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江戸と福岡
赦免話
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翌日。小倉城。
「…ということである。領主としては対立しているが、なるべくそなた達に迷惑をかけないように交通に配慮しているのだから、お前たちもつまらない諍いを起こさないでもらいたい」
細川忠興が、商人達の代表を呼び出して説明をしていた。
あの後、毛利側から海で回収した商人を届けられ、不用意に攻撃したことについては詫びも受けた。元々が豊前商人の態度にあったらしいことも分かったので、細川方としても大きくは出られない。続けるとあっては、長門に攻め込むといったより面倒なことをしなければならないから、喧嘩両成敗ということで諦めるしかなかった。
「…しかるべき時が来れば、我々も越前様も毛利に攻め込むことは間違いない。お前たちが勝手なことをしていると、その時がどんどん遅れてしまうだけだ」
「…承知いたしました」
商人達もさすがに懲りたのか、反論もせずに頭を下げ、城を出て行った。
「全く…、頭の痛いことです」
「すまぬのう。我々の方にもう少し余裕があれば」
控えている松平忠直が頭を下げた。
「やむをえないことです。過去二年に渡って、大戦をしておりましたし、その前はその前で改修や築城などでかなり費えを出すことになっていましたからな…」
「結果として、徳川に忠実な大名程金欠になってしまった」
「真にその通りです。今年の年貢…いや、あと二年くらいはかかるかもしれませんな」
「…やはり、信綱や益田好次に何とかしてもらいたいということになってくるが、まあ、当面は待つしかないのう。しかし」
「しかし?」
「毛利が毛利秀元を西に残して、東に進んでいることはいくら徳川が物資不足とはいえ不思議と思っていたのだが、敵も味方もまとめて攻撃するくらいの思い切った指揮を許されていたのなら、分かる話だ。昨日の戦は馬鹿馬鹿しいものではあったが、毛利秀元の方針が分かった点で収穫があった」
「左様でございますな」
下関の雄山城では、毛利秀元が報告のための手紙を書いていた。
「…かくして、両軍喧嘩両成敗の理によって収め、長門・豊前の間の商人間の遺恨を解消いたしました。うむ、これでよいな」
書き終えた秀元が溜息をついた。
「一時はどうなるかと思ったが、うまく収まってくれて良かった」
「長門の者達も、震えあがって何も言わなくなりました」
「一件落着というやつじゃのう」
「しかし、本体は東の方に行っておりますが、我々はいつまで長門を守ることになるのでしょう」
「おそらく数年は続くじゃろう」
「数年ですか」
「うむ。数年だ。東の方では、戦闘があったが収穫は少なかったと聞く。すぐに再戦とはならないだろうから、しばらく睨み合いが続くことになるだろう。この状態から動くとすれば、近江に入ったという真田幸村が動くか…」
「あるいは?」
「大坂の戦以降、加賀で鳴りを潜めている前田利常が動くかのどちらかであろう」
戦以外のことについては、毛利秀元の頭は普通に、いや、標準以上には回る。その分析は広島の毛利輝元や、因幡の吉川広家らと異なるところはなかった。
越後・高田城。
松平忠輝が、姪の珠からの手紙を読んでいた。もちろん、珠の個人的な手紙ではあるはずがない。前田利常の意向が反映されたものである。
「あの男も、人のことだと思って簡単に物を言うのう」
溜息をついて、五郎八の部屋を訪ねる。
「五郎八、わしは江戸へ行ってくる」
唐突に言われて、五郎八が驚いた。
「どうされたのですか? 少し前まで、江戸の人とは会いたくもないと申されておりましたのに」
「うむ。赦免の手紙を届けがてら、赦免活動をしてこいと」
「赦免活動?」
「西で、徳川家が毛利家に負けたということは聞いたであろう」
「はい」
「であるから、毛利の結束を弱める必要がある。そのためには前備前宰相宇喜多秀家を赦免し、大坂に入れるべきだという話になってな」
「そうすることによって備前の人に…、ただ、宇喜多様は前田様とも縁者でございますから、実際は前田様の手で動くこともありうるわけですね」
