16 / 18
悪役令嬢でも死んじゃだめぇ~!16
しおりを挟む
いよいよ、学院へ入学する3日前。
私はラフィーナ様と待ち合わせして行く予定。
実は、ラフィーナ様のセキュリティーの関係で、早めに学院に向かうことになった。
しばらくは寮に入るので、家族にもなかなか会えなくなる。
そのせいか、両親と家にまだ残っている兄姉達が見送りをしてくれた。
「エミリー、ラフィーナ様をきちんとお守りするんだぞ。
盾としても、身を挺するように!」
「そうだぞ、エミリー。
盾ぐらいにしかなれないだろうけど、頑張れよ!」
「そうよ、少しでも役に立ちなさいよ~。
骨は拾ってあげるから!」
お父様とヴィクトルお兄様(実兄)、ミレーヌお姉様(実姉)が何やらのたまっている。
もちろん、そのつもりだが、何だかな~。
優しいデミー家の養女になるべきだったかと、考えてしまう。
まあ、見送りしてくれただけでも、微かな優しさが?
でも、お母様や、養子、養女になった義弟、義姉は、普通に優しかった。
「エミリー、体に気をつけるのよ!
辛いことがあったら、手紙で知らせてね」とお母様。
「エミリーお姉様がいなくなると寂しいよ。
無理しちゃ駄目だよ」とダニエル(ルキラ子爵家の養子で義弟)。
「2日後には、私も学院に行くから、また向こうでね!』とサラお義姉様(ルキラ子爵家の養女)。
うん、こっちが本当の家族な感じ!
そんなこんなで、やっと学院に向かった。
まず、ルキラ子爵家の馬車でアリード公爵家に向かう。
アリード公爵家に着いたら、既にアリード公爵家の馬車が待っていた。
しかも、大型馬車だ。あれ、何でかな?
馬車の前には、ラフィーナ様はもちろん、お見送りのアリード公爵夫婦と、レオン様とロラン様もいる。
ご挨拶をしたうえで、ラフィーナ様と一緒に馬車に乗り込もうとすると、何故か、レオン様とロラン様も一緒に乗ってきた。
レオン様は、学院を昨年、卒業生されているし、ロラン様はまだ入学できないはず。何で一緒に乗るの?
「レオン様とロラン様は、何故、ご一緒に馬車に?
どちらに行かれるのですか?」と聞いてみた。
「エミリーちゃん、僕と一緒で嬉しくないの?」とロラン様にうるうるおめめで聞かれ、反射で「嬉しいです!」と答えてしまったが、何でかわからないままなので、首を傾ける。
「……俺達は、ラフィーナの安全確保のために、自らチェックに行くんだ。
もちろん、護衛や侍女達もするが、絶対信用できるのは、身内だけだからな。
あとは、牽制だな。
ラフィーナに手を出したら、ただで済まさないこと等を教師達に圧力をかけに行くんだ」
「なるほど!
お二人なら、安心ですね」
「ふふん、そうだろうとも」
「僕は、必要ないって言われたけど、ラフィーナお姉様がどんなところに行くか心配でね。
あと、もちろん、エミリーちゃんと少しでも長く一緒にいたくて、ついてきたの!」とロラン様が天使な笑顔を向けてくる。抱きしめてもいいですか?
あまりの可愛さに、思わず抱っこして、頬ずりしてしまいました。それをきゃっ、きゃっと喜んでくれるロラン様。可愛いが過ぎる。
レオンは、その様子を見て、ため息をついて、エミリー達に聞こえないように呟く。
「……お前は、敵にトラップを仕掛けにいくんだろうが。
まだ幼児ぶりやがって……」
馬車の中は、4人で楽しくお話したり、カードゲームなどをして過ごし、途中で皆で昼食もとった。
そうして、やっと日が落ちる前に学院へ着いた。
学院内の馬車乗り場で、馬車から降りて、構内に向かう。
ラフィーナ様や私の荷物は、ラフィーナ様の家の侍女が、私の分まで持ってくれて、手ぶらで楽チン!
「エミリーちゃん、僕とお手々つないで?」
「喜んで!」
ロラン様と手を繋げて、幸せなエミリーです。
一瞬、ラフィーナ様がロラン様と手を繋がなくていいのかと考えたが、ラフィーナ様ったら、「あら、ロラン、いいわね~。じゃあ、私はこっち!」と、ロラン様と手を繋いでいる腕とは反対の腕を組んできた。
両側に天使!
ここはもう、天国かな?
両側の天使の愛らしさにクラクラしていたら、レオン様が吠えた。
「おい、お前ら!!
またそうやって、俺を仲間外れにするのは止めろ!」とレオン様は、ラフィーナ様と組んだ腕を剥がして、ラフィーナ様の手を自分の腕にかける。天使を奪われた!許すまじ!!とちょっと睨んでしまった。
「ラフィーナには、俺がついているぞ!
そもそも、何でエミリーが真ん中なんだよ!?
中心にいるべきは、ラフィーナだろ?」とお怒りになる。そうでした。早めに学院にきたのは、ラフィーナ様のためだしね。すみませ~ん。
「エミリーちゃん、あんなのほっておいて、行こう!」と手をグイグイ引いてくるロラン様。待って~!あはは、うふふ。かなり浮かれたハイテンションなエミリーです。
そんな私達を苦い顔で見るレオン様と微笑むラフィーナ様。
二人並ぶと、絵になるな。
美男美女の兄妹、素敵!
学院内に入る段階で、私達がきゃっ、きゃっしていると、待ちきれなくなったのか、神経質そうな先生らしき方が一人、迎えに出てきた。
「これはこれは、アリード公爵家のラフィーナ様でいらっしゃいますか?
レオン様は、ご無沙汰しております」とラフィーナ様とレオン様に恭しく挨拶する。
「サリード先生、ご無沙汰しております。
今度は、妹がお世話になります」
「アリード公爵家が長女、ラフィーナです。
お世話になります」
レオン様やラフィーナ様がご挨拶。
そして、先生ったら、横にいる私達は、視界にも入れないガン無視。
私はともかく、ロラン様もいるんだけどな~。
ラフィーナ様が、私達がガン無視されているのを気づいて、私達を先生に紹介してくれた。
「あの、こちらは、私の友人のエミリー・ルキラさんと弟のロランになります」
「おぉ!こちらが天才と名高いロラン様でいらっしゃいますか!
大変失礼いたしました」と、やっとロラン様に気づいたようで、何やかんやと話しかけてロラン様に媚びてきた。遅いよ~。ロラン様の麗しのお顔が曇った!しかめたら駄目よー。
ちなみに、ガン無視されたままのエミリーです。いつものことですね。下位貴族出なので、貴族の集まりではよくあります。
とりあえず、何か困ってもサリード先生には相談しない、無駄に関わらないように気をつけよ~。
でも、サリード先生のように分かりやすい方が対処しやすい。
むしろ、親切そうな先生の方が、もっと悪どいことを考えているって、トーマスお義兄様も言っていたな……。
私がそんなことを考えている間に、サリード先生のアリード公爵家への媚びた会話は終わったらしい。
「……エミリーちゃん、行こう」と優しく私の手を引いて、できるだけ、サリード先生から離れようとするロラン様。
サリード先生とレオン様が話しているところから、距離を取ってから、ロラン様は、私を気遣ってくれる。
「エミリーちゃん。
僕はエミリーちゃんが大好きで大切だから、エミリーちゃんに失礼な態度をとる奴は、許さないし、優遇しないよ。
浅はかな愚か者なんかに構う暇はないからね』とバッサリ切り。
そうしたら、ラフィーナ様もこちらにきて、「私もそう思うわ。サリード先生、失礼な方なのね」とラフィーナ様まで、バッサリです。
思わず、嬉しくて、「ありがとうございます!」と微笑んでしまいました。
「うっ、でた!エミリーちゃんの悩殺的な微笑み……。
レオンお兄様は見ていないな、よし!」
「エミリーはやっぱり笑うと可愛いわね~」
ロラン様とラフィーナ様の二人がひそひそ何かささやきあってて、天使の囁きな感じ。
しかし、冷静に考えると、サリード先生は、わざわざ時間を割いて、媚びたあげく、こんな評価を得て、無駄なことしているね。
将来、この国の重鎮と王妃になる予定の二人の不興を買うとは!
