27 / 32
27
しおりを挟む
「さて、と。そいじゃ、さっさと説明して帰ってもらいますかね」
「朝陽ぃ、重要なとこだけにして」
「はいはい。まぁ、とりあえず咲也様のオメガ数値的に抑制剤は弱いもので大丈夫でしょう。まぁ、啓生様がいるから、必要ないと言えば無いですが」
啓生はアルファとしては強い分類だけど、番である俺のオメガ数値が高い、とかそんなことは無いみたい。
発情期が明けたばかりと言うのもあるけど。
「まぁ、啓生様が居てこの数値って言うのも変な話なんで咲也様には二週間後ぐらいにもっかい来ていただいて検査していただくとして」
「え、また来なきゃいけないの? それって、今じゃわからない事?」
「……お前、発情期開けたばかりだろうが。四方は番に、男オメガに避妊薬でも飲ませんのか?」
あぁ? と啓生をすごむ朝陽。
避妊薬なんて概念がなかったから、少し驚いた。
そうか、俺ってオメガになったから妊娠する可能性もあるのか。
「無いよ、そんな概念。と言うか、四方が避妊薬なんて使う必要ないの知ってるでしょ」
「財力と守護力だけはあるからな……まぁ、そう言う事だ」
「今じゃわからないのか……咲ちゃぁーん」
「仕方なくない? まぁ、うん。でも、啓生さんも来るでしょ?」
「もちろんだよ! あ……」
勢いよく返事をして、啓生は失敗したと言わんばかりに目を見開いて固まった。
その姿に、くすくすと笑えばもぉーっ! と頭を抱える啓生の姿。
「かわいい咲ちゃんを一人で何て来させたくないけど、僕が病院に来たくない! 朝陽が僕たちの家に来たら良くない?」
「馬鹿が。とりあえず、二週間後にまた来い。今度はちゃんと俺の出勤日にしてくれ」
「ストレートな暴言! はぁ、分かったよ」
宗治郎、と咲也が言うと畏まりましたと宗治郎は頭を下げた。
「後は、特に問題は無いな。あぁ、だが咲也様は少し寝不足ぎみだな。ちゃんと寝かせてやれ」
「え、そうなの? 俺、別に眠たいとか無い、ですけど」
「だけど、体の疲れは取れていないでしょう? なるべくなら、番と言うのは安心できるものなので一緒に居ていただきたいですが……啓生様もお忙しいので、なるべく啓生様のフェロモンが付いたものを近くに置いていただいたらよろしいかと思います」
「うーん、どうしよっか? まぁ、それは帰ってから考えようね」
啓生の言葉に、一つ頷きを返す。
発情期以前から啓生のモノを集めていた気がするけど、あれってオメガの本能が安心を求めていたんだって今ならわかる気がする。
「別に……今まで通りでいいよ」
「そう? 咲ちゃんがそう言うなら」
そうは言っても、啓生はきっとフェロモンのついたものを今まで以上に準備してくれるとは思う。
ずっと知ってる、啓生は俺が大事だから。
「あとは何か質問とか無ければこれで終わりなんですが」
「僕は無いよ。咲ちゃんはどう?」
「あの……関係ないかもだけど、発情期の前のあのだるいの、何ですか?」
だるいし、無駄にイライラする。
啓生が居ないことが、全力で嫌で、意味が分からなかった。
「発情期前の……発情期前症候群ですかね。女性の生理前症候群と似てますが、少し違うのはオメガの場合番のアルファをラットに引き込むための期間です」
「アルファを、ラットに?」
「これが、番の居ないオメガでしたら突然のように発情期を起こして周りのアルファを誘うためのフェロモンを出すのですが、番の居るオメガと言うのは番のアルファを誘うための準備期間があるんです。そもそも、番のいるアルファって言うのはラットに入らないものなんです。そのアルファにラットを引き起こすのがオメガの発情フェロモンでして」
「つまり?」
「番のオメガの発情期で番のアルファはラットに入るって話で、そんな時に自分のアルファが居なかったらイライラするし、何もしたくなくなるでしょう?」
全力で自分のアルファを誘ってるのに、その相手がそこに居ないんだもの。
そりゃあ、中のフェロモンだって暴れるし、相手のフェロモンだって求めたくなるんだ。
「あぁ、だからだるいのか。つまり、俺の側に居なかった啓生さんのせいだったって事」
「ご、ごめんねぇ~!! 全部ぶん投げて傍に居ればよかったぁ!!」
「いや、別にいいんだけど。ていうか、全部投げられたら困るし」
俺が多分後で何かしら言われると思うし。それは嫌。
でも、きっとわがままだけど、啓生が傍に居ないのも嫌。
「でも、あの四方の檻に居た時はそんな事無かったけど」
「あの屋敷は、特別な場所ですからね」
「オメガの本能を落ち着けるための特殊な加工がされた建物だからねぇ。檻の中が快適じゃないなんて誰も言ってないからね」
「そう、なんだ。つまり、俺って今、本能が暴れまわってるって事?」
「そうなるねぇ。大丈夫、僕が傍にいるもの。ね?」
「いや、むしろ啓生さんがいるから暴れまわってるのでは?」
「酷い! でも、違うからね。僕が近くに居る事が少なかったり、学校行ったりしてるから離れてる時間とか僕のフェロモンが感じられなかったりする時間が長かったりして不安になってるだけだからね!」
「……つまり、巡り巡って俺のせい? 自業自得?」
「ちがっ、違うよ!? うーん、えっと……、僕のせいでいいです」
「あきらめんなよ、次期当主。咲也様のそれは、オメガの本能なので、仕方がない事なんですよ。それを抑えるための抑制剤なので、今日処方する薬を飲めば多少はマシになりますよ」
「そう、なんだ……」
啓生を朝陽が呆れた顔をしてみている。
多少マシになる、か。どれぐらいの効果があるのかは分からないけど。
「あぁ、でも二週間後から服用してくださいね」
「ん? 今すぐじゃないんですか」
「二週間後、検査をして問題が無ければ服用を開始しましょう」
二週間、それだけあれば何かが変わるのか、変わらないのか。
俺にはあまりよく分からなかった。
「あと聞きたいこととかは無いですか?」
「……大丈夫、だと思う。うん、大丈夫」
「……そう? 遠慮しなくてもいいからね? まぁ、朝陽は四方の本家専属の医者だから、何かあれば呼びつければいいし、あとで知りたいこととかあったら、風都に言えば伝わると思うよ」
すっごく嫌そうな顔をした気がするんだけど。
でも、四方本家の専属って言うのは間違っていないみたい。誰も、訂正は入れない。
一瞬だけ、啓生は不安そうというか眉間にしわを寄せていた。
俺、何かしたかな?
「それでは、また二週間後に。咲也様は、念のためあまり外出なさらない方がよいのですが」
朝陽の言葉に、ちらりと啓生を見てから俺は眉間にしわを寄せた。
啓生はそんな俺をぱあっと笑顔で抱きしめてくる。
「うそつき」
「かわ、かわいいっ!! 僕の番はこんなにもかわいい! ふてくされてる顔が福福しててかわいいね」
「聞いてよ、啓生さん」
「アハハ! ごめんね。でも、咲ちゃんの体調に関しては僕も朝陽に口出しできないんだよね」
「どこか行く予定でも?」
「いや、咲ちゃんの望みで、四方の巣籠り期間、学校に通うことになっててね」
「なるほど。一日中と言うのはお勧めしません。せめて、午前中のみなど時間の制限をしていただけるなら、通っても問題は無いでしょう」
「本当、ですか?」
「えぇ、もちろん。今咲也様に必要なのは、啓生様のフェロモンからあまり離れすぎない事です。それさえ、守っていただけるのであれば問題ありません」
「そう。ねぇ、啓生さん」
「うんうん、分かったよ。そうね、学校には連絡しておこうね」
「午前中だけ、か。でも、いいや」
「んふふ、何にもなかったらあと少しは通えるからね。でも、そろそろ改装も終わりそうだって連絡来てたから、本当にあと少しだとは思うんだけどね。僕としては、一年ぐらいゆっくり咲ちゃんと過ごしたかったんだけど」
「四方のしきたりですので」
「ほんっと、番との制約が多くて嫌になるね。これが分家なら少しマシになるのに。本家ってだけでいやんなっちゃう」
啓生がそう言うと、宗治郎も風都もそして朝陽でさえうわぁこいつ、みたいな顔をして啓生を見ていた。
啓生は俺を見ていて気付いていないみたいだったけど。
もしかして、そんな制約が厳しいのって啓生だけだったりするのかな?
そう思って風都を見ると、風都も俺に気が付いて苦笑したけど、首を縦にも横にも振ることは無かった。
「朝陽ぃ、重要なとこだけにして」
「はいはい。まぁ、とりあえず咲也様のオメガ数値的に抑制剤は弱いもので大丈夫でしょう。まぁ、啓生様がいるから、必要ないと言えば無いですが」
啓生はアルファとしては強い分類だけど、番である俺のオメガ数値が高い、とかそんなことは無いみたい。
発情期が明けたばかりと言うのもあるけど。
「まぁ、啓生様が居てこの数値って言うのも変な話なんで咲也様には二週間後ぐらいにもっかい来ていただいて検査していただくとして」
「え、また来なきゃいけないの? それって、今じゃわからない事?」
「……お前、発情期開けたばかりだろうが。四方は番に、男オメガに避妊薬でも飲ませんのか?」
あぁ? と啓生をすごむ朝陽。
避妊薬なんて概念がなかったから、少し驚いた。
そうか、俺ってオメガになったから妊娠する可能性もあるのか。
「無いよ、そんな概念。と言うか、四方が避妊薬なんて使う必要ないの知ってるでしょ」
「財力と守護力だけはあるからな……まぁ、そう言う事だ」
「今じゃわからないのか……咲ちゃぁーん」
「仕方なくない? まぁ、うん。でも、啓生さんも来るでしょ?」
「もちろんだよ! あ……」
勢いよく返事をして、啓生は失敗したと言わんばかりに目を見開いて固まった。
その姿に、くすくすと笑えばもぉーっ! と頭を抱える啓生の姿。
「かわいい咲ちゃんを一人で何て来させたくないけど、僕が病院に来たくない! 朝陽が僕たちの家に来たら良くない?」
「馬鹿が。とりあえず、二週間後にまた来い。今度はちゃんと俺の出勤日にしてくれ」
「ストレートな暴言! はぁ、分かったよ」
宗治郎、と咲也が言うと畏まりましたと宗治郎は頭を下げた。
「後は、特に問題は無いな。あぁ、だが咲也様は少し寝不足ぎみだな。ちゃんと寝かせてやれ」
「え、そうなの? 俺、別に眠たいとか無い、ですけど」
「だけど、体の疲れは取れていないでしょう? なるべくなら、番と言うのは安心できるものなので一緒に居ていただきたいですが……啓生様もお忙しいので、なるべく啓生様のフェロモンが付いたものを近くに置いていただいたらよろしいかと思います」
「うーん、どうしよっか? まぁ、それは帰ってから考えようね」
啓生の言葉に、一つ頷きを返す。
発情期以前から啓生のモノを集めていた気がするけど、あれってオメガの本能が安心を求めていたんだって今ならわかる気がする。
「別に……今まで通りでいいよ」
「そう? 咲ちゃんがそう言うなら」
そうは言っても、啓生はきっとフェロモンのついたものを今まで以上に準備してくれるとは思う。
ずっと知ってる、啓生は俺が大事だから。
「あとは何か質問とか無ければこれで終わりなんですが」
「僕は無いよ。咲ちゃんはどう?」
「あの……関係ないかもだけど、発情期の前のあのだるいの、何ですか?」
だるいし、無駄にイライラする。
啓生が居ないことが、全力で嫌で、意味が分からなかった。
「発情期前の……発情期前症候群ですかね。女性の生理前症候群と似てますが、少し違うのはオメガの場合番のアルファをラットに引き込むための期間です」
