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第一章 召喚編
第43話 万能タブレットとお茶会②
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お茶を飲もうと触れたカップから静電気のような感触を感じた瞬間、万能タブレットが反応した。
『女神の加護発動』の文字と警告音。
このお茶に何かが入っている?
私はカップをジッと覗き込んだ。
すると、万能タブレットが分析と解析を始めた。
画面には《紅茶葉、お湯、センマ草》の文字。
センマ草? 紅茶葉以外に怪しい薬草の名前が出たぞ。
センマ草:下剤
効能 :便秘改善
調合方法:センマ草を乾燥後、粉末にする
規定量 :ティスプーンの半分
服用方法:規定量を水に溶かし飲む
注意点 :紅茶に混ぜると苦い
副作用 :規定の摂取量を越えるとひどい下痢をする
なるほど、便秘の改善のために飲む所謂下剤か。
で、このお茶に入っているセンマ草の量は?
センマ草の含有量:ティースプーン2杯分
ティースプーン2杯分?! あきらかにひどい下痢する量だね。
トイレから出て来れないパターンだ。
自慢じゃないが私は毎日快便なのだ。
こんなのを飲んだら恐ろしいことになるではないか。
もう勘弁して。
でも紅茶に混ぜると苦いんだよね? 一口飲んでおかしいことにいくら鈍感な私でも気づくと思うけど。
犯人は薬草の知識がないってことか。
一体誰が?
入れるとしたら私がケーキを選びに行っていたときだ。
お茶を入れてくれたと思われるオリビア様の侍女の様子をうかがう。
うーん、別に怪しいところはないな。
すると、隣のリリアン様が怪訝そうな顔で問いかけてきた。
「あ、あのアヤカ様、どうかなさいまして?」
「いえ、どうもしませんよ」
リリアン様に笑顔を向けると、リリアン様の方が顔色が悪い気がした。
待ってこのお茶に入っているセンマ草、どこで採取されたものか分かるだろうか?
すると、万能タブレットに出た文字に驚いた。
センマ草採取地:ヘンウット伯爵家の庭
え? ヘンウット伯爵家? ってことは犯人はリリアン様?
なんでだろう?
リリアン様とは今日が初対面だよね。
まあこの部屋にいるご令嬢達はオリビア様を抜かして皆さん初対面ですが。
初対面の相手に下剤を盛られるほど憎まれているなんて地味にへこむわ。
でも、毒ではないから命を狙われているわけではないよね。
私はリリアン様に揺さぶりをかけることにした。
「そう言えば、リリアン様、私今王宮医師団に通って薬師の勉強をしているんです。これが実に面白いんです」
「そうですか。私は薬師のスキルがないので薬のことは全然わからなくて」
「まあ、普通はそうですよね。でも、知っていると役に立つ知識もあるんですよ。例えば、ただの便秘改善の薬草が飲み合わせる物によって毒になるとか」
私のその言葉にリリアン様は心なしか顔色を変えた。
さあ、あとひと押しかな。
「身近な例をあげると、良く庭などで栽培されるセンマ草とかですね。あれは紅茶に混ぜると物質が変化するんです。まあ規定量を守っていれば大丈夫なんですけど、規定量以上を紅茶に混ぜて飲むと意識不明になり、最悪死に至ります。薬が一瞬にして毒になってしまうんです」
リリアン様はあきらかに手が震えだし、顔面蒼白になった。
「リリアン様?顔色が悪いようですけど大丈夫ですか?」
そう私が声をかけたところで部屋の入り口が騒がしくなった。
何だろう?
誰かが来たのかな?みんなで部屋のドアを見つめていると、そこに現れたのはオリビア様の婚約者、第一王子のアランフィード様だった。
側近兼近衛騎士のヘンリー様とアイデン様を従えて満面の笑みを浮かべてこちらにゆっくりと歩いてくる。
突然の第一王子の登場に唖然としていたが挨拶をするためにみんな一斉に立ち上がった。
それと同時にリリアン様の叫び声が部屋中に響いた。
「アヤカ様!
