5 / 23
第五話 治療
しおりを挟む
鍛えられた筋肉がライタルの体じゅうをおおっていた。だが、その体にはたくさんの傷跡もついていた。それは幾多の戦いをかいくぐってきた証であった。
そしていま、ライタルの背中に肩から腰にかけて大きな傷跡が三本並んでついていた。それも深く肉を切り裂いていたのだ。骨にまで傷が達していることは明らかだった。他の人たちの治療を終える前にライタルは運ばれて来ていたのだが、ライタルだと分かっていたならば、すぐに彼の所に行って治療を始めてしまったかもしれない。聖女としては、そんなことをすべきではない。道を間違えることがなかったことを、アンナはまずトロの神に感謝の祈りをささげていた。
アンナは、大きな深呼吸を一つすると、ライタルの背に向かって手をかざし出した。そばで覗き込んでくるエルザにきずくと「この傷は、どうしてできたんですか?」と、治療をしながら聞いた。
「ちょっと強いやつを相手にしたせいだよ」と、エルザははき捨てるように言いはなった。強い女は弱い男を許せないと言うのだろうか。いや、エルザが情のない言葉をはく女になったのは、それなりの過去を引きずっていたからだ。
エルザの夫、ガンダ国の王もギルドの兵士として参戦し命を落としていた。王みずからギルドに入ったのは、ギルドを育て上げるしか、逼迫した国の財政を立て直すことができなかったからだ。王が亡くなった後、王の死など無かったかのように、傭兵になりたい者を集めギルドを大きくしたのは、エルザだった。そして、これまでも多くの傭兵たちの死に立ち会っていた。だからこそ、エルザは悲しみという感情を切り捨てて生きてきたのだ。
エルザの後ろに並んでいた男の一人がエルザの言い足りないことを話してくれた。
「ドラゴンですよ。弱点を知り尽くしている者でも、簡単に倒せる相手ではない。それを王子が倒してくれた。本当は私が王子を守らなければならないのに」
「あなたは、ライタルを警護してくれていた人ですね」
驚いたように男はアンナをみつめた。
「私、孤児院にいたんです」
男は、あらためてアンナの顔を見ていた。
「そうでしたか。私はメリカ。元は親衛隊員をやっていたのですが、反乱を起こされた時に私はビィドル王より、ライタル王子を守るように言われたのです」
メリカの隣に並んでいた男がアンナの方に顔を向けてきた。メリカと一緒にライタルをのせたベッドを運んできた男だ。
「私も孤児院に行ったことがある。もしかしたら、アンナ様に私も見られているのではないですか?」
「はい、お見かけしたことがございます」
「そうですか。私はベラルと申します。私もまた、ビィドル王からライタル様を守るように言われた者の一人です。王が生きておられた時にはインガ国の警備隊長をさせてもらっておりました」
さすがに、エルザも言い足りなかったと思ったのか、「ギルドでは怪獣を相手にできる者たちで特別パーティを作っているわ。ライタルには、そのパーティの隊長をやってもらっているのよ」と言っていた。
「じゃ、何があっても助けなければなりませんね」と、アンナは沈んだ声を出した。
「そうだね。でも、あんたが治療できなければ、それも運だと思うしかないけどね」
エルザの言葉にアンナは片眉をあげていた。
アンナは頭を軽く振って心を一度空にすると、ふたたび右手をあげて、ライタルの肩の上にかざし、その手をゆっくりと腰に向かってさげていた。
何度もアンナが手をかざすと、肉が見えていたライタルの傷はだんだんと細くなり、肉が見えなくなっていった。やがて、うっすらと肌に傷跡が残るだけになっていた。そして、先ほどまでとはまるで違ってライタルの息は静かな呼吸に変わっていた。
「信じられないわね。こんなによくなるなんて」
エルザが驚きを口に出し、メリカとベラルはアンナに向かって頭をさげていた。
その後、メリカは今までの経過をアンナに説明しなければと思ったのか、話し出していた。
「ライタル様は、インガ王国の王になってもらわなければならないお方です。ロズエルたちに私がライタル様の守り役になったことを知られてしまいましたので、一時孤児院に預かってもらうことにしたのです。ですが、そのことも知られましたので、孤児院からライタル様をつれ出し兵士となるための修行をしてもらってきました。今は私をこえる兵士になってもらえた」
「でも、ドラゴンで傷をおったライタルを、あなたが助けてくれたのですね?」
「言え、違います。私がドラゴンに噛み殺されそうになったとき、私の前に飛び出してドラゴンの腹に剣を突き立ててくれたのが王子です。王子が私を助けてくれた。もし助けてもらえなければ、私は死んでいた」
「そうでしたか。でも、ライタルの治療は、これで終わらすことはできません。傷口は塞ぎましたが、まだ背骨に傷が残っている。もう少し手当てをさせてもらいたいと思います」
「そうね。私たちの医務室よりは、ここの方がいいかもしれないわね」とエルダは言い、残りたいと言っていたメリカとベラルをつれて帰っていった。
これから行うアンナの治療のじゃまになると思ったのだろう。たしかに、アンナの手かざしは日が変わる真夜中までかかっていた。
アンナは、朝早く起きると、すぐに宿屋『やすらぎ』の調理場に行き、ライタルのために鶏肉の入ったスープを作った。その料理を皿に入れ平盆にのせ、それを持ってライタルが寝ているベッドに行った。
目をさましたライタルは、ベッドそばの丸椅子にすわっているアンナを不思議そうにみつめていた。
「どうして、アンナがここにいるんだ。私は夢を見ているのだろうか? それとも、私は死んで、人でなくなっているのだろうか?」
「ライタル、ここは診療所。あなたは死んでなんかいないわ。メリカとベラルがここに運んでくれたのよ」
「そうか。メリカたちも無事だったか。よかった。よかった」
「骨の傷を治したばかりだから、体を動かすことは、まだできないかもしれない。でも、ライタルにはしてもらいたいことがあるわ」
「何かな?」
「体力を元に戻すためにちゃんと食べてもらいたいの」
ベッド脇に先ほどアンナが運んできた皿がすでに置かれている。
「そうだね。でも、体を起こすことができそうにない」
「そうでしょうね。私が食べさせてあげるわ」
アンナは皿を持ち上げ、スプーンでスープをすくうとライタルの口に運んだ。彼は口をあけ、スプーンの上にあるスープを飲んでくれた。その後、何度もスープをすくって口に運び、ライタルはそれを飲み続けてくれた。
アンナは涙を流していた。ライタルの生を確かめることができたからだ。
「アンナ、泣かれると私の方がつらいよ」と言って、ライタルは笑っていた。
そしていま、ライタルの背中に肩から腰にかけて大きな傷跡が三本並んでついていた。それも深く肉を切り裂いていたのだ。骨にまで傷が達していることは明らかだった。他の人たちの治療を終える前にライタルは運ばれて来ていたのだが、ライタルだと分かっていたならば、すぐに彼の所に行って治療を始めてしまったかもしれない。聖女としては、そんなことをすべきではない。道を間違えることがなかったことを、アンナはまずトロの神に感謝の祈りをささげていた。
アンナは、大きな深呼吸を一つすると、ライタルの背に向かって手をかざし出した。そばで覗き込んでくるエルザにきずくと「この傷は、どうしてできたんですか?」と、治療をしながら聞いた。
「ちょっと強いやつを相手にしたせいだよ」と、エルザははき捨てるように言いはなった。強い女は弱い男を許せないと言うのだろうか。いや、エルザが情のない言葉をはく女になったのは、それなりの過去を引きずっていたからだ。
エルザの夫、ガンダ国の王もギルドの兵士として参戦し命を落としていた。王みずからギルドに入ったのは、ギルドを育て上げるしか、逼迫した国の財政を立て直すことができなかったからだ。王が亡くなった後、王の死など無かったかのように、傭兵になりたい者を集めギルドを大きくしたのは、エルザだった。そして、これまでも多くの傭兵たちの死に立ち会っていた。だからこそ、エルザは悲しみという感情を切り捨てて生きてきたのだ。
エルザの後ろに並んでいた男の一人がエルザの言い足りないことを話してくれた。
「ドラゴンですよ。弱点を知り尽くしている者でも、簡単に倒せる相手ではない。それを王子が倒してくれた。本当は私が王子を守らなければならないのに」
「あなたは、ライタルを警護してくれていた人ですね」
驚いたように男はアンナをみつめた。
「私、孤児院にいたんです」
男は、あらためてアンナの顔を見ていた。
「そうでしたか。私はメリカ。元は親衛隊員をやっていたのですが、反乱を起こされた時に私はビィドル王より、ライタル王子を守るように言われたのです」
メリカの隣に並んでいた男がアンナの方に顔を向けてきた。メリカと一緒にライタルをのせたベッドを運んできた男だ。
「私も孤児院に行ったことがある。もしかしたら、アンナ様に私も見られているのではないですか?」
「はい、お見かけしたことがございます」
「そうですか。私はベラルと申します。私もまた、ビィドル王からライタル様を守るように言われた者の一人です。王が生きておられた時にはインガ国の警備隊長をさせてもらっておりました」
さすがに、エルザも言い足りなかったと思ったのか、「ギルドでは怪獣を相手にできる者たちで特別パーティを作っているわ。ライタルには、そのパーティの隊長をやってもらっているのよ」と言っていた。
「じゃ、何があっても助けなければなりませんね」と、アンナは沈んだ声を出した。
「そうだね。でも、あんたが治療できなければ、それも運だと思うしかないけどね」
エルザの言葉にアンナは片眉をあげていた。
アンナは頭を軽く振って心を一度空にすると、ふたたび右手をあげて、ライタルの肩の上にかざし、その手をゆっくりと腰に向かってさげていた。
何度もアンナが手をかざすと、肉が見えていたライタルの傷はだんだんと細くなり、肉が見えなくなっていった。やがて、うっすらと肌に傷跡が残るだけになっていた。そして、先ほどまでとはまるで違ってライタルの息は静かな呼吸に変わっていた。
「信じられないわね。こんなによくなるなんて」
エルザが驚きを口に出し、メリカとベラルはアンナに向かって頭をさげていた。
その後、メリカは今までの経過をアンナに説明しなければと思ったのか、話し出していた。
「ライタル様は、インガ王国の王になってもらわなければならないお方です。ロズエルたちに私がライタル様の守り役になったことを知られてしまいましたので、一時孤児院に預かってもらうことにしたのです。ですが、そのことも知られましたので、孤児院からライタル様をつれ出し兵士となるための修行をしてもらってきました。今は私をこえる兵士になってもらえた」
「でも、ドラゴンで傷をおったライタルを、あなたが助けてくれたのですね?」
「言え、違います。私がドラゴンに噛み殺されそうになったとき、私の前に飛び出してドラゴンの腹に剣を突き立ててくれたのが王子です。王子が私を助けてくれた。もし助けてもらえなければ、私は死んでいた」
「そうでしたか。でも、ライタルの治療は、これで終わらすことはできません。傷口は塞ぎましたが、まだ背骨に傷が残っている。もう少し手当てをさせてもらいたいと思います」
「そうね。私たちの医務室よりは、ここの方がいいかもしれないわね」とエルダは言い、残りたいと言っていたメリカとベラルをつれて帰っていった。
これから行うアンナの治療のじゃまになると思ったのだろう。たしかに、アンナの手かざしは日が変わる真夜中までかかっていた。
アンナは、朝早く起きると、すぐに宿屋『やすらぎ』の調理場に行き、ライタルのために鶏肉の入ったスープを作った。その料理を皿に入れ平盆にのせ、それを持ってライタルが寝ているベッドに行った。
目をさましたライタルは、ベッドそばの丸椅子にすわっているアンナを不思議そうにみつめていた。
「どうして、アンナがここにいるんだ。私は夢を見ているのだろうか? それとも、私は死んで、人でなくなっているのだろうか?」
「ライタル、ここは診療所。あなたは死んでなんかいないわ。メリカとベラルがここに運んでくれたのよ」
「そうか。メリカたちも無事だったか。よかった。よかった」
「骨の傷を治したばかりだから、体を動かすことは、まだできないかもしれない。でも、ライタルにはしてもらいたいことがあるわ」
「何かな?」
「体力を元に戻すためにちゃんと食べてもらいたいの」
ベッド脇に先ほどアンナが運んできた皿がすでに置かれている。
「そうだね。でも、体を起こすことができそうにない」
「そうでしょうね。私が食べさせてあげるわ」
アンナは皿を持ち上げ、スプーンでスープをすくうとライタルの口に運んだ。彼は口をあけ、スプーンの上にあるスープを飲んでくれた。その後、何度もスープをすくって口に運び、ライタルはそれを飲み続けてくれた。
アンナは涙を流していた。ライタルの生を確かめることができたからだ。
「アンナ、泣かれると私の方がつらいよ」と言って、ライタルは笑っていた。
0
あなたにおすすめの小説
一年だけの夫婦でも私は幸せでした。
クロユキ
恋愛
騎士のブライドと結婚をしたフローズンは夫がまだ婚約者だった姉を今でも想っている事を知っていた。
フローズンとブライドは政略結婚で結婚式当日にブライドの婚約者だった姉が姿を消してしまった。
フローズンは姉が戻るまでの一年の夫婦の生活が始まった。
更新が不定期です。誤字脱字がありますが宜しくお願いします。
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
【完結】能力が無くても聖女ですか?
