立っていたのは蒼生一人。辺りで赤い液体を噴き出す塊は敢えて見ないようにしながら彼に駆け寄る。

『ここはもう駄目だ。逃げるぞ』

 差し出された手を握って、小走りになりながらチラッと見上げた蒼生はいつもみたいに安心させるような微笑みを向けてはくれなかった。

 暗闇を駆け抜ける。後ろから聞こえる追っ手の足音に収容所から抜け出した恐怖が甦って怖くて怖くて、蒼生の手を握った。

『若様!』

 生き残った兵が足を止めて叫ぶ声に振り返れば、肩を借りて走っていたもう一人が倒れている。見れば随分顔色が悪く、どう見ても手遅れ。しかし同僚である兵士はその負傷兵を抱き起こしたまま立ち上がらない。

『若様、お願いです。少し休ませてください!』

『……そんな暇はない』

『しかしこのままでは死んでしまいます!』

『役に立たないなら置いていけ!』

 初めて聞いた蒼生の怒声に、唯翔はビクッと怯えてその手を離した。

(俺、も……?役に立たなかったら置いていかれるの……?)

 離した手に気付いてもらえないまま、仲間を見捨てられなかった一人を置いて移動する蒼生についていきながら必死で考えて。思い付いたのはこの追っ手を殺したら?という極論。
 敵リーダーの顔は覚えてる。頭を失えば組織はバラバラになると習った。今までの経験上、相手が自分を見てすぐに殺さないという自信はある。
 総督を殺して興奮してるから欲望の捌け口が欲しいはずだ。嗜虐心を擽るように震えて泣けば必ず罠にかかる。仕留められなくても、蒼生を逃がすための足止めくらいにはなるはず。
 唯翔はキュ、と唇を引き結び蒼生の側を離れた。

『こいつ……誰だ?総督の息子か?』

『あの坊っちゃん以外子供はいないはずだぜ』

 屋敷でも聞いたそんなやり取りの後、銃を向けながら男達が寄ってくる。一番後ろの髭面をじっと見つめた。
 あれが、リーダー。
 ぐいっと髪を持って引っ張られ、

『ひ……っ』

 と怯えた声を上げれば予想通りその男は下卑た笑いを浮かべる。

『……へぇ、随分可愛いボウヤだなぁ?ちょっと遊んでってもいいだろリーダー』

 息子は他のメンバーも追っている筈だ。
 唯翔は、つつ……、と首から胸元に向けて銃口で撫でられ震えて動けない獲物になりきった。ただその恐怖だけは本物だ。恐怖におののきながら敵の装備を確認する。胸元にナイフ、腰に銃。もつれ込めば奪える。

『おいおい、お前そっちの趣味があったのか?』

『いやぁー?穴がありゃ何でも関係ねぇって。お前も試してみろよ』

 笑いながら胸元のナイフを抜いた男がシャツにその刃を滑らせ引き裂いた。

『や、ヤだ!離して……っイヤ!!』

 過去の恐怖が完全に甦って半ば本気で抵抗して。バシッ、

『あぅ!』

 乾いた音と共に地面に倒れ、頬がジンと熱くなる。

『暴れんじゃねぇよ!殺されてぇか!!』

『!いやぁ……っ』

 男は舌なめずりすると、抵抗の弱まった獲物のズボンと下着を一気に取り払い足を大きく広げさせた。双丸や窄まりを晒け出す体勢に抵抗するよりも早く。

『ぃぐ……っぅあぁぁッ!痛い!痛いーッ!』

 無理矢理狭い後孔にギチギチと侵入する剛直に嘘ではない悲鳴が上がる。

『お前、いきなり突っ込むなよ!』

『あーぁ、切れたじゃねぇか』

 無理に捩じ込まれたそこから鮮血が滴り落ちて、逆に滑りを良くして男の動きを助けており彼は悪びれもなく初めから激しく腰を打ち付けた。
 パン、パン、と肌がぶつかり合う音に重なり

『あ、あぅ、イヤ、あ――ッ!抜いて!抜いて!痛いよぉ!!』

 青年が悲鳴を上げて。

『はは!この悲鳴がたまんねえんだよなぁ!』

 男は恍惚の表情である。さらに興奮したのか只でさえ凶器のようだった肉棒がグン、と体積を増して彼はクハッと苦しげな息を吐いて仰け反った。

『悪趣味だなお前』

 しかしそう言いながら、他の二人も悲鳴を塞ぐことなくその手に己の欲望を握らせる。

『ひ、やぁーッ!痛いーッ!』

 貫く男はガンガンと最奥を突かれる青年が泣きわめいていることなど気にも止めず、身勝手に腰を振り続けた。

『う、ぁ、ぁん……、痛ぁ、やぁ……っ!!』

『へへ、出すぞ、中に出すぞ!ぅお……っ、おぉ、イくイく!』

『!や、やだぁ!中、ダメ!お願い、中ダメぇぇ!』

 グチュ、グチュ、という卑猥な音は恐らく男が中で出した先走りと裂けた箇所からの出血が混じり合う音だろう。唯翔は過去の記憶を辿り、嫌がる方がより相手の情欲を煽る、と思い至るとよりいっそう嗜虐心を煽るように涙に濡れた瞳で見上げ身を捩る。

