摩天楼の君主(His Majesty of Manhattan)

H・カザーン

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第1章 ニューヨーク

ガレット・デ・ロワ

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 フィフス・アヴェニューとマディソン・アヴェニューに挟まれたブロック、イースト・サイド57thストリートに、ガレット・デ・ロワはニューヨーク店のひとつを構えていた。セントラルパークよりほんのわずか南にあるこのオートクチュールは、アッパー・イーストの資産家たちが買い物に訪れるのに便利な場所だ。
 一、二階はバッグやアクセサリーが並び、三階には知る人ぞ知る、セレブリティのためのオーダーメイド・サロンがある。
 ガレット・デ・ロワに足を踏み入れた瞬間から、誰しもが内装の優雅さに胸を躍らせた。だが選ばれし者たち専用のその場所へ向かう、二階から三階にかけての階段にだけは特別に、毛足の長い、それでいてハイヒールの踵に引っかからない極上のシルクの絨毯が、セレブを誘(いざな)うように敷かれている。

 二十世紀の初め、パリでコレットという名のうら若き女性デザイナーが立ち上げた小さな店は、その後も世界中の女心をとらえ続け、今や百年以上に渡って誰もが憧れる有名ブランドに成長を遂げた。
 現在このオートクチュールのヘッド・デザイナーは、世界的に名の通ったユベール・ラングロワ氏だが、ジャン=ピエールは彼から最も頼られている若手デザイナーだ。
 実を言えば、老年の域に入ってかなりの年数を過ぎたユベールは、業界ではそろそろ引退をささやかれ始めていた。誰かがブランドを引き継ぐとしたら……、ラングロワ氏の考えている最有力候補は、ジャン=ピエールである。「重ね着の天才」という異名を唱えるユベールに対して、ジャン=ピエールは「シルエットの天才」という二つ名で呼ばれていた。それは偶然にも、創設者のコレット・ルールー・デ・ロワと同じ呼称だった。ジャン=ピエールが彗星の如くファッション業界に現れた時、こんな噂がささやかれた――才能のない者が真似ようとしても出来ない、洗練された感性が、二人には共通しているのだと。

 しかし、わずか二十六歳のジャン=ピエール・ドルレアンが、もし今ガレット・デ・ロワの一番重要なポジションを継いだら、「ゲイだと噂されているユベールの恋人だからではないか」というゴシップが盛んに飛び交うだろう。
 今の所、年を重ねても健康でかくしゃくたるユベール・ラングロワ氏が引退する可能性は、ほど遠いように思われた。とにかく、世間体の悪さなどを恐れて才能の無い者にヘッド・デザイナーの地位を譲ったりしたら、実力主義のファッション業界で老舗ブランドの名に傷がついてしまう。
 だがジャン=ピエールなら、たとえつまらぬ噂を立てられても、それをはね返すだけのパワーを備えている。……とユベール・ラングロワは信じていた。むしろ、ゲイかもしれないという類いのゴシップは、話題を呼んで、この若者のデビューをより賑やかにしてくれるはずだ。

 リムジンを降りた女性と小さな女の子を迎え入れるため、制服ドアマンが敬意を込めてガラスの扉を開ける。
 彼女は麗しい笑みを返し、店内に足を踏み入れた。
「ビエンヴェヌ(ようこそ)、カテリーヌ。今日は最終調整の日でしたよね」
「ええ、元気そうねジャン=ピエール」
 パリモードを代表する店に入ってきても、キャサリン・H・ルイスは、トルソーに飾られた衣装よりもずっと華のある人だった。彼女が社交界にデビューした頃から、身にまとうドレスだけでなく、人びとはその上品な振る舞いと才色兼備の魅力に注目してきた。彼女の教会を通じた慈善事業活動の記事を追っていれば、社交のために強いられてやっているのではなく、どうやら人助けに喜びを感じている女性なのだということが自然に伝わってくる。近頃ではルイス夫人と同じガレット・デ・ロワの衣装をオーダーする女性も多くなってきている。映画俳優と同じ衣装を身に付けることを「俗っぽい」と嫌う富裕層も、キャサリンのような社会的地位を築いている女性には、まったく違う憧れの目を向けるのだった。
「お久しぶり、ジャン=ピエール」
「こんにちは、プリンセス」
 キャサリンと手を繋いでいるのは、夫妻の五歳になる娘、シャルロットだ。
「マダム、こちらへ」
 三階のサロンへ案内するジャン=ピエールの洗練された応対を見て、キャサリンは昔彼に、ソワレ(夜会)のパートナーになってもらった日のことを思い出していた。本来の相手が急遽参加できなくなって、親類の彼に白羽の矢が立ったのだ。ジャン=ピエールは、キャサリンの従兄弟の子供にあたるのだが、彼女よりわずか三歳下の高校生で、背は高くともまだ可愛らしいという感じが残っていた。あれから十年の月日が過ぎ、彼はすっかり都会的な大人の青年に成長した。