それをお飲みなってはいけません!」
私の前にあったカップがテーブルの上を転がり白いテーブルクロスにじわりと紅茶のシミが広がった。
どうやらリリアン様がカップを手で払ったようだ。
へ? 一瞬何が起こったのかわからずボーゼンと立ち尽くす。
リリアン様の行動で異変を察知したヘンリー様がこちらに走ってきた。
「どうしました?!」
「あ! アヤカ様の紅茶に誰かが毒を入れたんです!」とリリアン様が叫んだ。
ちょっ、ちょっと、入れたのはあなたでしょうが。
リリアン様の意図がわからず混乱する私。
そんな私を置き去りに現場は騒然となった。
いつの間にかビンセントさんとリタさんが私の両脇を固めていた。
他のご令嬢達も自分の護衛と侍女に囲まれていた。
「アヤカ! 紅茶を飲んだのか?!」
アランフィード様の問いかけに私は首を横に振った。
「いえ、飲んでいません」
私の返答にその場いた人達はホッと胸をなで下ろした。
だって下剤入りですもの。
飲んでたら今頃トイレの住人ですよ。
それからアランフィード様が王宮医師のジュール様を呼ぶようにドアの外にいる近衛騎士に指示していたのでそれに待ったをかける。
怪訝そうな表情のアランフィード様に口パクで『私に任せて』と笑顔で言った。
私はそっとリリアン様を見た。
リリアン様は「オリビア様のお茶会でこんな恐ろしいことが起こるなんて。まさかあの噂を真に受けてオリビア様が・・・」と独り言を呟いていた。
かなり大きな独り言だ。
周りにいた人達は聞こえていたようだ。
それが証拠にみんなが一斉にオリビア様を見た。
オリビア様は悲しそうに眼を伏せ、そんなオリビア様を守るようにアランフィード様は肩を抱いた。
婚約者を守る王子様。美男美女が寄り添う姿は眼福です。
それにしてもあの噂って何だろう?
私は隣にいるリタさんに小声で聞いてみた。
「くだらない噂です。アヤカ様の祝福の儀に出席した貴族達が第一王子の婚約者はアヤカ様が相応しいと言ってきたんです。もちろんアランフィード様も陛下も取り合いませんでしたよ」
ギョッ、そんなことがあったんだ。
リリアン様の行動を見ていると犯人をオリビア様に仕立てようとしている?
何のために?
私はすぐ近くに立っているリリアン様をまっすぐ見つめた。
「リリアン様、私の紅茶に毒など入っていませんよ」
「い、いえ、入っています。調べていただければわかります」
「どうして入っていると分かるんですか? 誰かが入れるところを見たのでしょうか?」
「そ、それは・・・見ていません。で、でもアヤカ様の紅茶からの香りで気づきました」
「香りで?それはどんな香りでしたか?」
「どんなって、お薬のような・・・」
だんだん小さな声になるリリアン様。
「まあ、リリアン様が毒なんておっしゃるのでびっくりしました。入っていたのはお薬なんですね?じゃあ、何も問題ないじゃないですか。そうですよね?アランフィード様?」
私は満面の笑みでアランフィード様に問いかける。
「そうだね。毒と薬じゃあ全然違うものだしな」
さすが、第一王子だ。
とっさに話を合わせてくれた。
「い、いえ、それは紅茶に混ぜると毒に変化する薬草です。先ほど、アヤカ様がお話してくれたじゃないですか!」
「先ほどお話した薬草ですか?」と私はわざと首を傾げる。
「そうです。紅茶に混ぜると物質が変化するっていうセンマ草のことです」
「ああ、そう言えば、そんなお話をしましたね。でも規定量を超えなければ大丈夫なんですよ」
「アヤカ様の紅茶に入っていたセンマ草の量は規定量を超えています!」
リリアン様は自分の矛盾だらけの訴えに気づかない。
でも私達の会話を聞いていた周りの人達はリリアン様の言い分がかなりおかしいことに気づいた。
ご令嬢達は少しずつリリアン様と距離をとり、ヘンリー様とアイデン様は反対にジリジリと近づいた。
それを見たヘンウット伯爵家の護衛と侍女は顔面蒼白になった。
さあ、リリアン様、告白タイムです。
本当の事を、お話してもらいましょう。
「リリアン様、私の紅茶に誰かが毒を入れたところは見ていないのですよね?」
「え? そ、そうです。見ていません」
「じゃあ、どうして入っているのがセンマ草だと分かったのですか?」
「そ、それは、紅茶からセンマ草の香りがしたので……」
「そうですか。香りがしましたか。でも香りだけではセンマ草の量までわかりませんよね? どうして規定量を超えていることが分かったんですか? それが分かるのはセンマ草を私の紅茶に入れた人だけです」
「あっ……そ、それは、あの……」と言ったきりうつむいてしまったリリアン様。
そこで私はオリビア様に言った。
「オリビア様、お茶会はそろそろお開きといたしましょう」
すると、オリビア様はハッとして顔を上げた。
「そうですね。皆様、このような事態になり申し訳ございません。ことの次第は後日改めてご報告と言うことでよろしいでしょうか。では、アヤカ様とリリアン様以外の方々はお帰りのご準備をお願いします」
オリビア様の凛とした態度に皆さん文句も言わずに部屋を後にした。
『女神の加護発動』の文字と警告音。
このお茶に何かが入っている?
