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第3話
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なおこをレイプした男のグループの身元の特定されないまま時間ばかりが過ぎていた。
ケーサツの捜査は難航をきわめていた。
よしえは、11月に入ったあたりから学校を休みがちになっていた。
この時、よしえの家庭内の人間関係がより深刻な状態におちいっていた。
よしえの母親は、父親をより低いランクで見るようになった。
母親は、3歳の弟に対して『何がなんでも学習院へ入学をするのよ!!お受験に成功させるのよ!!お受験が成功したら、幼稚園から大学院まで受験なんかしなくてもいいのよ!!就職や結婚がぐっと有利になるので、人生は薔薇色よ!!おとーさんは高校中退で資格特技なしで段ボールの折りたたみしかできない…そんな風になりたくないのなら、勉強をしなさい!!』と力を込めて言うていた。
よしえは、父親だけではなく母親もさげすんだ目で見るようになっていた。
よしえの母親のお受験熱が日ましにエスカレートしていたので、父親カタの親族のケネンがより強くなっていた。
11月5日頃のことであった。
よしえの父親の親せきの家の祖母が、家に来ていた。
3歳の弟のお受験の問題が深刻になっていたので、この際だから見直して見たらどうなのかと母親に提示した。
しかし、母親が激しく反発をしていたので大ゲンカになってしまった。
「ちょっとあんた!!あんたはこのままでいいと思っているのかしら!!いくら(よしえの父親)が高校中退で資格特技なしで段ボールの折りたたみしかできないと言うて、(3歳の弟)に学習院へ行けだなんて…どうして(よしえの父親)をそんな低ランクで見ているのかしら…アタシ…なさけなくてなさけなくて…ちょっと聞いているのかしら!!」
「義母さま…そんなにあつかましい声で言わないでください…アタシ、(3歳の弟)のお勉強でクタクタになっているのよ…(3歳の弟)が計算問題を解いても全問正解しないからイライラしているのよ!!計算問題だけではなく、漢字の読み書きができない!!英語の単語をでたらめに書く!!よくても、あと1問で全問正解のところまで…(3歳の弟)がアタシの期待を裏切っているのよ!!」
「あんたね!!全問正解全問正解と言うけれど、全問正解しないとダメな理由があるから全問正解を求めているわけなの!?」
「ええ、その通りよ!!100点満点以外はダメなのよ…1問でも間違いがあるのは絶対にダメなのよ!!」
「あんたね…そんなことを繰り返していたら、(3歳の弟)の人生はズタズタに壊れてしまうのよ!!手遅れにならないうちにもう一度見直してちょうだい!!」
「義母さまはアタシのやり方にいちゃもんつける気なのかしら!!(よしえの父親)は高校中退で資格特技がない!!段ボールの折りたたみしかできない原因を作っておいて、えらそうなことを言わないでよ!!」
「アタシのどういうところがえらそうなのかしら!!」
「やかましいわねボロシュウトメ!!」
母親と祖母が怒鳴り合いの大ゲンカを起こしている様子を、よしえはにらみつけるように見つめていた。
よしえの母親と父親カタの家が対立したことが原因で、よしえの気持ちのすさみはさらにひどくなっていた。
よしえの母親のお受験熱は、さらにエスカレートして行くばかりであった。
よしえは、高校受験をすることを断念することを決意した。
11月7日頃のことであった。
よしえが学校を休んでいたので、学年主任の先生が心配になって家庭訪問に来ていた。
この時、よしえは遊びに出掛けていて不在であった。
学年主任の先生がよしえがなおこだけではなく、他の生徒からものをたくさん借りていたことを話したので、よしえが借りパクをしていたことが発覚した。
それを聞いた母親は、ひどく動揺していた。
母親は、よしえの部屋へドカドカと足音をたてて入った。
よしえの部屋の本棚は、マンガの単行本や音楽CDなどがたくさん並べられていた。
その上に、押し入れには他のクラスのコたちから借りていた品物が山のようにギュウギュウ詰めになっていた。
それを見た母親は、顔が真っ青になっていた。
思いきり怒っていた母親は、よしえが家に帰って来た時に、腕を思いきりつかんでケーサツへ連れて行った。
「痛いわよ…痛いわよ…」
「よしえ!!ケーサツへ行くわよ!!」
「どうしてアタシがケーサツに連れて行かれるのよぉ…おかーさんやめて!!」
「やかましいわね!!あんたはドロボーをしたのだからケーサツへ連れて行くより他はないのよ!!来なさい!!」
母親は、よしえを警察署へ連れて行った後、警察署へよしえを置き去りにして帰った。
よしえの母親は、3歳の弟のお受験のことが最優先だから、よしえや父親のことを置き去りにした。
よしえは、両親と3歳の弟との人間関係がキハクになっていたので、修復はもはや不能であった。