 そこへクチュリエの女性が、キャサリンのドレスを皺にならないよう腕を差しのべて、四階から階段を降りてきた。
 今仕立てているのは、二週間後に控えた、アラブ首長国連邦大統領の就任披露宴に参列するためのドレスだ。
 ペルシャ湾岸の七つの首長国からなる連邦国家の記念すべき式典に、ルイス夫妻はアメリカからの国賓として招待を受けているのである。
「ムッシュー・ラングロワはパリなの?」
「ええパリです。ここに顔を出すのは、週末になるって言ってました。このドレスのお渡しはラングロワが直接いたします」
「それはご丁寧に、ありがとうとお伝えしておいて。主人と一緒に受け取りに来るわ。あの人の服はまもなく仕上がるそうだから」

 ジェレミーも、ガレット・デ・ロワのフォーマルスーツをオーダーしていた。
 女性と違って男の人は、デザイナーブランドを着こなすのがかなり難しい。ユベール・ラングロワの作品は、どこかに上品な奇抜さが表現される……。だから、それを各国の首脳が集まる就任式で、自分だけが浮かないよう身につけることは、誰にでも容易にできることではないのだ。仮にファッション関係の仕事に携わっている若者や映画俳優なら、なんとか着こなせるかもしれないが、それができる三十代の実業家なんて、おそらくジェレミーくらいしか見当たらない、と言っても過言ではないだろう。ジャン=ピエールは、リサをめぐるライバルが、非常に手強い相手であるのを改めて意識した。
 しかし、自分も決して負けてはいないというプライドもある。フランス人の父と日仏ハーフの母から、混血であるがゆえ独特の、誰もが羨む容姿を受け継いだ。それに家系の伝統に従い、英国のオックスフォード大学で教育を受けていた。これは、通常高校を卒業したらデザインの専門学校へ進むデザイナーが多い中で、非常に珍しい学歴だった。ファッションの世界に就職した同期の仲間より、年が上のジャン=ピエールだったが、実はエリートたちと共に得た知識は、パリモードで活躍するのにとても役に立っていた。財界で成功し、妻や娘のためにオートクチュールでドレスを注文するのは、結局これらの学校の卒業生たちなのだ。人脈を築いたのはもちろんのこと、教育は才能を開花させる回り道になることはなく彼は今、ファッション業界でも充分に若い年齢にもかかわらず、既にこの地位までのぼりつめている。

「ねえ、ジャン=ピエール、ママンが試着している間に、またわたしにデッサンを描いて」
 彼の服の袖をつんつんと引っ張りながら見上げるのは、シャルロットだ。金髪の巻き毛がかわいい彼女は、よく人から「お人形さんみたい」と称賛を浴びせられる美少女だった。夫妻にはもう一人、まもなく三歳になる男の子ポールもいる。ジャン=ピエールは今までに何回か彼らの家に招待されており、子供たちからも懐かれていた。
「オーケー、どんなドレスがいい?」
「ウエディングドレスよ。あなたとわたしの結婚式の」
「ははは、シャルロットが大きくなるのを待ってたら、僕おじさんになっちゃうね。今でも十分おじさんだけど」
「ふうん……、今いくつなの?」
「うーん、かなり年上だよね。二十一くらい上……かな」
 受け答えしながら、彼はフェルトペンでさらさらとドレスのデザイン画を描いていく。ラインを鋭角に曲げる時、ペン先が紙の上でキュッと音を立てると、シャルロットが瞳を輝かせて見上げる。デザイン画とジャン=ピエールの双方を、興味いっぱいに見つめる子供の無邪気さに、彼はまったくなす術もなくなってしまうのだ。
 ――「お人形さん」っていうよりも、まるで砂糖菓子のようにキラキラと魅力を振りまく妖精だ。こういう純真さに魅せられると、ホールデン・コールフィールドでなくても「ガラスケースの中に入れて、ずっと同じ形のまま手つかずに保っておきたい」と思ってしまう。
「二十六ってこと? だったら、わたしが大きくなる頃には、素敵なミドルエイジじゃない。年上の男性って憧れなのよ、女の子には」
「ああ、そうらしいね」
 ペンの動きが一瞬止まった。

 ジェレミーとリサは、どのくらい年が離れているんだろうという考えがふと頭をよぎる。
 ――おそらく十二、三歳だろうな。
「それにしても、君ってホントに五歳なの?」
 シャルロットは気取って、金色の巻き毛をかきあげながら答える。
「そうよ。あと十年ぐらい待っててくれたら、パパを説得してみせるわ」
「いや、そういう意味じゃなくて……、あのね……」
 ――たとえ何年経っても、君のパパは、僕たちの結婚なんて許可してくれないと思うよ。
「そんなことより、君にはスリムで大人っぽいドレスが似合うと思うんだよね。きっと」
「今描いてるのチェーンベルト? きれい! 宝石がいっぱいでネックレスみたい。ねえ、薔薇の花も合わせてみたらどうかしら?」
 さすが女の子はファッションに詳しいと笑いながら、彼はピンクのペンで花を描き添えた。

「ふふふ、楽しそうだこと」
 ドレスをまとった、キャサリンが現れた。後れ毛を優雅に耳にかけ自信に満ちた顔を上げる……。なんという美しさだろうか! まったく、しばらく見とれていたいくらい理想通りのモデルだ。
「シャルロットったら、私についてくるためにリチャードのお誘いを断ったのよね」
「だってあの子、タイプじゃないんだもの。ポールと遊んでるのがお似合いだわ」
「せっかく小学生のリチャードがあなたを訪ねてきてくれるのに、そんなのかわいそうでしょ? ポールは今頃、ベビーシッターと過ごしてるはずよ」
「ポールもずいぶん大きくなったでしょうね」
「ええ、今度訪ねていらしたら、あなたとサッカーの試合ができるくらい。ふふ、やっぱり父親似なのね」
 どうやらジェレミーは、スポーツも得意らしい。
 キャサリンは親しげに話しかけながら試着室から出てきたが、そのドレス姿の美しさには店のスタッフたちからも思わず溜息がこぼれた。式典に参列する時は、フォーマルなイブニング・ガウンだが、これはその後のレセプション(披露宴)で着るドレスだ。
 ガレット・デ・ロワのブランドカラーは基本的に白と黒である。ユベール・ラングロワは今シーズン、それに合うアクセントとして、あらゆる濃淡トーンのローズカラーを使い彼独自のブランド色を築いていた。キャサリンのドレスはほとんど生成りにも見える色で、ほんのり薔薇色を帯びている。ちょうどクリームの中に薔薇の花びらを一枚落としたら、その色が全体に薄まってドレスを染め上げたみたいな、限りなく淡いローズ色をしていた。
 ウエストのはっきりマークされていないこのデザインは、彼女のような、本当に腰の細い女性が身につけると、ひと足歩くごとに身体のラインが強調されて、プロポーションの美しさを際立たせるのだ。ガレット・デ・ロワの立体的な線を意識したデザインの多くは、ウエストがほっそり見えるような仕立てになっている。だから実は、キャサリンほどスタイルの良くない女性が着ても痩せて見える――という、世界中の女性たちが憧れてやまずに資産を投じる理由がそこにあった。

「ちょっとこちらを向いていただけますか、マダム?」
 ――完璧だ。さすがはキャサリン、いつも同じサイズを保っていられるなんて。
 彼女がルイス氏と結婚するために、大西洋を越えてこの国に来た頃はまだ学生だったジャン=ピエールだが、当時のオーダーメイド用の採寸データはガレット・デ・ロワに残っている。キャサリンはその頃も今も、ほとんどサイズが変わっていなかった。デザイナーとしての守秘義務だから、彼がそのデータを見たことは誰も知らない――そういう建前になっている。けれどジェレミー・ルイス社長以外の男は一人として知らない秘密を、自分も知っている――それはまぎれもない事実だった。
 このドレスの美しいシルエットは、もともとジャン=ピエールが描いたデザイン画を、ユベール・ラングロワにブランドの新作として認められたものだ。最近では、ガレット・デ・ロワがコレクションで発表する三分の一は、彼がデザインしている。最終許可が出る前に、みっちりラングロワ氏の意見を折り込むこともあれば、ほとんどジャン=ピエールの意見がそのまま通ってしまうこともある。

 これほど芸術的なドレスなのに、キャサリンは衣装に着られることなく、それを自分の笑顔の引き立て役として、女王のように君臨していた。さすがにフランス貴族の血を引いている人の風格だ。結婚し出産を経て、今が女性として人生で一番魅力的な時なのかもしれない。ジェレミー・D・ルイスが仮に別の誰かに興味を抱くことがあっても、この美しくて献身的な妻に、完全に魅了されているのは確かだった。この女性は、まだ二十九歳の若々しさに溢れた人なのだ。その夫が秘密のガールフレンドに何かを求めるとしても、「妻にない若さ」などという可能性はありえないだろう。しかもこんな可愛い子供たちにまで囲まれて……、あのルイス社長が、完璧な家庭と社会的地位を犠牲にして、他を選ぶことなどあるはずがなかった。

 ――リサはたぶん、強欲なタイプではない。妻から夫を奪おうとして、トラブルを起こすような女の子ではないからこそ、ジェレミーが狙っているのに違いなかった。
 キャサリンは、知っているのだろうか? 夫が他の花に今にも目移りしそうなことを……。
 いや、仮に気づいていたとしても、この女性なら見て見ぬ振りをするに違いない――ジャン=ピエールはそう思った。
 ジェレミーの愛情は、常に君主の妃たる自分に注がれている。嫉妬心なんかを露にするより、それまで通りジェレミーの理想の妻を続けているほうが、ずっと堅実だった。一時的に誰かに心を惹かれる男は、社会には数知れないのだから、妻が凛として成功者のプライドを保っている限り、誰にも笑われる心配はない。ハイソサエティはそういう仕組みになっている。
 そして、キャサリンを豪華に演出する衣装や宝石をふんだんに買い与える夫は、今後も喜んでつぎ込むだろう。その理由は罪滅ぼしなどではなく、愛しき彼女を夫である自分にふさわしく飾るために、ルイス氏は惜しみなく散財する。

「どんな風に見えるかって、気にするのも大切よね」
 キャサリンは、優雅に回ってドレスの裾を揺らした。
 彼女が言っているのは、おそらく……いやもちろん衣装のことだ。
「ええ、アラビア女性たちに羨ましがられるのは、間違いないでしょうね」
 式典の様子は、世界中にテレビ中継される。動画だけでなく、ジャン=ピエールの芸術とも言える作品をまとったルイス夫妻の写真も、新聞や雑誌に報道されるだろう。これほど彼の作品を華麗に着こなしてくれる彼女を前に、いつもの癖で腕組みをしながら、ジャン=ピエールは微笑をたたえ、壁にもたれて鑑賞していた。

「また遊びに来てくれる?」
 さようならを言う、可愛らしさで溶けてしまいそうな女の子。ジャン=ピエールはかがみ込んで、小さな額に唇を落とす。目を閉じてキスを受けるシャルロットは、優雅なプリンセスそのものだった。
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