「そういうことになるのだろうな。家光の度量を示す、という点でもここで秀家の釈放をするのはありだろう」
「ですが、殿が高田を勝手に離れても大丈夫なのでしょうか?」
本音は別であるとしても、建前のうえでは越前の松平忠昌と越後の松平忠輝とで、加賀越中の前田利常を包囲している形である。勝手に高田城を離れるとなると、職務放棄とも取られかねない。
「前田は前田で、一度大坂に出向くと申しておる。敵の総大将が金沢におらぬのなら、わしが高田を離れても大事にはならないだろう」
忠輝はそう言って、町へと出て行った。
「…総大将が二人とも同じく居城を離れる方が、かえって連絡を取り合っているように思われるのではないでしょうか…、まあ、殿がそうされるのなら、大丈夫でしょうけれど」
残された五郎八は首を傾げていた。
もっとも、松平忠輝はそれですぐに高田を出ることはせず、まずは連絡を伊達政宗に送る。
「…秀家を釈放すれば、中には家光の寛大さを示すことになり、備前を牽制することで毛利をぐらつかせることにもなる、か。ふうむ…、あいつめ、考えおったのう。いや、あいつ以外の者が考えたのかもしれないが…」
政宗は早速、これを井伊直孝に持っていった。
「上総殿の言うことは分かりますが、宇喜多は前田とのつながりもありますので、その点は気になりますね」
「うむ。わしもそれは気になるところ。忠輝に加えて、更に宇喜多秀家という不気味なものを抱えることになりかねませんし」
「ただ、少し落ち着いてきたこともありますし、この機に何人か釈放して家光様の徳を見せるということは悪いことではないかもしれません」
「何人かというと、他にも?」
「はい。ちょうど、九州から松平信綱が戻ってきておりまして、関ケ原以降追放された宣教師や切支丹大名について対馬に復帰することを許すということを検討しておりました」
「確かに越前殿が九州で処置したことに応じる必要はありますな」
「更に申しますと、私も個人的に復帰してもらいたい者がおりまして、それについてもこの際宇喜多と一緒にしてしまってもいいのではないかと考えております」
「なるほど。忠輝は折を見て江戸に来たいと申しておりますゆえ、その場でこちらからも何人か赦免させる話を出せるようにしておいた方がいいかもしれません」
「伊達殿もどなたか心当たりが?」
「いや、わしにはおりませんな」
「そうですか。例えば最上家俊は?」
「親戚筋ではありますが、今更どこに領地を与えよと申される? さすがに仙台のわしの領地から切り離して与えるほどのものはありませんしな」
「分かりました。それでは、私はこの件を一回、家光様に通してまいります」
言葉の通り、直孝はその日のうちに家光に会い、話を始める。
もちろん、その傍らにはお江与とお福がいるのは言うまでもない。
「…ということでありまして、宇喜多秀家につきましては、上総介殿から要請が出ておりまして、私もこれを容れるべきであると考えております。決定は上総介殿が江戸に来た後に話し合いをしてからということになりますが、早めにお耳に入れておきたく」
「…分かりました。井伊様がよかれと言うのであれば、容れましょう」
お福が二人と視線をやりとりしつつ回答した。
「あと、九州に行った越前様のところから松平信綱以下何名かが来ておりまして、この件については近日中に報告できればと考えております。また、私の方からは近江で預かっている大久保前相模守を赦免していただけないかと考えております」
「大久保前相模守?」
大久保忠隣は徳川家康の股肱の家臣であり、家康が征夷大将軍となった下で老中を務めていた。しかし、その後に家康・秀忠の不興を買い、2年前に改易されていた。以降、近江の井伊直孝の下に預けられていた。
「はい。現在、江戸にいる老中連は関ヶ原以降取り立てられた者が多く、戦の面では役に立ちません。ですから、私が今の立場にいるわけですが、大久保殿ならそのようなことはありません。時代が元に戻ってしまった以上、大久保殿のような人がまた必要になると感じております」
「なるほど…」
「こちらにつきましても、後日、また要請することになろうと思いますが、ひとまずお耳に入れておきたく」
「分かりました」
「それでは、これにて失礼いたします」
直孝は家光の下を下がり、広間を足早に進む。
「まずい、信綱と約した時間に間に合わぬな…」
辺りを見渡し、誰もいないのを確認すると小走りに進み始めた。
「…ということである。領主としては対立しているが、なるべくそなた達に迷惑をかけないように交通に配慮しているのだから、お前たちもつまらない諍いを起こさないでもらいたい」
細川忠興が、商人達の代表を呼び出して説明をしていた。
あの後、毛利側から海で回収した商人を届けられ、不用意に攻撃したことについては詫びも受けた。元々が豊前商人の態度にあったらしいことも分かったので、細川方としても大きくは出られない。続けるとあっては、長門に攻め込むといったより面倒なことをしなければならないから、喧嘩両成敗ということで諦めるしかなかった。
「…しかるべき時が来れば、我々も越前様も毛利に攻め込むことは間違いない。お前たちが勝手なことをしていると、その時がどんどん遅れてしまうだけだ」
「…承知いたしました」
商人達もさすがに懲りたのか、反論もせずに頭を下げ、城を出て行った。
「全く…、頭の痛いことです」
「すまぬのう。我々の方にもう少し余裕があれば」
控えている松平忠直が頭を下げた。
「やむをえないことです。過去二年に渡って、大戦をしておりましたし、その前はその前で改修や築城などでかなり費えを出すことになっていましたからな…」
「結果として、徳川に忠実な大名程金欠になってしまった」
「真にその通りです。今年の年貢…いや、あと二年くらいはかかるかもしれませんな」
「…やはり、信綱や益田好次に何とかしてもらいたいということになってくるが、まあ、当面は待つしかないのう。しかし」
「しかし?」
「毛利が毛利秀元を西に残して、東に進んでいることはいくら徳川が物資不足とはいえ不思議と思っていたのだが、敵も味方もまとめて攻撃するくらいの思い切った指揮を許されていたのなら、分かる話だ。昨日の戦は馬鹿馬鹿しいものではあったが、毛利秀元の方針が分かった点で収穫があった」
「左様でございますな」
下関の雄山城では、毛利秀元が報告のための手紙を書いていた。
「…かくして、両軍喧嘩両成敗の理によって収め、長門・豊前の間の商人間の遺恨を解消いたしました。うむ、これでよいな」
書き終えた秀元が溜息をついた。
「一時はどうなるかと思ったが、うまく収まってくれて良かった」
「長門の者達も、震えあがって何も言わなくなりました」
「一件落着というやつじゃのう」
「しかし、本体は東の方に行っておりますが、我々はいつまで長門を守ることになるのでしょう」
「おそらく数年は続くじゃろう」
「数年ですか」
「うむ。数年だ。東の方では、戦闘があったが収穫は少なかったと聞く。すぐに再戦とはならないだろうから、しばらく睨み合いが続くことになるだろう。この状態から動くとすれば、近江に入ったという真田幸村が動くか…」
「あるいは?」
「大坂の戦以降、加賀で鳴りを潜めている前田利常が動くかのどちらかであろう」
戦以外のことについては、毛利秀元の頭は普通に、いや、標準以上には回る。その分析は広島の毛利輝元や、因幡の吉川広家らと異なるところはなかった。
越後・高田城。
松平忠輝が、姪の珠からの手紙を読んでいた。もちろん、珠の個人的な手紙ではあるはずがない。前田利常の意向が反映されたものである。
「あの男も、人のことだと思って簡単に物を言うのう」
溜息をついて、五郎八の部屋を訪ねる。
「五郎八、わしは江戸へ行ってくる」
唐突に言われて、五郎八が驚いた。
「どうされたのですか? 少し前まで、江戸の人とは会いたくもないと申されておりましたのに」
「うむ。赦免の手紙を届けがてら、赦免活動をしてこいと」
「赦免活動?」
「西で、徳川家が毛利家に負けたということは聞いたであろう」
「はい」
「であるから、毛利の結束を弱める必要がある。そのためには前備前宰相宇喜多秀家を赦免し、大坂に入れるべきだという話になってな」
「そうすることによって備前の人に…、ただ、宇喜多様は前田様とも縁者でございますから、実際は前田様の手で動くこともありうるわけですね」
「そういうことになるのだろうな。家光の度量を示す、という点でもここで秀家の釈放をするのはありだろう」
「ですが、殿が高田を勝手に離れても大丈夫なのでしょうか?」
本音は別であるとしても、建前のうえでは越前の松平忠昌と越後の松平忠輝とで、加賀越中の前田利常を包囲している形である。勝手に高田城を離れるとなると、職務放棄とも取られかねない。
「前田は前田で、一度大坂に出向くと申しておる。敵の総大将が金沢におらぬのなら、わしが高田を離れても大事にはならないだろう」
忠輝はそう言って、町へと出て行った。
「…総大将が二人とも同じく居城を離れる方が、かえって連絡を取り合っているように思われるのではないでしょうか…、まあ、殿がそうされるのなら、大丈夫でしょうけれど」
残された五郎八は首を傾げていた。
もっとも、松平忠輝はそれですぐに高田を出ることはせず、まずは連絡を伊達政宗に送る。
「…秀家を釈放すれば、中には家光の寛大さを示すことになり、備前を牽制することで毛利をぐらつかせることにもなる、か。ふうむ…、あいつめ、考えおったのう。いや、あいつ以外の者が考えたのかもしれないが…」
政宗は早速、これを井伊直孝に持っていった。
「上総殿の言うことは分かりますが、宇喜多は前田とのつながりもありますので、その点は気になりますね」
「うむ。わしもそれは気になるところ。忠輝に加えて、更に宇喜多秀家という不気味なものを抱えることになりかねませんし」
「ただ、少し落ち着いてきたこともありますし、この機に何人か釈放して家光様の徳を見せるということは悪いことではないかもしれません」
「何人かというと、他にも?」
「はい。ちょうど、九州から松平信綱が戻ってきておりまして、関ケ原以降追放された宣教師や切支丹大名について対馬に復帰することを許すということを検討しておりました」
「確かに越前殿が九州で処置したことに応じる必要はありますな」
「更に申しますと、私も個人的に復帰してもらいたい者がおりまして、それについてもこの際宇喜多と一緒にしてしまってもいいのではないかと考えております」
「なるほど。忠輝は折を見て江戸に来たいと申しておりますゆえ、その場でこちらからも何人か赦免させる話を出せるようにしておいた方がいいかもしれません」
「伊達殿もどなたか心当たりが?」
「いや、わしにはおりませんな」
「そうですか。例えば最上家俊は?」
「親戚筋ではありますが、今更どこに領地を与えよと申される? さすがに仙台のわしの領地から切り離して与えるほどのものはありませんしな」
「分かりました。それでは、私はこの件を一回、家光様に通してまいります」
言葉の通り、直孝はその日のうちに家光に会い、話を始める。
もちろん、その傍らにはお江与とお福がいるのは言うまでもない。
「…ということでありまして、宇喜多秀家につきましては、上総介殿から要請が出ておりまして、私もこれを容れるべきであると考えております。決定は上総介殿が江戸に来た後に話し合いをしてからということになりますが、早めにお耳に入れておきたく」
「…分かりました。井伊様がよかれと言うのであれば、容れましょう」
お福が二人と視線をやりとりしつつ回答した。
「あと、九州に行った越前様のところから松平信綱以下何名かが来ておりまして、この件については近日中に報告できればと考えております。また、私の方からは近江で預かっている大久保前相模守を赦免していただけないかと考えております」
「大久保前相模守?」
大久保忠隣は徳川家康の股肱の家臣であり、家康が征夷大将軍となった下で老中を務めていた。しかし、その後に家康・秀忠の不興を買い、2年前に改易されていた。以降、近江の井伊直孝の下に預けられていた。
「はい。現在、江戸にいる老中連は関ヶ原以降取り立てられた者が多く、戦の面では役に立ちません。ですから、私が今の立場にいるわけですが、大久保殿ならそのようなことはありません。時代が元に戻ってしまった以上、大久保殿のような人がまた必要になると感じております」
「なるほど…」
「こちらにつきましても、後日、また要請することになろうと思いますが、ひとまずお耳に入れておきたく」
「分かりました」
「それでは、これにて失礼いたします」
直孝は家光の下を下がり、広間を足早に進む。
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