【プロット】ミコナとかぷせるあにまるず

せんのあすむ

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ミコナ

お前がそう思うのなら

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「ふん、そうか…」

カリナから、昔のママの話を聞いて何か納得いったようにうんうんと頷きます。でも、

「すまんがお前のことは覚えとらん。何度かそういうようなことがあったのは覚えているんだが、一人一人までは意識を向けてなかったな。正直、あの頃のルリアは、厨二病真っ盛りで、アニメの主人公のように振る舞っている自分に酔っていただけなのだ。だから、お前の事も、本心でお前を助けたかったというよりは、そういうことができる自分がかっこいいと思っていただけに過ぎん」

きっぱりとそう言い切って、

「どうだ、がっかりしたか?」

ギロリと睨みつけるようにして、カリナを見つめたのです。けれど、そんなオウに対しても、

「いいんです、それでも。私がその時の先輩に救われたのは事実なんですから。確かに、あの頃の私がその話を聞いたら、がっかりしていたかもしれません。でも、先輩が亡くなってからご主人様とミコナ傍にいさせていただいて、お二人がどれだけ先輩のことを愛していらっしゃったのか、先輩がどれだけお二人のことを愛していらっしゃったのか、すごく実感したんです。あのお二人が愛している先輩が、ただのカッコつけな人なわけがないと思うんです。先輩の本質は、相手を慈しむことができる、優しくて強い人です。私はそんな先輩のことを好きになってよかったと、改めて思います」

頬を染めてとても嬉しそうに、カリナはそう答えました。そんな彼女に、オウは、

「そ…そうか。お前がそう思うのなら、お前の中ではそうなんだろうな。お前の中では、ルリアはそうなんだろう」

目を逸らして羽をパタパタさせて言いました。明らかに照れているのが見え見えで、カリナは頬が緩むのを感じてしまっていたのでした。

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