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第4章「橘風佳はそこそこ侮れない」
1/織笠
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最近、三結の様子がおかしい。
前々から都会の高校に行きたいとか言っていたのに突然私と同じ高校に行きたいとか言い出すし、中学の頃はいつも一緒に登校していたのに何故か今は下校時だけ。
理由を聞いても特に教えてくれることはなく。
やはり、あの男が原因なのだろうか。
始業式の日に三結と一緒にいた謎の優男。
最初はいつものナンパだと思って三結を助けたけど、あの子が言うにはあの優男はただの幼馴染だとか何とか。
……いや、幼馴染だからって一緒に登校する必要ってあるのかしら?
先日2人して歩いているのを見かけた時は正直驚いたけれど、あぁいう男は絶対に駄目だ。
女をひたすら甘やかしまくって怠惰な人間にしてしまう典型的な例である。
三結も三結で男と登校するなら男と登校すると言えばいいものを。
……まさか、裏であの男に脅されている?だから、私には秘密にしているってことなの?
「ということで、あの優男を調べて欲しいのだけれど」
「良いよん。同じ塾だったよしみで手伝ったげる~」
とある日の昼休み。
偶然出会った知り合いの橘風佳に先の相談をしてみたところ、二つ返事で引き受けてくれた。
彼女は信頼出来る。
同じ塾に通っていた時から、隠し事はしても嘘はつかないし、約束は絶対に破らない。
そんな子だった。
「でもさ~、話を聞く限りだと織笠もその萩元ちゃんって子をちょっと甘やかしすぎなんじゃない?」
「友達の事を心配するのは普通のことよ」
「だとしてもさ~、名前も知らない相手の事をいきなり害悪呼ばわりするのはちょっとどうかと思うな~。私は織笠のそういう所、あんまり好きくないかも~」
うぐっ。
橘風佳の正論に思わず黙り込んでしまう。
「まあ、橘さんに任せなさいな~。丁度オリエンテーションもあるし、その優男くんが信頼出来る相手なのかどうか見定めて来てあげるからさ。暫し待たれよ~」
前々から都会の高校に行きたいとか言っていたのに突然私と同じ高校に行きたいとか言い出すし、中学の頃はいつも一緒に登校していたのに何故か今は下校時だけ。
理由を聞いても特に教えてくれることはなく。
やはり、あの男が原因なのだろうか。
始業式の日に三結と一緒にいた謎の優男。
最初はいつものナンパだと思って三結を助けたけど、あの子が言うにはあの優男はただの幼馴染だとか何とか。
……いや、幼馴染だからって一緒に登校する必要ってあるのかしら?
先日2人して歩いているのを見かけた時は正直驚いたけれど、あぁいう男は絶対に駄目だ。
女をひたすら甘やかしまくって怠惰な人間にしてしまう典型的な例である。
三結も三結で男と登校するなら男と登校すると言えばいいものを。
……まさか、裏であの男に脅されている?だから、私には秘密にしているってことなの?
「ということで、あの優男を調べて欲しいのだけれど」
「良いよん。同じ塾だったよしみで手伝ったげる~」
とある日の昼休み。
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彼女は信頼出来る。
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そんな子だった。
「でもさ~、話を聞く限りだと織笠もその萩元ちゃんって子をちょっと甘やかしすぎなんじゃない?」
「友達の事を心配するのは普通のことよ」
「だとしてもさ~、名前も知らない相手の事をいきなり害悪呼ばわりするのはちょっとどうかと思うな~。私は織笠のそういう所、あんまり好きくないかも~」
うぐっ。
橘風佳の正論に思わず黙り込んでしまう。
「まあ、橘さんに任せなさいな~。丁度オリエンテーションもあるし、その優男くんが信頼出来る相手なのかどうか見定めて来てあげるからさ。暫し待たれよ~」
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