超ゲーム初心者の黒巫女召喚士〜動物嫌われ体質、VRにモフを求める〜

ネリムZ

文字の大きさ
1 / 101
黒巫女召喚士誕生

ログイン

しおりを挟む
 
「おねぇーちゃんも一緒にデビューしようよ!」
「えぇーでも、私普通に遊んだゲームってパズルゲームしかないよ?それなのにVRゲームって無理だよ」
「いやいや無理じゃないよ!これは超人気ゲームなんだよ!種族、職業、あまたなクエスト!高性能AIを搭載した事によって出来たリアルなNPC!未だにイベントは始まった事は無いけどいずれそのようなイベントは来ると運営からも言われている!隠しイベントも全てを解明された訳でもないオープンワールド世界での冒険!ワクワクしない?」
「えぇ、私桃ちゃんみたいにゲーマーでもプロゲーマーでもない普通の高校生だよ?」
「ええ、お姉ちゃんもこの期にVRゲームに挑戦して、一緒にプレイしようよ!私、お姉ちゃんと一緒にプレイしたい!」
「そう言ってくれるのは姉としてすごく、すご~く嬉しいんだけど、私本当に苦手だと思うよ?」
「ゲームはガチるものでは無い!楽しむ物だ!なので、問題なし!それにお姉ちゃんは絶対にハマる!」
「その根拠は?」
「ふ、ふ、ふ、このゲームには使役者テイマー召喚士サモナーと言った『動物』と戯れる事のできるコンテンツが⋯⋯」
「やるわ!」
「⋯⋯ちなみにこのゲームきちんと触覚もあってモフモフも楽しめるよ。あと、このゲームは加速世界であっちの1日がこっちの半日だからね」
「へー」

 その後、私の可愛い妹の桃ちゃんが熱弁していたが、あんまり聞いてはいなかった。
 私は動物に嫌われ体質だ。
 子供に吠えている犬に近づいたら吠えなくなり、喧嘩している犬が仲良くなったり、そして私の半径1メートル以内には近くに来てくれなかったり、私は動物に嫌われているのだ。
 だが!私は動物が好きだ!その中でモフが好きだ!
 産まれてこの方モフを感じたのは布団や服なのだがね。

「3人で楽しもう!あ、でもまずはソロで楽しんでから集合しようね!その方が楽しそうだし!」
「ん、分かったよ。じゃ、まずはソフトをみかんちゃんにも渡さないと」

 VRゲームの本機自体は父親が勝手に買った。
 私の家族は私を除いて皆、ゲーマーであり父親や母親、桃ちゃんに関しては賞も取っている。
 柑ちゃんもゲーマー界隈では有名らしいが、人見知りで大会には出ていないとか。

 私の部屋を出て隣の部屋に移動する。
 そこに、柑ちゃんがいる。
 この5人分のソフトは母親が強制で買って一人一人に渡されている。
 家の母親ヤバイ。

「柑ちゃん届いたよ」
「ほんと!あれ?お姉ちゃんもやるの?」
「やってみようかなって思って」
「ほんと!やった!一緒にパーティ組もうよ!あ、でもまずはソロで楽しんでからね!」
「柑ちゃんは桃ちゃんと同じ事を言うね」
「「双子ですから!」」

 わー息ぴったり。

 さて、お互いに部屋に戻ってハードを起動してログインする。
 ちなみに今までやらなかったのはただ単に両親の仕事が多忙になり、『私達よりも早くはやらせん!』と両親がソフトを買うのを阻止していたのだ。
 そして、だいぶ仕事から解消された両親は家族皆分のソフトを買った。

「さて、人生初のVRゲームですね。てか、パズル以外やってないね」

 VRのゴーグルみたいなハードを付けている。
 ソフトはこの機械に繋がっている専用機械だ。

「さて、なんのゲームだっけ?ちょっと気になるな」

 まずは名前を見てからやる事にした。
 ソフトの名前は『NewWorldFrontier』だった。
 新しい世界の開拓かな?

「ログイン」

 意識が別の場所に移る。
 目を開けるとそこには青い空間が広がっており、アナウンスが聞こえる。

『ようこそ新たな世界!NewWorldFrontierへ。まずは名前を決めてね』
「既に決めてるよ!私は色んなモフを味わいたい!動物をモフりたい!そんな思いでモフリと決めました!」
『ようこそモフリ様』
「えへへ、様だなんて」
『まずは職業を選んでください』
「はーい」

 て、多いな。
 剣士に魔法使いに⋯⋯多いって。
 まあ、私は既に決めている。
 使役者テイマー?私は動物嫌われ体質なのだよ。テイムなんて出来ない。
 なので、私は召喚士サモナーを選ぶ!

「私は召喚士サモナーにするよ」
『分かりました職業召喚士に設定します。Lvを上げて上位職や転職も出来るよ』
「へ~そうなんだ」
『次は種族を決めてね』
「これも、多い」

 種族も多彩なようだ。
 なので、概要が書いてあるパネルは動かせるようなので適当にスライドさせ、目をつぶり運に任せる。

「これにする!」
『はい、種族、屍食鬼グーラに設定します。初期スポーンエリアを選んでください』
「分からないのでランダムで!」
『分かりました。それではステータスを降ってください』

 青いパネルが目の前に出てきて色々な物があり、その説明もされている。
 HPとMPは初期から20あるけど他はゼロ。
 召喚士の内容も見る事が出来たのでそれにあった方が良いかな?

「終わりました」
『それでは次に初期武器を選んでください』
「召喚士の初期武器は無いんだね。⋯⋯なら動きやすそうな短剣で!」
『次に召喚士としての初期契約をする召喚獣を選んでください』
「召喚士Lv1は3体まで行けるんだよね。で、Lvが上がる程に1づつ増えると、最初はこの3匹だよ」

 ハムスター、子猫、子犬だ。
 初期の召喚士だと初級の者達しか召喚出来ない。
 まずはこの3匹にする。

『最後にキャラメイキングをお願いします』
「はい、⋯⋯これでよし」

 自分に似たようなキャラになった。

「てか、グーラ変更出来ませか?なんか、嫌なんですけど屍食鬼とか⋯⋯」
『それでは楽しんでください』
「あ、はい」

 眩い光に包まれ、光が収まって目を開けると周りには青白い肌の人の見た目をした人達が居た。
 あんまり桃ちゃんの話を聞いて無かったからヘルプを見ようかな?

「えっと、確かオプションはステータスからだったけ、ステータス!」

 そう言うと、青いパネルが出てくる。

 ───────
 名前:モフリLv1
 種族:屍食鬼
 職業:召喚士Lv1
 称号:無し
 HP:20/20
 MP:30/30
 STR:10
 DEX:10
 VIT:10
 AGI:20
 INT:20
 MND:20
 SP:0
 スキル:【召喚】【応召】【契約】【意思疎通】
 特性:【死体残し】
 契約3/3:『ハムスター』『子猫』『子犬』
 ───────

 オプションでヘルプを見る事にした。

「ふむふむまずはPVPエリアが多いんだね。ステータスをスライドさせるとプレイヤーキル数ややれた数も分かるのね。そして、やられる事にペナルティとして経験値が減ると、プレイヤーキルでボーナスが付いたり、か。よく分からないな~」

 私は見た目は青白い人間たけど屍食鬼グーラで、グールは男、グーラは女のようだ。
 さらに、種族事に特性があり、屍食鬼グーラの特性、とゆうか屍食鬼族の特性は死体残しで、内容が倒したプレイヤーが3分残る。
 残った死体は解体して肉塊として残せるようだね。
 それを、食べる事が可能⋯⋯⋯⋯食べるの?プレイヤーを?

 あと、色々なスキルやオプションを見て終わった。
 あんまり詳しく事は敢えて書いていないようだ。
 自分達で試行錯誤をして楽しんで欲しいようだ。
 ちなみにあんまり良く分からなかったので後で家族の誰かに聞いて見ようと思う。
 PVPってなんだろ。

「さて、楽しみますか!」

 ◆

 ───────
 スキル:召喚
 内容:召喚出来る。応召から召喚出来る
 ───────
 スキル:応召
 内容:契約した召喚獣を異空間に収納できる
 ───────
 スキル:契約
 内容:召喚した召喚獣と契約出来る
 ───────
 スキル:意思疎通
 内容:契約した召喚獣と意思疎通が可能
 ───────
 職業Lvと比例して性能が上がる職業スキルとゆう認識でいいです。
 SPはステータスポイントであり、スキルポイントではありません。
 Lvが上がるとSPが増え、ステータスに振れるとゆう事です。
しおりを挟む
感想 21

あなたにおすすめの小説

親がうるさいのでVRMMOでソロ成長します

miigumi
ファンタジー
VRが当たり前になった時代。大学生の瑞希は、親の干渉に息苦しさを感じながらも、特にやりたいことも見つからずにいた。 そんなある日、友人に誘われた話題のVRMMO《ルーンスフィア・オンライン》で目にしたのは――「あなたが求める自由を」という言葉。 軽い気持ちでログインしたはずが、気づけば彼女は“ソロ”で世界を駆けることになる。 誰にも縛られない場所で、瑞希は自分の力で強くなることを選んだ。これは、自由を求める彼女のソロ成長物語。 毎日22時投稿します。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす

黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。 4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

底辺動画主、配信を切り忘れてスライムを育成していたらバズった

椎名 富比路
ファンタジー
ダンジョンが世界じゅうに存在する世界。ダンジョン配信業が世間でさかんに行われている。 底辺冒険者であり配信者のツヨシは、あるとき弱っていたスライムを持ち帰る。 ワラビと名付けられたスライムは、元気に成長した。 だがツヨシは、うっかり配信を切り忘れて眠りについてしまう。 翌朝目覚めると、めっちゃバズっていた。

ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー

びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。 理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。 今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。 ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』 計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る! この物語はフィクションです。 ※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。

【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』

チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。 その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。 「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」 そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!? のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。

処理中です...