父親は、工場の従業員さんたちと毎晩かけマージャンをするようになっていた。
家族4人の関係が大きく壊れたので、家庭は大規模な崩壊を起こす危険をはらんでいた。
ケーサツの捜査は難航をきわめていた。
よしえは、11月に入ったあたりから学校を休みがちになっていた。
この時、よしえの家庭内の人間関係がより深刻な状態におちいっていた。
よしえの母親は、父親をより低いランクで見るようになった。
母親は、3歳の弟に対して『何がなんでも学習院へ入学をするのよ!!お受験に成功させるのよ!!お受験が成功したら、幼稚園から大学院まで受験なんかしなくてもいいのよ!!就職や結婚がぐっと有利になるので、人生は薔薇色よ!!おとーさんは高校中退で資格特技なしで段ボールの折りたたみしかできない…そんな風になりたくないのなら、勉強をしなさい!!』と力を込めて言うていた。
よしえは、父親だけではなく母親もさげすんだ目で見るようになっていた。
よしえの母親のお受験熱が日ましにエスカレートしていたので、父親カタの親族のケネンがより強くなっていた。
11月5日頃のことであった。
よしえの父親の親せきの家の祖母が、家に来ていた。
3歳の弟のお受験の問題が深刻になっていたので、この際だから見直して見たらどうなのかと母親に提示した。
しかし、母親が激しく反発をしていたので大ゲンカになってしまった。
「ちょっとあんた!!あんたはこのままでいいと思っているのかしら!!いくら(よしえの父親)が高校中退で資格特技なしで段ボールの折りたたみしかできないと言うて、(3歳の弟)に学習院へ行けだなんて…どうして(よしえの父親)をそんな低ランクで見ているのかしら…アタシ…なさけなくてなさけなくて…ちょっと聞いているのかしら!!」
「義母さま…そんなにあつかましい声で言わないでください…アタシ、(3歳の弟)のお勉強でクタクタになっているのよ…(3歳の弟)が計算問題を解いても全問正解しないからイライラしているのよ!!計算問題だけではなく、漢字の読み書きができない!!英語の単語をでたらめに書く!!よくても、あと1問で全問正解のところまで…(3歳の弟)がアタシの期待を裏切っているのよ!!」
「あんたね!!全問正解全問正解と言うけれど、全問正解しないとダメな理由があるから全問正解を求めているわけなの!?」
「ええ、その通りよ!!100点満点以外はダメなのよ…1問でも間違いがあるのは絶対にダメなのよ!!」
「あんたね…そんなことを繰り返していたら、(3歳の弟)の人生はズタズタに壊れてしまうのよ!!手遅れにならないうちにもう一度見直してちょうだい!!」
「義母さまはアタシのやり方にいちゃもんつける気なのかしら!!(よしえの父親)は高校中退で資格特技がない!!段ボールの折りたたみしかできない原因を作っておいて、えらそうなことを言わないでよ!!」
「アタシのどういうところがえらそうなのかしら!!」
「やかましいわねボロシュウトメ!!」
母親と祖母が怒鳴り合いの大ゲンカを起こしている様子を、よしえはにらみつけるように見つめていた。
よしえの母親と父親カタの家が対立したことが原因で、よしえの気持ちのすさみはさらにひどくなっていた。
よしえの母親のお受験熱は、さらにエスカレートして行くばかりであった。
よしえは、高校受験をすることを断念することを決意した。
11月7日頃のことであった。
よしえが学校を休んでいたので、学年主任の先生が心配になって家庭訪問に来ていた。
この時、よしえは遊びに出掛けていて不在であった。
学年主任の先生がよしえがなおこだけではなく、他の生徒からものをたくさん借りていたことを話したので、よしえが借りパクをしていたことが発覚した。
それを聞いた母親は、ひどく動揺していた。
母親は、よしえの部屋へドカドカと足音をたてて入った。
よしえの部屋の本棚は、マンガの単行本や音楽CDなどがたくさん並べられていた。
その上に、押し入れには他のクラスのコたちから借りていた品物が山のようにギュウギュウ詰めになっていた。
それを見た母親は、顔が真っ青になっていた。
思いきり怒っていた母親は、よしえが家に帰って来た時に、腕を思いきりつかんでケーサツへ連れて行った。
「痛いわよ…痛いわよ…」
「よしえ!!ケーサツへ行くわよ!!」
「どうしてアタシがケーサツに連れて行かれるのよぉ…おかーさんやめて!!」
「やかましいわね!!あんたはドロボーをしたのだからケーサツへ連れて行くより他はないのよ!!来なさい!!」
母親は、よしえを警察署へ連れて行った後、警察署へよしえを置き去りにして帰った。
よしえの母親は、3歳の弟のお受験のことが最優先だから、よしえや父親のことを置き去りにした。
よしえは、両親と3歳の弟との人間関係がキハクになっていたので、修復はもはや不能であった。
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