『や、お願い、お願い……っ!!中はやだ……っ!やめて、やめてぇ!』

『くぉぉ、出る、出る!出すぞ!おら、しっかり飲み込め……!!』

『あ!あぁぁぁ!!や、やだぁ……っ中出てる……っ』

 ビュクビュクと熱い飛沫が腸壁に叩き付けられたと同時、

『うぉ、やべぇ……っ俺も出る……っ』

 左右から白濁が飛び、顔にかけられ茫然とするの頬彼の顔をドロリ、と青臭い液体が滴り男達はこの綺麗な顔をした青年を穢した興奮にまたその欲望を勃ち上がらせた。

『あぁー、気持ちいいぜ……』

 貫いたままの男が再び腰を動かし始め、彼の上司にあたるリーダーはその頭をガンッと力任せに殴る。止めるため、ではあり得ない。

『てめぇ俺より楽しむんじゃねぇよ』

『へへ、悪ぃなリーダー。でもこいつマジ最高だぜ。クセになりそうだわ』

 ズル、と肉棒を引き抜かれた穴からは血と精液が混じった桃色の液体が滑り落ちて、唯翔はその感覚にゾクリと身を震わせた。リーダーはその様に下卑た笑みを浮かべると、の体彼を抱き上げ膝に乗せて

『やめて、お願いします……もうやめてください……』

 怯えて泣く青年の後孔に肉棒を宛がう。
 ゆるゆると窄まりを浅ましい欲望で撫でながら暫く彼の恐怖を煽りズンッ、と一気に挿入した。

『ひぁぁぁ!!かっ、は……っ、あ、あ、痛、い……っ痛い、よぉ……っ』

 泣き叫ぶ獲物を思うままに代わる代わる何度も嬲り、少し落ち着いた頃。

『あッ、ぁん……、ン、んやぁぁ……!』

『いい声が出るようになったじゃねぇか……!ほら、3回目……ッ、イくぞ!』

 最初の男が獣のようにガクガクと腰を振る。その首に唯翔が泣きながら手を伸ばした。

『お?何だ?ヨすぎて飛んじまったかぁ?』

 縋られ機嫌よく笑う男は何が起きたか一瞬理解ができなかった。何だと見下ろせば、先程まで弱々しく喘いでいた青年が年に似合わない暗く妖艶な笑みを浮かべていてその顔にパタパタと降り注ぐのは赤い液体。

『ご……ぉ、あっ』

 覆い被さって痙攣する男の腰から銃を奪って

『あ、ぁ……っひ、ん』

 わざと喘ぐ。動きを止めた男の仲間が笑って近づいた。

『……?おいおい、お前いくらヨすぎるからっててめぇが飛んでどうすんだよ』

 笑いながら男を退かした瞬間。子猫だと思っていた肉食獣が牙を剥く。
 至近距離で心臓に一発。離れていたリーダーが気付いて銃を向ける前に、胴体に銃弾がめり込んで怯んだ所へ心臓に一発。唯翔は早鐘のような心臓を押さえて詰めていた息を吐き出した。

『あ……っ』

 中に大量に注がれた白濁が腿を伝う感覚にゾクリと震えながら、進むのに邪魔になる木々を斬るのに使っていたらしいナタを掴む。

 その頃蒼生は何回か交戦し追っ手を斬り倒した後、唯翔がいない事に気が付いて探していた。考え事に必死であの子の手をいつ離してしまったのか覚えていない。

『蒼生様……』
 
『唯翔!?良かった、無事……』

 そこへ戻って来た彼はその手に丸い何かをぶら下げて、血にまみれていた。

『蒼生様……、悪い奴倒したよ』

 掲げられたのは、先程まで自分達を追って来ていたレジスタンスリーダーの首。

『ねぇ、俺蒼生様の役に立った?』

 何を聞かれているのかわからないまま、泣きそうな顔をしてる青年を抱き寄せた。

『あぁ、もちろんだ』

『俺いらない子じゃない?置いていかない?』

 その言葉に、唯翔が何を考えたのかを理解する。途端に良心がツキンと痛むけれど。

『当たり前じゃないか』

 どうやって油断させたかなんて切り裂かれてただのぼろ布に成り果てた服と、足を伝う血混じりの白濁が物語っている。赤く腫れた頬に手の平を当てた。

『殴られたのか?可哀想に……』

『大丈夫!蒼生様の役に立つなら平気だもん』

『そうか。……でも、次はもっとうまくやらないとな』

 教えてやる、と笑った顔は酷く暗かった。


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