10 / 101
黒巫女召喚士誕生
神社に行ってきます
しおりを挟む「あ、洗い物手伝うね」
「ありがと桃ちゃん」
私達は洗い物をする。
桃ちゃんが袖を上げると右腕に細い、小さい、しかしくっきりとした切り傷がある。
私は無意識にその切り傷に触る。
「あ、これは大分治って来たよ!」
「そっか、それは、良かったよ」
この切り傷がどうして出来たのか、それは私は分かっていない。いや、覚えていない。
何かあったのは知っている。その日は桃ちゃんと買い物に行って、帰りに何かあって、起きたら病室で桃ちゃんは隣のベットに寝ていた。
桃ちゃんは私のお陰で助かったと言っていたが、何故だか分からない。
洗い物終えて軽くストレッチをしてからお風呂が沸いたので順に入って皆、部屋に入っていく。
「本当に皆オールするのかな?私は途中で寝ないとな」
私はオールする気合いはないので途中で辞めて寝る予定だ。
「さて、ハムちゃん、ネマちゃん、イサちゃん、待っててね!」
私はログインする。
「ふむ、ログアウトしたところだね」
まずはスライムさんで練習していた時に手に入れていた大量のスライムゼリーとゆうアイテムを全て換金する。
これで5350Gになって、スライムさん練習の間に麻痺の霊符が14枚になった。
きっと役に立つ筈だ。
「スライムさんにも試しておけば良かった」
やってしまったよ。
私は職業専門店にて買い物をする。
宿の部屋も欲しいのでその分は取っておいて、後は何かが追加されていた。
【召喚獣用の餌】
詳細を確認したところ、召喚獣との絆が深まるアイテムのようだ。
値段は1000Gで、10回使用可能なようだ。
しかし、餌を入れる皿がないので後で何か買っておこうと思う。
1つ、購入して霊符を20枚購入した。
残りは2350Gなので宿は2000Gでゲーム内時間で2週間分なので2週間分取っておく。
宿の部屋に居るとHPとMPの回復速度が上昇するだけではなく、召喚獣の召喚制限が無くなるのだ。
つまり、ハムちゃん、ネマちゃん、イサちゃんを同時にモフモフ出来るとゆう最高最強のサブ機能がある。
これは2000Gでも安いと感じる程の性能である。
宿を取って、部屋に向かう。
勿論、モフモフする為でもあるが、霊符の作成もしておく。
妖火と麻痺を互いに10枚作成しておこうと思う。
今の私のMPは160なのですぐに終わるだろう。
作成には作成とスキルを使うと体が自動的に動いて霊符に術式を書いて行くのだ。
この感覚はどうしてもなれない。勝手に体が動くのだ。気持ち悪いのだ。
さて、作成は終わった。お待ちかねの癒しタイムだ!
「召喚!ハムちゃん、ネマちゃん、イサちゃん」
「ちゅん!」
「にゃ~」
「ワン!」
「えい!」
3匹を抱いてベットにダイブする。
顔にハムちゃんが乗ってきて顔に毛が当たりくすぐったい。
巫女服の中にネマちゃんが入って来て体の表面でネマちゃんの毛並みを感じて、両手でなでなでしてイサちゃんの毛並みを触る。
皆が動くので体全体でモフを味わえた。
「⋯⋯私、ここに引き篭もろうかな?」
「ちゅん!」
「にゃん!」
「わん!」
皆から否定された。
ハムちゃんはダメだよーって感じで顔をペチペチ、ネマちゃんは頬っぺたをダメだぞって感じでその柔らかな肉球でペタペタ、イサちゃんはちゃんと外に出ないとダメだよって感じで耳を甘噛み。
「⋯⋯これは寧ろ出たく無くなるのでは?」
「ちゅん!」
「にゃん!」
「わん!」
皆が一斉に離れていく。
「いやー離れないでよー私のメンタルが一瞬で崩壊するよー」
モフモフしたいのできちんと外には出る事にする。
スライムさんのお陰で大分お祓い棒の扱いに慣れたのでお祓い棒で攻撃が当たらないとゆう事故は避けれる筈だ。
黒狐の仮面を付けて、今度こそ、今度こそ周りの目線を無視して冒険者ギルドに向かう。
時間が時間なのか、他にも理由があるのか、分からないが冒険者ギルドにはあまり人がいなかった。
「あっちがパーティ募集の掲示板かな」
パーティ募集!とゆう看板がデカデカとあったのであれだと一目で分かる。
私はそこの掲示板の方に向かうと、1つのパネルが出てくる。
そこには色んな人の名前やらなんやらが載っていた。
「これがパーティ募集の一覧表か」
うむ、まだ私は下手で弱いのでもう少しプレイに慣れてからパーティには参加する事にするよ!
「ゆっくりしてなかったからな~」
まずはこの国を色々と見て回ろうと思う。
「地図地図」
冒険者ギルドにはこの国の地図を無償で配っているようで、それを貰う。
私は宿に戻ってから地図を広げてどこら辺を重点的に回ろうかと考える。
「あれ?ここは国なのに神社があるんだ」
私は神社に行くことにした。
巫女なので何かあるかもしれないと思ったからだ。
「そ、の、ま、え、に!」
皆を呼び出してモフモフしてから向かう。
神社は高い階段の後にあるようで、下からだと神社の本体が見えない。
「スーハー、ここ、登るの?」
え、辛くない?ま、登るけどね!
1段1段ゆったりと登っていると時間が掛かると感じたので1段飛ばしでどんどん登っていく。
「階段を走りながら登るのって爽快だけど、怖いな~国の中なならHP減らないようだけどね」
そろそろ鳥井が見える。さあ、そろそろ潜るよ。
そして、目の前には⋯⋯
「ふぇ?」
⋯⋯階段が続いていた。
「え、ちょ、え、えっと、あ、ああ!道を間違えたのか!」
1本道の階段で道を間違える?きっとあるだろう。
まずは鳥井が後ろにあるので潜る。
鳥井の奥には神社、普通に良くある形の神社。
鳥井を潜る。目の前には神社も見えない長々とした階段。
最初登った階段が可愛く思える程の長い階段。
それがたんたんと天に向かって伸びていた。
「いや、まだ、まだだ!また、道を間違えた可能性が!」
階段下まで降りてからもう一度丁寧に登り、鳥井を潜る。
「うん!見間違えじゃないね!⋯⋯召喚ハムちゃん!」
私はハムちゃんを肩に乗せて、気合いと共に登っていく。
ここからはハムちゃんとゆう癒しを持って長い長い戦闘をしないといけない。
さらに、同じ景色、同じ階段、代わり映えのしない階段を登るのだ。
狂わないように気を付けよう。
「ハムちゃん、頑張って行くよ!」
「ちゅん!」
私は登っていく。
その先に何があるのかと、期待をしながら。
「1分でどのくらい登れるか見てみようかな?」
1
あなたにおすすめの小説
親がうるさいのでVRMMOでソロ成長します
miigumi
ファンタジー
VRが当たり前になった時代。大学生の瑞希は、親の干渉に息苦しさを感じながらも、特にやりたいことも見つからずにいた。
そんなある日、友人に誘われた話題のVRMMO《ルーンスフィア・オンライン》で目にしたのは――「あなたが求める自由を」という言葉。
軽い気持ちでログインしたはずが、気づけば彼女は“ソロ”で世界を駆けることになる。
誰にも縛られない場所で、瑞希は自分の力で強くなることを選んだ。これは、自由を求める彼女のソロ成長物語。
毎日22時投稿します。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
底辺動画主、配信を切り忘れてスライムを育成していたらバズった
椎名 富比路
ファンタジー
ダンジョンが世界じゅうに存在する世界。ダンジョン配信業が世間でさかんに行われている。
底辺冒険者であり配信者のツヨシは、あるとき弱っていたスライムを持ち帰る。
ワラビと名付けられたスライムは、元気に成長した。
だがツヨシは、うっかり配信を切り忘れて眠りについてしまう。
翌朝目覚めると、めっちゃバズっていた。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる