5 / 16
うん、この転移って神様関係してるんじゃない?
しおりを挟む
わたしは硬貨を受け取って、ここがわたしの前世の世界だとわかり、少しだけ固まっていた。
肉屋さんに、「おい?どうした?」と言われてはっと我に返り、「いいえ、なんでもありません」と笑って誤魔化した。
そして、お礼を言い店を後にした。
その後、そのままミリーちゃんのお家に行った。
わたしは何でもないような振りをしているが、今とても混乱している。
ここが、まさかわたしの前世の世界だなんて……。まさかここまでいろんなものが同じで、違う世界ですよ。ということはさすがに無いよね。
しかも国も一緒みたいだね。
あの硬貨はわたしがいたウィラリア王国のものだった。
でも、わたしが死んだ時とどのくらい違うんだろう?
何十年、もしくは100年200年はたっているのだろうか?
それとも、もしかしたら同じくらいか生きていたときよりも前なのか。
あー、頭がぐるぐるする。考えないといけないのに、考えがまとまらない。
あ、今は何年かミリーちゃんに聞けばいいんだ!
「ミリーちゃん、聞きたいことがあるんだけどちょっといいかな?」
「ん?いいよー!なになに?」
「今って何年の何月何日だっけ?」
「え?今は黒曜暦857年氷の月7日だよ?ついでにいうと光の日だよ。」
「え!?」
「えぇ?どうかしたの?」
「ううん、何でもないよ!ありがとね!」
「?、うん!何かあればまた聞いてね!」
ええ?黒曜暦857年氷の月7日!?
うそでしょ!?わたしが死んだ日から1年しかたっていないの?!
しかも、1年ちょうどだなんて……。
偶然?それとも……?
この世界は、1週間が6日で1ヶ月が5週間、1年が12ヶ月の360日。
月は、1月が闇月、2月が火月、3月が炎月、4月が水月、5月が氷月、6月が風月、7月が嵐月、8月が土月、9月が地月、10月が光月、11月が聖月、12月が空間月
となっている。
曜日は、闇の日、火の日、水の日、風の日、土の日、光の日
となっている。
わたしは混乱しつつも、自分が分かる時代であることに安堵した。
わたしは落ち着いて、余裕ができたので改めていろいろなことの確認をすることにした。
まずはアイテムボックスを確認する。
今は空いてる部屋を借り、誰もいないので取り出すことにする。
まずはバックを取り出す。
すると最初は混乱していたからか気づいていなかった、不思議なことに気づいた。
それは、バックが異様に軽いということ。
中に入れたものに対して、軽すぎる。
まるで何も入っていないかのよう。
でも、開けてみると確かに物は入っている。
……もしかすると、マジックバックになってるの?
そう思い、試しに適当に物を入れてみる。
すると、普通では入らない量が入っていった。
ほんとになってるとは……。
バックのことは置いといて、次は財布を見てみる。
するとそこには硬貨が入っていた。
え?なんで?
しかもこっちもマジックバックのようになっているみたい。
硬貨の量が多い。
いや、ほんとになんで?……というか、なにこれ?
わたしがお金を数えて、計算してみると、なんとわたしの前世のだいたいの全財産と地球での全財産を足したくらいの金額だった。
え?どうして、前世の全財産を覚えているのかって?
死ぬ前にちょうど確認したからだよ!
ちくしょう!それで、転生した後に死ぬんだったら、もっと使っておけばよかった!って後悔したからだよ!(泣)
まぁ、前世は結構稼いでたし、地球ではうちはまぁ裕福な家庭だったから、お小遣いが多かったし、働きたくてバイトもしてたから、貯金は結構な金額だった。
結論をいうと、すんごい金額でお金持ちってことだね。
で、思ったことがある。
うん、この転移って神様関係してるんじゃない?
肉屋さんに、「おい?どうした?」と言われてはっと我に返り、「いいえ、なんでもありません」と笑って誤魔化した。
そして、お礼を言い店を後にした。
その後、そのままミリーちゃんのお家に行った。
わたしは何でもないような振りをしているが、今とても混乱している。
ここが、まさかわたしの前世の世界だなんて……。まさかここまでいろんなものが同じで、違う世界ですよ。ということはさすがに無いよね。
しかも国も一緒みたいだね。
あの硬貨はわたしがいたウィラリア王国のものだった。
でも、わたしが死んだ時とどのくらい違うんだろう?
何十年、もしくは100年200年はたっているのだろうか?
それとも、もしかしたら同じくらいか生きていたときよりも前なのか。
あー、頭がぐるぐるする。考えないといけないのに、考えがまとまらない。
あ、今は何年かミリーちゃんに聞けばいいんだ!
「ミリーちゃん、聞きたいことがあるんだけどちょっといいかな?」
「ん?いいよー!なになに?」
「今って何年の何月何日だっけ?」
「え?今は黒曜暦857年氷の月7日だよ?ついでにいうと光の日だよ。」
「え!?」
「えぇ?どうかしたの?」
「ううん、何でもないよ!ありがとね!」
「?、うん!何かあればまた聞いてね!」
ええ?黒曜暦857年氷の月7日!?
うそでしょ!?わたしが死んだ日から1年しかたっていないの?!
しかも、1年ちょうどだなんて……。
偶然?それとも……?
この世界は、1週間が6日で1ヶ月が5週間、1年が12ヶ月の360日。
月は、1月が闇月、2月が火月、3月が炎月、4月が水月、5月が氷月、6月が風月、7月が嵐月、8月が土月、9月が地月、10月が光月、11月が聖月、12月が空間月
となっている。
曜日は、闇の日、火の日、水の日、風の日、土の日、光の日
となっている。
わたしは混乱しつつも、自分が分かる時代であることに安堵した。
わたしは落ち着いて、余裕ができたので改めていろいろなことの確認をすることにした。
まずはアイテムボックスを確認する。
今は空いてる部屋を借り、誰もいないので取り出すことにする。
まずはバックを取り出す。
すると最初は混乱していたからか気づいていなかった、不思議なことに気づいた。
それは、バックが異様に軽いということ。
中に入れたものに対して、軽すぎる。
まるで何も入っていないかのよう。
でも、開けてみると確かに物は入っている。
……もしかすると、マジックバックになってるの?
そう思い、試しに適当に物を入れてみる。
すると、普通では入らない量が入っていった。
ほんとになってるとは……。
バックのことは置いといて、次は財布を見てみる。
するとそこには硬貨が入っていた。
え?なんで?
しかもこっちもマジックバックのようになっているみたい。
硬貨の量が多い。
いや、ほんとになんで?……というか、なにこれ?
わたしがお金を数えて、計算してみると、なんとわたしの前世のだいたいの全財産と地球での全財産を足したくらいの金額だった。
え?どうして、前世の全財産を覚えているのかって?
死ぬ前にちょうど確認したからだよ!
ちくしょう!それで、転生した後に死ぬんだったら、もっと使っておけばよかった!って後悔したからだよ!(泣)
まぁ、前世は結構稼いでたし、地球ではうちはまぁ裕福な家庭だったから、お小遣いが多かったし、働きたくてバイトもしてたから、貯金は結構な金額だった。
結論をいうと、すんごい金額でお金持ちってことだね。
で、思ったことがある。
うん、この転移って神様関係してるんじゃない?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜
具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」
居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。
幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。
そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。
しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。
そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。
盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。
※表紙はAIです
猫なので、もう働きません。
具なっしー
恋愛
不老不死が実現した日本。600歳まで社畜として働き続けた私、佐々木ひまり。
やっと安楽死できると思ったら――普通に苦しいし、目が覚めたら猫になっていた!?
しかもここは女性が極端に少ない世界。
イケオジ貴族に拾われ、猫幼女として溺愛される日々が始まる。
「もう頑張らない」って決めたのに、また頑張っちゃう私……。
これは、社畜上がりの猫幼女が“だらだらしながら溺愛される”物語。
※表紙はAI画像です
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる