166 / 179
物理系魔法少女、ステータス
しおりを挟む
ネーム:神宮寺星夜 レベル:5
体力:S 筋力:SS(エラー)
防御:A 敏捷:S
器用:E 技能:C
知力:A 魔力:FFFF×(エラー)
スキル:【魔法少女】《神の加護:ロキ》《幻夢精霊契約者》『自己再生.7』『脚力強化.5』『敏捷強化.4』『筋力強化.5』『打撃攻撃強化.5』『衝撃耐性.5』『火系耐性.3』『打撃耐性.7』『魔法攻撃耐性.3』『死霊攻撃耐性.4』『死霊攻撃特攻.2』『■■■■■』『魔法攻撃力上昇.70』
何か新しいスキルとかが手に入った訳じゃないが、強化系スキルが一レベルづつ上がっているのかな?
相変わらず、発動してくれない『魔法攻撃力上昇』のスキルはとてつもなく上がる。
これを見る度になぜ、俺には魔力が存在しないのかと疑問に思ってしまう。
才能と能力が合わない。
ま、俺が魔法少女じゃない時には魔法っぽいの使えるけどね。意味無い。
「このペースなら半年後にはまたレベル上がると思うよ」
逆に言えば、半年後ぐらいまではレベルが上がらないのか。
このレベル帯になると、上がるのにも一苦労か。
「俺がレベル上がる時の共通点に強いアンデッドが関係している気がするんだけど」
「スケリトルドラゴンの上かぁ。中々いないけど、存在しない訳じゃないよ」
「嫌だな。まるで確定事項みたいじゃないか」
もう当分、アンデッドと戦いたくないと思いながら、回復薬を新たに調達する。
そろそろ回復薬を中級から上級に上げるのもありかもしれない。
俺は早めに切り上げたので、紗奈ちゃんが終わるまで適当な場所で時間を潰す。
家で待つ事はしない。
定時になったら頼まれていた買い物を終わらせて、ギルドに向かう。
すると数十分後に仕事を終えた紗奈ちゃんが出て来る。
「おまたせ。重いのに待たせてごめんね」
「紗奈ちゃんの残業は人気の証拠だからね。それに重いのも問題ない」
魔法で置く場所を用意していたので、そんなに疲れては無い。
「最後にまとめとかの事務仕事もあったよ。定時帰りしたい」
「あはは。中々に遠い夢だな」
俺達は喋りながら、ゆっくりと帰った。
時々家に居ない時があるが、大抵は帰ると秘書さんは家にいる。
彼女は転移で東京にあるギルド本部を行き来しているのだが、定時帰りなのだろうか?
秘書の仕事がどれくらい多忙なのか分からないけど、帰ると大体いる。
本部長は優秀だって言っていたけど、ユリアさんにチェスで負けそうになり、転移不正をしている姿を見ると全く想像できない。
プライベートと仕事の時とではかなり人格が違いそうだ。
「おかえり二人とも」
「おかーああああああ!」
不正した事を瞬時に見破られ、修正された後に数手動くと、秘書さんの負けが確定していた。
「ただいま帰りました」
「ただいま~」
ルームシェアに近い秘書さんとユリアさん。
「ライブ見たよ。大変だったね」
「ええ。まさかレッドドラゴンがゾンビとして蘇って、ゾンビがスケルトンになって蘇るとは思いませんでした」
一時間くらいの戦いだが、とても長い戦いをした気がする。
本当に、当面はアンデッドと戦いたくないと思える程には戦ったぞ。
「やっぱり攻撃の仕方が似たり寄ったりだと、対策されやすいね」
「普段はその前に終わるんですけどね⋯⋯今回はタフでした。あとは魔石が無かった事が辛いです」
もしも魔石があったら一体どれくらいの金額で売れた事だろうか。
あんなに頑張ったのに、ドラゴンから得られた報酬がゼロってのは辛いぜ。
晩御飯の準備しながら、今日の話をした。
「それで星夜」
ユリアさんに名前を呼ばれて、目を向ける。今はご飯を食べている。
「助っ人ホワイトマジックガールって人とはどこでどのように出会ったんだ? あそこまで一緒に戦えたんだ。前に一度一緒に戦ったとしか思えないんだ」
確かにその通りだ。
シャドーメインって言う魔物を一緒に倒した。だけどその時はあまりシロエさんは魔法を使ってない。
連携って言う程の連携は取れてないし、それっぽく見えたのはシロエさんが合わせてくれたのだろう。
素直に話して良いのだろうか?
信用してないとかそう言う話ではなく、シロエさんに悪いと思うのだ。
知らないところでペラペラ話す事が。
特に魔法少女に触れて良いのかが分からない。
魔法少女と言うスキルについては多分知っている可能性がある。
そのスキル保持者ですよ、そんな事を俺の口からシロエさんが全く知らない人達に話しても良いのだろうか?
紗奈ちゃんが隣に居るので、全てを話さない訳にもいかないけど。
「前のダンジョンで、シャドーメインと一緒に戦ったんですよ。おかげで、倒す事ができました」
「⋯⋯そうか」
ユリアさんは目を閉じてからゆっくりと、そう口にした。
何かまずかっただろうか?
別に嘘は言ってない。
影の中に飛び込んで外に投げ飛ばして倒せたのも、シロエさんが瞬時に出て来る場所を把握してくれたおかげだ。
あれが無かったら、そこら辺の地形を破壊しながら戦っていたと思う。
その場合、逃げられていたかもしれないな。
ネーム:神宮寺星夜 レベル5
体力:D 筋力:D
防御:D 敏捷:FF
器用:A 技能:A
知力:A 魔力:SSS
スキル:【幻夢の魔法少女】《神の加護:オネイロス》《幻夢精霊契約者》『創作幻術』『幻夢創造』『幻覚領域』『虚実反転』『想像力強化.5』『自然治癒効率強化.2』『氷系耐性.9』『殺気察知.8』『危機察知.8』『順応.7』
体力:S 筋力:SS(エラー)
防御:A 敏捷:S
器用:E 技能:C
知力:A 魔力:FFFF×(エラー)
スキル:【魔法少女】《神の加護:ロキ》《幻夢精霊契約者》『自己再生.7』『脚力強化.5』『敏捷強化.4』『筋力強化.5』『打撃攻撃強化.5』『衝撃耐性.5』『火系耐性.3』『打撃耐性.7』『魔法攻撃耐性.3』『死霊攻撃耐性.4』『死霊攻撃特攻.2』『■■■■■』『魔法攻撃力上昇.70』
何か新しいスキルとかが手に入った訳じゃないが、強化系スキルが一レベルづつ上がっているのかな?
相変わらず、発動してくれない『魔法攻撃力上昇』のスキルはとてつもなく上がる。
これを見る度になぜ、俺には魔力が存在しないのかと疑問に思ってしまう。
才能と能力が合わない。
ま、俺が魔法少女じゃない時には魔法っぽいの使えるけどね。意味無い。
「このペースなら半年後にはまたレベル上がると思うよ」
逆に言えば、半年後ぐらいまではレベルが上がらないのか。
このレベル帯になると、上がるのにも一苦労か。
「俺がレベル上がる時の共通点に強いアンデッドが関係している気がするんだけど」
「スケリトルドラゴンの上かぁ。中々いないけど、存在しない訳じゃないよ」
「嫌だな。まるで確定事項みたいじゃないか」
もう当分、アンデッドと戦いたくないと思いながら、回復薬を新たに調達する。
そろそろ回復薬を中級から上級に上げるのもありかもしれない。
俺は早めに切り上げたので、紗奈ちゃんが終わるまで適当な場所で時間を潰す。
家で待つ事はしない。
定時になったら頼まれていた買い物を終わらせて、ギルドに向かう。
すると数十分後に仕事を終えた紗奈ちゃんが出て来る。
「おまたせ。重いのに待たせてごめんね」
「紗奈ちゃんの残業は人気の証拠だからね。それに重いのも問題ない」
魔法で置く場所を用意していたので、そんなに疲れては無い。
「最後にまとめとかの事務仕事もあったよ。定時帰りしたい」
「あはは。中々に遠い夢だな」
俺達は喋りながら、ゆっくりと帰った。
時々家に居ない時があるが、大抵は帰ると秘書さんは家にいる。
彼女は転移で東京にあるギルド本部を行き来しているのだが、定時帰りなのだろうか?
秘書の仕事がどれくらい多忙なのか分からないけど、帰ると大体いる。
本部長は優秀だって言っていたけど、ユリアさんにチェスで負けそうになり、転移不正をしている姿を見ると全く想像できない。
プライベートと仕事の時とではかなり人格が違いそうだ。
「おかえり二人とも」
「おかーああああああ!」
不正した事を瞬時に見破られ、修正された後に数手動くと、秘書さんの負けが確定していた。
「ただいま帰りました」
「ただいま~」
ルームシェアに近い秘書さんとユリアさん。
「ライブ見たよ。大変だったね」
「ええ。まさかレッドドラゴンがゾンビとして蘇って、ゾンビがスケルトンになって蘇るとは思いませんでした」
一時間くらいの戦いだが、とても長い戦いをした気がする。
本当に、当面はアンデッドと戦いたくないと思える程には戦ったぞ。
「やっぱり攻撃の仕方が似たり寄ったりだと、対策されやすいね」
「普段はその前に終わるんですけどね⋯⋯今回はタフでした。あとは魔石が無かった事が辛いです」
もしも魔石があったら一体どれくらいの金額で売れた事だろうか。
あんなに頑張ったのに、ドラゴンから得られた報酬がゼロってのは辛いぜ。
晩御飯の準備しながら、今日の話をした。
「それで星夜」
ユリアさんに名前を呼ばれて、目を向ける。今はご飯を食べている。
「助っ人ホワイトマジックガールって人とはどこでどのように出会ったんだ? あそこまで一緒に戦えたんだ。前に一度一緒に戦ったとしか思えないんだ」
確かにその通りだ。
シャドーメインって言う魔物を一緒に倒した。だけどその時はあまりシロエさんは魔法を使ってない。
連携って言う程の連携は取れてないし、それっぽく見えたのはシロエさんが合わせてくれたのだろう。
素直に話して良いのだろうか?
信用してないとかそう言う話ではなく、シロエさんに悪いと思うのだ。
知らないところでペラペラ話す事が。
特に魔法少女に触れて良いのかが分からない。
魔法少女と言うスキルについては多分知っている可能性がある。
そのスキル保持者ですよ、そんな事を俺の口からシロエさんが全く知らない人達に話しても良いのだろうか?
紗奈ちゃんが隣に居るので、全てを話さない訳にもいかないけど。
「前のダンジョンで、シャドーメインと一緒に戦ったんですよ。おかげで、倒す事ができました」
「⋯⋯そうか」
ユリアさんは目を閉じてからゆっくりと、そう口にした。
何かまずかっただろうか?
別に嘘は言ってない。
影の中に飛び込んで外に投げ飛ばして倒せたのも、シロエさんが瞬時に出て来る場所を把握してくれたおかげだ。
あれが無かったら、そこら辺の地形を破壊しながら戦っていたと思う。
その場合、逃げられていたかもしれないな。
ネーム:神宮寺星夜 レベル5
体力:D 筋力:D
防御:D 敏捷:FF
器用:A 技能:A
知力:A 魔力:SSS
スキル:【幻夢の魔法少女】《神の加護:オネイロス》《幻夢精霊契約者》『創作幻術』『幻夢創造』『幻覚領域』『虚実反転』『想像力強化.5』『自然治癒効率強化.2』『氷系耐性.9』『殺気察知.8』『危機察知.8』『順応.7』
0
あなたにおすすめの小説
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ゲームコインをザクザク現金化。還暦オジ、田舎で世界を攻略中
あ、まん。@田中子樹
ファンタジー
仕事一筋40年。
結婚もせずに会社に尽くしてきた二瓶豆丸。
定年を迎え、静かな余生を求めて山奥へ移住する。
だが、突如世界が“数値化”され、現実がゲームのように変貌。
唯一の趣味だった15年続けた積みゲー「モリモリ」が、 なぜか現実世界とリンクし始める。
化け物が徘徊する世界で出会ったひとりの少女、滝川歩茶。
彼女を守るため、豆丸は“積みゲー”スキルを駆使して立ち上がる。
現金化されるコイン、召喚されるゲームキャラたち、 そして迫りくる謎の敵――。
これは、還暦オジが挑む、〝人生最後の積みゲー〟であり〝世界最後の攻略戦〟である。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
掘鑿王(くっさくおう)~ボクしか知らない隠しダンジョンでSSRアイテムばかり掘り出し大金持ち~
テツみン
ファンタジー
『掘削士』エリオットは、ダンジョンの鉱脈から鉱石を掘り出すのが仕事。
しかし、非戦闘職の彼は冒険者仲間から不遇な扱いを受けていた。
ある日、ダンジョンに入ると天災級モンスター、イフリートに遭遇。エリオットは仲間が逃げ出すための囮(おとり)にされてしまう。
「生きて帰るんだ――妹が待つ家へ!」
彼は岩の割れ目につるはしを打ち込み、崩落を誘発させ――
目が覚めると未知の洞窟にいた。
貴重な鉱脈ばかりに興奮するエリオットだったが、特に不思議な形をしたクリスタルが気になり、それを掘り出す。
その中から現れたモノは……
「えっ? 女の子???」
これは、不遇な扱いを受けていた少年が大陸一の大富豪へと成り上がっていく――そんな物語である。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる