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拾遺録6 俺達の決断
20 ルディに足りないもの
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「そういえば今日の模擬試合も、カイルに追いつけなかった。今回は足裁きを鍛えたつもりだったし、剣の軌道も幾つか変化を入れてみたつもりだったのだけれど」
いやルディ、それは違う。
「あの試合そのものは互角だぅた」
これは俺の本心だ。
俺は模擬試合で、偵察魔法と監視魔法を使っている。それでも剣術だけで戦っているルディを攻めきれなかった。
「カイルが僕というか、ナイケ教会的な剣術ルールにあわせてくれているだけだろう。カイルは本来は魔法剣士だ。確かに僕には攻撃魔法は効かない。それでも砂で目くらましをかけるとか、地面に凹凸をつけて動きを制限するなんてのは可能だ」
いや、それも違う。
「確かにそういった魔法は使わなかったけれどさ。ただ模擬試合じゃない、そういった事ありの場だったとしても、多分使う余裕や隙は無いと思うぞ。それだけの腕と目をルディは持っている」
本心だ。
もちろん本気でルディに勝とうと思えば、方法はある。
移動魔法や歪曲魔法、瞬間身体加速を使う、剣術の枠を超えた戦い方だ。
これらの魔法を剣術と併用すれば、瞬時に相手の背後に出たり、真っ直ぐ振り下ろした剣の剣先を敵の背後から出したり出来る。
逆に言うとそういう戦い方をしない限り、俺も現状ではルディに完全勝利する事は出来ない。
教会騎士にふさわしい腕の剣士なのだ、ルディは。
問題はルディ本人に、そういった自信が無いこと。
その理由は、此処にいる連中はわかっている。
「わずか2年で追い抜かれた兄弟子が言うのも何だがな。ルディはもっと自信を持っていいと思うぞ。何ならカラバーラへ行ってきて、実際に確かめてみればいい」
カーチスさんの言葉に、ルディは首を横に振る。
「今の僕では無理だ。ナイケ教会の不義理で追い出したようなものだから。そのおかげで教団騎士になった僕が行くのは、やっぱりまずい。教団の体面的にも」
かつてのルディの前には、第二王女だったカレン団長がいた。
ナイケ神の祝福とも言われる攻撃魔法無効のスキル持ちというだけではなく、剣術の面でも稀に見る天才と呼ばれ、次代の教会騎士となるだろうと見られていたカレン団長が。
しかしエールダリア教会の勧告によって、カレン王女は王女の地位を追われ、教会騎士候補からも消えた。
結果、他にただ一人だけ攻撃魔法無効のスキルを持っていたルディが、教会騎士となったのだ。
ルディは途中でカレンさんという目標を失った。
そして教会上層部や世間はルディを、カレン王女の代役という目で見ている。
ルディの実力を、正当に評価していないし出来ていない。
ルディがナイケ教会によって縛られているのも問題だ。
他流試合が出来るのは、祭礼等で俺と模擬試合をする時くらい。
そのくせいナイケ教会内には、ルディの相手を出来る実力者はいない。
そんな環境のせいで、ルディは俺の評価すら信じられなくなっている。
模擬試合という環境だから、そういう理由で。
しかし現状でルディの相手が出来る相手は、俺くらいしかいない。
ルディが自分の実力を正当に評価して、納得出来るようにする方法はひとつ。
納得出来る相手、納得出来る状況で、戦うしかない。
現状でそれが出来るのはカレン団長くらいだろう。
追いつけないまま消えてしまった、かつてのルディの目標。
カーチスさんが行った『カラバーラへ行ってきて、実際に確かめてみればいい』とは、そういう意味だ。
ルディの立場からすれば、実現は困難だろうけれど。
◇◇◇
カーチスさんも含め、皆が酔い潰れて空き部屋で寝た後。
俺とルディは道場主室、つまりルディの公室で、他には聞かせられない話をしていた。
「済まない。まさか犯罪組織と組んでまで、襲撃させるとは思わなかったし気付かなかった」
いや、ルディが謝る筋じゃない。
「悪いのは教会の主流派だろう。それにルディは警告してくれていたんだ。それに実際、こっちは何事もなく済んだしさ。
それでこれから教会上層部はどう動くか、わかれば教えて欲しい」
ルディは頷く。
「襲撃に使った魔道具については、盗まれたと言い訳する事になった。ただ国王庁が素直に納得するとは思っていない。盗まれたという証拠も記録も無い。当たり前だけれど。
かといって証拠隠滅の為に関係者を消したりしたら、その件で捜査される可能性が大きい。だから言い訳をしつつ、シンパの貴族を動かしてなあなあにしようとするしかないだろう。そっちに金を使うことになるから、半年くらいは余分な事は出来ない」
タウフェン公爵から聞いた内容とほぼ同じだ。
「ありがとう。ならこっちも当分は安心という事か」
「多分。ナイケ教会だってそこまでの余裕はない。だからこそ人材や資金の安定確保の為に、国の教育関係を取り込もうとしている」
ナイケ教会も、そこまで余裕がある訳じゃないか。
なら地方貴族なんてのはどうなのだろう。
こう思ったのはもちろん、イレーネの事が頭にあったからだ。
ちょうどルディの実家も、アコルタ家と同じ子爵家だ。
ならちょっと聞いてみよう。
「そういえばルディの実家、フォレンダ子爵家の方は、最近どうなんだ?」
いやルディ、それは違う。
「あの試合そのものは互角だぅた」
これは俺の本心だ。
俺は模擬試合で、偵察魔法と監視魔法を使っている。それでも剣術だけで戦っているルディを攻めきれなかった。
「カイルが僕というか、ナイケ教会的な剣術ルールにあわせてくれているだけだろう。カイルは本来は魔法剣士だ。確かに僕には攻撃魔法は効かない。それでも砂で目くらましをかけるとか、地面に凹凸をつけて動きを制限するなんてのは可能だ」
いや、それも違う。
「確かにそういった魔法は使わなかったけれどさ。ただ模擬試合じゃない、そういった事ありの場だったとしても、多分使う余裕や隙は無いと思うぞ。それだけの腕と目をルディは持っている」
本心だ。
もちろん本気でルディに勝とうと思えば、方法はある。
移動魔法や歪曲魔法、瞬間身体加速を使う、剣術の枠を超えた戦い方だ。
これらの魔法を剣術と併用すれば、瞬時に相手の背後に出たり、真っ直ぐ振り下ろした剣の剣先を敵の背後から出したり出来る。
逆に言うとそういう戦い方をしない限り、俺も現状ではルディに完全勝利する事は出来ない。
教会騎士にふさわしい腕の剣士なのだ、ルディは。
問題はルディ本人に、そういった自信が無いこと。
その理由は、此処にいる連中はわかっている。
「わずか2年で追い抜かれた兄弟子が言うのも何だがな。ルディはもっと自信を持っていいと思うぞ。何ならカラバーラへ行ってきて、実際に確かめてみればいい」
カーチスさんの言葉に、ルディは首を横に振る。
「今の僕では無理だ。ナイケ教会の不義理で追い出したようなものだから。そのおかげで教団騎士になった僕が行くのは、やっぱりまずい。教団の体面的にも」
かつてのルディの前には、第二王女だったカレン団長がいた。
ナイケ神の祝福とも言われる攻撃魔法無効のスキル持ちというだけではなく、剣術の面でも稀に見る天才と呼ばれ、次代の教会騎士となるだろうと見られていたカレン団長が。
しかしエールダリア教会の勧告によって、カレン王女は王女の地位を追われ、教会騎士候補からも消えた。
結果、他にただ一人だけ攻撃魔法無効のスキルを持っていたルディが、教会騎士となったのだ。
ルディは途中でカレンさんという目標を失った。
そして教会上層部や世間はルディを、カレン王女の代役という目で見ている。
ルディの実力を、正当に評価していないし出来ていない。
ルディがナイケ教会によって縛られているのも問題だ。
他流試合が出来るのは、祭礼等で俺と模擬試合をする時くらい。
そのくせいナイケ教会内には、ルディの相手を出来る実力者はいない。
そんな環境のせいで、ルディは俺の評価すら信じられなくなっている。
模擬試合という環境だから、そういう理由で。
しかし現状でルディの相手が出来る相手は、俺くらいしかいない。
ルディが自分の実力を正当に評価して、納得出来るようにする方法はひとつ。
納得出来る相手、納得出来る状況で、戦うしかない。
現状でそれが出来るのはカレン団長くらいだろう。
追いつけないまま消えてしまった、かつてのルディの目標。
カーチスさんが行った『カラバーラへ行ってきて、実際に確かめてみればいい』とは、そういう意味だ。
ルディの立場からすれば、実現は困難だろうけれど。
◇◇◇
カーチスさんも含め、皆が酔い潰れて空き部屋で寝た後。
俺とルディは道場主室、つまりルディの公室で、他には聞かせられない話をしていた。
「済まない。まさか犯罪組織と組んでまで、襲撃させるとは思わなかったし気付かなかった」
いや、ルディが謝る筋じゃない。
「悪いのは教会の主流派だろう。それにルディは警告してくれていたんだ。それに実際、こっちは何事もなく済んだしさ。
それでこれから教会上層部はどう動くか、わかれば教えて欲しい」
ルディは頷く。
「襲撃に使った魔道具については、盗まれたと言い訳する事になった。ただ国王庁が素直に納得するとは思っていない。盗まれたという証拠も記録も無い。当たり前だけれど。
かといって証拠隠滅の為に関係者を消したりしたら、その件で捜査される可能性が大きい。だから言い訳をしつつ、シンパの貴族を動かしてなあなあにしようとするしかないだろう。そっちに金を使うことになるから、半年くらいは余分な事は出来ない」
タウフェン公爵から聞いた内容とほぼ同じだ。
「ありがとう。ならこっちも当分は安心という事か」
「多分。ナイケ教会だってそこまでの余裕はない。だからこそ人材や資金の安定確保の為に、国の教育関係を取り込もうとしている」
ナイケ教会も、そこまで余裕がある訳じゃないか。
なら地方貴族なんてのはどうなのだろう。
こう思ったのはもちろん、イレーネの事が頭にあったからだ。
ちょうどルディの実家も、アコルタ家と同じ子爵家だ。
ならちょっと聞いてみよう。
「そういえばルディの実家、フォレンダ子爵家の方は、最近どうなんだ?」
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