転生したし死にたくないし

雪蟻

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番外(単発)

気の向くままに書いて事故る

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「お姉様! 見つけました」
「人違いですわ」
表舞台から去り、のんびりと世界をぶらり旅なんてやっていたらソフィアに見つかった。
ええ、姿形、なんなら声も変えていたのに開口一番見つけましたと来た。
5年は経っているのにだ。
ソフィアに、そういう固有魔法があるのかと疑ったほどである。
「で、真面目な話ですけれど、なんで私を探しに?」
「ティアラお姉様と結婚するためです!」
「フィア、全力で逃げますわよ」
思い切り抱きしめられ、縫い止められた。
そう、文字通りに。
「痛い痛い痛い、ソフィア逃げないからやめてちょうだい!」
「結婚しましょうお姉様、愛してます」
「待ちなさい、貴女、家はどうするつもりよ」
貴族の令嬢が嫁ぐでもなく、跡取りを取りもしないとなれば、周りが黙っていない。
その前に同性婚は認められていない。
「……結婚しましょう!」
「何を遠い目をしているのかしら? まさか勝手にここまで来たなどと言うつもりはありませんわよね?」
「だって、早く子供を産むか嫁ぐかしろとうるさいんですよ? 固有魔法持ちだと分かったからと手のひら返すようなとこに嫁いでも、家のためになりません」
だからといって、表舞台から降りた私を飼い殺しにすることになんの意味があるというのかしら?
「愚痴ならばいくらでも聞いてあげるから、少し落ち着きなさい、いいわね?」
「いただきます」
いやちょっと話聞いて。
脱がそうとしない、脱げないけども。
「お姉様、諦めましょう」
「こちらのセリフよ、まったく」
仕方ないのでねじ伏せる。
「さて、どうしようかしら? 厄介事の臭いしかしないのだけれど」
「どうせ、首を突っ込むんでしょうに」
まぁ、否定しないけど?

「はっ! お姉様!」
「起きたかしら? とりあえず貴女の家に来たのだけれど、凄いことになっているわね」
見渡す限り、人である。
「私の固有魔法目当てですよ」
「フォートレスだったかしら? 防御という面においては最強に近い魔法でしたわね」
絶対に壊れない障壁でグチャ。

「ソフィア、帰ってきたのか」
「はい、それとこちらが、私のお姉様です」
いや、貴女の姉では無いのだけれど。
可愛さは変わっていないので、良しとする。
撫でるには頭の位置が高くなったわね。
むぅ、届きませんわ。
「姉ではありませんが、ティアラと言えば伝わりますかしら?」
「それはもう、世界中探しても貴女の名前を知らぬ者は居ないでしょう」
5年は経ちましたが、所詮まだ5年ですからね。
「外にいる連中、他国の貴族が多かったですわね、何を持ち込まれたのかしら?」
「魔獣です」
フィアの勢力ではありませんわね。
聞いたことないですし。
「フォートレスで、領民を保護したのはそれが理由ね」
「はい、ですが……」
「蹴散らしてくるから安心なさい」
言うが早いか、さっさと出る。
可愛いソフィアのためにも、もう一度世界に名を轟かせるのも悪くないわね。
「さて、魔獣退治よ」
「人間に与するとは情けない同族です」
人のこと言えないと思いますけれどね。
「ヒュドラ、喰らい尽くせ」
小手調べのはずの魔法で、全滅したわ。
「弱すぎないかしら?」
「妙ですね、いくらなんでもおかしいと思います、マスター? ちょっと調べに行ってもいいいでしょうか?」
「構いませんわよ、わたくしは不測の事態に備えて、堂々と敵対しておきますわ」
フィアは、そのままどこかへと走り去った。
魔獣ならではの調査方法を取ると思われますし、わたくしは敵対宣言でもしておきましょう。
「どこの国の者か知りませんけれど、わたくしの妹分に手を出したのですから、覚悟は出来ておられるわよね? 殺戮の姫がお相手してあげますわ!」

