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あたりは喧騒に包まれていた。
24隊将軍はすでに半数が散っている。兵達もまた誰一人無傷の者はいない。蒼生を初めとする生き残りは総督府に土嚢を築き上げ、そこで連合軍の猛攻に耐えていた。
上空を旋回する新兵器が上から爆撃を繰り返していたが、連合軍進軍に伴い姿を消した。それがせめてもの救いだ。
「もう少し時間があれば完成したんだがな」
「完成させても使わなかったでしょ」
あの図案はコピーされて技術者に渡してある。あと数ヵ月余裕があれば試作機くらいは作れた筈だ。でも例え完成していたとしてもそれを使う気はなかった。
北が介入して軍事圧力をかけてこないとは限らない。少しでも対等に渡り合える力は残しておかなければならない。
(そんな心配は必要なかったか)
久しぶりに見た幼馴染の皇帝蓮桜は、しっかりと自分の足で立って強い意思を秘めた目をしていた。――彼ならばこの国を正しい方向に導ける。
「砲撃!!」
警告の叫びに側の壁に退避する。激しい音と共に建物が揺れ一部が崩落した。
「……総督府も、もうボロボロだね」
銃弾が掠めた足の止血帯を巻き直しながら唯翔が寂しそうに言う。
「そうだな……」
思い出の残る、家にも等しい建物は黒煙を上げ殆ど崩れている。
「……次は海が見えるとこに建てようよ!夏になったら泳げるしきっと楽しいよ」
「お前の肌を他人に晒すのは気に入らん」
「えー?じゃあ服着て入るもん!おじ様も、みんなも誘って行こうね」
仲間がどれだけ生き残っているかはわからない。残りの24将も……竹虎もまだ生きているのだろうか。唯翔は自分の装備を確認する。弾倉は残り3つ。
ソッと覗けば弾丸が頬を掠めた。
「……お前の妹も誘うか」
「うん!……蒼生様、大好き!」
傷だらけの蒼生に抱きついて擦り寄る。いつもと違う、血と硝煙の匂いがした。
砲撃、とまた警告の叫びが聞こえどこかが崩れる音がする。もう立て籠る場所は少ない。どちらからともなく、土埃で汚れた唇を合わせた。
「正午の鐘を以て全軍突撃する」
意地は貫いた。これ以上長引かせる必要はない。
最期を告げる鐘の音はどこか荘厳で厳かだ。
「一斉掃射!撃て!!」
合図と共に銃撃が始まると、一人、また一人、地面に倒れていく。弾倉1つを撃ち尽くし、取り替えまた撃つ。すぐ側の兵が頭を撃ち抜かれて倒れた。
誰かが手榴弾数個を手に敵へと突撃すると他の兵が後に続く。
(傍迷惑な集団自決だよね)
軍が最後まで戦い抜いてこそ、皇帝が屈することなく戦った証が残る。悪の組織はいつだって往生際が悪いのだから。
砲撃を避け、次の土嚢に滑り込み撃ち尽くした弾倉を落として新たな物をセットすると、寄ってこようした数人を撃ち抜いた。顔に見覚えがある。――野良だ。
「最前線に来んなよ」
マシンガンの掃射を戦車に隠れてやり過ごした彼らが、向こうからも同じように掃射を送ってくるのをこちらもやり過ごして。
最後の弾倉をセットした。
弾切れの兵達は次々と爆弾を抱えて敵へと突撃していく。正に人間爆弾だ。それを警戒した連合軍に一斉射撃され、敵まで到達出来ずに散る者も多い。
「くそ、何でだよ!降伏しろよ!」
連合軍の誰かが泣きながら叫んだ。
カチン、カチン、と乾いた音がする。マシンガンは弾切れだ。隣を見れば、蒼生もまた銃を地面に置いた所だった。
「結局、蒼生様みたいな刀使えなかったな」
「好き嫌いをなくさなかったからだろう?」
「ニンジンは食べれるようになったもん!」
「この世の終わりみたいな顔をしながらな」
蒼生が笑う。
(蒼生様のその笑顔が見たかったんだ)
何もかもから解放されて晴れ晴れとした、昔と同じ心からの笑顔。