私はカップをジッと覗き込んだ。
すると、万能タブレットが分析と解析を始めた。
画面には《紅茶葉、お湯、センマ草》の文字。
センマ草? 紅茶葉以外に怪しい薬草の名前が出たぞ。
センマ草:下剤
効能 :便秘改善
調合方法:センマ草を乾燥後、粉末にする
規定量 :ティスプーンの半分
服用方法:規定量を水に溶かし飲む
注意点 :紅茶に混ぜると苦い
副作用 :規定の摂取量を越えるとひどい下痢をする
なるほど、便秘の改善のために飲む所謂下剤か。
で、このお茶に入っているセンマ草の量は?
センマ草の含有量:ティースプーン2杯分
ティースプーン2杯分?! あきらかにひどい下痢する量だね。
トイレから出て来れないパターンだ。
自慢じゃないが私は毎日快便なのだ。
こんなのを飲んだら恐ろしいことになるではないか。
もう勘弁して。
でも紅茶に混ぜると苦いんだよね? 一口飲んでおかしいことにいくら鈍感な私でも気づくと思うけど。
犯人は薬草の知識がないってことか。
一体誰が?
入れるとしたら私がケーキを選びに行っていたときだ。
お茶を入れてくれたと思われるオリビア様の侍女の様子をうかがう。
うーん、別に怪しいところはないな。
すると、隣のリリアン様が怪訝そうな顔で問いかけてきた。
「あ、あのアヤカ様、どうかなさいまして?」
「いえ、どうもしませんよ」
リリアン様に笑顔を向けると、リリアン様の方が顔色が悪い気がした。
待ってこのお茶に入っているセンマ草、どこで採取されたものか分かるだろうか?
すると、万能タブレットに出た文字に驚いた。
センマ草採取地:ヘンウット伯爵家の庭
え? ヘンウット伯爵家? ってことは犯人はリリアン様?
なんでだろう?
リリアン様とは今日が初対面だよね。
まあこの部屋にいるご令嬢達はオリビア様を抜かして皆さん初対面ですが。
初対面の相手に下剤を盛られるほど憎まれているなんて地味にへこむわ。
でも、毒ではないから命を狙われているわけではないよね。
私はリリアン様に揺さぶりをかけることにした。
「そう言えば、リリアン様、私今王宮医師団に通って薬師の勉強をしているんです。これが実に面白いんです」
「そうですか。私は薬師のスキルがないので薬のことは全然わからなくて」
「まあ、普通はそうですよね。でも、知っていると役に立つ知識もあるんですよ。例えば、ただの便秘改善の薬草が飲み合わせる物によって毒になるとか」
私のその言葉にリリアン様は心なしか顔色を変えた。
さあ、あとひと押しかな。
「身近な例をあげると、良く庭などで栽培されるセンマ草とかですね。あれは紅茶に混ぜると物質が変化するんです。まあ規定量を守っていれば大丈夫なんですけど、規定量以上を紅茶に混ぜて飲むと意識不明になり、最悪死に至ります。薬が一瞬にして毒になってしまうんです」
リリアン様はあきらかに手が震えだし、顔面蒼白になった。
「リリアン様?顔色が悪いようですけど大丈夫ですか?」
そう私が声をかけたところで部屋の入り口が騒がしくなった。
何だろう?
誰かが来たのかな?みんなで部屋のドアを見つめていると、そこに現れたのはオリビア様の婚約者、第一王子のアランフィード様だった。
側近兼近衛騎士のヘンリー様とアイデン様を従えて満面の笑みを浮かべてこちらにゆっくりと歩いてくる。
突然の第一王子の登場に唖然としていたが挨拶をするためにみんな一斉に立ち上がった。
それと同時にリリアン様の叫び声が部屋中に響いた。
「アヤカ様!
それをお飲みなってはいけません!」
私の前にあったカップがテーブルの上を転がり白いテーブルクロスにじわりと紅茶のシミが広がった。
どうやらリリアン様がカップを手で払ったようだ。
へ? 一瞬何が起こったのかわからずボーゼンと立ち尽くす。
リリアン様の行動で異変を察知したヘンリー様がこちらに走ってきた。
「どうしました?!」
「あ! アヤカ様の紅茶に誰かが毒を入れたんです!」とリリアン様が叫んだ。
ちょっ、ちょっと、入れたのはあなたでしょうが。
リリアン様の意図がわからず混乱する私。
そんな私を置き去りに現場は騒然となった。
いつの間にかビンセントさんとリタさんが私の両脇を固めていた。
他のご令嬢達も自分の護衛と侍女に囲まれていた。
「アヤカ! 紅茶を飲んだのか?!」
アランフィード様の問いかけに私は首を横に振った。
「いえ、飲んでいません」
私の返答にその場いた人達はホッと胸をなで下ろした。
だって下剤入りですもの。
飲んでたら今頃トイレの住人ですよ。
それからアランフィード様が王宮医師のジュール様を呼ぶようにドアの外にいる近衛騎士に指示していたのでそれに待ったをかける。
怪訝そうな表情のアランフィード様に口パクで『私に任せて』と笑顔で言った。
私はそっとリリアン様を見た。
リリアン様は「オリビア様のお茶会でこんな恐ろしいことが起こるなんて。まさかあの噂を真に受けてオリビア様が・・・」と独り言を呟いていた。
かなり大きな独り言だ。
周りにいた人達は聞こえていたようだ。
それが証拠にみんなが一斉にオリビア様を見た。
オリビア様は悲しそうに眼を伏せ、そんなオリビア様を守るようにアランフィード様は肩を抱いた。
婚約者を守る王子様。美男美女が寄り添う姿は眼福です。
それにしてもあの噂って何だろう?
私は隣にいるリタさんに小声で聞いてみた。
「くだらない噂です。アヤカ様の祝福の儀に出席した貴族達が第一王子の婚約者はアヤカ様が相応しいと言ってきたんです。もちろんアランフィード様も陛下も取り合いませんでしたよ」
ギョッ、そんなことがあったんだ。
リリアン様の行動を見ていると犯人をオリビア様に仕立てようとしている?
何のために?
私はすぐ近くに立っているリリアン様をまっすぐ見つめた。
「リリアン様、私の紅茶に毒など入っていませんよ」
「い、いえ、入っています。調べていただければわかります」
「どうして入っていると分かるんですか? 誰かが入れるところを見たのでしょうか?」
「そ、それは・・・見ていません。で、でもアヤカ様の紅茶からの香りで気づきました」
「香りで?それはどんな香りでしたか?」
「どんなって、お薬のような・・・」
だんだん小さな声になるリリアン様。
「まあ、リリアン様が毒なんておっしゃるのでびっくりしました。入っていたのはお薬なんですね?じゃあ、何も問題ないじゃないですか。そうですよね?アランフィード様?」
私は満面の笑みでアランフィード様に問いかける。
「そうだね。毒と薬じゃあ全然違うものだしな」
さすが、第一王子だ。
とっさに話を合わせてくれた。
「い、いえ、それは紅茶に混ぜると毒に変化する薬草です。先ほど、アヤカ様がお話してくれたじゃないですか!」
「先ほどお話した薬草ですか?」と私はわざと首を傾げる。
「そうです。紅茶に混ぜると物質が変化するっていうセンマ草のことです」
「ああ、そう言えば、そんなお話をしましたね。でも規定量を超えなければ大丈夫なんですよ」
「アヤカ様の紅茶に入っていたセンマ草の量は規定量を超えています!」
リリアン様は自分の矛盾だらけの訴えに気づかない。
でも私達の会話を聞いていた周りの人達はリリアン様の言い分がかなりおかしいことに気づいた。
ご令嬢達は少しずつリリアン様と距離をとり、ヘンリー様とアイデン様は反対にジリジリと近づいた。
それを見たヘンウット伯爵家の護衛と侍女は顔面蒼白になった。
さあ、リリアン様、告白タイムです。
本当の事を、お話してもらいましょう。
「リリアン様、私の紅茶に誰かが毒を入れたところは見ていないのですよね?」
「え? そ、そうです。見ていません」
「じゃあ、どうして入っているのがセンマ草だと分かったのですか?」
「そ、それは、紅茶からセンマ草の香りがしたので……」
「そうですか。香りがしましたか。でも香りだけではセンマ草の量までわかりませんよね? どうして規定量を超えていることが分かったんですか? それが分かるのはセンマ草を私の紅茶に入れた人だけです」
「あっ……そ、それは、あの……」と言ったきりうつむいてしまったリリアン様。
そこで私はオリビア様に言った。
「オリビア様、お茶会はそろそろお開きといたしましょう」
すると、オリビア様はハッとして顔を上げた。
「そうですね。皆様、このような事態になり申し訳ございません。ことの次第は後日改めてご報告と言うことでよろしいでしょうか。では、アヤカ様とリリアン様以外の方々はお帰りのご準備をお願いします」
オリビア様の凛とした態度に皆さん文句も言わずに部屋を後にした。
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