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森の中を
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わたしは周りを見回して、ちょうど良さそうな木の枝を拾った。
それから道を歩くか、少し森の中を歩くか考え、どんな世界かどんな人がいるかなどを見てからにしようと決めた。
もし道を歩いていて人と出会ったとき、服装で怪しい人物だと警察のようなところに突き出されて、牢屋などに入れられたらたまったもんじゃない。
道がちゃんと見えるくらい森に入って道なりに歩く。
はっきり言って歩きにくい。日本ではこんな森の中を歩くことはないから大変だ。
それに野生の動物や何か虫とかにも気をつけないと。
いっとき歩いていると斜め前らへんの草むらが、ガサガサッとなり目の前に日本のうさぎより1回りくらい大きめのベージュ色?のうさぎが出てきた。
わたしはそのうさぎに見覚えがあった。
というか、似たようなうさぎを見たことがある。
それは、前世の世界でいた魔物の1種だ。
ダッシュラビットという名前で、その名の通りすごい速さで走る魔物だ。
何にしても目の前のうさぎは地球のうさぎとは違うだろうと思い、警戒したまま木の枝を構えた。
そのうさぎはわたしに気がつくと、すごい速さで走って突進してきた。
これは前世のダッシュラビットと同じである。
なので試しに前世と同じような倒し方をしてみた。
うさぎの突進がこちらに当たる前に横に避け、木かなにか硬いものにぶつけさせて、ふらふらなってる時に止めをさすというやりかただ。
ダッシュラビット(仮)がもう止まれないくらい近くに来てから、横に避ける。
すると狙い通りダッシュラビットは頭を木にぶつけ、ふらふらとなった。
わたしは木の枝でうさぎの首を強く叩いた。
すると首の骨が折れたようで、ダッシュラビットはぴくぴくとしか動かなくなった。
ふ~いやほんとに前世の記憶があって良かった。
なかったら絶対倒せなかった。
それにしても、このダッシュラビットどうしよう。
たぶん食べられるよね?
〈チャラララーン〉
〈レベルが上がりました。ステータスをご確認ください。〉
いきなり、まるでRPGのような音と声が頭の中に直接聞こえてくる感じがした。
前世の世界でもこんなのはなかった。
ということはここは前世とはやっぱり違う世界なのだろうか。
それとも世界関係なく、転移人のわたしにだけ聞こえるのだろうか。
とりあえず、ステータスの確認をすることにした。
ちょっと、いや、かなり恥ずかしいが「ステータス」と言ってみた。
すると目の前に薄いRPGのステータスみたいな、薄い液晶パネル?みたいなものがでてきた。
そこには、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
柳橋 凜莉 (前世:リリーナ・フェンディ)
年齢 17 性別 女
Lv.3
HP 150/150
MP 500/500
適性魔法属性
全属性
基本属性(火、水、風、土、光、闇、空間)
進化属性(炎、氷、嵐、大地、聖、重力、時空)
補助魔法、生活魔法、防御魔法
スキル
・鑑定
・テイム
・詠唱省略
・詠唱破棄
・自動回復
・索敵
・隠密
・マップ
・気配察知
・魔力察知
・召喚
称号
・世界を渡りし者
加護
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
え?なにこれぇぇぇえええ!?
なんでこんなものが……
HPとMPの差がすごいんだけど……
それにスキル多いな。それに前世のわたしが持っていたものがある。
それよりも、魔法あるんだこの世界。
それに前世と同じ属性だ……。
わたしは前世でも全属性使えてたから、今も使えるのかな?
まぁ……前世のわたしはチートだったな。
あ、彼もかな?
わたしは魔法がチートだった。
彼は身体能力がチートだった。
だから、お互いに補い合っていたいい組み合わせだった。
あ~困ったなぁ
異世界っていうことと、前世の世界に似てるからか、彼のことばかり思い出してしまう。
今はこれからのことを考えないとね!
あっ……ダッシュラビットのこと忘れてた。
どーしよう。
手で運ぶのも無理だし、置いていくのもなぁ~
こういう時ゲームなら持たなくてもいいのに……ああっ!あれがあった!
前世と同じ魔法が使えるなら……
『アイテムボックス』
おっ!できた!!
