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蛙巳
103.狂会
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私の街には教会があった。なんのために祈りを捧げているのか私には分からなかったが、出てくる人が皆、幸せな顔をしていたのだけとても印象に残っている。
「私も祈ってみようかな・・・」
いつの日かそう思って教会に足を運んだ時のこと。そこには蛇が祭られていた。大きな蛇だった。
「ようこそいらっしゃいました。迷える人々を救うために、我々は祈りましょう。」
教会の人と思われる黒い服を着た年配の人がそう壇上で話していた。私は言われるがままに数時間ほど祈っていた。
祈りが終わるほんの数分前に何か私の身体に入ってきたような、食道を食べた物が通るような感覚に襲われた。しかしそれ以外何も無かったため気に止めなかった。
その日の夜から知らない傷跡や、知らない服が部屋に増えていた。それだけでなく、財布の中身も増えており、貯金も倍になっていた。
私は祈りをしたからなのかと考え教会に走った。世界を照らす太陽はもう沈んでおり、代わりに世界を照らしていたの白い白い月だった。
「神父さん!私・・・!」
今日に飛び込んで壇上で作業をしていた神父さんに話しかけると、神父さんは私を崇め始めた。
「あぁ・・・ようやくいらっしゃったのですね・・・我らが神よ・・・!」
「な、なにを言ってるんですか・・・?」
戸惑い。当たり前だ。しかし尋常ではない狂い方をする神父を見て嘘では無いのだろうと考えた。
「貴方様の肌にある鱗が全てを物語っております・・・!貴方様はこの教会で祈るべき神なのです!」
分からない。ワカラナイ。ワカラナイ・・・。
彼女は狂った。狂って狂ってそれが正常となった。教会は異質なものへと変わった。
それから誰も彼女の行方を知らない。
教会も忽然とある夜から消えたそうだ。
「私も祈ってみようかな・・・」
いつの日かそう思って教会に足を運んだ時のこと。そこには蛇が祭られていた。大きな蛇だった。
「ようこそいらっしゃいました。迷える人々を救うために、我々は祈りましょう。」
教会の人と思われる黒い服を着た年配の人がそう壇上で話していた。私は言われるがままに数時間ほど祈っていた。
祈りが終わるほんの数分前に何か私の身体に入ってきたような、食道を食べた物が通るような感覚に襲われた。しかしそれ以外何も無かったため気に止めなかった。
その日の夜から知らない傷跡や、知らない服が部屋に増えていた。それだけでなく、財布の中身も増えており、貯金も倍になっていた。
私は祈りをしたからなのかと考え教会に走った。世界を照らす太陽はもう沈んでおり、代わりに世界を照らしていたの白い白い月だった。
「神父さん!私・・・!」
今日に飛び込んで壇上で作業をしていた神父さんに話しかけると、神父さんは私を崇め始めた。
「あぁ・・・ようやくいらっしゃったのですね・・・我らが神よ・・・!」
「な、なにを言ってるんですか・・・?」
戸惑い。当たり前だ。しかし尋常ではない狂い方をする神父を見て嘘では無いのだろうと考えた。
「貴方様の肌にある鱗が全てを物語っております・・・!貴方様はこの教会で祈るべき神なのです!」
分からない。ワカラナイ。ワカラナイ・・・。
彼女は狂った。狂って狂ってそれが正常となった。教会は異質なものへと変わった。
それから誰も彼女の行方を知らない。
教会も忽然とある夜から消えたそうだ。
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