ちょっと、サリード先生のことをいい気味と思い、悪い顔でにやけていたらしく、こちらを向いたレオン様が「ちっ、また見逃したか。その笑いはキモいぞ!」と私に言ってきた。キモくて、すみません。人のこと悪く考えちゃいかんね。心だけでなく、顔も歪むよね。すぐに反省したエミリーです。
サリード先生のご案内は、レオン様が丁重にお断りして下さったようで、4人で学院探訪に行くことにしました。
すると、せっかくサリード先生を追い払えたのに、今度は学院長まで出てきた。
「アリード公爵家の皆様。
まずは、こちらへどうぞ」
学院長は、強引に学院長室に私達を連れていった。私も一緒でいいみたい。
学院長室にて、あらためて私達は、ご挨拶することになった。
私はラフィーナ様と待ち合わせして行く予定。
実は、ラフィーナ様のセキュリティーの関係で、早めに学院に向かうことになった。
しばらくは寮に入るので、家族にもなかなか会えなくなる。
そのせいか、両親と家にまだ残っている兄姉達が見送りをしてくれた。
「エミリー、ラフィーナ様をきちんとお守りするんだぞ。
盾としても、身を挺するように!」
「そうだぞ、エミリー。
盾ぐらいにしかなれないだろうけど、頑張れよ!」
「そうよ、少しでも役に立ちなさいよ~。
骨は拾ってあげるから!」
お父様とヴィクトルお兄様(実兄)、ミレーヌお姉様(実姉)が何やらのたまっている。
もちろん、そのつもりだが、何だかな~。
優しいデミー家の養女になるべきだったかと、考えてしまう。
まあ、見送りしてくれただけでも、微かな優しさが?
でも、お母様や、養子、養女になった義弟、義姉は、普通に優しかった。
「エミリー、体に気をつけるのよ!
辛いことがあったら、手紙で知らせてね」とお母様。
「エミリーお姉様がいなくなると寂しいよ。
無理しちゃ駄目だよ」とダニエル(ルキラ子爵家の養子で義弟)。
「2日後には、私も学院に行くから、また向こうでね!』とサラお義姉様(ルキラ子爵家の養女)。
うん、こっちが本当の家族な感じ!
そんなこんなで、やっと学院に向かった。
まず、ルキラ子爵家の馬車でアリード公爵家に向かう。
アリード公爵家に着いたら、既にアリード公爵家の馬車が待っていた。
しかも、大型馬車だ。あれ、何でかな?
馬車の前には、ラフィーナ様はもちろん、お見送りのアリード公爵夫婦と、レオン様とロラン様もいる。
ご挨拶をしたうえで、ラフィーナ様と一緒に馬車に乗り込もうとすると、何故か、レオン様とロラン様も一緒に乗ってきた。
レオン様は、学院を昨年、卒業生されているし、ロラン様はまだ入学できないはず。何で一緒に乗るの?
「レオン様とロラン様は、何故、ご一緒に馬車に?
どちらに行かれるのですか?」と聞いてみた。
「エミリーちゃん、僕と一緒で嬉しくないの?」とロラン様にうるうるおめめで聞かれ、反射で「嬉しいです!」と答えてしまったが、何でかわからないままなので、首を傾ける。
「……俺達は、ラフィーナの安全確保のために、自らチェックに行くんだ。
もちろん、護衛や侍女達もするが、絶対信用できるのは、身内だけだからな。
あとは、牽制だな。
ラフィーナに手を出したら、ただで済まさないこと等を教師達に圧力をかけに行くんだ」
「なるほど!
お二人なら、安心ですね」
「ふふん、そうだろうとも」
「僕は、必要ないって言われたけど、ラフィーナお姉様がどんなところに行くか心配でね。
あと、もちろん、エミリーちゃんと少しでも長く一緒にいたくて、ついてきたの!」とロラン様が天使な笑顔を向けてくる。抱きしめてもいいですか?
あまりの可愛さに、思わず抱っこして、頬ずりしてしまいました。それをきゃっ、きゃっと喜んでくれるロラン様。可愛いが過ぎる。
レオンは、その様子を見て、ため息をついて、エミリー達に聞こえないように呟く。
「……お前は、敵にトラップを仕掛けにいくんだろうが。
まだ幼児ぶりやがって……」
馬車の中は、4人で楽しくお話したり、カードゲームなどをして過ごし、途中で皆で昼食もとった。
そうして、やっと日が落ちる前に学院へ着いた。
学院内の馬車乗り場で、馬車から降りて、構内に向かう。
ラフィーナ様や私の荷物は、ラフィーナ様の家の侍女が、私の分まで持ってくれて、手ぶらで楽チン!
「エミリーちゃん、僕とお手々つないで?」
「喜んで!」
ロラン様と手を繋げて、幸せなエミリーです。
一瞬、ラフィーナ様がロラン様と手を繋がなくていいのかと考えたが、ラフィーナ様ったら、「あら、ロラン、いいわね~。じゃあ、私はこっち!」と、ロラン様と手を繋いでいる腕とは反対の腕を組んできた。
両側に天使!
ここはもう、天国かな?
両側の天使の愛らしさにクラクラしていたら、レオン様が吠えた。
「おい、お前ら!!