これで持ち運びが便利!
それから道を歩くか、少し森の中を歩くか考え、どんな世界かどんな人がいるかなどを見てからにしようと決めた。
もし道を歩いていて人と出会ったとき、服装で怪しい人物だと警察のようなところに突き出されて、牢屋などに入れられたらたまったもんじゃない。
道がちゃんと見えるくらい森に入って道なりに歩く。
はっきり言って歩きにくい。日本ではこんな森の中を歩くことはないから大変だ。
それに野生の動物や何か虫とかにも気をつけないと。
いっとき歩いていると斜め前らへんの草むらが、ガサガサッとなり目の前に日本のうさぎより1回りくらい大きめのベージュ色?のうさぎが出てきた。
わたしはそのうさぎに見覚えがあった。
というか、似たようなうさぎを見たことがある。
それは、前世の世界でいた魔物の1種だ。
ダッシュラビットという名前で、その名の通りすごい速さで走る魔物だ。
何にしても目の前のうさぎは地球のうさぎとは違うだろうと思い、警戒したまま木の枝を構えた。
そのうさぎはわたしに気がつくと、すごい速さで走って突進してきた。
これは前世のダッシュラビットと同じである。
なので試しに前世と同じような倒し方をしてみた。
うさぎの突進がこちらに当たる前に横に避け、木かなにか硬いものにぶつけさせて、ふらふらなってる時に止めをさすというやりかただ。
ダッシュラビット(仮)がもう止まれないくらい近くに来てから、横に避ける。
すると狙い通りダッシュラビットは頭を木にぶつけ、ふらふらとなった。
わたしは木の枝でうさぎの首を強く叩いた。
すると首の骨が折れたようで、ダッシュラビットはぴくぴくとしか動かなくなった。
ふ~いやほんとに前世の記憶があって良かった。
なかったら絶対倒せなかった。
それにしても、このダッシュラビットどうしよう。
たぶん食べられるよね?
〈チャラララーン〉
〈レベルが上がりました。ステータスをご確認ください。〉
いきなり、まるでRPGのような音と声が頭の中に直接聞こえてくる感じがした。
前世の世界でもこんなのはなかった。
ということはここは前世とはやっぱり違う世界なのだろうか。
それとも世界関係なく、転移人のわたしにだけ聞こえるのだろうか。
とりあえず、ステータスの確認をすることにした。
ちょっと、いや、かなり恥ずかしいが「ステータス」と言ってみた。
すると目の前に薄いRPGのステータスみたいな、薄い液晶パネル?みたいなものがでてきた。
そこには、
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柳橋 凜莉 (前世:リリーナ・フェンディ)
年齢 17 性別 女
Lv.3
HP 150/150
MP 500/500
適性魔法属性
全属性
基本属性(火、水、風、土、光、闇、空間)
進化属性(炎、氷、嵐、大地、聖、重力、時空)
補助魔法、生活魔法、防御魔法
スキル
・鑑定
・テイム
・詠唱省略
・詠唱破棄
・自動回復
・索敵
・隠密
・マップ
・気配察知
・魔力察知
・召喚
称号
・世界を渡りし者
加護
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え?なにこれぇぇぇえええ!?
なんでこんなものが……
HPとMPの差がすごいんだけど……
それにスキル多いな。それに前世のわたしが持っていたものがある。
それよりも、魔法あるんだこの世界。
それに前世と同じ属性だ……。
わたしは前世でも全属性使えてたから、今も使えるのかな?
まぁ……前世のわたしはチートだったな。
あ、彼もかな?
わたしは魔法がチートだった。
彼は身体能力がチートだった。
だから、お互いに補い合っていたいい組み合わせだった。
あ~困ったなぁ
異世界っていうことと、前世の世界に似てるからか、彼のことばかり思い出してしまう。
今はこれからのことを考えないとね!
あっ……ダッシュラビットのこと忘れてた。
どーしよう。
手で運ぶのも無理だし、置いていくのもなぁ~
こういう時ゲームなら持たなくてもいいのに……ああっ!あれがあった!
前世と同じ魔法が使えるなら……
『アイテムボックス』
おっ!できた!!
これで持ち運びが便利!
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