(それが見れたから、もう充分)
腰の二刀を引き抜く。
「行くぞ」
「うん」
刀を握った蒼生が立ち上がって走り出した。飛んでくる銃弾を弾き近くの敵を斬り、血飛沫を上げる。
「総督だ!撃て!!」
誰かが気付き、銃弾が飛んだ。唯翔は胸部に燃えるような痛みを感じ、よろけて背後の土嚢に背をつき足から力が抜けそのままズルズルと座りこむ。
胸元が、赤い。息を吐くのと同時に血が溢れる。蒼生に貰った二刀が手から離れた。
撃て!!と声がして目を閉じたけれど、いつまでも衝撃が来ないことを不思議に思って目を開ければ目の前に蒼生が覆い被さっている。
「あお……さま……」
何か話そうと口を開いた蒼生の口からも血が溢れ、声は聞こえない。
「閣下!唯翔!」
竹虎の声がして、彼と仲間の兵達が一斉に二人の側の敵兵に特攻して行く、その中で蒼生の背に回した腕が何発もの被弾を確認する。肺に当たったのか呼吸が苦しそうだ。唯翔もまた、霞む視界の中で蒼生を見つめた。
「あ、ぉさ……ま」
死体でもきっと責任者として晒されるのだろう。もうこれ以上、蒼生に何も負わせたくない。
「蒼生様の、全部……俺が、貰うね……?」
ひゅ、ひゅ、と吸えない息に苦しそうにしながら蒼生が最期の力で微笑んで唯翔を抱き締め、唯翔はその身体を抱き返しながら手榴弾のピンを抜いた。
最後の兵が撃ち抜かれて倒れ、蒼生の肩ごしに目が合う。
(何て顔してんだよ)
野良に、撃つな、と指示を出しているらしい日向がいる。それを笑って見ながら、蒼生の腕の中で唯翔は幸せだな、と思った。大好きな人の腕の中に抱かれて最期の時を迎えられるなんて、本当に幸せだ。
だけど、
(絶対教えてやんないけど、蒼生様の次に好きだったんだよ、なんて)
知られたら怒るかな。ねぇ、あおさま。
笑顔のままの頬を涙が流れ落ちて、それが最期。
24隊将軍はすでに半数が散っている。兵達もまた誰一人無傷の者はいない。蒼生を初めとする生き残りは総督府に土嚢を築き上げ、そこで連合軍の猛攻に耐えていた。
上空を旋回する新兵器が上から爆撃を繰り返していたが、連合軍進軍に伴い姿を消した。それがせめてもの救いだ。
「もう少し時間があれば完成したんだがな」
「完成させても使わなかったでしょ」
あの図案はコピーされて技術者に渡してある。あと数ヵ月余裕があれば試作機くらいは作れた筈だ。でも例え完成していたとしてもそれを使う気はなかった。
北が介入して軍事圧力をかけてこないとは限らない。少しでも対等に渡り合える力は残しておかなければならない。
(そんな心配は必要なかったか)
久しぶりに見た幼馴染の皇帝蓮桜は、しっかりと自分の足で立って強い意思を秘めた目をしていた。――彼ならばこの国を正しい方向に導ける。
「砲撃!!」
警告の叫びに側の壁に退避する。激しい音と共に建物が揺れ一部が崩落した。
「……総督府も、もうボロボロだね」
銃弾が掠めた足の止血帯を巻き直しながら唯翔が寂しそうに言う。
「そうだな……」
思い出の残る、家にも等しい建物は黒煙を上げ殆ど崩れている。
「……次は海が見えるとこに建てようよ!夏になったら泳げるしきっと楽しいよ」
「お前の肌を他人に晒すのは気に入らん」
「えー?じゃあ服着て入るもん!おじ様も、みんなも誘って行こうね」
仲間がどれだけ生き残っているかはわからない。残りの24将も……竹虎もまだ生きているのだろうか。唯翔は自分の装備を確認する。弾倉は残り3つ。
ソッと覗けば弾丸が頬を掠めた。
「……お前の妹も誘うか」
「うん!……蒼生様、大好き!」
傷だらけの蒼生に抱きついて擦り寄る。いつもと違う、血と硝煙の匂いがした。