またそうやって、俺を仲間外れにするのは止めろ!」とレオン様は、ラフィーナ様と組んだ腕を剥がして、ラフィーナ様の手を自分の腕にかける。天使を奪われた!許すまじ!!とちょっと睨んでしまった。
「ラフィーナには、俺がついているぞ!
そもそも、何でエミリーが真ん中なんだよ!?
中心にいるべきは、ラフィーナだろ?」とお怒りになる。そうでした。早めに学院にきたのは、ラフィーナ様のためだしね。すみませ~ん。
「エミリーちゃん、あんなのほっておいて、行こう!」と手をグイグイ引いてくるロラン様。待って~!あはは、うふふ。かなり浮かれたハイテンションなエミリーです。
そんな私達を苦い顔で見るレオン様と微笑むラフィーナ様。
二人並ぶと、絵になるな。
美男美女の兄妹、素敵!
学院内に入る段階で、私達がきゃっ、きゃっしていると、待ちきれなくなったのか、神経質そうな先生らしき方が一人、迎えに出てきた。
「これはこれは、アリード公爵家のラフィーナ様でいらっしゃいますか?
レオン様は、ご無沙汰しております」とラフィーナ様とレオン様に恭しく挨拶する。
「サリード先生、ご無沙汰しております。
今度は、妹がお世話になります」
「アリード公爵家が長女、ラフィーナです。
お世話になります」
レオン様やラフィーナ様がご挨拶。
そして、先生ったら、横にいる私達は、視界にも入れないガン無視。
私はともかく、ロラン様もいるんだけどな~。
ラフィーナ様が、私達がガン無視されているのを気づいて、私達を先生に紹介してくれた。
「あの、こちらは、私の友人のエミリー・ルキラさんと弟のロランになります」
「おぉ!こちらが天才と名高いロラン様でいらっしゃいますか!
大変失礼いたしました」と、やっとロラン様に気づいたようで、何やかんやと話しかけてロラン様に媚びてきた。遅いよ~。ロラン様の麗しのお顔が曇った!しかめたら駄目よー。
ちなみに、ガン無視されたままのエミリーです。いつものことですね。下位貴族出なので、貴族の集まりではよくあります。
とりあえず、何か困ってもサリード先生には相談しない、無駄に関わらないように気をつけよ~。
でも、サリード先生のように分かりやすい方が対処しやすい。
むしろ、親切そうな先生の方が、もっと悪どいことを考えているって、トーマスお義兄様も言っていたな……。
私がそんなことを考えている間に、サリード先生のアリード公爵家への媚びた会話は終わったらしい。
「……エミリーちゃん、行こう」と優しく私の手を引いて、できるだけ、サリード先生から離れようとするロラン様。
サリード先生とレオン様が話しているところから、距離を取ってから、ロラン様は、私を気遣ってくれる。
「エミリーちゃん。
僕はエミリーちゃんが大好きで大切だから、エミリーちゃんに失礼な態度をとる奴は、許さないし、優遇しないよ。
浅はかな愚か者なんかに構う暇はないからね』とバッサリ切り。
そうしたら、ラフィーナ様もこちらにきて、「私もそう思うわ。サリード先生、失礼な方なのね」とラフィーナ様まで、バッサリです。
思わず、嬉しくて、「ありがとうございます!」と微笑んでしまいました。
「うっ、でた!エミリーちゃんの悩殺的な微笑み……。
レオンお兄様は見ていないな、よし!」
「エミリーはやっぱり笑うと可愛いわね~」
ロラン様とラフィーナ様の二人がひそひそ何かささやきあってて、天使の囁きな感じ。
しかし、冷静に考えると、サリード先生は、わざわざ時間を割いて、媚びたあげく、こんな評価を得て、無駄なことしているね。
将来、この国の重鎮と王妃になる予定の二人の不興を買うとは!