敵対してから1ヶ月後、やっと降伏してきた。
「補給も必要のない、わたくし相手によくもまあ、不毛なことをしたものですわね」
「少なくとも、貴女に挑んでいれば死にはしないと分かっていたからな、我が兵達も、間違いなく死ぬか、死ぬ可能性は低いが、死ぬほどきついかであるなら後者を選ぶ」
まあ、確かに安全な場所でふんぞり返っているような上官に撤退するしか無かったなんて報告したら首が飛びかねませんわよね。
見た目が子どものわたくしに、負けるとは思っていないでしょうし?
「それで、ソフィアを欲した理由とあの魔獣もどきの事をお聞かせ願えるかしら?」
「うむ、まずソフィア殿を欲した理由だが、フォートレスの圧倒的な拠点防衛能力だ。あれがあれば、魔物に怯えなくて済む」
魔物ねぇ? 確か、魔力を流し込んで交配を繰り返した獣だったわね。
その魔物と、人間を交配させたなんていうものもあったかしら。
最終的に制御不能として野に放たれた結果、今では、人間を捕食、あるいは交尾相手に捕獲しに来るため、襲撃に来る魔物への対策が急務となっている。
この5年で、恐ろしい限りである。
しかも、この魔物、すぐに増えるし、すぐに成体となる。
更には、取り込んだ遺伝子とやらで独自進化も遂げるとあれば、侵入を永遠と防げるであろうフォートレスの固有魔法は欲しいだろう。
納得である。
「魔獣もどきについては?」
「あれは、提供された生物兵器だ。どの国にも少なからずあるはずだが?」
少なくとも、旅をしていて目にする機会はありませんでしたわね。
「目にする機会はありませんでしたわね」
「むっ、それはおかしいな。いや、おかしいのは私か? 」
おや、穏やかではありませんわね。
フィアに何も起きなければ良いですけれど。
「少しじっとしていなさいな」
そのまま、異質な魔力がないかチェックなどが出来ればいいが、生憎と魔力は勘でしか分からない。
ということで、私の魔力を押し込んで余計な魔力を蹴散らしてみることにした。

「大丈夫かしら?」
「見苦しいところを見せたな」
いや、そんなレベルじゃなかったわよ?
名誉のために語らないでいてあげるけれど。
「この感じだと、何かしらの魔法を使われているようね? 固有魔法に洗脳系列があったなんて聞いたことがないけれど、つまりそういう事なんでしょう」
「だろうな、礼を言う。しかし、どうする? さしもの貴女と言えど、知らぬものはどうすることも出来まい」
確かに、どうすること出来ませんわね。
まぁその辺は、フィアが無事に戻ってきたら考えましょう。

数ヶ月たっても戻ってこなかったが。

「お姉様、どうされるおつもりですか?」
「フィアの気配がやっと感じとれましたから、確認してまいりますわ。貴女はここで待機よ」
気配は感じ取れたが、嫌な予感がするのだ。
万一に備えていて欲しいのですわ。
ソフィアをなだめて、わたくしはフィアと合流しに行く。

「フィア、やっと戻ってきましたわね」
「……ご主人様、馬鹿なんですか?」
酷い言われようね、ちょっと避けそこなっただけですのに。
「もう、私の意思では止めれませんので、終わらせてくれませんか」
「……嫌ですわ。何としても戻しますわ」
寄生型の魔物。
元となった生物が何かまでは知らないが、寄生虫の1種だったのだろう。
宿主と定めた相手に様々な方法で入り込み、全ての自由を奪い、他の生物と交尾させ、感染するように増えていく。
本来、フィアがそんなものに寄生されるはずが無いのだが、食事にでも入っていたのかもしれない。
わたくしは、異物が入り込めば、内側から殺せるだけの魔法を使えるが、フィアにそれは無い。
「無理ですよ、ご主人様が私と同じ末路にならなかっただけ良かったですけど、ご主人様でも、この魔物だけを殺すことはできません。私と同化しているんですから」
「……どんな時も一緒だと言ったでしょう。死ぬ時も一緒ですわ」
ここに来るまでにどれだけの事をされたかは想像しか出来ませんけれど。
「仕方ないですね。1人だけ死ぬ事を許さない、それが同一化の基本。でも、貴女にはできないやり方で、その根本を崩せるんですよね、私なら。この魔物が私の意識を消さなかったことに感謝ですね」
なんの事か分からず、たった数秒出遅れたわたくしは、大切な相棒を永遠に失うことになるのであった。

「お姉様、また勝手に出歩いたでしょう」
「何か問題でもあったかしら?」
あれから、10年経った。
フィアはその身全てを武器へと変質を遂げることで、魔物を消し去った。
その代価は、二度と戻ることも無く、二度と言葉を交わすことは無いという、文字通り武器になってしまうこと。
私は二度と、フィアと触れ合うことは出来ない。
武器になってしまったフィアは繋がりを感じられるものでもなく、本当にただの強力な武器でしかない。
あれから魔物はさらなる進化を遂げていき、生態系のトップへと躍り出てしまい、人間を取り込んで行った。
今では、純粋な人間の方が少なくなってきたぐらいである。
ソフィアはその数少ない純粋な人間になる。
「問題しかありませんよ! お姉様は唯一、魔物が取り込むことの出来ない存在なんですから」 
そんなわたくしは、魔物と遺伝子レベルで相容れないようで、魔物たちは、わたくしだけは襲ってこない。
と言っても、遺伝子的にわたくしを必要とせず、進化のために襲わないだけであり、快楽のためや、食事的な意味では襲われる。
無論、返り討ちにしておりますけれど。
「国どころか村というものすら、なくなったんですから1箇所に留まる必要なんてないでしょう?」
魔物たちは、人間を超える知能を持つまでに進化したが、人間のようにコミュニティのようなものは作らない。
互いが互いを取り込み進化していくという目的のために、国という単位に集まるのは効率が悪いのだ。
きっと最終的にこの世界の原種は人間を含めて全て取り込まれていなくなることだろう。
「ティアラお姉様がその気になれば、魔物を絶滅させられるはずです」
「なんでそんな面倒なことをしなくちゃいけないのよ、 かつての戦争時は、わたくしに理由があっただけですのよ?」
復讐。
今のわたくしにあの時に匹敵するような思いの理由がない。
「お姉様…… いえ、ティアラ様にとって私はその程度の存在にしかなれなかったんですね」
「ええ、だからわたくしに頼るのはやめておきなさい。わたくしは好きに生きて、見届けますわ。死ねませんし」
今のわたくしは、なぜか死なない。
武器があるからかと1度破壊したが、こちらも無傷で復活。
両方同時ならどうだと、試したけれど、これもまた復活。
死ぬことすら許されていないのだ。
「……お元気で」
「ええ、そちらも後悔は少ないようにね」

ソフィアから離れて2年だろうか。
わたくしは、魔物を特定のラインから入ってこれないように国境のようなものを作り上げた。
人間側が気づくのは、10年はかかるだろう。
そういう距離に作ったのだから。
今はゆっくりと、既に内側にいた魔物を気まぐれに狩っている。
減りすぎないように、決して増えないように。
少しずつ消していく。
今しばらくは、人間側は怯えて暮らしていて欲しい。
「なぜ、君はこのような無茶をする?」
「暇だからですわ」
「そうか、ならば仕方ないな。しかし、良い進化だ。願わくば取り込みたかったものだ」
「いやですわよ。気色の悪い」
そんな中、魔物たちとは関係は良好だ。
そもそも、魔物たちが欲しているのは強い遺伝子だ。
今の人間にはその力はない。
つまり、ついでに滅ぼしているだけで、面倒なら必要性を感じないのだ。
そして、その面倒なの部分をわたくしが担当している。
彼らからすると、強い存在とは敬意を払う相手であるということらしいので、わたくしにこうやって話しかけに来る。
暇なのだろう。
「進化の必要がまだありますの?」
「いや、もうないだろうな。我らは進化を何かしらに依存している。依存先にこれ以上の成長がない以上、進化の必要性はない。超えるべき力が相手にないからな」
元が、生み出されただけの存在ですものね。
「君との間に子を成すための進化が可能なら飛びつくだろうが」
「わたくしの方が、成長しませんと子供は産めませんわね」
「いや、君の遺伝子からこちらで作りあげることが出来れば問題は解決だ」
どれだけわたくしの子供を欲しておりますの。
「それで、先程から丸呑みにしようとしておりますのね」
「なに、殺すことは出来ないからな、少し全身をくまなく解析するだけだ」
毎度飽きないのは、感心する。
こっちとしても、どうせ死なないので好きにさせる。
彼の姿?
巨大な蛇ですよ。
それこそ、人間の子供ぐらいの大きさならそのまま飲み込めるぐらいには。
どうやって声を出しているのかは、不明ですけれど。

数時間後にぺっと吐き出された。
「もう少し優しくできませんの?」
「そんな進化はしていないのでな」
「それじゃ、協力してあげたのですから、わたくしに色々教えてくださるかしら」
実は、先程の行為はこちらから持ちかけたものである。
どうせ長いこと暇なのだ、生物や彼らの仕組みを研究させてもらっている。
対価は先程の丸呑みからの解析。
彼らからすれば、わたくしという今は取り込めない存在を使った進化の可能性を求めることが出来るので、お互いに暇を持て余しているため利害が一致するわけである。
ただ、丸呑みにされた際、わたくしがどのような刺激によって、反応を返すかというものも調べているので──
閑話休題。

「さあ、切り替えていきますわよ」
「そうだな、しかし君の身体はとても──」
殴り飛ばしておきましたわ。
「蒸し返さないでくださいます?」
「ふむ、しかしそのうちそういう事をするのだから、問題あるまい」
「希望的観測でものを言わないでくださいませんこと?」
否定はしませんけれど。

まあ、彼と過ごした日々は割愛させてもらいますわ。
一応、わたくしにも恥じらいぐらいはありますので。


──────────────
えとその、はい。
書いてる間に着地点がですね?
空間転移でもしたのか、予定と違う方向にですね?

続きません!(逃げる)
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