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第2章 学院の中でも準備です
優先すべきは
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入学式やら、様々な手続きが終わった後、わたくしとアリアは自分達の部屋へと案内された。
学院に通う6年間、ここがわたくし達の帰る場所となる
夏休みなど長期の休みは、実家に戻ることになるだろうが。
「アリア、寝室だけは別だったわよね?」
「ええ、隣の部屋になります」
資料を読み直したかったから、寝る前に確認することにしましょう。
こればっかりは、アリアに見られるわけにはいかないもの。
「魔法の練習は部屋でやるとして、剣はどこで振ろうかしら」
「学院は広いですから、どこかにうってつけの所があるはずです。後で探しに行くのは、どうでしょうか」
確かに、この学院は広い。
湖もある。
というかこの学院自体が、小さな国と言っても信じられるレベルの広さである。
「そうね、では後と言わず、今から行きましょう。特にこの後予定もないことだし」
「社交ダンスのお誘いがあるかもしれませんよ?」
入学式後、社交の場として社交ダンスがあるらしい。
と言っても行われるのは一週間後。
それまでは授業もなく、それぞれで交流するだけである。
各教室は開放されており、当然上級生もいるのでお近づきになりたい人がいれば、積極的にアピールする期間ということである。
ちなみにこの期間は、全学院生が授業から解放される。
「王族とは言え、価値の低いわたくしに声はかからないわよ。大体、わがまま姫になんて誰が声をかけるのよ」
ちなみにこの社交ダンス、女性から声をかけるのは、マナー違反であり、外聞も悪いため、よほど気にしない者でもない限り、女性は誘われるのを待つことになる。
でも誘われるためにアピールして回る方がよほど外聞が悪いとも思うのよね。
「剣を持って、うろうろしている女性には確かに声をかけないでしょうね」
「日課をこなす方が大切なのよ、気にしないわ」
人目につかず、広く、そしてフラフラと来るようなとこでない最適な場所を見つけたのだけど、先客がいたわ。
「お説教をまた受けたいのね、どんな内容がいいかしら?」
近づこうとした矢先、なにか飛んできたわ。
飛んできたのは、石ころだとは思うけれど、スリングショットなんて初めて見たわね。
「ティアラ様、無事ですか?」
「当たるようなら防いでるわよ、そんなことより、わたくしの練習場所にするためにも排除するわ」
魔法でズルをしたのは言うまでもない。
現行犯以外バレないものね。
「さあ、お説教といきますわよ、覚悟してもらいましょうか」
二度とやらないと誓ってもらいましたわ。
仮にも姫との約束事ですもの、今後見つけたら退学処分ぐらい可能ですわ。
決定権はわたくしではありませんけれど。
「あの、ありがとうございます」
「気になさらないで、わたくしのためですわ」
さあ、邪魔者もいなくなったことですし、思う存分練習できますわ。
「ティアラ様、差し支えなければどうして私を助けてくださったのか、教えていただけませんか」
「貴女だから助けたのではなくてよ? わたくしああいう手合いの方は嫌いですの。目の前で不愉快のことをされたから、対処したにすぎませんわ」
しつこいですわね、早く練習したいのですけれど。
「私にも、もっと力があればティアラ様のように」
「ソフィアさん、必要なのはそんな力ではありませんわよ」
この子をどうにかしないと、練習が出来ませんわね!
「まず、下を向くのをやめて、前をちゃんと見て堂々とすることですわ、下を向いていては、相手を見据えることすらできませんわよ」
どうしてこんな子が、反乱軍を率いることが出来たのか分かりませんわね?
「前を向く勇気もない者が力をつけても、結局何も変わりませんわ、それに、ソフィアさんは可愛い顔をしているのだから下を向いていては、もったいないわ」
それともここでのいじめが原因で強い正義感に芽生えて、帝国の現状が許せなくなってと言った具合に成長したとかかしら?
などと、別のことを考えながらだったのが良くなかったのかしらね。
後でアリアに聞いたところ、途中からソフィアがうっとりとしていたそうだわ。
「ちゃんと前を向くことができたら、その時立ち向かうための力を見につければいいのですわ。お望みなら、剣の振り方ぐらいなら教えてあげれますわよ?」
ただ、この時のわたくしは気づかずにどんどん喋り続けてしまっていたわ。
「魔法もいいですわね、学院内での使用は原則禁止ですけれど、学ぶためや自衛のためなら文句はないでしょう。自衛のための魔法は、わたくし得意ですのよ?」
「ティアラ様のように、私も剣技と魔法を合わせるなんてこともできるようになるんでしょうか」
確かに、普通に考えれば難しそうに思える。
「あら、剣技と言うけれど、ただ振ってただけよ。相手を見据えてどのように振るかを考えるというのは、魔法におけるイメージを明確にすることと変わらないのよ。だから、むしろ剣に限らず武術の類は魔法と相性がいいのよ。必要なのはイメージを強固にすることと、魔力をちゃんと感覚で掴むこと。つまりは、本気でやっていれば誰にでもできることなのよ」
イメージを明確にできる分、武術と合わせると、無詠唱で強力な魔法を使いやすいという大きな利点もある。
「さあ、やる気があるのなら教えてあげますわ、前を向けるかしら? それと、前髪で顔を隠すようなのは良くないわ、まずはその可愛い顔をちゃんと出しなさいな」
正面からちゃんと見るとこっちが少し恥ずかしくなるぐらい、可愛い顔をしてるわね。
羨ましい。
「あの、その、恥ずかしいです」
「可愛いのだから自信持ちなさい。もったいないわ」
わたくしもこれくらい可愛ければ、ドレスを選ぶ楽しみができますのに。
少し怖いイメージを持たれるらしいのよね、わたくし。
アリアが言うには、可愛らしい服より、大人びたイメージを見せた方が映えるそうだわ。
幸いわたくしの服の趣味はそういう意味で合っているそうだからまだいいのだけど。
でも、たまにはそういう服も着たいわよね。
「お姉様……」
「お姉様? わたくし?」
突然どうしたのかしら?
「ティアラ様! お姉様とお呼びしてもよろしいでしょうか!」
「別に構わないけれど、わたくし同じ歳よ?」
何がどうなったら、こうなったのか分からない。
「ありがとうございます、ティアラお姉様。私、強くなります。いろんなことを教えてください!」
なんにせよ、前を向くのはいいことだわ。
「ええ、何でもは教えてあげられないけど、わたくしにできることなら協力するわ」
途中からガラッと変わってついていけないまま、風のようにというか、嵐かなにかのようにソフィアは去っていたわ。
「ティアラ様、今後が大変ですよ?」
「ソフィアのこと? 何がどう大変なの?」
あの変貌ぶりは驚いたけれど、それだけよね?
「まあ、ティアラ様なら問題ないでしょう」
「気になるわね。でも、やっと練習できるわ!」
予想外な進展もあったけれど、まずは日課をこなすのが先なのよ!
やるべき事は、社交じゃないわ!
社交のための1週間なのは、分かってるけれどね……
学院に通う6年間、ここがわたくし達の帰る場所となる
夏休みなど長期の休みは、実家に戻ることになるだろうが。
「アリア、寝室だけは別だったわよね?」
「ええ、隣の部屋になります」
資料を読み直したかったから、寝る前に確認することにしましょう。
こればっかりは、アリアに見られるわけにはいかないもの。
「魔法の練習は部屋でやるとして、剣はどこで振ろうかしら」
「学院は広いですから、どこかにうってつけの所があるはずです。後で探しに行くのは、どうでしょうか」
確かに、この学院は広い。
湖もある。
というかこの学院自体が、小さな国と言っても信じられるレベルの広さである。
「そうね、では後と言わず、今から行きましょう。特にこの後予定もないことだし」
「社交ダンスのお誘いがあるかもしれませんよ?」
入学式後、社交の場として社交ダンスがあるらしい。
と言っても行われるのは一週間後。
それまでは授業もなく、それぞれで交流するだけである。
各教室は開放されており、当然上級生もいるのでお近づきになりたい人がいれば、積極的にアピールする期間ということである。
ちなみにこの期間は、全学院生が授業から解放される。
「王族とは言え、価値の低いわたくしに声はかからないわよ。大体、わがまま姫になんて誰が声をかけるのよ」
ちなみにこの社交ダンス、女性から声をかけるのは、マナー違反であり、外聞も悪いため、よほど気にしない者でもない限り、女性は誘われるのを待つことになる。
でも誘われるためにアピールして回る方がよほど外聞が悪いとも思うのよね。
「剣を持って、うろうろしている女性には確かに声をかけないでしょうね」
「日課をこなす方が大切なのよ、気にしないわ」
人目につかず、広く、そしてフラフラと来るようなとこでない最適な場所を見つけたのだけど、先客がいたわ。
「お説教をまた受けたいのね、どんな内容がいいかしら?」
近づこうとした矢先、なにか飛んできたわ。
飛んできたのは、石ころだとは思うけれど、スリングショットなんて初めて見たわね。
「ティアラ様、無事ですか?」
「当たるようなら防いでるわよ、そんなことより、わたくしの練習場所にするためにも排除するわ」
魔法でズルをしたのは言うまでもない。
現行犯以外バレないものね。
「さあ、お説教といきますわよ、覚悟してもらいましょうか」
二度とやらないと誓ってもらいましたわ。
仮にも姫との約束事ですもの、今後見つけたら退学処分ぐらい可能ですわ。
決定権はわたくしではありませんけれど。
「あの、ありがとうございます」
「気になさらないで、わたくしのためですわ」
さあ、邪魔者もいなくなったことですし、思う存分練習できますわ。
「ティアラ様、差し支えなければどうして私を助けてくださったのか、教えていただけませんか」
「貴女だから助けたのではなくてよ? わたくしああいう手合いの方は嫌いですの。目の前で不愉快のことをされたから、対処したにすぎませんわ」
しつこいですわね、早く練習したいのですけれど。
「私にも、もっと力があればティアラ様のように」
「ソフィアさん、必要なのはそんな力ではありませんわよ」
この子をどうにかしないと、練習が出来ませんわね!
「まず、下を向くのをやめて、前をちゃんと見て堂々とすることですわ、下を向いていては、相手を見据えることすらできませんわよ」
どうしてこんな子が、反乱軍を率いることが出来たのか分かりませんわね?
「前を向く勇気もない者が力をつけても、結局何も変わりませんわ、それに、ソフィアさんは可愛い顔をしているのだから下を向いていては、もったいないわ」
それともここでのいじめが原因で強い正義感に芽生えて、帝国の現状が許せなくなってと言った具合に成長したとかかしら?
などと、別のことを考えながらだったのが良くなかったのかしらね。
後でアリアに聞いたところ、途中からソフィアがうっとりとしていたそうだわ。
「ちゃんと前を向くことができたら、その時立ち向かうための力を見につければいいのですわ。お望みなら、剣の振り方ぐらいなら教えてあげれますわよ?」
ただ、この時のわたくしは気づかずにどんどん喋り続けてしまっていたわ。
「魔法もいいですわね、学院内での使用は原則禁止ですけれど、学ぶためや自衛のためなら文句はないでしょう。自衛のための魔法は、わたくし得意ですのよ?」
「ティアラ様のように、私も剣技と魔法を合わせるなんてこともできるようになるんでしょうか」
確かに、普通に考えれば難しそうに思える。
「あら、剣技と言うけれど、ただ振ってただけよ。相手を見据えてどのように振るかを考えるというのは、魔法におけるイメージを明確にすることと変わらないのよ。だから、むしろ剣に限らず武術の類は魔法と相性がいいのよ。必要なのはイメージを強固にすることと、魔力をちゃんと感覚で掴むこと。つまりは、本気でやっていれば誰にでもできることなのよ」
イメージを明確にできる分、武術と合わせると、無詠唱で強力な魔法を使いやすいという大きな利点もある。
「さあ、やる気があるのなら教えてあげますわ、前を向けるかしら? それと、前髪で顔を隠すようなのは良くないわ、まずはその可愛い顔をちゃんと出しなさいな」
正面からちゃんと見るとこっちが少し恥ずかしくなるぐらい、可愛い顔をしてるわね。
羨ましい。
「あの、その、恥ずかしいです」
「可愛いのだから自信持ちなさい。もったいないわ」
わたくしもこれくらい可愛ければ、ドレスを選ぶ楽しみができますのに。
少し怖いイメージを持たれるらしいのよね、わたくし。
アリアが言うには、可愛らしい服より、大人びたイメージを見せた方が映えるそうだわ。
幸いわたくしの服の趣味はそういう意味で合っているそうだからまだいいのだけど。
でも、たまにはそういう服も着たいわよね。
「お姉様……」
「お姉様? わたくし?」
突然どうしたのかしら?
「ティアラ様! お姉様とお呼びしてもよろしいでしょうか!」
「別に構わないけれど、わたくし同じ歳よ?」
何がどうなったら、こうなったのか分からない。
「ありがとうございます、ティアラお姉様。私、強くなります。いろんなことを教えてください!」
なんにせよ、前を向くのはいいことだわ。
「ええ、何でもは教えてあげられないけど、わたくしにできることなら協力するわ」
途中からガラッと変わってついていけないまま、風のようにというか、嵐かなにかのようにソフィアは去っていたわ。
「ティアラ様、今後が大変ですよ?」
「ソフィアのこと? 何がどう大変なの?」
あの変貌ぶりは驚いたけれど、それだけよね?
「まあ、ティアラ様なら問題ないでしょう」
「気になるわね。でも、やっと練習できるわ!」
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