砲撃、とまた警告の叫びが聞こえどこかが崩れる音がする。もう立て籠る場所は少ない。どちらからともなく、土埃で汚れた唇を合わせた。
「正午の鐘を以て全軍突撃する」
意地は貫いた。これ以上長引かせる必要はない。
最期を告げる鐘の音はどこか荘厳で厳かだ。
「一斉掃射!撃て!!」
合図と共に銃撃が始まると、一人、また一人、地面に倒れていく。弾倉1つを撃ち尽くし、取り替えまた撃つ。すぐ側の兵が頭を撃ち抜かれて倒れた。
誰かが手榴弾数個を手に敵へと突撃すると他の兵が後に続く。
(傍迷惑な集団自決だよね)
軍が最後まで戦い抜いてこそ、皇帝が屈することなく戦った証が残る。悪の組織はいつだって往生際が悪いのだから。
砲撃を避け、次の土嚢に滑り込み撃ち尽くした弾倉を落として新たな物をセットすると、寄ってこようした数人を撃ち抜いた。顔に見覚えがある。――野良だ。
「最前線に来んなよ」
マシンガンの掃射を戦車に隠れてやり過ごした彼らが、向こうからも同じように掃射を送ってくるのをこちらもやり過ごして。
最後の弾倉をセットした。
弾切れの兵達は次々と爆弾を抱えて敵へと突撃していく。正に人間爆弾だ。それを警戒した連合軍に一斉射撃され、敵まで到達出来ずに散る者も多い。
「くそ、何でだよ!降伏しろよ!」
連合軍の誰かが泣きながら叫んだ。
カチン、カチン、と乾いた音がする。マシンガンは弾切れだ。隣を見れば、蒼生もまた銃を地面に置いた所だった。
「結局、蒼生様みたいな刀使えなかったな」
「好き嫌いをなくさなかったからだろう?」
「ニンジンは食べれるようになったもん!」
「この世の終わりみたいな顔をしながらな」
蒼生が笑う。
(蒼生様のその笑顔が見たかったんだ)
何もかもから解放されて晴れ晴れとした、昔と同じ心からの笑顔。
(それが見れたから、もう充分)
腰の二刀を引き抜く。
「行くぞ」
「うん」
刀を握った蒼生が立ち上がって走り出した。飛んでくる銃弾を弾き近くの敵を斬り、血飛沫を上げる。
「総督だ!撃て!!」
誰かが気付き、銃弾が飛んだ。唯翔は胸部に燃えるような痛みを感じ、よろけて背後の土嚢に背をつき足から力が抜けそのままズルズルと座りこむ。
胸元が、赤い。息を吐くのと同時に血が溢れる。蒼生に貰った二刀が手から離れた。
撃て!!と声がして目を閉じたけれど、いつまでも衝撃が来ないことを不思議に思って目を開ければ目の前に蒼生が覆い被さっている。
「あお……さま……」
何か話そうと口を開いた蒼生の口からも血が溢れ、声は聞こえない。
「閣下!唯翔!」
竹虎の声がして、彼と仲間の兵達が一斉に二人の側の敵兵に特攻して行く、その中で蒼生の背に回した腕が何発もの被弾を確認する。肺に当たったのか呼吸が苦しそうだ。唯翔もまた、霞む視界の中で蒼生を見つめた。
「あ、ぉさ……ま」
死体でもきっと責任者として晒されるのだろう。もうこれ以上、蒼生に何も負わせたくない。
「蒼生様の、全部……俺が、貰うね……?」
ひゅ、ひゅ、と吸えない息に苦しそうにしながら蒼生が最期の力で微笑んで唯翔を抱き締め、唯翔はその身体を抱き返しながら手榴弾のピンを抜いた。
最後の兵が撃ち抜かれて倒れ、蒼生の肩ごしに目が合う。
(何て顔してんだよ)
野良に、撃つな、と指示を出しているらしい日向がいる。それを笑って見ながら、蒼生の腕の中で唯翔は幸せだな、と思った。大好きな人の腕の中に抱かれて最期の時を迎えられるなんて、本当に幸せだ。
だけど、
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笑顔のままの頬を涙が流れ落ちて、それが最期。
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