天冨 七緒
恋愛
孤児院で育ったケイトリーン。
十二歳になった時特殊な能力が開花し、体調を崩していた王妃を治療する事に…
無事に王妃を完治させ、聖女と呼ばれるようになっていたが王妃の治癒と引き換えに能力を使い果たしてしまった。能力を失ったにも関わらず国王はケイトリーンを王子の婚約者に決定した。
周囲は国王の命令だと我慢する日々。
だが国王が崩御したことで、王子は周囲の「能力の無くなった聖女との婚約を今すぐにでも解消すべき」と押され婚約を解消に…
行く宛もないが婚約解消されたのでケイトリーンは王宮を去る事に…門を抜け歩いて城を後にすると突然足元に魔方陣が現れ光に包まれる…
「おぉー聖女様ぁ」
眩い光が落ち着くと歓声と共に周囲に沢山の人に迎えられていた。ケイトリーンは見知らぬ国の聖女として召喚されてしまっていた…
タイトル変更しました
召喚されましたが聖女様ではありません…私は聖女様の世話係です
婚約破棄して泥を投げつけた元婚約者が「無能」と笑う中、光り輝く幼なじみの王子に掠め取られました。
ムラサメ
恋愛
「お前のような無能、我が家には不要だ。今すぐ消えろ!」
婚約者・エドワードのために身を粉にして尽くしてきたフィオナは、卒業パーティーの夜、雨の中に放り出される。
泥にまみれ、絶望に沈む彼女の前に現れたのは、かつての幼なじみであり、今や国中から愛される「黄金の王子」シリルだった。
「やっと見つけた。……ねえ、フィオナ。あんなゴミに君を傷つけさせるなんて、僕の落ち度だね」
汚れを厭わずフィオナを抱き上げたシリルは、彼女を自分の屋敷へと連れ帰る。
「自分には価値がない」と思い込むフィオナを、シリルは異常なまでの執着と甘い言葉で、とろけるように溺愛し始めて――。
一方で、フィオナを捨てたエドワードは気づいていなかった。
自分の手柄だと思っていた仕事も、領地の繁栄も、すべてはフィオナの才能によるものだったということに。
ボロボロになっていく元婚約者。美しく着飾られ、シリルの腕の中で幸せに微笑むフィオナ。
「僕の星を捨てた報い、たっぷりと受けてもらうよ?」
圧倒的な光を放つ幼なじみによる、最高に華やかな逆転劇がいま始まる!
『偽物』と追放された真の聖女ですが、辺境の冷徹公爵に拾われて溺愛されています。ちなみに私を捨てた国は禁術の呪いで滅びかけているようです。
ささい
恋愛
「君は偽物だ。今すぐこの国から失せろ!」
十年間、聖女として国に尽くしてきたエミリシアは、王太子ユーベルトから非情な婚約破棄と追放を言い渡される。 代わって現れたのは、禁術を操り偽りの奇跡を振りまく侯爵令嬢リディエッタだった。
着の身着のままで最果ての辺境・ミューレンベルク領へ辿り着いたエミリシア。 そこで彼女を待っていたのは、冷徹と名高い公爵レオフィリスによる、予想外の過保護なまでの溺愛だった。
※『追放された聖女ですが辺境領主と幸せになります。禁術で自滅した偽聖女と王太子の完治?無理ですね。』の改稿連載版ですm(_ _)m
全6話、完結まで予約投稿済です。
2/3の19:00に3話、以降は毎日7:00投稿予定。2/6に完結となります。
【完結】追放された大聖女は黒狼王子の『運命の番』だったようです
星名柚花
恋愛
聖女アンジェリカは平民ながら聖王国の王妃候補に選ばれた。
しかし他の王妃候補の妨害工作に遭い、冤罪で国外追放されてしまう。
契約精霊と共に向かった亜人の国で、過去に自分を助けてくれたシャノンと再会を果たすアンジェリカ。
亜人は人間に迫害されているためアンジェリカを快く思わない者もいたが、アンジェリカは少しずつ彼らの心を開いていく。
たとえ問題が起きても解決します!
だって私、四大精霊を従える大聖女なので!
気づけばアンジェリカは亜人たちに愛され始める。
そしてアンジェリカはシャノンの『運命の番』であることが発覚し――?
護国の聖女、婚約破棄の上、国外追放される。〜もう護らなくていいんですね〜
ココちゃん
恋愛
平民出身と蔑まれつつも、聖女として10年間一人で護国の大結界を維持してきたジルヴァラは、学園の卒業式で、冤罪を理由に第一王子に婚約を破棄され、国外追放されてしまう。
護国の大結界は、聖女が結界の外に出た瞬間、消滅してしまうけれど、王子の新しい婚約者さんが次の聖女だっていうし大丈夫だよね。
がんばれ。
…テンプレ聖女モノです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる