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チュートリアル
第四話
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どんな色が好きか。
恋人はいるのか。
仲間が危険な状態の時、あなたならどうするのか。
家族を失ったとき、あなたは何を思うのか。
ゲームとは全く異なる質問だった。
単純なはい・いいえで答えられるようなものではない。
だけど受付嬢の投げかける質問に正直に答えるのも、診断の一つのように思えた。
過度な見栄や嘘は、ろくでもない結果につながるだけだと。
俺は正直に、なるべく当たり障りのない回答をしていった。
10分ほど、ひたすらに質疑応答に徹した。
事務的だった黒髪の女性の顔つきも、ふんふんと少し面白そうな顔になりはじめたころ――
「うん、もういいよ」
それを合図に、女性は俺の目の前の先ほどのカードを置いた。
「これに目を通して名前を書いてちょうだい。読み書きができないなら代わりに書いてあげる」
カードにはいろんな注意事項が箇条書きされていた。
そしてその最後に、名前を書く欄が記載されている。
なぜか、ここは日本語である。
ふと、カードの色が、先ほどの白紙の状態からやや灰色に変わっていることに気が付く。
「えっと、なんでカードの色が変わっているんですか?」
「今の性格診断の結果だね。それでいろいろと君に与えられる特典が変わるってところ。あなたって意外と世間知らずだよね。もう結構な年齢なのに、質問しててところどころ笑いそうになっちゃったよ」
「う……」
言葉の攻撃が容赦なく俺のドテンに突き刺さる。
そんな俺のことなど気にするそぶりもなく、女性は「もう読んだ?」と俺を急かした。
「……えっと、書いてある内容を要約すると、人に迷惑をかけないこと。悪さをしないこと。受けた仕事はちゃんとやりとげること、って感じでしょうか?」
「それであってるよ。そう説明しても破る人はいくらでもいるけどね。冒険者のモラルも最近はかなり低下してるし、馬鹿なことだけはしないでねってこと」
「気を付けます……」
小学校のころに習った、割と当たり前のような規則事項である。
「あとこの、左下のハンドラーっていうのは……?」
「それがあなたの適正ジョブだよ。ハンドラーってのはあんまり聞いたことがないけど、それが性格診断からあなたに与えられたジョブってことだね」
「そうですか……まあそうですよね……」
すこし血の気が引いた。
俺の見た情報サイトに書いてあったことだが、ハンドラーは、得られるスキルも少なく、仲間が少ない序盤ではあまり役に立たない中途半端な職業という印象だった。
俺自身も、この職業の冒険者を雇ってゲームを進めたことはなかった。
それよりももっと、魔法を使えたり、剣技を使えたりと、楽しい職業がいくらでもあったのだ。
不運がまた一つ、だ。
だけどその場ではなるべく平静を装っていた。
「これでいいですか?」
名前を書いたカードを受付嬢に手渡すと、彼女はそれを見てまたふんふんと鼻を鳴らした。
口調はがさつだけど、どこかチャーミングな仕草だった。
「問題ないよ。このカードが冒険者の証になる。仕事を受けるときや町の外に行くときとかに提示しないといけないからなくさないでね」
彼女から再びカードを受け取ると、俺はそれはポケットにしまった。
「これで登録は終了だけど、モンスターについて説明しておくね。モンスター退治はしなくてもいいけど、一応規則だからね」
「はい、お願いします」
「町の外にモンスターは出るけど、地域によって出るモンスターは様々なの。モンスターを倒すと魔石って呼ばれる宝石を出すんだけど、これの買取を門を入ってすぐのところで行ってる。魔石の魔力で町の結界を維持してるからね、需要は途切れたりはしないよ。買値はどこの国でも一律にしてる。価格が上下したりとかはしないから安心して」
なるほど、モンスターを倒してすぐにゴールドが手に入っていたゲームとは、少し違うみたいだ。
「モンスターごとに手に入る魔石は違う。色とか形とかで区別できるかな? このあたりだとスライムは2ゴールド。くろこうもりが3ゴールド。ドグロアってもぐらが4ゴールドだね。一応注意しておくけど、武器も防具もないうちにモンスター退治に行こうなんて考えないでね」
「わかりました」
「あとは酒場の説明だね……。仕事の斡旋は一階を利用して。時間は朝からお昼まで、それ以降は酒場になるから仕事は手に入らない。依頼が壁に貼ってあるから詳細を読んでできそうなら窓口に持っていって。字が読めなくても窓口なら適当な仕事を寄越してくれるはずだよ」
「一階? ここじゃないんですか?」
「ここではモンスター退治の依頼を斡旋してるの。普通にモンスターを倒すだけなら酒場に来る必要はないけど、ここでは隊商の護衛依頼とかを請け負ってるのよ。ある程度強いと証明できないと二階の使用は許可してないってこと」
モンスター退治できる人は二階で仕事をもらって、それ以外は一階を使うってことらしい。
「許可っていうのはどうやってもらうんですか?」
「モンスター退治をしたことのない人には説明しない規則になってるのよね。過去に装備もないのに許可を取ろうとして死ぬおバカさんもいたから」
「……はぁ、なるほど」
「自分は特別だ。自分だけは大丈夫。そんな風に考えているバカはいくらでもいるのよ」
俺も全く同じことを考えていた。耳が痛い。
「わかりました。気を付けます」
「じゃあ説明は終わりね。今ならまだ一階で仕事が手に入るから受けてみるといいよ。宿の確保はお金が手に入ってから夜でも十分に間に合うと思うし」
「なるほど、説明ありがとうございました」
「……」
お礼を言うと、彼女はなぜかじっと俺のことを見てきた。
なんだか色々と見透かされてるような、ちょっと不安になる視線だ。
「な、なんでしょうか?」
「ん? いや、村を飛び出してきたにしては、ずいぶんと礼儀正しいなって感心してただけだよ」
「ど、どうも」
まあ村ではなく、法治国家の日本からきたサラリーマンだからだろう。
「そうそう、自己紹介してなかったね。あたしはここの店主のジェラード、一応覚えておいて」
「はい。俺はトオルです。よろしくお願いします」
「やっぱり礼儀正しいね。あんたが二階で仕事を受けるようになったら世話を焼いてあげるよ。まああんたみたいに年を食ってからここに来てるようだと、あんまり期待できないけどね」
「はは……」
やっぱり俺は、おじさんなのだ……。
「それじゃあ失礼します」
「うん、頑張って」
それでジェラードとは別れた。
とりあえず金がないので、一階で仕事というやつを探してみることにしよう。
恋人はいるのか。
仲間が危険な状態の時、あなたならどうするのか。
家族を失ったとき、あなたは何を思うのか。
ゲームとは全く異なる質問だった。
単純なはい・いいえで答えられるようなものではない。
だけど受付嬢の投げかける質問に正直に答えるのも、診断の一つのように思えた。
過度な見栄や嘘は、ろくでもない結果につながるだけだと。
俺は正直に、なるべく当たり障りのない回答をしていった。
10分ほど、ひたすらに質疑応答に徹した。
事務的だった黒髪の女性の顔つきも、ふんふんと少し面白そうな顔になりはじめたころ――
「うん、もういいよ」
それを合図に、女性は俺の目の前の先ほどのカードを置いた。
「これに目を通して名前を書いてちょうだい。読み書きができないなら代わりに書いてあげる」
カードにはいろんな注意事項が箇条書きされていた。
そしてその最後に、名前を書く欄が記載されている。
なぜか、ここは日本語である。
ふと、カードの色が、先ほどの白紙の状態からやや灰色に変わっていることに気が付く。
「えっと、なんでカードの色が変わっているんですか?」
「今の性格診断の結果だね。それでいろいろと君に与えられる特典が変わるってところ。あなたって意外と世間知らずだよね。もう結構な年齢なのに、質問しててところどころ笑いそうになっちゃったよ」
「う……」
言葉の攻撃が容赦なく俺のドテンに突き刺さる。
そんな俺のことなど気にするそぶりもなく、女性は「もう読んだ?」と俺を急かした。
「……えっと、書いてある内容を要約すると、人に迷惑をかけないこと。悪さをしないこと。受けた仕事はちゃんとやりとげること、って感じでしょうか?」
「それであってるよ。そう説明しても破る人はいくらでもいるけどね。冒険者のモラルも最近はかなり低下してるし、馬鹿なことだけはしないでねってこと」
「気を付けます……」
小学校のころに習った、割と当たり前のような規則事項である。
「あとこの、左下のハンドラーっていうのは……?」
「それがあなたの適正ジョブだよ。ハンドラーってのはあんまり聞いたことがないけど、それが性格診断からあなたに与えられたジョブってことだね」
「そうですか……まあそうですよね……」
すこし血の気が引いた。
俺の見た情報サイトに書いてあったことだが、ハンドラーは、得られるスキルも少なく、仲間が少ない序盤ではあまり役に立たない中途半端な職業という印象だった。
俺自身も、この職業の冒険者を雇ってゲームを進めたことはなかった。
それよりももっと、魔法を使えたり、剣技を使えたりと、楽しい職業がいくらでもあったのだ。
不運がまた一つ、だ。
だけどその場ではなるべく平静を装っていた。
「これでいいですか?」
名前を書いたカードを受付嬢に手渡すと、彼女はそれを見てまたふんふんと鼻を鳴らした。
口調はがさつだけど、どこかチャーミングな仕草だった。
「問題ないよ。このカードが冒険者の証になる。仕事を受けるときや町の外に行くときとかに提示しないといけないからなくさないでね」
彼女から再びカードを受け取ると、俺はそれはポケットにしまった。
「これで登録は終了だけど、モンスターについて説明しておくね。モンスター退治はしなくてもいいけど、一応規則だからね」
「はい、お願いします」
「町の外にモンスターは出るけど、地域によって出るモンスターは様々なの。モンスターを倒すと魔石って呼ばれる宝石を出すんだけど、これの買取を門を入ってすぐのところで行ってる。魔石の魔力で町の結界を維持してるからね、需要は途切れたりはしないよ。買値はどこの国でも一律にしてる。価格が上下したりとかはしないから安心して」
なるほど、モンスターを倒してすぐにゴールドが手に入っていたゲームとは、少し違うみたいだ。
「モンスターごとに手に入る魔石は違う。色とか形とかで区別できるかな? このあたりだとスライムは2ゴールド。くろこうもりが3ゴールド。ドグロアってもぐらが4ゴールドだね。一応注意しておくけど、武器も防具もないうちにモンスター退治に行こうなんて考えないでね」
「わかりました」
「あとは酒場の説明だね……。仕事の斡旋は一階を利用して。時間は朝からお昼まで、それ以降は酒場になるから仕事は手に入らない。依頼が壁に貼ってあるから詳細を読んでできそうなら窓口に持っていって。字が読めなくても窓口なら適当な仕事を寄越してくれるはずだよ」
「一階? ここじゃないんですか?」
「ここではモンスター退治の依頼を斡旋してるの。普通にモンスターを倒すだけなら酒場に来る必要はないけど、ここでは隊商の護衛依頼とかを請け負ってるのよ。ある程度強いと証明できないと二階の使用は許可してないってこと」
モンスター退治できる人は二階で仕事をもらって、それ以外は一階を使うってことらしい。
「許可っていうのはどうやってもらうんですか?」
「モンスター退治をしたことのない人には説明しない規則になってるのよね。過去に装備もないのに許可を取ろうとして死ぬおバカさんもいたから」
「……はぁ、なるほど」
「自分は特別だ。自分だけは大丈夫。そんな風に考えているバカはいくらでもいるのよ」
俺も全く同じことを考えていた。耳が痛い。
「わかりました。気を付けます」
「じゃあ説明は終わりね。今ならまだ一階で仕事が手に入るから受けてみるといいよ。宿の確保はお金が手に入ってから夜でも十分に間に合うと思うし」
「なるほど、説明ありがとうございました」
「……」
お礼を言うと、彼女はなぜかじっと俺のことを見てきた。
なんだか色々と見透かされてるような、ちょっと不安になる視線だ。
「な、なんでしょうか?」
「ん? いや、村を飛び出してきたにしては、ずいぶんと礼儀正しいなって感心してただけだよ」
「ど、どうも」
まあ村ではなく、法治国家の日本からきたサラリーマンだからだろう。
「そうそう、自己紹介してなかったね。あたしはここの店主のジェラード、一応覚えておいて」
「はい。俺はトオルです。よろしくお願いします」
「やっぱり礼儀正しいね。あんたが二階で仕事を受けるようになったら世話を焼いてあげるよ。まああんたみたいに年を食ってからここに来てるようだと、あんまり期待できないけどね」
「はは……」
やっぱり俺は、おじさんなのだ……。
「それじゃあ失礼します」
「うん、頑張って」
それでジェラードとは別れた。
とりあえず金がないので、一階で仕事というやつを探してみることにしよう。
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