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19.告白
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「よく、お似合いですわ!」
「ほんとお美しいです」
支度を手伝ってくださった侍女達が、私を見て褒めてくれます。
髪の毛も綺麗に編み込んで、青い薔薇の花を飾り付けてくれたお陰で、地味で平凡な私も、少しは見栄えする気がします。
これで、少しはバイロン様に釣り合うでしょうか………?
「皆さん、ありがとうございます」
私は、ゼフィランサス侯爵家の侍女達に、丁寧にお礼を言いました。
その時、扉がノックされて、バイロン様が入ってらっしゃいました。
「ミリー………なんて美しいんだ………!」
バイロン様は私の姿を見て、溜息を漏らしました。
「バイロン様………こんな素敵なドレスとジュエリーを、ありがとうございます。私………バイロン様に申し訳ない事を………」
私は、バイロン様の浮気を疑ったことを謝ろうと決心しました。そうでなければ、ここまでしてくださったバイロン様に顔向けが出来ません。
「ミリー………謝らなければならないのは私の方だ。君が、彼女たちから虐められているのを知っていながら、黙っていた。そして、彼女たちを懲らしめるための証拠を集めるために、誤解を与えるような行動を取り、君を不安にさせた。私の浮気を疑い、町娘に変装して私を尾行するほどにね」
「!」
私は、頬が熱くなるのを感じました。
バイロン様は、私がマティルダ嬢との密会を覗いていたのに気がついてらっしゃったのですね。
「あの日、私が贈った帽子を被っていただろう?遠目でもすぐに気がついた。必死に気付かれないようにしているのが可愛らしくてね………」
バイロン様はそう仰ると、私をそっと抱き締めて下さいました。
「でも、私はバイロン様を信じるべきだったと、後悔しているのです」
「いや、もっと私が上手く立ち回るべきだった。ミリーに、苦しい思いをさせてしまって済まなかったね。モナルダ伯爵夫人にもすごい剣幕で怒られたよ」
セシリアが?でも、セシリアはそんな事一言も………。
「本当に、友達思いのいい友人を持ったね。そういう人を惹き付けるのも、ミリーの魅力だ」
バイロン様は何を仰っているのでしょう。私が首を傾げると、バイロン様は私を抱き上げ、部屋を出て、エントランスホールへと向かいます。
そして、そこで私を下ろすと玄関の扉を開け放ちました。
眩い光が、降り注ぎます。
そこで、バイロン様は私の前に跪かれました。
一体、どうしたのでしょう?
「ミリアリア・ビバーナム伯爵令嬢、私と結婚してくださいますか?」
「えっ?」
エントランスから真っ直ぐに、カーペットが敷かれ、その先には簡易的な祭壇が用意されていました。横にはしっかりと神官様もいらっしゃいます。
「バイロン様………これは?」
「モナルダ伯爵令嬢の入れ知恵でね………ここで、侯爵のお披露目と共に結婚式を挙げてしまえと言われたんだ。ミリーを二度と悲しませないように、世界一幸せにしろと言われたよ」
少しはにかんだ様に、バイロン様が白状しました。
私は、自然と涙が溢れてくるのを止められませんでした。
※次回、最終話です。
「ほんとお美しいです」
支度を手伝ってくださった侍女達が、私を見て褒めてくれます。
髪の毛も綺麗に編み込んで、青い薔薇の花を飾り付けてくれたお陰で、地味で平凡な私も、少しは見栄えする気がします。
これで、少しはバイロン様に釣り合うでしょうか………?
「皆さん、ありがとうございます」
私は、ゼフィランサス侯爵家の侍女達に、丁寧にお礼を言いました。
その時、扉がノックされて、バイロン様が入ってらっしゃいました。
「ミリー………なんて美しいんだ………!」
バイロン様は私の姿を見て、溜息を漏らしました。
「バイロン様………こんな素敵なドレスとジュエリーを、ありがとうございます。私………バイロン様に申し訳ない事を………」
私は、バイロン様の浮気を疑ったことを謝ろうと決心しました。そうでなければ、ここまでしてくださったバイロン様に顔向けが出来ません。
「ミリー………謝らなければならないのは私の方だ。君が、彼女たちから虐められているのを知っていながら、黙っていた。そして、彼女たちを懲らしめるための証拠を集めるために、誤解を与えるような行動を取り、君を不安にさせた。私の浮気を疑い、町娘に変装して私を尾行するほどにね」
「!」
私は、頬が熱くなるのを感じました。
バイロン様は、私がマティルダ嬢との密会を覗いていたのに気がついてらっしゃったのですね。
「あの日、私が贈った帽子を被っていただろう?遠目でもすぐに気がついた。必死に気付かれないようにしているのが可愛らしくてね………」
バイロン様はそう仰ると、私をそっと抱き締めて下さいました。
「でも、私はバイロン様を信じるべきだったと、後悔しているのです」
「いや、もっと私が上手く立ち回るべきだった。ミリーに、苦しい思いをさせてしまって済まなかったね。モナルダ伯爵夫人にもすごい剣幕で怒られたよ」
セシリアが?でも、セシリアはそんな事一言も………。
「本当に、友達思いのいい友人を持ったね。そういう人を惹き付けるのも、ミリーの魅力だ」
バイロン様は何を仰っているのでしょう。私が首を傾げると、バイロン様は私を抱き上げ、部屋を出て、エントランスホールへと向かいます。
そして、そこで私を下ろすと玄関の扉を開け放ちました。
眩い光が、降り注ぎます。
そこで、バイロン様は私の前に跪かれました。
一体、どうしたのでしょう?
「ミリアリア・ビバーナム伯爵令嬢、私と結婚してくださいますか?」
「えっ?」
エントランスから真っ直ぐに、カーペットが敷かれ、その先には簡易的な祭壇が用意されていました。横にはしっかりと神官様もいらっしゃいます。
「バイロン様………これは?」
「モナルダ伯爵令嬢の入れ知恵でね………ここで、侯爵のお披露目と共に結婚式を挙げてしまえと言われたんだ。ミリーを二度と悲しませないように、世界一幸せにしろと言われたよ」
少しはにかんだ様に、バイロン様が白状しました。
私は、自然と涙が溢れてくるのを止められませんでした。
※次回、最終話です。
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