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初のお友達ゲット!!
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目の前の女神様もとい、アウラお姉ちゃんはとてもテンションが上がっていて、それに満足そうな顔をしています。
そんなに、お姉ちゃんと呼ばれるのはうれしいんですかね?
「ふふふ、私お姉ちゃんって呼ばれるのに憧れてたの!
それに、かわいいかわいい妹が欲しかったのよね♪」
そうアウラお姉ちゃんは言いながら、わたしの頭を撫でています。
確かにわたしも妹や弟が欲しいという気持ちはわかるので、喜んでくれたならよかったです。
そ、それに、アウラお姉ちゃんと呼んでいますが、お姉ちゃんのようなお友達と思ってもいいんでしょうか?
わたしはこの世界でまだ友達がいないので、友達になってくれたら嬉しいんですよね。
「あ、あのアウラお姉ちゃん。」
「なぁに?ルーナどうしたの?」
「えっと、アウラお姉ちゃん。
わたしとお友達になってください!」
わたしは、拒否されたらと思う恐怖と恥ずかしさと、期待でアウラお姉ちゃんを見ることができず、下を向きました。
ドキドキしながら待っても、返事が返ってきません。
やっぱり、迷惑だったんでしょうか?
それとも、調子に乗りすぎたでしょうか?
期待のドキドキはどんどん萎んでいき、恐怖によりドクドクと心臓が嫌な音をたてます。
「……っ。
す、すいません。調子に乗りすぎですよね。友達だなんて……。
それに、わたしなんかと友達なんて迷惑だし、嫌ですよね!
今の言葉は忘れてください。
もう、こんなこと言いませんか「ちょ、ちょっと待って!!違う!嫌なんかじゃないから!
友達になってなんて初めて言ってもらえたから、びっくりしちゃって……。
本当に現実なのかと思っちゃっただけなの。
ほんとに嬉しいわ!友達になりましょう!」」
アウラお姉ちゃんは、わたしの言葉に被せるように言いました。
その言葉が、嫌じゃないと友達になってくれると言ってくれたことが、とても嬉しくて涙が出そうでした。
「アウラお姉ちゃん、ありがとうっ!わたしまだ、友達がいなかったからとっても嬉しいです!
アウラお姉ちゃんが、わたしのこの世界で初めての友達です!
これからよろしくお願いします!!」
「私にとっても、ルーナは初めての友達よ!
友達になってくれてありがとう!
もう、友達だから敬語は禁止ね!
あと、お姉ちゃんもなくていいわ。
アウラって呼んで欲しいの。」
「はい、じゃなくて……うん!
わかったよアウラ!!」
アウラは、顔を真っ赤にし照れながら呼び捨てにしていいと言ってくれました。
にしても、照れたアウラ、むちゃくちゃ可愛すぎます!!
それに、言葉遣いも最初らへんと全然違います。
こっちが素みたいですね。
さっきまで、話し方などが凛として大人っぽく、綺麗だったアウラですが、素は少し子供っぽくてとっても可愛らしいです。
ほんとにギャップ萌えですよね!
始めとの中身の違いがすごいです(笑)
でも、素を見せてくれるのがとても嬉しいです。
「あっ!そうだ!」
いきなり、アウラはそう言って目をキラキラさせてます。
いったいどうしたんでしょうか?
そう思っていると、いきなりアウラが縮みました。
いえ、言い方が悪いですね。
アウラは若返り、わたしと同じくらいの子どもに姿を変えました。
「ふぅ、うん!友達なんだから同じくらいがいいわよね!」
そう機嫌よく言いながらわたしに抱きついてきました。
軽くだったので、わたしはしっかりと受け止めました。
「小さいアウラも可愛いよ!
大人の姿は綺麗だったけど、子どもの姿は綺麗さもあるけど、可愛いって感じだね!」
そうわたしが言うと、アウラは顔を真っ赤にして、はにかみました。
アウラはわたしを見て、
「ルーナもと~ってもかわいいわ!こんなに可愛い友達ができて幸せよ!!」
「わたしも幸せだよ!」
私たちはそう言って、相手の顔を見て笑いあいました。
しかし、当たり前のことですが終わりの時間はやってきました。
「あっ!もうこんな時間!
そろそろルーナを返さなきゃ。
はぁ~楽しい時間は経つのが速いわ!」
「えっ?まだアウラといっぱい一緒にいたかったなぁ~。」
わたしたちは、まだまだ一緒にいたくて、ショボーンと落ち込んでいました。
「あっ!いいことを思いついたわ!」
と、いきなりアウラがそう言って目を輝かせています。
「……?なになに?どんなこと?」
わたしがそう尋ねるとアウラは待ってましたと言わんばかりに、話だしました。
「わたしがそっちに行くわ!!
そうすれば、これからたくさん一緒にいれるでしょ?」
「えっ!アウラ仕事は大丈夫なの?!」
わたしが心配になってそうきくと、アウラはドヤ顔をしながら言いました。
「大丈夫よ!そんなにすることないし、あってもちょっとしたことくらい部下に任せるわ!
逆に今まで私が仕事をしすぎてたのよ!
暇で部下の仕事までしてたから、部下も何も言わないわ!」
女神様って意外と暇なんですね。
でも、それならよかったです!
わたしのことは、異常事態だったので忙しかったんですね。
部下さん達、頑張ってください!
「あ、でも、わたしは貴族だからそんなにぽんぽんとは会えないよ?
それに会う人とか友達もどうしても限られちゃうし……。」
「そこも大丈夫よ!
わたしはルーナの家にお世話になれるようにするから!
そしたら一緒にいれるでしょ?」
えっ!?そんなことできるんですね!
ただ、どうやるんでしょう?
「え?でも、どうやって……?」
「ふふふ、それはその時のお楽しみよ!」
お楽しみですか。
なら、期待して待っておきましょう。
「わかった!これからよろしくね!」
「ええ!こちらこそ!
じゃあそろそろ帰すわね!
またねルーナ!」
「今日はありがとう!
アウラばいば~い!」
楽しみがまたひとつ増えました!
アウラにも、地球の料理やお菓子を今度作って食べさせてあげたいですね!
そんなに、お姉ちゃんと呼ばれるのはうれしいんですかね?
「ふふふ、私お姉ちゃんって呼ばれるのに憧れてたの!
それに、かわいいかわいい妹が欲しかったのよね♪」
そうアウラお姉ちゃんは言いながら、わたしの頭を撫でています。
確かにわたしも妹や弟が欲しいという気持ちはわかるので、喜んでくれたならよかったです。
そ、それに、アウラお姉ちゃんと呼んでいますが、お姉ちゃんのようなお友達と思ってもいいんでしょうか?
わたしはこの世界でまだ友達がいないので、友達になってくれたら嬉しいんですよね。
「あ、あのアウラお姉ちゃん。」
「なぁに?ルーナどうしたの?」
「えっと、アウラお姉ちゃん。
わたしとお友達になってください!」
わたしは、拒否されたらと思う恐怖と恥ずかしさと、期待でアウラお姉ちゃんを見ることができず、下を向きました。
ドキドキしながら待っても、返事が返ってきません。
やっぱり、迷惑だったんでしょうか?
それとも、調子に乗りすぎたでしょうか?
期待のドキドキはどんどん萎んでいき、恐怖によりドクドクと心臓が嫌な音をたてます。
「……っ。
す、すいません。調子に乗りすぎですよね。友達だなんて……。
それに、わたしなんかと友達なんて迷惑だし、嫌ですよね!
今の言葉は忘れてください。
もう、こんなこと言いませんか「ちょ、ちょっと待って!!違う!嫌なんかじゃないから!
友達になってなんて初めて言ってもらえたから、びっくりしちゃって……。
本当に現実なのかと思っちゃっただけなの。
ほんとに嬉しいわ!友達になりましょう!」」
アウラお姉ちゃんは、わたしの言葉に被せるように言いました。
その言葉が、嫌じゃないと友達になってくれると言ってくれたことが、とても嬉しくて涙が出そうでした。
「アウラお姉ちゃん、ありがとうっ!わたしまだ、友達がいなかったからとっても嬉しいです!
アウラお姉ちゃんが、わたしのこの世界で初めての友達です!
これからよろしくお願いします!!」
「私にとっても、ルーナは初めての友達よ!
友達になってくれてありがとう!
もう、友達だから敬語は禁止ね!
あと、お姉ちゃんもなくていいわ。
アウラって呼んで欲しいの。」
「はい、じゃなくて……うん!
わかったよアウラ!!」
アウラは、顔を真っ赤にし照れながら呼び捨てにしていいと言ってくれました。
にしても、照れたアウラ、むちゃくちゃ可愛すぎます!!
それに、言葉遣いも最初らへんと全然違います。
こっちが素みたいですね。
さっきまで、話し方などが凛として大人っぽく、綺麗だったアウラですが、素は少し子供っぽくてとっても可愛らしいです。
ほんとにギャップ萌えですよね!
始めとの中身の違いがすごいです(笑)
でも、素を見せてくれるのがとても嬉しいです。
「あっ!そうだ!」
いきなり、アウラはそう言って目をキラキラさせてます。
いったいどうしたんでしょうか?
そう思っていると、いきなりアウラが縮みました。
いえ、言い方が悪いですね。
アウラは若返り、わたしと同じくらいの子どもに姿を変えました。
「ふぅ、うん!友達なんだから同じくらいがいいわよね!」
そう機嫌よく言いながらわたしに抱きついてきました。
軽くだったので、わたしはしっかりと受け止めました。
「小さいアウラも可愛いよ!
大人の姿は綺麗だったけど、子どもの姿は綺麗さもあるけど、可愛いって感じだね!」
そうわたしが言うと、アウラは顔を真っ赤にして、はにかみました。
アウラはわたしを見て、
「ルーナもと~ってもかわいいわ!こんなに可愛い友達ができて幸せよ!!」
「わたしも幸せだよ!」
私たちはそう言って、相手の顔を見て笑いあいました。
しかし、当たり前のことですが終わりの時間はやってきました。
「あっ!もうこんな時間!
そろそろルーナを返さなきゃ。
はぁ~楽しい時間は経つのが速いわ!」
「えっ?まだアウラといっぱい一緒にいたかったなぁ~。」
わたしたちは、まだまだ一緒にいたくて、ショボーンと落ち込んでいました。
「あっ!いいことを思いついたわ!」
と、いきなりアウラがそう言って目を輝かせています。
「……?なになに?どんなこと?」
わたしがそう尋ねるとアウラは待ってましたと言わんばかりに、話だしました。
「わたしがそっちに行くわ!!
そうすれば、これからたくさん一緒にいれるでしょ?」
「えっ!アウラ仕事は大丈夫なの?!」
わたしが心配になってそうきくと、アウラはドヤ顔をしながら言いました。
「大丈夫よ!そんなにすることないし、あってもちょっとしたことくらい部下に任せるわ!
逆に今まで私が仕事をしすぎてたのよ!
暇で部下の仕事までしてたから、部下も何も言わないわ!」
女神様って意外と暇なんですね。
でも、それならよかったです!
わたしのことは、異常事態だったので忙しかったんですね。
部下さん達、頑張ってください!
「あ、でも、わたしは貴族だからそんなにぽんぽんとは会えないよ?
それに会う人とか友達もどうしても限られちゃうし……。」
「そこも大丈夫よ!
わたしはルーナの家にお世話になれるようにするから!
そしたら一緒にいれるでしょ?」
えっ!?そんなことできるんですね!
ただ、どうやるんでしょう?
「え?でも、どうやって……?」
「ふふふ、それはその時のお楽しみよ!」
お楽しみですか。
なら、期待して待っておきましょう。
「わかった!これからよろしくね!」
「ええ!こちらこそ!
じゃあそろそろ帰すわね!
またねルーナ!」
「今日はありがとう!
アウラばいば~い!」
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