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四十四話
あれからも移動を続けて、ゾンビを見つけてはユリが編成したチームで撃破していた。
速度重視で一撃の火力が低いローズはゾンビ相手に不利で、逆に力自慢のアイリスは難なく腕を切断していた。
総合的に戦闘力の高いユリは時間を掛ければゾンビを倒せるって感じだ。
魔石破壊を考えるなら、ローズとユリが飛び抜けて高いと言える。
そう分析しつつ、先に進む。
「ん?」
ウルフが警戒しだしたので、モンスターがいる事は確定だ。
ゾンビは異臭がするから、他のモンスターよりも素早く見つける事がウルフ達には可能だ。
「あれは⋯⋯」
こっそりと覗いて確認してみた。
ゾンビは基本猫背なのだが、奴はゾンビでありながら背筋がまっすぐと伸びている。
さらに、素手ではなくクワを所持している。
「ゾンビソルジャーか」
この階層のレアモンスターでありゾンビの上位種。
こんなにもレアモンスターと遭遇するなんて、なんて運が良いんだろうか。
と、思いたいが俺はその運が嫌いだ。
ダークウルフは仲間を奪い、人狼は奪いかけた。
ろくな目にあわない。
だけど、その理不尽がダンジョンであり、それを乗り越えての探索者なんだろう。
“どうするサキュ兄”
“そろそろレアモンスターの魅了しちゃう?”
“ゾンビが一体だけだと寂しいよなぁ”
“サキュ兄のエロが観たい”
“どうしますかねサキュ兄”
“皆期待して待ってるぞ”
“さぁ、勇気を振り絞れ”
“限界を越えろ”
ユリが俺の裾を掴んで来る。
戦いたいのか。
「お」
『ゾンビソルジャー勝てる100%』
なるほど。
これなら問題ないだろう。
俺は今回もいつも通りにユリに全てを一任した。
一体に全員で襲いかかっても意味が無いとの事で、編成と戦略が組まれる。
ゴブリンは六体、ウルフは三体、コボルトとユリのチームが編成された。
ローズを中心とした足に自信のあるゴブリンはその速度で翻弄。
アイリスを中心としたゴブリンはウルフに乗って強い攻撃を仕掛けに行く。
ユリとコボルトは二人でヘイトを集めつつ殴るようだ。
少しでもダメージを受けたら後方と交代を絶対として、戦闘はユリの特攻から始まる。
「まずは一撃目!」
ユリの刃先がゾンビソルジャーの肩を捉えていた。
その速度はゾンビなんかじゃ反応できないスピードを誇っている。
だがしかし、奴はゾンビの上位種であるゾンビソルジャー。
並大抵の攻撃では簡単に防がれる。故に、ユリの初撃が防がれたのも必然。
ユリは特別な進化をしたと言っても、元はゴブリンだ。
素の身体能力も違えば体躯も違う。
だが、ユリには信じてる仲間が存在する。
防がれるのは織り込み済み。必要なのは意識をユリに向ける事。
タイミングを測りユリは敵の間合いから外れ、その後すぐを太い銀閃が縦に真っ直ぐと走り抜ける。
コボルトの振り下ろした戦斧の破壊力は我がチームの中で最強だ。
「あの肉体でどうしてあそこまでの力があるんだよ」
文句も言いたくなる。
コボルトの重い一撃をクワを使って防ぎやがったのだ。
しかも、奴は戦闘も得意なのか、防ぎながらも蹴りを放って反撃をしかけた。
上半身に力をかけていたコボルトはその蹴りであっさりと後方に吹き飛ぶ。
その間を駆け抜けるローズ達。
三方から固めて当時に攻撃を仕掛ける。
バラバラに見える攻撃箇所だが、狙いは関節だけととても正確で的確。
気配もかなり薄いため、暗殺向きのゴブリン達だろう。
“攻撃力が足らんな”
“技術はあってもゴブリンだからな”
“難しいかさすがに”
“進化するまで四層で戦っても良かったかもね”
火力の低い攻撃を叩き込んでも、防御力の優れたゾンビにはあまり入らない。
それでも同じ場所に少しでも攻撃を与える。
それが次の布石となるから。
「アイリス!!」
ゾンビソルジャーの反撃であるクワの攻撃もローズ達は冷静に回避した。
反撃も交えつつ回避を意識し、確実にダメージを稼いだ。
ユリの指示でウルフに乗ったアイリス達が突っ込み、入れ替わるようにローズ達は離れた。
アイリスがゾンビソルジャーから繰り出される強烈なクワの攻撃を受け止め、残り二体が先程ローズ達が攻撃した場所に刃を通す。
ローズ達の役目はアイリス達が狙いやすくするための目安を斬り刻む事。
狙いが目視できるとできないとでは狙いの正確さは変わる。
しかも、力は強いがそこまで頭が良くないからこそその効果は絶大に発揮する。
「行けるよ!」
左右から両肩に打たれた攻撃に硬直したゾンビソルジャーの首を狙って、アイリスが剣を振るった。
深く斬ったが切断にはならない。
深追いは禁物、ウルフに乗って一旦距離を取る。
「行きます」
壁を走って天井へと移動したユリ。
「わお」
“いつの間に忍者になったのユリちゃん”
“どこでそんな技術を”
“知らん間に成長してるよね、彼女”
“さすがは進化種と言ったところか”
天井を蹴って加速し、その力を利用した攻撃をゾンビソルジャーに叩き込んだ。
反撃に使われたクワの攻撃も冷静に受け止め、短刀を斜めにして受け流す。
受け流す時の体勢も意識して、速やかに反撃へと移行する。
その流れるような動きに仲間達は戦慄を覚える。
“さすがやで!”
“サキュ兄の戦闘での出番が無くなる日も近いな!”
“よーやっと魅了に専念できるな!”
“やったべ”
ユリの成長に喜びを感じた瞬間、背筋に悪寒が走った。
今から俺も参加しようかな。
「さすがにダメか。皆頑張って」
とりあえず応援しておこう。
終始優勢であるユリ達。
ここで一気に戦況は動く。
それは、ゾンビソルジャーが全力で逃げ出したからだ。
敵に背を向けて逃げるなんて愚の骨頂。
「追いかけるぞ!」
「先行します。ダイヤ!」
ユリがダイヤを呼び寄せて乗り込み、高速で向かう。
その速度は俺が全力で走った時と同等となっている。
ダイヤもちゃんと成長しているのだ。
ゾンビソルジャーの動きはゾンビとは思えないくらいに速く、迷いなく移動しているように感じる。
なにかの狙いがあるのかもしれないが、皆目見当もつかない。
この辺に悪足掻きができる場所なんて無いと思うんだけどな。
ゾンビソルジャーの目の前にゾンビが現れ、奴はそいつの魔石をクワで抉り出し、バリッと音を立てて食らった。
「は?」
その迷いない動きに全員の思考が混濁する。
“え、何あの手馴れた感じ”
“普通に同族の魔石食べるやん”
“てかなんで魔石?”
“なーんか嫌な感じが”
“これ以上、血を観たくないぞ”
“サキュ兄急いでゾンビソルジャーを倒すんだ!”
“やっぱり魅了しておけば”
“サキュ兄⋯⋯”
ユリとダイヤのコンビの攻撃を掻い潜り、発見次第ゾンビの魔石を食らう。
その行為を五回繰り返す。
意味の無い悪足掻き⋯⋯本当にそうか?
嫌な感じがして来た。
「ユリ、俺出るぞ」
空を飛んでゾンビソルジャーを追いかける。
六体目の魔石を食らう時。
⋯⋯俺の判断は遅かった。あるいは飛ぶのがもっと速ければ良かった。
バリン、とゾンビソルジャーはゾンビの魔石六個目を食べた。
刹那、奴の身体からユリが進化した時と同様の光が発せられ、俺は硬い何かで吹き飛ばされた。
「がはっ」
壁に突き刺さり、停止する。
全身に響く痛みを堪えながら奴を睨む。大きな変化は見られなかった。
でも、何かが違う。
「⋯⋯え」
『ゾンビソルジャー負ける100%』
俺は何を勘違いしていたのだろうか。
魔族系の種族はモンスターの魔石を摂取する事で僅かだが強くなる。それは魔石に含まれた魔力を食べているからと言われている。
魔族全般に言える特徴⋯⋯それがなぜモンスターには適応されないと思っていたんだ。
前例が無いから?
だからって考えない訳では無いだろう。そう言う憶測もネットには転がっている。
モンスターは魔石を食らって強くなり、強制的に進化を促した。
この階層で一番強い種族であるゾンビソルジャーが進化した⋯⋯本来ありえない事態。
イレギュラー。
「なん、でだよ」
そして変わった、大きく変わった、眼の力が示した運命の確率。
「はぁはぁ」
心臓の拍動が加速する。
蘇る過去の記憶、そして恐怖。
またか。またなのか。
混濁する思考の中、俺は防御をせずに警戒もせずに、伸びる腕をこの身に受ける。
「ご主人様!」
「がはっ」
全身を駆け巡る衝撃は意識を刈り取るレベルだった。
必死に耐えても、混乱は続く。
「俺は、何を間違えたんだ」
速度重視で一撃の火力が低いローズはゾンビ相手に不利で、逆に力自慢のアイリスは難なく腕を切断していた。
総合的に戦闘力の高いユリは時間を掛ければゾンビを倒せるって感じだ。
魔石破壊を考えるなら、ローズとユリが飛び抜けて高いと言える。
そう分析しつつ、先に進む。
「ん?」
ウルフが警戒しだしたので、モンスターがいる事は確定だ。
ゾンビは異臭がするから、他のモンスターよりも素早く見つける事がウルフ達には可能だ。
「あれは⋯⋯」
こっそりと覗いて確認してみた。
ゾンビは基本猫背なのだが、奴はゾンビでありながら背筋がまっすぐと伸びている。
さらに、素手ではなくクワを所持している。
「ゾンビソルジャーか」
この階層のレアモンスターでありゾンビの上位種。
こんなにもレアモンスターと遭遇するなんて、なんて運が良いんだろうか。
と、思いたいが俺はその運が嫌いだ。
ダークウルフは仲間を奪い、人狼は奪いかけた。
ろくな目にあわない。
だけど、その理不尽がダンジョンであり、それを乗り越えての探索者なんだろう。
“どうするサキュ兄”
“そろそろレアモンスターの魅了しちゃう?”
“ゾンビが一体だけだと寂しいよなぁ”
“サキュ兄のエロが観たい”
“どうしますかねサキュ兄”
“皆期待して待ってるぞ”
“さぁ、勇気を振り絞れ”
“限界を越えろ”
ユリが俺の裾を掴んで来る。
戦いたいのか。
「お」
『ゾンビソルジャー勝てる100%』
なるほど。
これなら問題ないだろう。
俺は今回もいつも通りにユリに全てを一任した。
一体に全員で襲いかかっても意味が無いとの事で、編成と戦略が組まれる。
ゴブリンは六体、ウルフは三体、コボルトとユリのチームが編成された。
ローズを中心とした足に自信のあるゴブリンはその速度で翻弄。
アイリスを中心としたゴブリンはウルフに乗って強い攻撃を仕掛けに行く。
ユリとコボルトは二人でヘイトを集めつつ殴るようだ。
少しでもダメージを受けたら後方と交代を絶対として、戦闘はユリの特攻から始まる。
「まずは一撃目!」
ユリの刃先がゾンビソルジャーの肩を捉えていた。
その速度はゾンビなんかじゃ反応できないスピードを誇っている。
だがしかし、奴はゾンビの上位種であるゾンビソルジャー。
並大抵の攻撃では簡単に防がれる。故に、ユリの初撃が防がれたのも必然。
ユリは特別な進化をしたと言っても、元はゴブリンだ。
素の身体能力も違えば体躯も違う。
だが、ユリには信じてる仲間が存在する。
防がれるのは織り込み済み。必要なのは意識をユリに向ける事。
タイミングを測りユリは敵の間合いから外れ、その後すぐを太い銀閃が縦に真っ直ぐと走り抜ける。
コボルトの振り下ろした戦斧の破壊力は我がチームの中で最強だ。
「あの肉体でどうしてあそこまでの力があるんだよ」
文句も言いたくなる。
コボルトの重い一撃をクワを使って防ぎやがったのだ。
しかも、奴は戦闘も得意なのか、防ぎながらも蹴りを放って反撃をしかけた。
上半身に力をかけていたコボルトはその蹴りであっさりと後方に吹き飛ぶ。
その間を駆け抜けるローズ達。
三方から固めて当時に攻撃を仕掛ける。
バラバラに見える攻撃箇所だが、狙いは関節だけととても正確で的確。
気配もかなり薄いため、暗殺向きのゴブリン達だろう。
“攻撃力が足らんな”
“技術はあってもゴブリンだからな”
“難しいかさすがに”
“進化するまで四層で戦っても良かったかもね”
火力の低い攻撃を叩き込んでも、防御力の優れたゾンビにはあまり入らない。
それでも同じ場所に少しでも攻撃を与える。
それが次の布石となるから。
「アイリス!!」
ゾンビソルジャーの反撃であるクワの攻撃もローズ達は冷静に回避した。
反撃も交えつつ回避を意識し、確実にダメージを稼いだ。
ユリの指示でウルフに乗ったアイリス達が突っ込み、入れ替わるようにローズ達は離れた。
アイリスがゾンビソルジャーから繰り出される強烈なクワの攻撃を受け止め、残り二体が先程ローズ達が攻撃した場所に刃を通す。
ローズ達の役目はアイリス達が狙いやすくするための目安を斬り刻む事。
狙いが目視できるとできないとでは狙いの正確さは変わる。
しかも、力は強いがそこまで頭が良くないからこそその効果は絶大に発揮する。
「行けるよ!」
左右から両肩に打たれた攻撃に硬直したゾンビソルジャーの首を狙って、アイリスが剣を振るった。
深く斬ったが切断にはならない。
深追いは禁物、ウルフに乗って一旦距離を取る。
「行きます」
壁を走って天井へと移動したユリ。
「わお」
“いつの間に忍者になったのユリちゃん”
“どこでそんな技術を”
“知らん間に成長してるよね、彼女”
“さすがは進化種と言ったところか”
天井を蹴って加速し、その力を利用した攻撃をゾンビソルジャーに叩き込んだ。
反撃に使われたクワの攻撃も冷静に受け止め、短刀を斜めにして受け流す。
受け流す時の体勢も意識して、速やかに反撃へと移行する。
その流れるような動きに仲間達は戦慄を覚える。
“さすがやで!”
“サキュ兄の戦闘での出番が無くなる日も近いな!”
“よーやっと魅了に専念できるな!”
“やったべ”
ユリの成長に喜びを感じた瞬間、背筋に悪寒が走った。
今から俺も参加しようかな。
「さすがにダメか。皆頑張って」
とりあえず応援しておこう。
終始優勢であるユリ達。
ここで一気に戦況は動く。
それは、ゾンビソルジャーが全力で逃げ出したからだ。
敵に背を向けて逃げるなんて愚の骨頂。
「追いかけるぞ!」
「先行します。ダイヤ!」
ユリがダイヤを呼び寄せて乗り込み、高速で向かう。
その速度は俺が全力で走った時と同等となっている。
ダイヤもちゃんと成長しているのだ。
ゾンビソルジャーの動きはゾンビとは思えないくらいに速く、迷いなく移動しているように感じる。
なにかの狙いがあるのかもしれないが、皆目見当もつかない。
この辺に悪足掻きができる場所なんて無いと思うんだけどな。
ゾンビソルジャーの目の前にゾンビが現れ、奴はそいつの魔石をクワで抉り出し、バリッと音を立てて食らった。
「は?」
その迷いない動きに全員の思考が混濁する。
“え、何あの手馴れた感じ”
“普通に同族の魔石食べるやん”
“てかなんで魔石?”
“なーんか嫌な感じが”
“これ以上、血を観たくないぞ”
“サキュ兄急いでゾンビソルジャーを倒すんだ!”
“やっぱり魅了しておけば”
“サキュ兄⋯⋯”
ユリとダイヤのコンビの攻撃を掻い潜り、発見次第ゾンビの魔石を食らう。
その行為を五回繰り返す。
意味の無い悪足掻き⋯⋯本当にそうか?
嫌な感じがして来た。
「ユリ、俺出るぞ」
空を飛んでゾンビソルジャーを追いかける。
六体目の魔石を食らう時。
⋯⋯俺の判断は遅かった。あるいは飛ぶのがもっと速ければ良かった。
バリン、とゾンビソルジャーはゾンビの魔石六個目を食べた。
刹那、奴の身体からユリが進化した時と同様の光が発せられ、俺は硬い何かで吹き飛ばされた。
「がはっ」
壁に突き刺さり、停止する。
全身に響く痛みを堪えながら奴を睨む。大きな変化は見られなかった。
でも、何かが違う。
「⋯⋯え」
『ゾンビソルジャー負ける100%』
俺は何を勘違いしていたのだろうか。
魔族系の種族はモンスターの魔石を摂取する事で僅かだが強くなる。それは魔石に含まれた魔力を食べているからと言われている。
魔族全般に言える特徴⋯⋯それがなぜモンスターには適応されないと思っていたんだ。
前例が無いから?
だからって考えない訳では無いだろう。そう言う憶測もネットには転がっている。
モンスターは魔石を食らって強くなり、強制的に進化を促した。
この階層で一番強い種族であるゾンビソルジャーが進化した⋯⋯本来ありえない事態。
イレギュラー。
「なん、でだよ」
そして変わった、大きく変わった、眼の力が示した運命の確率。
「はぁはぁ」
心臓の拍動が加速する。
蘇る過去の記憶、そして恐怖。
またか。またなのか。
混濁する思考の中、俺は防御をせずに警戒もせずに、伸びる腕をこの身に受ける。
「ご主人様!」
「がはっ」
全身を駆け巡る衝撃は意識を刈り取るレベルだった。
必死に耐えても、混乱は続く。
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