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その11
しおりを挟む森の茂みに隠れただけの状態でいつ誰に見つかるかも分からない状況なのに、マルメの竿はまったく収まる気配がない。
本当にやる気なのだ。彼は今ここで。
「今日はこの茂みに俺とルシェの愛液たっぷりかけてあげましょうね」
ゆるく立ち上がった竿を手にとられて、しごかれる。数回しごかれただけで、快楽になれた体はあっという間に射精してしまう。薄い精液がマルメの腹にかかり、辺りの茂みにも飛び散った。
「ほうら、またルシェのココがゆるくなった。おれのモノ入れられながらしごかれると、ケツ穴広がっちゃうんですね。このメス国王」
耳元で罵倒されると、さらに感じてしまう。長耳をぺたんとふさごうとするが、マルメの長い舌になめられると簡単に力をなくしてしまう。
「だいじょうぶ。孕むくらい出しても、ちゃんとおれの指でかき出してあげますから」
その言葉に今まで中出しされたあと、丁寧に精液をかき出してくれたマルメの指の形を思い出す。太くて皮の厚い中指、繊細な動きで肉粒をなだめる人さし指、すこし乱暴な動きをする親指。そのどれもがどんな動きをするか、はっきりと分かってしまう。
「お。指でかき出されるのも大好きなんだ。またルシェのココゆるみましたよ。本当ガバガバだなぁ」
「誰の……せい、だと……思って……っ」
「分かってますよ。だからちゃんと責任とりますって。ね」
にっこりとほほえまれると、どうしても強く出られない。あの日。マルメと出会ってからずっと彼のこの笑顔にはかなわない。
「さ。おつきの連中も他のところへ行ったみたいだから、これで存分に中出しできますね」
「ぇ……ゃ、ちょっと……待て……ッ……! 本当に今日は無理……ッ」
午後からは長老との会議が入っている。あれを欠席するわけにはいかない。
だが目の前の青年はルシェの言葉になど目もくれない。
両手で腰を掴まれ、勢いよく根元までくわえこまされる。透明な体液と先走りが茂みの葉っぱに飛び散る。マルメの目は本気だった。
鎖骨にたまった汗をすすられ、ねちっこいキスを贈られる。その間ずっと腰をぐりぐりと左右に揺らされ、マルメの肉棒を何度となく覚え込まされる。
「――っ! この大食らいの、いじきたない……豚め……っ……」
なけなしの反撃を試みるが、逆効果だった。
ぐぷんぐぷん、と何度も挿入を繰り返される。時々ルシェの反応を引きずり出すように、ねっとりと肉棒を呑み込まされる。きゅう、と粘膜が引き締まり、マルメの肉欲をこれでもかと叩きつけられた。
ふと、亀頭から太い触手が姿を現す。
「――ッ!? だめ……本当に、今日は……らめぇ――ッ♡!」
初夜の時とは全く違う太さの触手が体内でうごめく。まるで今日のお気に入り発射ポイントを定めるような気軽さだ。
「たくさん、今日も種付けして……あげます、から、ねっ!!」
言うなり、きつく抱きしめられた。
どたぷん、と信じられない量が体内に射精されていく。熱い液体が粘膜に叩きつけられ、ルシェを孕ませようと奥へ奥へと入り込んでくる。
「ゃ――ぁぁぁぁあああ! むりぃぃ……ぃ、ぃ♡♡ イッちゃ――!」
「イケよ」
年下からの命令にルシェの細い肉茎はあっけなく射精した。なけなしの反撃とばかりにマルメの屈強な腹筋を汚したが、今も彼の射精は体内でずっと続いている。
ぐぷんぐぷんとスゴい量がぶちまけられて、逆流し、泡を立てて、出ていく。
その質量にルシェの体は芯から蕩けきって、もう一回果てた。
三十分たっぷり中出しされたあと、もはやルシェに本日の政務を執る体力はどこにも残っていなかった。
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