「アルファを、ラットに?」
「これが、番の居ないオメガでしたら突然のように発情期を起こして周りのアルファを誘うためのフェロモンを出すのですが、番の居るオメガと言うのは番のアルファを誘うための準備期間があるんです。そもそも、番のいるアルファって言うのはラットに入らないものなんです。そのアルファにラットを引き起こすのがオメガの発情フェロモンでして」
「つまり?」
「番のオメガの発情期で番のアルファはラットに入るって話で、そんな時に自分のアルファが居なかったらイライラするし、何もしたくなくなるでしょう?」
全力で自分のアルファを誘ってるのに、その相手がそこに居ないんだもの。
そりゃあ、中のフェロモンだって暴れるし、相手のフェロモンだって求めたくなるんだ。
「あぁ、だからだるいのか。つまり、俺の側に居なかった啓生さんのせいだったって事」
「ご、ごめんねぇ~!! 全部ぶん投げて傍に居ればよかったぁ!!」
「いや、別にいいんだけど。ていうか、全部投げられたら困るし」
俺が多分後で何かしら言われると思うし。それは嫌。
でも、きっとわがままだけど、啓生が傍に居ないのも嫌。
「でも、あの四方の檻に居た時はそんな事無かったけど」
「あの屋敷は、特別な場所ですからね」
「オメガの本能を落ち着けるための特殊な加工がされた建物だからねぇ。檻の中が快適じゃないなんて誰も言ってないからね」
「そう、なんだ。つまり、俺って今、本能が暴れまわってるって事?」
「そうなるねぇ。大丈夫、僕が傍にいるもの。ね?」
「いや、むしろ啓生さんがいるから暴れまわってるのでは?」
「酷い! でも、違うからね。僕が近くに居る事が少なかったり、学校行ったりしてるから離れてる時間とか僕のフェロモンが感じられなかったりする時間が長かったりして不安になってるだけだからね!」
「……つまり、巡り巡って俺のせい? 自業自得?」
「ちがっ、違うよ!? うーん、えっと……、僕のせいでいいです」
「あきらめんなよ、次期当主。咲也様のそれは、オメガの本能なので、仕方がない事なんですよ。それを抑えるための抑制剤なので、今日処方する薬を飲めば多少はマシになりますよ」
「そう、なんだ……」
啓生を朝陽が呆れた顔をしてみている。
多少マシになる、か。どれぐらいの効果があるのかは分からないけど。
「あぁ、でも二週間後から服用してくださいね」
「ん? 今すぐじゃないんですか」
「二週間後、検査をして問題が無ければ服用を開始しましょう」
二週間、それだけあれば何かが変わるのか、変わらないのか。
俺にはあまりよく分からなかった。
「あと聞きたいこととかは無いですか?」
「……大丈夫、だと思う。うん、大丈夫」
「……そう? 遠慮しなくてもいいからね? まぁ、朝陽は四方の本家専属の医者だから、何かあれば呼びつければいいし、あとで知りたいこととかあったら、風都に言えば伝わると思うよ」
すっごく嫌そうな顔をした気がするんだけど。
でも、四方本家の専属って言うのは間違っていないみたい。誰も、訂正は入れない。
一瞬だけ、啓生は不安そうというか眉間にしわを寄せていた。
俺、何かしたかな?
「それでは、また二週間後に。咲也様は、念のためあまり外出なさらない方がよいのですが」
朝陽の言葉に、ちらりと啓生を見てから俺は眉間にしわを寄せた。
啓生はそんな俺をぱあっと笑顔で抱きしめてくる。
「うそつき」
「かわ、かわいいっ!! 僕の番はこんなにもかわいい! ふてくされてる顔が福福しててかわいいね」
「聞いてよ、啓生さん」
「アハハ! ごめんね。でも、咲ちゃんの体調に関しては僕も朝陽に口出しできないんだよね」
「どこか行く予定でも?」
「いや、咲ちゃんの望みで、四方の巣籠り期間、学校に通うことになっててね」
「なるほど。一日中と言うのはお勧めしません。せめて、午前中のみなど時間の制限をしていただけるなら、通っても問題は無いでしょう」
「本当、ですか?」
「えぇ、もちろん。今咲也様に必要なのは、啓生様のフェロモンからあまり離れすぎない事です。それさえ、守っていただけるのであれば問題ありません」
「そう。ねぇ、啓生さん」
「うんうん、分かったよ。そうね、学校には連絡しておこうね」
「午前中だけ、か。でも、いいや」
「んふふ、何にもなかったらあと少しは通えるからね。でも、そろそろ改装も終わりそうだって連絡来てたから、本当にあと少しだとは思うんだけどね。僕としては、一年ぐらいゆっくり咲ちゃんと過ごしたかったんだけど」
「四方のしきたりですので」
「ほんっと、番との制約が多くて嫌になるね。これが分家なら少しマシになるのに。本家ってだけでいやんなっちゃう」
啓生がそう言うと、宗治郎も風都もそして朝陽でさえうわぁこいつ、みたいな顔をして啓生を見ていた。
啓生は俺を見ていて気付いていないみたいだったけど。
もしかして、そんな制約が厳しいのって啓生だけだったりするのかな?
そう思って風都を見ると、風都も俺に気が付いて苦笑したけど、首を縦にも横にも振ることは無かった。
489
あなたにおすすめの小説
虐げられた令息の第二の人生はスローライフ
りまり
BL
僕の生まれたこの世界は魔法があり魔物が出没する。
僕は由緒正しい公爵家に生まれながらも魔法の才能はなく剣術も全くダメで頭も下から数えたほうがいい方だと思う。
だから僕は家族にも公爵家の使用人にも馬鹿にされ食事もまともにもらえない。
救いだったのは僕を不憫に思った王妃様が僕を殿下の従者に指名してくれたことで、少しはまともな食事ができるようになった事だ。
お家に帰る事なくお城にいていいと言うので僕は頑張ってみたいです。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
起きたらオメガバースの世界になっていました
さくら優
BL
眞野新はテレビのニュースを見て驚愕する。当たり前のように報道される同性同士の芸能人の結婚。飛び交うα、Ωといった言葉。どうして、なんで急にオメガバースの世界になってしまったのか。
しかもその夜、誘われていた合コンに行くと、そこにいたのは女の子ではなくイケメンαのグループで――。
【完結】初恋のアルファには番がいた—番までの距離—
水樹りと
BL
蛍は三度、運命を感じたことがある。
幼い日、高校、そして大学。
高校で再会した初恋の人は匂いのないアルファ――そのとき彼に番がいると知る。
運命に選ばれなかったオメガの俺は、それでも“自分で選ぶ恋”を始める。
僕の番
結城れい
BL
白石湊(しらいし みなと)は、大学生のΩだ。αの番がいて同棲までしている。最近湊は、番である森颯真(もり そうま)の衣服を集めることがやめられない。気づかれないように少しずつ集めていくが――
※他サイトにも掲載
運命の番は僕に振り向かない
ゆうに
BL
大好きだったアルファの恋人が旅先で運命の番と出会ってしまい、泣く泣く別れた経験があるオメガの千遥。
それ以来、ずっと自分の前にも運命の番があらわれることを切に願っていた。
オメガひとりの生活は苦しく、千遥は仕方なく身体を売って稼ぐことを決心する。
ネットで知り合った相手と待ち合わせ、雑踏の中を歩いている時、千遥は自分の運命の番を見つけた。
ところが視線が確かに合ったのに運命の番は千遥を避けるように去っていく。彼の隣には美しいオメガがいた。
ベータのような平凡な見た目のオメガが主人公です。
ふんわり現代、ふんわりオメガバース、設定がふんわりしてます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる