27 / 39
明るみを帯びて
26、それを引く者とは
しおりを挟む
それはローテーションが何回回った時のことだっただろうか・・・・?数十回は回っていただろうか?そう考える余裕も無くなった頃、白虎が疲れていた。脂汗が額から出ており、疲労困憊と言える状態になっていた。それを見た本好はここが勝機とばかりに叫ぶ。
「ここが攻め時です!本気で行きます!」
「「「「「「「了解!」」」」」」」
彼らは、彼女らは動かす。血の足りない体はを、疲れきって悲鳴をあげる身体を、それでも彼らは、彼女らは目の前にいる敵を倒さんと全てを解放する。最初に動いたのは狐谷と小狼だった。
「「半幻獣化!」」
半幻獣化とは、人間の身体を保ち、なおかつ尻尾や爪のみ獣人化することである。これは普通に生きている獣人が獲得している獣人化とは違い、人の身体のまま、獣の能力を引き出すことが出来る。
そして次に動いたのはさくまとねぐせだった。彼らは自分のスキルを解放した。
「彼は円。お前は盾。彼の者を護りし全ての盾。未だその名、枯れぬこと無し。お前の真価は我の元へ!全てを護れ!『アロンダイト』!」
崩御盾『アロンダイト』。それは全てを飲み込む黒であり、されど鏡である。白黒だった盾は灰色へと混ざり、その盾は人一人を余裕で隠す程のサイズへと変化した。
「狂笑ノ狼。リミッターを40%解放。これより60%解放。100%解放。視聴同調!」
狂笑ノ狼は自分がどんどん速くなる能力。しかしそれに耐えうる身体が必要だ。だから彼女は考えた。どうすれば耐えれる身体を作れるのか。自分が女性であることをわかっている中でできるだけを考えた。そこで気づいた。なぜ耐えようとするのかと。身体が壊れる前に相手を倒してしまえば壊れることなどないのだ。だから彼女との戦いは一瞬で終わる。そして能力を解放した彼女は卑しく笑う。
「《call 悪魔召喚》『バ━━ドス』!」
それは悪魔にしか分からないはずの言葉。しかし今回ばかりは何故か聞こえた気がした。そう。かのソロモン72柱が一体バルバトスと・・・・聞こえた気がした。そして彼女は言葉を紡ぐ。
「《固定拘束》」
魔法陣から出てきた黒い何かが彼女と合体する。黒い繭のようなものから出てきたのは、黒と白のローブ服の女性。しかしそれに似合わない弓。そう、彼女の召喚した悪魔はソロモン72柱が一体、公爵の位に立つ悪魔『バルバトス』。そのものなのである。無造作に彼女は弓を引く。そして彼女は矢を放つ。
「光気矢」
それは大気を切り裂き、恐ろしい速度で白虎へと迫る。恐ろしい速度のはずなのに、音はない。音が来ないのだ。大気を切り裂いているはずなのに、音が遅れてやってくる。そして、白虎へと射った矢はかろうじて反応した白虎によって叩きおられた。
「なん・・・なんだお前は・・・。なぜそれほどの力を持ちながら世界を自分のものにしようと思わない!?世界が欲しくないのか・・・!?こんな力があるのに貴様はようようと本屋を営むだけで良いのか!?今からでも遅くない!世界を取ろう。」
驚愕しながらも世界征服しようと、白虎は交渉をする。それに彼女が答える。
「なぜ?と言う質問ですが、別に俺は世界なんぞ欲しくない。俺は本が好きだ。俺はこの街が好きだ。俺は仲間が好きだ。それを奪おうとする貴様らに誰が加担するか!俺は今の、今までの日常で満足なんだよ!」
本好がそう吐き捨てると弓を天空へと掲げ弓を引く。そして奇襲しようとしていた空の黒を撃ち落とすとこう言った。
「お前は俺たちを舐めすぎだ。行きますよ!皆さん!」
全力を出して八人が白虎へと迫る。死を覚悟したのか白虎は両手を広げ何もしてこなかった。八人の全てを技を受け、彼女は膝を着いた。そして彼女は本好に向かってこう言った。
「お前・・・朱雀を連れてるだろ・・・今すぐ・・・いや、この戦いが終わってからで良い。南の祠に供えな。そいつなら・・・悪をもみわけれるだ・・・ろ・・・」
それだけ言うと彼女は倒れた。本好が仰向けにし、再び地面に置いた時、彼女は満ち足りた表情をしていた。
「さぁあとは真ん中を手伝って南へと行きましょう!」
本好の号令の元八人は大通りへと向かう。そこで目にしたのは、数万の黒の山と、その下で今までとは格段に違う黒と戦う。二人の姿があった。
「ここが攻め時です!本気で行きます!」
「「「「「「「了解!」」」」」」」
彼らは、彼女らは動かす。血の足りない体はを、疲れきって悲鳴をあげる身体を、それでも彼らは、彼女らは目の前にいる敵を倒さんと全てを解放する。最初に動いたのは狐谷と小狼だった。
「「半幻獣化!」」
半幻獣化とは、人間の身体を保ち、なおかつ尻尾や爪のみ獣人化することである。これは普通に生きている獣人が獲得している獣人化とは違い、人の身体のまま、獣の能力を引き出すことが出来る。
そして次に動いたのはさくまとねぐせだった。彼らは自分のスキルを解放した。
「彼は円。お前は盾。彼の者を護りし全ての盾。未だその名、枯れぬこと無し。お前の真価は我の元へ!全てを護れ!『アロンダイト』!」
崩御盾『アロンダイト』。それは全てを飲み込む黒であり、されど鏡である。白黒だった盾は灰色へと混ざり、その盾は人一人を余裕で隠す程のサイズへと変化した。
「狂笑ノ狼。リミッターを40%解放。これより60%解放。100%解放。視聴同調!」
狂笑ノ狼は自分がどんどん速くなる能力。しかしそれに耐えうる身体が必要だ。だから彼女は考えた。どうすれば耐えれる身体を作れるのか。自分が女性であることをわかっている中でできるだけを考えた。そこで気づいた。なぜ耐えようとするのかと。身体が壊れる前に相手を倒してしまえば壊れることなどないのだ。だから彼女との戦いは一瞬で終わる。そして能力を解放した彼女は卑しく笑う。
「《call 悪魔召喚》『バ━━ドス』!」
それは悪魔にしか分からないはずの言葉。しかし今回ばかりは何故か聞こえた気がした。そう。かのソロモン72柱が一体バルバトスと・・・・聞こえた気がした。そして彼女は言葉を紡ぐ。
「《固定拘束》」
魔法陣から出てきた黒い何かが彼女と合体する。黒い繭のようなものから出てきたのは、黒と白のローブ服の女性。しかしそれに似合わない弓。そう、彼女の召喚した悪魔はソロモン72柱が一体、公爵の位に立つ悪魔『バルバトス』。そのものなのである。無造作に彼女は弓を引く。そして彼女は矢を放つ。
「光気矢」
それは大気を切り裂き、恐ろしい速度で白虎へと迫る。恐ろしい速度のはずなのに、音はない。音が来ないのだ。大気を切り裂いているはずなのに、音が遅れてやってくる。そして、白虎へと射った矢はかろうじて反応した白虎によって叩きおられた。
「なん・・・なんだお前は・・・。なぜそれほどの力を持ちながら世界を自分のものにしようと思わない!?世界が欲しくないのか・・・!?こんな力があるのに貴様はようようと本屋を営むだけで良いのか!?今からでも遅くない!世界を取ろう。」
驚愕しながらも世界征服しようと、白虎は交渉をする。それに彼女が答える。
「なぜ?と言う質問ですが、別に俺は世界なんぞ欲しくない。俺は本が好きだ。俺はこの街が好きだ。俺は仲間が好きだ。それを奪おうとする貴様らに誰が加担するか!俺は今の、今までの日常で満足なんだよ!」
本好がそう吐き捨てると弓を天空へと掲げ弓を引く。そして奇襲しようとしていた空の黒を撃ち落とすとこう言った。
「お前は俺たちを舐めすぎだ。行きますよ!皆さん!」
全力を出して八人が白虎へと迫る。死を覚悟したのか白虎は両手を広げ何もしてこなかった。八人の全てを技を受け、彼女は膝を着いた。そして彼女は本好に向かってこう言った。
「お前・・・朱雀を連れてるだろ・・・今すぐ・・・いや、この戦いが終わってからで良い。南の祠に供えな。そいつなら・・・悪をもみわけれるだ・・・ろ・・・」
それだけ言うと彼女は倒れた。本好が仰向けにし、再び地面に置いた時、彼女は満ち足りた表情をしていた。
「さぁあとは真ん中を手伝って南へと行きましょう!」
本好の号令の元八人は大通りへと向かう。そこで目にしたのは、数万の黒の山と、その下で今までとは格段に違う黒と戦う。二人の姿があった。
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる