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第3話 開発作業を開始します
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「そう言えば、姿形を変えたのだな。名前も決めたのか」
そうだった。
ここ数年女を捨てていたし、うどんを茹でたら伸びる前に食べなきゃならないから、ついその事を忘れていた。
「ええ、コトーミと名乗ることにしました。服装は以前いた世界の偉人を真似てみたのですが、おかしくはないでしょうか」
「ああ、大丈夫だし似合っている。ただ、コトーミは典型的な『往く神』だったのだな。それが少し意外だった」
キンビーラに服装を肯定して貰えて、取り敢えず一安心。
ただ『往く神』とは何だろう。気になる。
『独自用語だと思われます。一般的な言葉として、『全知』の範囲にはありません』
全知でもわからない事がある訳か。そう思ったところで、キンビーラの次の言葉が来た。
「神とは『御座す』ものだ。しかし、この『御座す』には幾つか意味がある。『居る』の尊敬語、『行く』の尊敬語、『来る』の尊敬語だ」
どうやらこの世界の言語も、日本語と同じような単語があるようだ。
「これはそのまま、神と人との性質なのだろう。そう私は思っている。決まった場所に『居る』神、自ら『行く』神、喚ばれて『来る』神。
私の勝手な分類だが、コトーミは典型的な、自ら『行く』神なのだろう。その格好を見て、そう感じたのだ」
なるほど。確かに私の格好のベースとした弘法大師は『行く』神の一種だろう。
困っている場所に勝手にやってきて、ため池だの井戸だの泉だのを造って去って行くのだから。
「ただ土地神は一般に『居る』神がほとんどだ。その地に居て、護る者だから当然かもしれないが。逆に海神は、私を含めて『来る』神である者が多い。豊漁を祈ったり海難から逃れようとしたり、その場その場で祈られる事が多い存在だから、これもまた当然なのだろう」
なるほど、だからキンビーラは食事で喚べるのか。
つい、そんな事を思ってしまった。
そして私の考えにはおそらく気づかず、キンビーラは更に続ける。
「自ら『行く』神が多いのは、空神だ。彼らは居所さえ定まった場所を持たず、常に空を漂っている。一応定められた空域はあるが、時にはその範囲さえ超えて動いたりもする。彼らの領域、空域とは、土地神や海神にとっての領域とはまた別の概念らしい」
空神という存在は今ひとつわからない。いわゆる気団みたいなものなのだろうか。日本の天候を左右させているシベリア気団と小笠原気団のような。
さて、確かに私のスタイルのベースである弘法大師は、往く神だろう。
しかし私自身についてはどうだろう。
結局実家から出る事無く、大学も職場も実家からという、典型的な子供部屋おばさん。
もちろん死んだ父の方針だの母の介護だの、理由はある。
それでも逃げようと思えば、きっと逃げる道はあった筈だ。
「でも、おそらく『往く神』なのは、私の格好の元にした偉人がそういう存在だったからです。私自身は、あまり動く事がない性格だと思っています」
「確かにそれはあるかもしれない。それに土地神にも、『往く神』である存在はいない訳では無い。いい悪いでは無く、単なる私の感想だと思って欲しい。
さて、今日のお礼の海産物は、何がいいかな」
今日は色々と欲しい物がある。天ぷらの材料と、揚げ蒲鉾の材料。
どこまで頼んでいいか、聞いてみよう。
「すみません。お願いするものは、一種類だけでないと駄目ですか」
「いや、種類が多くても問題は無い。全部で一抱え程度の量であれば大丈夫だ」
うんうん、キンビーラ、気前が良くて有り難い。
なら遠慮無く頼んでしまおう。
「それではまず、エビを12匹お願いします。エビは……」
『コトーミのイメージに近いエビは、こちらではマルスペナと喚ばれています。成体の大きさは概ね15cm程度です』
「この世界でマルスペナと呼ばれているものの成体で、標準的な大きさのもので。あとは……」
全知の助けを借りながら、欲しい物をひととおりお願いしていく。
具体的には天ぷら種として、
○ エビ
○ 穴子
○ イカ
○ キス
そして揚げ蒲鉾用として、
○ イトヨリダイ
と、合計10kg近くを頂いてしまった。
ただし今回は、貰うだけでは住まなかった。
新たな課題が追加されてしまったのだ。
「明日の食事は、セキテツとの境の海岸にしよう。岩が平らにならされた小さな岬がある筈だ。あそこならアルツァーヤも顔を出せる。コトーミは、今回は3柱分の食べ物を調理してくれないか。他の神と一緒に人の食物を食べるなんて機会、滅多に無い。アルツァーヤも喜ぶだろう」
ちょっと待って欲しい。
確かに私は、元香川県の住民だ。しかしうどん県の住民にとって、うどんは特別な食事では無い。日常の食事だ。
たとえば香川県の公立高校なら、大抵どこの高校も、うどん用の麺茹で機と麺ザルが置いてあると思う。
これはうどんが昼食として一般的だからこそ、こうなっているのだ。
うどんは特別な食事では無い。
特別な食事としてありがたがって夕食や来客時に食べるのは、観光客か物好きだけだ。
「2回も一緒に食べていただいて何ですが、神様に食べていただくものとしては、私の食事は簡素すぎて申し訳ない気がします。うどんはハレの日の料理ではありあせんから」
「いや、普段の日の料理で肩肘張らないのが良いのだ。肩肘はった献上ものみたいな料理は、神職だの信者だのに供される事があるが、普段の料理なんてのは出てこないからな。それが異世界の料理であるなら、なおさらだ」
そこまで言われると、私としては何も言えない。
「わかりました。それでは今日いただいた素材も使って、3柱分、作って参ります。時間はどれくらいが宜しいでしょうか」
「わかりやすいという事で、お昼前後ではどうだろう」
『この世界では、正確で細かい時間というものは普及していません。なのでお昼前後といった場合、午前11時から午後2時過ぎ程度までの、広い時間帯のどこかを指します』
なるほど。私みたいな、24時間制の感覚では生きていないという事か。
神だから、そういった、こせこせとした時間にしばられる必要はないのだろう。
「わかりました。それでは明日お昼に、セキテツとの境の海岸にしましょう。岩だらけの小さな岬へ向かいます」
「ありがとう。楽しみにしている」
困った事にこういった時でも、キンビーラの笑顔は、かなり魅力的だったりする。
今の私は神であり、性別関係ない存在というのはわかっているけれど、それでもドキリとしてしまうのだ。
そうだった。
ここ数年女を捨てていたし、うどんを茹でたら伸びる前に食べなきゃならないから、ついその事を忘れていた。
「ええ、コトーミと名乗ることにしました。服装は以前いた世界の偉人を真似てみたのですが、おかしくはないでしょうか」
「ああ、大丈夫だし似合っている。ただ、コトーミは典型的な『往く神』だったのだな。それが少し意外だった」
キンビーラに服装を肯定して貰えて、取り敢えず一安心。
ただ『往く神』とは何だろう。気になる。
『独自用語だと思われます。一般的な言葉として、『全知』の範囲にはありません』
全知でもわからない事がある訳か。そう思ったところで、キンビーラの次の言葉が来た。
「神とは『御座す』ものだ。しかし、この『御座す』には幾つか意味がある。『居る』の尊敬語、『行く』の尊敬語、『来る』の尊敬語だ」
どうやらこの世界の言語も、日本語と同じような単語があるようだ。
「これはそのまま、神と人との性質なのだろう。そう私は思っている。決まった場所に『居る』神、自ら『行く』神、喚ばれて『来る』神。
私の勝手な分類だが、コトーミは典型的な、自ら『行く』神なのだろう。その格好を見て、そう感じたのだ」
なるほど。確かに私の格好のベースとした弘法大師は『行く』神の一種だろう。
困っている場所に勝手にやってきて、ため池だの井戸だの泉だのを造って去って行くのだから。
「ただ土地神は一般に『居る』神がほとんどだ。その地に居て、護る者だから当然かもしれないが。逆に海神は、私を含めて『来る』神である者が多い。豊漁を祈ったり海難から逃れようとしたり、その場その場で祈られる事が多い存在だから、これもまた当然なのだろう」
なるほど、だからキンビーラは食事で喚べるのか。
つい、そんな事を思ってしまった。
そして私の考えにはおそらく気づかず、キンビーラは更に続ける。
「自ら『行く』神が多いのは、空神だ。彼らは居所さえ定まった場所を持たず、常に空を漂っている。一応定められた空域はあるが、時にはその範囲さえ超えて動いたりもする。彼らの領域、空域とは、土地神や海神にとっての領域とはまた別の概念らしい」
空神という存在は今ひとつわからない。いわゆる気団みたいなものなのだろうか。日本の天候を左右させているシベリア気団と小笠原気団のような。
さて、確かに私のスタイルのベースである弘法大師は、往く神だろう。
しかし私自身についてはどうだろう。
結局実家から出る事無く、大学も職場も実家からという、典型的な子供部屋おばさん。
もちろん死んだ父の方針だの母の介護だの、理由はある。
それでも逃げようと思えば、きっと逃げる道はあった筈だ。
「でも、おそらく『往く神』なのは、私の格好の元にした偉人がそういう存在だったからです。私自身は、あまり動く事がない性格だと思っています」
「確かにそれはあるかもしれない。それに土地神にも、『往く神』である存在はいない訳では無い。いい悪いでは無く、単なる私の感想だと思って欲しい。
さて、今日のお礼の海産物は、何がいいかな」
今日は色々と欲しい物がある。天ぷらの材料と、揚げ蒲鉾の材料。
どこまで頼んでいいか、聞いてみよう。
「すみません。お願いするものは、一種類だけでないと駄目ですか」
「いや、種類が多くても問題は無い。全部で一抱え程度の量であれば大丈夫だ」
うんうん、キンビーラ、気前が良くて有り難い。
なら遠慮無く頼んでしまおう。
「それではまず、エビを12匹お願いします。エビは……」
『コトーミのイメージに近いエビは、こちらではマルスペナと喚ばれています。成体の大きさは概ね15cm程度です』
「この世界でマルスペナと呼ばれているものの成体で、標準的な大きさのもので。あとは……」
全知の助けを借りながら、欲しい物をひととおりお願いしていく。
具体的には天ぷら種として、
○ エビ
○ 穴子
○ イカ
○ キス
そして揚げ蒲鉾用として、
○ イトヨリダイ
と、合計10kg近くを頂いてしまった。
ただし今回は、貰うだけでは住まなかった。
新たな課題が追加されてしまったのだ。
「明日の食事は、セキテツとの境の海岸にしよう。岩が平らにならされた小さな岬がある筈だ。あそこならアルツァーヤも顔を出せる。コトーミは、今回は3柱分の食べ物を調理してくれないか。他の神と一緒に人の食物を食べるなんて機会、滅多に無い。アルツァーヤも喜ぶだろう」
ちょっと待って欲しい。
確かに私は、元香川県の住民だ。しかしうどん県の住民にとって、うどんは特別な食事では無い。日常の食事だ。
たとえば香川県の公立高校なら、大抵どこの高校も、うどん用の麺茹で機と麺ザルが置いてあると思う。
これはうどんが昼食として一般的だからこそ、こうなっているのだ。
うどんは特別な食事では無い。
特別な食事としてありがたがって夕食や来客時に食べるのは、観光客か物好きだけだ。
「2回も一緒に食べていただいて何ですが、神様に食べていただくものとしては、私の食事は簡素すぎて申し訳ない気がします。うどんはハレの日の料理ではありあせんから」
「いや、普段の日の料理で肩肘張らないのが良いのだ。肩肘はった献上ものみたいな料理は、神職だの信者だのに供される事があるが、普段の料理なんてのは出てこないからな。それが異世界の料理であるなら、なおさらだ」
そこまで言われると、私としては何も言えない。
「わかりました。それでは今日いただいた素材も使って、3柱分、作って参ります。時間はどれくらいが宜しいでしょうか」
「わかりやすいという事で、お昼前後ではどうだろう」
『この世界では、正確で細かい時間というものは普及していません。なのでお昼前後といった場合、午前11時から午後2時過ぎ程度までの、広い時間帯のどこかを指します』
なるほど。私みたいな、24時間制の感覚では生きていないという事か。
神だから、そういった、こせこせとした時間にしばられる必要はないのだろう。
「わかりました。それでは明日お昼に、セキテツとの境の海岸にしましょう。岩だらけの小さな岬へ向かいます」
「ありがとう。楽しみにしている」
困った事にこういった時でも、キンビーラの笑顔は、かなり魅力的だったりする。
今の私は神であり、性別関係ない存在というのはわかっているけれど、それでもドキリとしてしまうのだ。
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