ちょっと、サリード先生のことをいい気味と思い、悪い顔でにやけていたらしく、こちらを向いたレオン様が「ちっ、また見逃したか。その笑いはキモいぞ!」と私に言ってきた。キモくて、すみません。人のこと悪く考えちゃいかんね。心だけでなく、顔も歪むよね。すぐに反省したエミリーです。
サリード先生のご案内は、レオン様が丁重にお断りして下さったようで、4人で学院探訪に行くことにしました。
すると、せっかくサリード先生を追い払えたのに、今度は学院長まで出てきた。
「アリード公爵家の皆様。
まずは、こちらへどうぞ」
学院長は、強引に学院長室に私達を連れていった。私も一緒でいいみたい。
学院長室にて、あらためて私達は、ご挨拶することになった。
0
あなたにおすすめの小説
ベルガー子爵領結婚騒動記
文月黒
恋愛
その日、王都より遠く離れたベルガー子爵領は、俄かに浮き足立っていた。
何せ、ついに領民一同が待ち望んでいたベルガー子爵の結婚相手がやって来るのだ。
ちょっとだけ(当領比)特殊な領地の強面領主に嫁いで来たのは、王都の男爵家の末娘・マリア。
だが、花嫁は領主であるベルンハルトの顔を見るなり泣き出してしまった。
最悪な顔合わせをしてしまったベルンハルトとマリア。
慌てるベルンハルトの腹心の部下ヴォルフとマリアの侍女ローザ。
果たしてベルガー子爵領で彼らは幸せを掴めるのか。
ハピエン確定のサクッと読めるギャグ寄り恋愛ものです。
【完結】竜王の息子のお世話係なのですが、気付いたら正妻候補になっていました
七鳳
恋愛
竜王が治める王国で、落ちこぼれのエルフである主人公は、次代の竜王となる王子の乳母として仕えることになる。わがままで甘えん坊な彼に振り回されながらも、成長を見守る日々。しかし、王族の結婚制度が明かされるにつれ、彼女の立場は次第に変化していく。
「お前は俺のものだろ?」
次第に強まる独占欲、そして彼の真意に気づいたとき、主人公の運命は大きく動き出す。異種族の壁を超えたロマンスが紡ぐ、ほのぼのファンタジー!
※恋愛系、女主人公で書くのが初めてです。変な表現などがあったらコメント、感想で教えてください。
※全60話程度で完結の予定です。
※いいね&お気に入り登録励みになります!
転生先のご飯がディストピア飯だった件〜逆ハーレムはいらないから美味しいご飯ください
木野葛
恋愛
食事のあまりの不味さに前世を思い出した私。
水洗トイレにシステムキッチン。テレビもラジオもスマホある日本。異世界転生じゃなかったわ。
と、思っていたらなんか可笑しいぞ?
なんか視線の先には、男性ばかり。
そう、ここは男女比8:2の滅び間近な世界だったのです。
人口減少によって様々なことが効率化された世界。その一環による食事の効率化。
料理とは非効率的な家事であり、非効率的な栄養摂取方法になっていた…。
お、美味しいご飯が食べたい…!
え、そんなことより、恋でもして子ども産め?
うるせぇ!そんなことより美味しいご飯だ!!!
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
【完結】私を嫌ってたハズの義弟が、突然シスコンになったんですが!?
miniko
恋愛
王太子の婚約者で公爵令嬢のキャサリンは、ある日突然、原因不明の意識障害で倒れてしまう。
一週間後に目覚めた彼女は、自分を嫌っていた筈の義弟の態度がすっかり変わってしまい、極度のシスコンになった事に戸惑いを隠せない。
彼にどんな心境の変化があったのか?
そして、キャサリンの意識障害の原因とは?
※設定の甘さや、ご都合主義の展開が有るかと思いますが、ご容赦ください。
※サスペンス要素は有りますが、難しいお話は書けない作者です。
※作中に登場する薬や植物は架空の物です。
魅了魔法…?それで相思相愛ならいいんじゃないんですか。
iBuKi
恋愛
サフィリーン・ル・オルペウスである私がこの世界に誕生した瞬間から決まっていた既定路線。
クロード・レイ・インフェリア、大国インフェリア皇国の第一皇子といずれ婚約が結ばれること。
皇妃で将来の皇后でなんて、めっちゃくちゃ荷が重い。
こういう幼い頃に結ばれた物語にありがちなトラブル……ありそう。
私のこと気に入らないとか……ありそう?
ところが、完璧な皇子様に婚約者に決定した瞬間から溺愛され続け、蜂蜜漬けにされていたけれど――
絆されていたのに。
ミイラ取りはミイラなの? 気付いたら、皇子の隣には子爵令嬢が居て。
――魅了魔法ですか…。
国家転覆とか、王権強奪とか、大変な事は絡んでないんですよね?
いろいろ探ってましたけど、どうなったのでしょう。
――考えることに、何だか疲れちゃったサフィリーン。
第一皇子とその方が相思相愛なら、魅了でも何でもいいんじゃないんですか?
サクッと婚約解消のち、私はしばらく領地で静養しておきますね。
✂----------------------------
不定期更新です。
他サイトさまでも投稿しています。
10/09 あらすじを書き直し、付け足し?しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる