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第五十八話 妙案
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家の中は暗い。奥から何かぶつぶつと呟くような声がひっきりなしに聞こえてくる。
前を行く彼の服を掴もうとして――、思い直して、その手を掴むと、ミハイルさんが歩みを止める。
「……別に、怒ってはいません」
レイラがああ言うということは、そんな顔をしていたんだろう。怒っていないと言うと、彼が少しほっとしたのが空気でわかる。
「悪かった……、本当に、時間が時間だから躊躇っただけだ」
「もう、しないで下さいね」
「わかった。もうしない」
意外と素直な返事が返ってきたことに驚いていると、掴んだ手が握り返される。
「……お前から目を離すと碌なことにならないのを失念していた」
今度は素直じゃなかったけど、その方がほっとする。私も手を握り返すと、再びミハイルさんは歩き出した。
声は、奥の部屋から聞こえてくる。扉の前に立ち、ミハイルさんが私を見る。
恐らく、この中にエフィルの母親がいる……、今彼女がどんな状態かわからない。油断するなということだろう。察してうなずくと、ミハイルさんが扉に手を掛ける。
そのとき、突然ピタリと声が病んだ。
「……エフィル?」
声は背後からした。
息が止まるかと思った。
心臓が跳ね上がり、背中がゾッとする。
ミハイルさんが私の手を引いて庇うように前に出る。
「あなたは……」
「昼間会っただろう。ミハイル・プリヴィデーニだ」
「プリヴィデーニ……、やっぱり、そうだったの……」
エフィルの母親が、顔を上げてこちらを見る。
「昼間は、エフィルが馬車に轢かれそうになったと聞いて、動転してた。後になって気が付いた。忌み色の髪と目は、幽霊屋敷の幽霊伯爵……、幽霊伯爵が来たということは、私はやっぱり……」
悲壮な表情を両手で覆い、彼女がその場に崩れ落ちる。
「妙な納得の仕方をするな、俺は死神じゃない。ここに来たのはお前の息子に頼まれたからだ」
ミハイルさんの言葉に、彼女が覆っていた手を離す。目を見開いてこちらを見上げ、そして再び項垂れる。
「エフィルは……気付いていたのね。私が死んでしまったこと」
「ああ」
「お願い……、わたしはまだ逝けないの。あの子を残しては逝けない」
「死は覆らない。そもそも、俺には死者を送る力などない」
「なら、何をしにきたの」
エフィルの母親が、率直な疑問を口にする。
「……何もできんが、お前を見て、声を聞くことはできる。未練があるならそれを聞いて、安らかに逝けるよう力を貸すことくらいはできるかも知れん。俺の力はそのためのものではないが、領民に頼まれた……強いて言えば領主の務めだ」
そう言い切ったミハイルさんを、そっと見上げる。
やっぱり彼は変わった。当主として、領主として、その務めを全うしようとする意志が感じられるようになった。それも、彼が自分を律するための一環なのかもしれない。でも、悪いことじゃないと思う。
「エフィルが……、じゃあ、あの子はわたしの死を受け入れるというの」
ざわ、と空気が揺らめき、思考がそちらに引き戻される。
……この感じ、知ってる。初めてこの街に来たときの帰りで、ネメスの街で。同じ空気を感じた。ミハイルさんの声にも緊張が混じる。
「落ち着け……、そうじゃない」
「そうよね、あの子は、あの子にはわたしがいないと……!」
ざわざわと、彼女の髪が重力に逆らって広がっていく。駄目だ……、このままじゃ悪霊になってしまう。なんとか、話を聞いてもらわないと。この人はただ息子が心配なだけ。
「ミオ」
左手を握りしめると、ミハイルさんが諭すように私の名を呼ぶ。
「約束だ」
短く言って、ミハイルさんが右手をかざす。
確かに……、今彼女の狂気をおさめても、その後話を聞き入れてもらえる保証なんてない。
それに、多分……使えない。指輪から何も感じない。今この死霊を治めたいと思うのは単に私の我儘で、ミハイルさんの為じゃないから。
『我が血を以て――』
ミハイルさんの朗々とした声が響き、唇を噛みしめる。
他に。何か、方法は。
「ママ!」
叫び声が、暗闇とミハイルさんの声を裂く。咄嗟にミハイルさんの腕を引き、その詠唱を止める。ひりついていた空気が少しだけ和らぎ、焦点の合ってなかった彼女の目が、一点に定まる。
「エフィル……!」
逆立っていた髪がふわりと降りる。殺気だった表情も、元の穏やかなそれに戻っている。だけど……、まだ何も解決したわけじゃない。
「エフィル、ずっと一緒にいるからね……!」
手を広げて、彼女がエフィルへと歩み寄って行く。エフィルに付き添っていたレイラが、表情を固くして、エフィルの手を握りしめた。そんなレイラを、エフィルが見上げる。
「わかってる、お姉ちゃん。でも……」
そう呟いてレイラから目を逸らすと、彼はその目をミハイルさんへと向けた。
「領主さま、お願いです。ボクとママに、あと少しだけでも時間をください」
少しずつ、エフィルと母親との距離が縮まって行く。
「死んだ人には会えない……、それを破っているのはわかってます。でも、あと、あと少しだけ。ちゃんとお別れができれば、ママはきっと」
彼の真摯な懇願を受けて、ミハイルさんは俯くと苦く呻いた。
「だが……、俺にできるのは……」
死霊を縛り、囚えるだけ。或いは自らの傀儡とするだけ……、それがミハイルさんの力で、指輪にできるのは命を削って当主を守るだけ。
……いや、違う。そこまで特別な力じゃなくていい。
見て、話せるだけでも、まだできることはあるはずだ。
そう思った瞬間、私は口を開いていた。
「二人とも、お屋敷に来ませんか?」
咄嗟に、そんな言葉が口から飛び出していた。
「ミオ、何を……」
「二人ともお屋敷で暮らせばいいじゃないですか。そしたらもし堕ちそうになってもすぐに対処できるし、エフィルの面倒も見てあげられる。お屋敷には他にも幽霊がいるし、問題ないじゃないですか」
深く考えて言ったわけじゃない。なんとか時間を稼ぎたい一心だったのだけど、喋るうち、これ以上ないほどいい考えのような気がしてきた。
私の提案を受けて、ミハイルさんが眉間に皺を寄せ、腕を組む。
「しかし……」
「そうしよう、ママ!」
難色を示すミハイルさんを他所に、エフィルが母親に駆け寄って叫ぶ。
「そうしたら、街の人に迷惑かけなくてすむし、きっとたくさんお話できるよ!」
「エフィル……」
話についていけてないのか、母親はただぽかんとして息子を見下ろした。
「領主様、お願いします。ボク、なんでもします。ご飯のお手伝いとか、お掃除とか」
「掃除は足りてる」
溜め息と共に、ミハイルさんが吐き出す。
それから、エフィルの傍に膝をついた。
「エフィル。屋敷に来れば、今後お前が街に戻ったときに居場所がなくなるかもしれん」
「どうして?」
「俺を知っているなら、俺が畏怖されてるのも知ってるだろう。幽霊屋敷で暮らした人間などと揶揄されるようになるかもしれん」
「そんなの平気。自分で決めたことだもん」
あっけらかんとエフィルが述べる。そしてこうも付け足した。
「それに、ボク領主様怖くないよ」
今度はミハイルさんがポカンとする。レイラが「なんでよ」と心底不思議そうに首を傾げた。
「昼間、ボク見ちゃったんだ。橋のところで、黒髪のお姉さんの怪我を手当てしてあげてたでしょ? あのときの領主様の顔、パパがママを見るときの目にそっくりだった。だから怖くないよ!」
「…………」
ぷっとレイラが吹き出し、私たちは一瞬顔を見合わせて、互いに逸らした。
「……好きにしろ」
目をそらしたまま、ミハイルさんが一言呟く。
「いいって。よかったね、エフィル!」
「うん! ありがとう、お姉さん!」
「あの……ありがとうございます」
ようやく事態を理解してくれたのか、エフィルの母親も彼の隣で頭を下げる。
「……大所帯になるな。宿を引き払って馬車を手配してくる。ミオ、お前はここにいろ」
「どうして……」
反論しかけると、ミハイルさんは私の足元に視線を落とした。
……そういえば、裸足で来たんだった。
「レイラ、お前ももうしばらくいてくれ。ミオが無茶しないか見てろ。何かあればすぐ俺を喚べ」
「仕方ないわね。ミオのためよ?」
レイラが腕を組んで、素直でない了承をする。
夜明けの光が、家の中に差し込んでいた。
前を行く彼の服を掴もうとして――、思い直して、その手を掴むと、ミハイルさんが歩みを止める。
「……別に、怒ってはいません」
レイラがああ言うということは、そんな顔をしていたんだろう。怒っていないと言うと、彼が少しほっとしたのが空気でわかる。
「悪かった……、本当に、時間が時間だから躊躇っただけだ」
「もう、しないで下さいね」
「わかった。もうしない」
意外と素直な返事が返ってきたことに驚いていると、掴んだ手が握り返される。
「……お前から目を離すと碌なことにならないのを失念していた」
今度は素直じゃなかったけど、その方がほっとする。私も手を握り返すと、再びミハイルさんは歩き出した。
声は、奥の部屋から聞こえてくる。扉の前に立ち、ミハイルさんが私を見る。
恐らく、この中にエフィルの母親がいる……、今彼女がどんな状態かわからない。油断するなということだろう。察してうなずくと、ミハイルさんが扉に手を掛ける。
そのとき、突然ピタリと声が病んだ。
「……エフィル?」
声は背後からした。
息が止まるかと思った。
心臓が跳ね上がり、背中がゾッとする。
ミハイルさんが私の手を引いて庇うように前に出る。
「あなたは……」
「昼間会っただろう。ミハイル・プリヴィデーニだ」
「プリヴィデーニ……、やっぱり、そうだったの……」
エフィルの母親が、顔を上げてこちらを見る。
「昼間は、エフィルが馬車に轢かれそうになったと聞いて、動転してた。後になって気が付いた。忌み色の髪と目は、幽霊屋敷の幽霊伯爵……、幽霊伯爵が来たということは、私はやっぱり……」
悲壮な表情を両手で覆い、彼女がその場に崩れ落ちる。
「妙な納得の仕方をするな、俺は死神じゃない。ここに来たのはお前の息子に頼まれたからだ」
ミハイルさんの言葉に、彼女が覆っていた手を離す。目を見開いてこちらを見上げ、そして再び項垂れる。
「エフィルは……気付いていたのね。私が死んでしまったこと」
「ああ」
「お願い……、わたしはまだ逝けないの。あの子を残しては逝けない」
「死は覆らない。そもそも、俺には死者を送る力などない」
「なら、何をしにきたの」
エフィルの母親が、率直な疑問を口にする。
「……何もできんが、お前を見て、声を聞くことはできる。未練があるならそれを聞いて、安らかに逝けるよう力を貸すことくらいはできるかも知れん。俺の力はそのためのものではないが、領民に頼まれた……強いて言えば領主の務めだ」
そう言い切ったミハイルさんを、そっと見上げる。
やっぱり彼は変わった。当主として、領主として、その務めを全うしようとする意志が感じられるようになった。それも、彼が自分を律するための一環なのかもしれない。でも、悪いことじゃないと思う。
「エフィルが……、じゃあ、あの子はわたしの死を受け入れるというの」
ざわ、と空気が揺らめき、思考がそちらに引き戻される。
……この感じ、知ってる。初めてこの街に来たときの帰りで、ネメスの街で。同じ空気を感じた。ミハイルさんの声にも緊張が混じる。
「落ち着け……、そうじゃない」
「そうよね、あの子は、あの子にはわたしがいないと……!」
ざわざわと、彼女の髪が重力に逆らって広がっていく。駄目だ……、このままじゃ悪霊になってしまう。なんとか、話を聞いてもらわないと。この人はただ息子が心配なだけ。
「ミオ」
左手を握りしめると、ミハイルさんが諭すように私の名を呼ぶ。
「約束だ」
短く言って、ミハイルさんが右手をかざす。
確かに……、今彼女の狂気をおさめても、その後話を聞き入れてもらえる保証なんてない。
それに、多分……使えない。指輪から何も感じない。今この死霊を治めたいと思うのは単に私の我儘で、ミハイルさんの為じゃないから。
『我が血を以て――』
ミハイルさんの朗々とした声が響き、唇を噛みしめる。
他に。何か、方法は。
「ママ!」
叫び声が、暗闇とミハイルさんの声を裂く。咄嗟にミハイルさんの腕を引き、その詠唱を止める。ひりついていた空気が少しだけ和らぎ、焦点の合ってなかった彼女の目が、一点に定まる。
「エフィル……!」
逆立っていた髪がふわりと降りる。殺気だった表情も、元の穏やかなそれに戻っている。だけど……、まだ何も解決したわけじゃない。
「エフィル、ずっと一緒にいるからね……!」
手を広げて、彼女がエフィルへと歩み寄って行く。エフィルに付き添っていたレイラが、表情を固くして、エフィルの手を握りしめた。そんなレイラを、エフィルが見上げる。
「わかってる、お姉ちゃん。でも……」
そう呟いてレイラから目を逸らすと、彼はその目をミハイルさんへと向けた。
「領主さま、お願いです。ボクとママに、あと少しだけでも時間をください」
少しずつ、エフィルと母親との距離が縮まって行く。
「死んだ人には会えない……、それを破っているのはわかってます。でも、あと、あと少しだけ。ちゃんとお別れができれば、ママはきっと」
彼の真摯な懇願を受けて、ミハイルさんは俯くと苦く呻いた。
「だが……、俺にできるのは……」
死霊を縛り、囚えるだけ。或いは自らの傀儡とするだけ……、それがミハイルさんの力で、指輪にできるのは命を削って当主を守るだけ。
……いや、違う。そこまで特別な力じゃなくていい。
見て、話せるだけでも、まだできることはあるはずだ。
そう思った瞬間、私は口を開いていた。
「二人とも、お屋敷に来ませんか?」
咄嗟に、そんな言葉が口から飛び出していた。
「ミオ、何を……」
「二人ともお屋敷で暮らせばいいじゃないですか。そしたらもし堕ちそうになってもすぐに対処できるし、エフィルの面倒も見てあげられる。お屋敷には他にも幽霊がいるし、問題ないじゃないですか」
深く考えて言ったわけじゃない。なんとか時間を稼ぎたい一心だったのだけど、喋るうち、これ以上ないほどいい考えのような気がしてきた。
私の提案を受けて、ミハイルさんが眉間に皺を寄せ、腕を組む。
「しかし……」
「そうしよう、ママ!」
難色を示すミハイルさんを他所に、エフィルが母親に駆け寄って叫ぶ。
「そうしたら、街の人に迷惑かけなくてすむし、きっとたくさんお話できるよ!」
「エフィル……」
話についていけてないのか、母親はただぽかんとして息子を見下ろした。
「領主様、お願いします。ボク、なんでもします。ご飯のお手伝いとか、お掃除とか」
「掃除は足りてる」
溜め息と共に、ミハイルさんが吐き出す。
それから、エフィルの傍に膝をついた。
「エフィル。屋敷に来れば、今後お前が街に戻ったときに居場所がなくなるかもしれん」
「どうして?」
「俺を知っているなら、俺が畏怖されてるのも知ってるだろう。幽霊屋敷で暮らした人間などと揶揄されるようになるかもしれん」
「そんなの平気。自分で決めたことだもん」
あっけらかんとエフィルが述べる。そしてこうも付け足した。
「それに、ボク領主様怖くないよ」
今度はミハイルさんがポカンとする。レイラが「なんでよ」と心底不思議そうに首を傾げた。
「昼間、ボク見ちゃったんだ。橋のところで、黒髪のお姉さんの怪我を手当てしてあげてたでしょ? あのときの領主様の顔、パパがママを見るときの目にそっくりだった。だから怖くないよ!」
「…………」
ぷっとレイラが吹き出し、私たちは一瞬顔を見合わせて、互いに逸らした。
「……好きにしろ」
目をそらしたまま、ミハイルさんが一言呟く。
「いいって。よかったね、エフィル!」
「うん! ありがとう、お姉さん!」
「あの……ありがとうございます」
ようやく事態を理解してくれたのか、エフィルの母親も彼の隣で頭を下げる。
「……大所帯になるな。宿を引き払って馬車を手配してくる。ミオ、お前はここにいろ」
「どうして……」
反論しかけると、ミハイルさんは私の足元に視線を落とした。
……そういえば、裸足で来たんだった。
「レイラ、お前ももうしばらくいてくれ。ミオが無茶しないか見てろ。何かあればすぐ俺を喚べ」
「仕方ないわね。ミオのためよ?」
レイラが腕を組んで、素直でない了承をする。
夜明けの光が、家の中に差し込んでいた。
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