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第7章 特別科目『ペルリア自然観察』
45 可愛いペット?
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更に両生類や哺乳類等の展示を回った後、出口手前、最後に残ったのは『ふれあい動物ランド』
『幼児や子供、動物好きな人が可愛い動物と直接触れあう事が出来る場所です。義務教育学校が休みの日は大変混み合いますが、平日は空いています』
可愛い動物か。
今まで見た中で、可愛くて触れあいたいような動物ってあまりいなかった気がする。
ハムスターやジャービルに似た哺乳類はいた。
しかし私はネズミ系は得意としていない。
特に期待しないで、中へ入ってみた。
中は地球ならバスケットコートが1面分くらいの広さの、絨毯敷きの広間だ。
動物が逃げ出さないよう二重になっている入口から中に入って、中で放し飼いになっている動物と触れあう事が出来る仕組み。
触れあえる動物は、恐竜としては小さいけれど、地球のこういった施設と比べると段違いに大きい。
大型犬からポニーサイズまでという感じだ。
なお哺乳類では無く、全部が恐竜の模様。
スラフヘトルやヘレラトルという、二本脚で歩く小型で毛が生えている恐竜。
ポコピルハウルという四本脚の恐竜。
ニノニニハウルというやはり四本脚だけれどポコピルハウルより小さく細い感じの恐竜。
4組8人くらい、親に連れられた幼児や若い人が、それぞれ恐竜を撫でたり抱き付いたりしている。
一応『口の中に不用意に手を突っ込まないでください』等の注意書きは貼ってあるし、監視を兼ねた係員さんもいる。
でも割と自由に撫でていい感じだ。
どの恐竜も大人しいし、人に慣れている様子。
これならペットとして飼うことも出来るだろう。
なんて思いながらあれこれ見ていると、薄い茶色の1頭が私の方へとことこと近づいてきた。
二本脚で歩く細めで尻尾がやや長めの、犬ならシェパードくらいの大きさの恐竜だ。
走るのが速いだろう系統の恐竜だけれど、バランス的に頭がやや大きく首が短め。
どことなく愛嬌のある顔をしているからか、とことこいう感じの歩く速度のせいか、怖いとは感じない。
サイズが小さいせいか、身体の割に頭が大きいせいか、割と可愛い気がする。
『スラフヘトルです。テイランハウルと近い種ですが、最大でもこの大きさにしかなりません。長年かけて使役恐竜あるいは愛玩恐竜として品種改良されたもので、人懐っこい種です』
この恐竜、私のすぐ横で停まって、クイクイと頭をすりつけてきた。
襲撃とかそういう感じではない。
父の実家にいたゴールデンレトリバーと同じで、多分甘えているのだろう。
なので思わず頭を撫でてしまう。
クウ、クウウ。
恐竜はそう鳴きながら、更に頭を擦り付けてくる。
大きくそこそこ長い尻尾が上を向いて、ゆっくりフリフリし始めた。
どうやら撫でられるのが好きな模様だ。
首輪についた名札によると『フンテト スラフヘトル 3歳雄』だそうだ。
うん、これは結構可愛いかも。
ついついしゃがんで、両手で首筋やお腹もなでなでしてしまう。
こうやって見ると口の大きさや形も、鼻先長めの大型犬と同じ感じ。
もうこれは耳がない以外はわんこだろう。
二本足で歩くけれど。
バランス的に頭が大きい分、顔というか表情が読みやすい。
そして爬虫類なのに撫でられると嬉しそうな表情をする。
少なくとも私は、これは笑顔だと感じる。
なのでこれでもかと、両手でガシガシと撫で繰り回してしまう。
クウクウ、ブモモモ。
フンテト君はひっくり返ってお腹を出してじたばたしはじめた。
これはお腹を撫でろという事だろう。
しゃがんで撫でてやる。
そうしたら今度は……
10分くらいそうしてフンテト君を撫でまくった後、私は気付いた。
これでは此処で、今日の見学が終わってしまうと。
仕方ない。今は此処でお別れ。
少し静かに撫でてやって。
「また来るね」
そう言って私は立ち上がる。
おっとフンテト君、立ち上がって両方の前足を私に押し当てた。
なので立ったまま、もう一度両手でなでなでしてやる。
「ごめんね。他の場所も回らなければならないから。でも今日来れなくてもまた来るね」
クウ、クウ。そう鳴いて私を引き留める。
やっぱり可愛いし、離れがたい。
しかし此処にずっといる訳にはいかない。
それにフンテト君、毛艶もいいし、ここで可愛がられているのは確かだ。
だから此処に残しても大丈夫、問題ない。
そう自分に言い聞かせて、最後にもう少し撫でて、そして私は『ふれあい動物ランド』を後にする。
『ふれあい動物ランド』にいた恐竜は、どれも人慣れしていて大人しいし、ペットとしていい気がする。
それでもスラフヘトルが一番可愛いと感じた。
もふもふだし、小さい割に顔が大きく、表情も読みやすい。
フンテト君が特に人懐っこくて可愛いだけかもしれないけれど。
さて、これで一通り動物園を回った。
そして感じたのは、やはりこの時代の動物の主役は爬虫類、それも恐竜という事だ。
恐竜以外、更には爬虫類以外にも両生類、哺乳類がいたのは確認したし、実際に見た。
哺乳類は大きくても柴犬サイズまでだけれど、両生類にはワニくらいの大きさのものもいる。
それでも恐竜が圧倒的に多い。
大きいの、そこそこの大きさの、色が地味なの、派手なのと揃っている。
なお鳥類は、惑星オーフでは恐竜と同じ分類。
地球の鳥とほぼ同じものから恐竜とのハーフっぽいのまでいて、確かに『ここからは鳥類です』と分けるのは難しそうだ。
あとやっぱり此処の動物、地球よりずっと古代という感じだ。
哺乳類がメジャーで無かった頃、中生代くらいの動物相という雰囲気。
自然科学の学習でもそう書いてあったけれど、体験してみるとそれが実感できた。
さて、近くの時計を見ると、今は11時20分過ぎ。
時間があるならもう一度『ふれあい動物ランド』でフンテト君を撫でたい気がする。
しかしここは自然公園本園を確認しておくべきだろう。
13時にバイキングに行って、16時までに施設に戻るなら、自然公園を回る時間に余裕がないし。
それでも時間が余れば、またフンテト君をなでなでしに行こう。
チケットは本日中は有効だから、一度動物園の外に出ても再入場出来るし。
私は動物園の出口方向へと向かう。
『幼児や子供、動物好きな人が可愛い動物と直接触れあう事が出来る場所です。義務教育学校が休みの日は大変混み合いますが、平日は空いています』
可愛い動物か。
今まで見た中で、可愛くて触れあいたいような動物ってあまりいなかった気がする。
ハムスターやジャービルに似た哺乳類はいた。
しかし私はネズミ系は得意としていない。
特に期待しないで、中へ入ってみた。
中は地球ならバスケットコートが1面分くらいの広さの、絨毯敷きの広間だ。
動物が逃げ出さないよう二重になっている入口から中に入って、中で放し飼いになっている動物と触れあう事が出来る仕組み。
触れあえる動物は、恐竜としては小さいけれど、地球のこういった施設と比べると段違いに大きい。
大型犬からポニーサイズまでという感じだ。
なお哺乳類では無く、全部が恐竜の模様。
スラフヘトルやヘレラトルという、二本脚で歩く小型で毛が生えている恐竜。
ポコピルハウルという四本脚の恐竜。
ニノニニハウルというやはり四本脚だけれどポコピルハウルより小さく細い感じの恐竜。
4組8人くらい、親に連れられた幼児や若い人が、それぞれ恐竜を撫でたり抱き付いたりしている。
一応『口の中に不用意に手を突っ込まないでください』等の注意書きは貼ってあるし、監視を兼ねた係員さんもいる。
でも割と自由に撫でていい感じだ。
どの恐竜も大人しいし、人に慣れている様子。
これならペットとして飼うことも出来るだろう。
なんて思いながらあれこれ見ていると、薄い茶色の1頭が私の方へとことこと近づいてきた。
二本脚で歩く細めで尻尾がやや長めの、犬ならシェパードくらいの大きさの恐竜だ。
走るのが速いだろう系統の恐竜だけれど、バランス的に頭がやや大きく首が短め。
どことなく愛嬌のある顔をしているからか、とことこいう感じの歩く速度のせいか、怖いとは感じない。
サイズが小さいせいか、身体の割に頭が大きいせいか、割と可愛い気がする。
『スラフヘトルです。テイランハウルと近い種ですが、最大でもこの大きさにしかなりません。長年かけて使役恐竜あるいは愛玩恐竜として品種改良されたもので、人懐っこい種です』
この恐竜、私のすぐ横で停まって、クイクイと頭をすりつけてきた。
襲撃とかそういう感じではない。
父の実家にいたゴールデンレトリバーと同じで、多分甘えているのだろう。
なので思わず頭を撫でてしまう。
クウ、クウウ。
恐竜はそう鳴きながら、更に頭を擦り付けてくる。
大きくそこそこ長い尻尾が上を向いて、ゆっくりフリフリし始めた。
どうやら撫でられるのが好きな模様だ。
首輪についた名札によると『フンテト スラフヘトル 3歳雄』だそうだ。
うん、これは結構可愛いかも。
ついついしゃがんで、両手で首筋やお腹もなでなでしてしまう。
こうやって見ると口の大きさや形も、鼻先長めの大型犬と同じ感じ。
もうこれは耳がない以外はわんこだろう。
二本足で歩くけれど。
バランス的に頭が大きい分、顔というか表情が読みやすい。
そして爬虫類なのに撫でられると嬉しそうな表情をする。
少なくとも私は、これは笑顔だと感じる。
なのでこれでもかと、両手でガシガシと撫で繰り回してしまう。
クウクウ、ブモモモ。
フンテト君はひっくり返ってお腹を出してじたばたしはじめた。
これはお腹を撫でろという事だろう。
しゃがんで撫でてやる。
そうしたら今度は……
10分くらいそうしてフンテト君を撫でまくった後、私は気付いた。
これでは此処で、今日の見学が終わってしまうと。
仕方ない。今は此処でお別れ。
少し静かに撫でてやって。
「また来るね」
そう言って私は立ち上がる。
おっとフンテト君、立ち上がって両方の前足を私に押し当てた。
なので立ったまま、もう一度両手でなでなでしてやる。
「ごめんね。他の場所も回らなければならないから。でも今日来れなくてもまた来るね」
クウ、クウ。そう鳴いて私を引き留める。
やっぱり可愛いし、離れがたい。
しかし此処にずっといる訳にはいかない。
それにフンテト君、毛艶もいいし、ここで可愛がられているのは確かだ。
だから此処に残しても大丈夫、問題ない。
そう自分に言い聞かせて、最後にもう少し撫でて、そして私は『ふれあい動物ランド』を後にする。
『ふれあい動物ランド』にいた恐竜は、どれも人慣れしていて大人しいし、ペットとしていい気がする。
それでもスラフヘトルが一番可愛いと感じた。
もふもふだし、小さい割に顔が大きく、表情も読みやすい。
フンテト君が特に人懐っこくて可愛いだけかもしれないけれど。
さて、これで一通り動物園を回った。
そして感じたのは、やはりこの時代の動物の主役は爬虫類、それも恐竜という事だ。
恐竜以外、更には爬虫類以外にも両生類、哺乳類がいたのは確認したし、実際に見た。
哺乳類は大きくても柴犬サイズまでだけれど、両生類にはワニくらいの大きさのものもいる。
それでも恐竜が圧倒的に多い。
大きいの、そこそこの大きさの、色が地味なの、派手なのと揃っている。
なお鳥類は、惑星オーフでは恐竜と同じ分類。
地球の鳥とほぼ同じものから恐竜とのハーフっぽいのまでいて、確かに『ここからは鳥類です』と分けるのは難しそうだ。
あとやっぱり此処の動物、地球よりずっと古代という感じだ。
哺乳類がメジャーで無かった頃、中生代くらいの動物相という雰囲気。
自然科学の学習でもそう書いてあったけれど、体験してみるとそれが実感できた。
さて、近くの時計を見ると、今は11時20分過ぎ。
時間があるならもう一度『ふれあい動物ランド』でフンテト君を撫でたい気がする。
しかしここは自然公園本園を確認しておくべきだろう。
13時にバイキングに行って、16時までに施設に戻るなら、自然公園を回る時間に余裕がないし。
それでも時間が余れば、またフンテト君をなでなでしに行こう。
チケットは本日中は有効だから、一度動物園の外に出ても再入場出来るし。
私は動物園の出口方向へと向かう。
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