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第19章 女子会その2
102 今週のお出かけその2
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4月9日第2曜日、朝7時50分過ぎ。
食堂で受け取った朝食を机上に並べる。
本日のメニューも、薄切りハム3枚、卵焼き、サラダ、クリームスープ、パン3枚、バター代わりの塩・ハーブ入り脂。
本日はパンをキープするため大盛りにしたから、パンが大きめだし1枚多い。
それ以外は毎度ながら代わり映えのしない内容だ。
なので機械的に口に運びつつ、昨日のことを思い出す。
公演で何を見に行くか決めた後、来週の第2曜日に行く約束をして別れ、あとは公設市場で買い物をして帰ってきた。
来週の予定が第2曜日なのは、ちょうどいい演劇の日程の都合。
「これが一番良さそうな気がするけれど、来週の第1曜日だと初日なんだよな。だとすれば混む可能性があるからさ。出来れば翌日の第2曜日にしたい。第3曜日だと休みにしている人が結構いて混むことが多いから」
第3曜日を休みにしている人が多い理由は、知識魔法で確認した。
『ペルリアでは一般的に第3曜日が、第6曜日の次に休みが多い日となっています。週の中間という意味合いもありますが、多分に慣習的なものです。
そしてペルリアでは週休2日以上が一般的です。ですので第3曜日は第6曜日以外の他の曜日と比べて、休みの者が圧倒的に多くなっています』
週休2日以上という部分に引っかかったので、更に確認。
『ペルリアは公務員であっても、週休を2日か3日か選ぶことが可能です。商会等の管理・事務でもそれが普通となっています。また農場や工場、港湾などで働く労働者は、週休3日以上の者が圧倒的に多い状況です』
うーむ、日本に比べるとだいぶホワイトだ。
何せ一週間が6日だから、週休2日だって休みが多めという計算になるのに。
――というのはともかくとして、来週第2曜日にアキトと無事、次の約束を取りつけたわけだ。
ならそれまでに相談できるよう、表計算だけでも進めておきたいところ。
しかし今日は女子会の日だ。
掲示板にも『本日の例の会は11時、予定通りの場所集合で決行予定です(記:ニナ)』なんて書かれている。
なお今回の集合はふれ合い動物ランドではなく、自然公園の入口すぐのところにある広場。
集合前にフンテト君を撫でる時間を考えると、10時10分くらいには部屋を出た方がいい。
なら食事の後、言語と魔法を進める程度しか出来ないだろう。
向こうで皆に出すデザートは、まだ作っていない。
しかし今回は、これでいいのだ。
前回とはちょっと違った趣向で出すつもりだから。
その準備はもう出来ている。
ということで、食事を終えて収納したら、言語から学習開始。
言語はⅣになってから、そこそこ長くて内容のある物語が出ることが多くなった。
だから最近は読むのが楽しい。
背景の文学史に関する資料なんてのも、読むと結構楽しいし。
◇◇◇
外周路の走路を経由して走れば、自然公園はそれほど遠くない。
寮の部屋を出てから10分程度あれば辿り着く。
ただ自然公園に着いて立ち止まったところで、汗が吹き出てきた。
まだ春なのに、結構暑い気がする。
特に日が当たっていると厳しい。
風魔法を起動して涼みつつ受付へ。
付属動物園分を含め40Cを払い、ふれ合い動物ランドへ直行。
室内に入る。
今回もお客さんは3組。
ちなみに1組――というか1人――はカタリナだ。
そしてカタリナのところにいた大小2頭のうち、大きい方がちらりとこっちを見た後、とことことこっちへやってくる。
フンテト君だ。
どうやら私を覚えていてくれたらしい。
くいくいと頭をすり付けてくるので、両手で思い切りなでなで。
そして右手で撫で撫でしつつ、カタリナの方へ。
「こんにちは、今日も早いね」
「10分くらい前に来た。今週は第1曜日に来なかったから」
カタリナはニフラちゃんを撫でながら、いつもより若干ぶっきらぼうな感じでそう返答してきた。
いや、カタリナは、こちらの方が素なのかもしれない。
自分の話し方で話すようになった結果、こうなったというだけで。
ところで今カタリナは、今週はと言っていた。
それって、つまりはこういうことだろうか。
「ひょっとしてここに、毎週来ている?」
「基本的には第1曜日。お金を下ろして、買い物して、船でここまで来るのが毎週のルーティン」
なるほど。
確かにずっと施設の中にいると、それなりにストレスが溜まる。
そしてカタリナはここで解消しているということか。
「確かにずっと施設の中じゃ、気分的に参るもんね」
「同意。それにこの子がどうしているか気になる」
そんな言葉を聞くと、何だかフンテト君に申し訳ない。
別にフンテト君が私の専属というわけではない。
でもこれだけサービスしてくれるのだ。
毎週は無理でも、月2回くらいは会いに来てもいい気がする。
でも順調にいけば、あと5ヶ月でポアノンどころかペルリアともお別れだ。
なら下手にのめり込みすぎないのが正解かもしれない。
それでもこうして可愛がれる時は、思い切り可愛がるという方針で。
「カタリナは、施設を出た後どうするか、もう決めている?」
今の思考の流れで何となく気になったので、そう聞いてみた。
「決めていない。出来ることは全部やって、どうにかなるようにはしておく。それが今の方針。
ただペルリアとヒラリア、ナルニーアレでは、相対的に街が安全なのはナルニーアレなのかもしれない。少なくともヒラリアは、ペルリアより危険だし、今後のリスクが高くなる気がする」
ここの施設を卒業した後に行くことが出来るのは、ヒラリア共和国、ペルリア共和国、ナルニーアレ連邦のどれか。
この中で一番社会が民主的なのがヒラリアで、ほぼ同じか若干落ちる程度なのがペルリア。
ナルニーアレ連邦は人権的にはまだ発展途上というふうに、少なくとも私は捉えていたのだけれど。
「社会制度的にはヒラリアが一番民主的に感じるけれど」
「それが理由。ヒラリアなら、利己的な動機の殺人犯のような重犯罪者以外は、思考や知識、性格を含む人格の根本的書き換えは認められない。
ペルリアでは自己破産者や累犯者に対しても、専門機関による審判の上で認められる。
ナルニーアレの場合は、自己破産者、殺人事件の犯罪者、粗暴犯罪の累犯者等、一定の形式的要件を満たせば審判なしで認められる」
食堂で受け取った朝食を机上に並べる。
本日のメニューも、薄切りハム3枚、卵焼き、サラダ、クリームスープ、パン3枚、バター代わりの塩・ハーブ入り脂。
本日はパンをキープするため大盛りにしたから、パンが大きめだし1枚多い。
それ以外は毎度ながら代わり映えのしない内容だ。
なので機械的に口に運びつつ、昨日のことを思い出す。
公演で何を見に行くか決めた後、来週の第2曜日に行く約束をして別れ、あとは公設市場で買い物をして帰ってきた。
来週の予定が第2曜日なのは、ちょうどいい演劇の日程の都合。
「これが一番良さそうな気がするけれど、来週の第1曜日だと初日なんだよな。だとすれば混む可能性があるからさ。出来れば翌日の第2曜日にしたい。第3曜日だと休みにしている人が結構いて混むことが多いから」
第3曜日を休みにしている人が多い理由は、知識魔法で確認した。
『ペルリアでは一般的に第3曜日が、第6曜日の次に休みが多い日となっています。週の中間という意味合いもありますが、多分に慣習的なものです。
そしてペルリアでは週休2日以上が一般的です。ですので第3曜日は第6曜日以外の他の曜日と比べて、休みの者が圧倒的に多くなっています』
週休2日以上という部分に引っかかったので、更に確認。
『ペルリアは公務員であっても、週休を2日か3日か選ぶことが可能です。商会等の管理・事務でもそれが普通となっています。また農場や工場、港湾などで働く労働者は、週休3日以上の者が圧倒的に多い状況です』
うーむ、日本に比べるとだいぶホワイトだ。
何せ一週間が6日だから、週休2日だって休みが多めという計算になるのに。
――というのはともかくとして、来週第2曜日にアキトと無事、次の約束を取りつけたわけだ。
ならそれまでに相談できるよう、表計算だけでも進めておきたいところ。
しかし今日は女子会の日だ。
掲示板にも『本日の例の会は11時、予定通りの場所集合で決行予定です(記:ニナ)』なんて書かれている。
なお今回の集合はふれ合い動物ランドではなく、自然公園の入口すぐのところにある広場。
集合前にフンテト君を撫でる時間を考えると、10時10分くらいには部屋を出た方がいい。
なら食事の後、言語と魔法を進める程度しか出来ないだろう。
向こうで皆に出すデザートは、まだ作っていない。
しかし今回は、これでいいのだ。
前回とはちょっと違った趣向で出すつもりだから。
その準備はもう出来ている。
ということで、食事を終えて収納したら、言語から学習開始。
言語はⅣになってから、そこそこ長くて内容のある物語が出ることが多くなった。
だから最近は読むのが楽しい。
背景の文学史に関する資料なんてのも、読むと結構楽しいし。
◇◇◇
外周路の走路を経由して走れば、自然公園はそれほど遠くない。
寮の部屋を出てから10分程度あれば辿り着く。
ただ自然公園に着いて立ち止まったところで、汗が吹き出てきた。
まだ春なのに、結構暑い気がする。
特に日が当たっていると厳しい。
風魔法を起動して涼みつつ受付へ。
付属動物園分を含め40Cを払い、ふれ合い動物ランドへ直行。
室内に入る。
今回もお客さんは3組。
ちなみに1組――というか1人――はカタリナだ。
そしてカタリナのところにいた大小2頭のうち、大きい方がちらりとこっちを見た後、とことことこっちへやってくる。
フンテト君だ。
どうやら私を覚えていてくれたらしい。
くいくいと頭をすり付けてくるので、両手で思い切りなでなで。
そして右手で撫で撫でしつつ、カタリナの方へ。
「こんにちは、今日も早いね」
「10分くらい前に来た。今週は第1曜日に来なかったから」
カタリナはニフラちゃんを撫でながら、いつもより若干ぶっきらぼうな感じでそう返答してきた。
いや、カタリナは、こちらの方が素なのかもしれない。
自分の話し方で話すようになった結果、こうなったというだけで。
ところで今カタリナは、今週はと言っていた。
それって、つまりはこういうことだろうか。
「ひょっとしてここに、毎週来ている?」
「基本的には第1曜日。お金を下ろして、買い物して、船でここまで来るのが毎週のルーティン」
なるほど。
確かにずっと施設の中にいると、それなりにストレスが溜まる。
そしてカタリナはここで解消しているということか。
「確かにずっと施設の中じゃ、気分的に参るもんね」
「同意。それにこの子がどうしているか気になる」
そんな言葉を聞くと、何だかフンテト君に申し訳ない。
別にフンテト君が私の専属というわけではない。
でもこれだけサービスしてくれるのだ。
毎週は無理でも、月2回くらいは会いに来てもいい気がする。
でも順調にいけば、あと5ヶ月でポアノンどころかペルリアともお別れだ。
なら下手にのめり込みすぎないのが正解かもしれない。
それでもこうして可愛がれる時は、思い切り可愛がるという方針で。
「カタリナは、施設を出た後どうするか、もう決めている?」
今の思考の流れで何となく気になったので、そう聞いてみた。
「決めていない。出来ることは全部やって、どうにかなるようにはしておく。それが今の方針。
ただペルリアとヒラリア、ナルニーアレでは、相対的に街が安全なのはナルニーアレなのかもしれない。少なくともヒラリアは、ペルリアより危険だし、今後のリスクが高くなる気がする」
ここの施設を卒業した後に行くことが出来るのは、ヒラリア共和国、ペルリア共和国、ナルニーアレ連邦のどれか。
この中で一番社会が民主的なのがヒラリアで、ほぼ同じか若干落ちる程度なのがペルリア。
ナルニーアレ連邦は人権的にはまだ発展途上というふうに、少なくとも私は捉えていたのだけれど。
「社会制度的にはヒラリアが一番民主的に感じるけれど」
「それが理由。ヒラリアなら、利己的な動機の殺人犯のような重犯罪者以外は、思考や知識、性格を含む人格の根本的書き換えは認められない。
ペルリアでは自己破産者や累犯者に対しても、専門機関による審判の上で認められる。
ナルニーアレの場合は、自己破産者、殺人事件の犯罪者、粗暴犯罪の累犯者等、一定の形式的要件を満たせば審判なしで認められる」
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